ソケットおよび照明器具

著者らは特許

H01R33/08 - 筒状螢光灯を支持するためのもの

の所有者の特許 JP2014139899:

Toshiba Lighting & Technology Corp
東芝ライテック株式会社

 

【課題】不適合な直管形ランプが電気的に接続されるのを防止できるソケットを提供する。
【解決手段】ソケット14は、直管形ランプの口金から突設された一対のランプピンを挿入し、装着位置に回転させることで、直管形ランプを装着する。ソケット本体41の外側面に一対のランプピンが挿入される挿入口49を設ける。ソケット本体41の外側面に交差する前面に、挿入口49と連通し、挿入口49から挿入された一対のランプピンが装着位置に回転される開口部50を設ける。ソケット本体41内に、装着位置に回転された一対のランプピンがそれぞれ接続される一対の端子43を配設する。ソケット本体41の開口部50に、回転子42を回転可能に配置する。回転子42は、挿入口49から挿入された一対のランプピンとともに回転し、一対の端子43間の間隔を押し広げる。
【選択図】図1

 

 

本発明の実施形態は、直管形ランプを接続するソケット、およびこのソケットを用いた照明器具に関する。
従来、直管形ランプの口金およびこの口金を装着するソケットには、複数種類の規格があり、互いに適合した直管形ランプとソケットと組み合わせて使用することにより、直管形ランプとソケットを用いた器具側との電気特性が一致し、直管形ランプを正常点灯できる。
直管形ランプの口金は各規格とも一対のランプピンを備えているため、組み合わせが不適合な直管形ランプが装着できないようにソケットを構成したものもある。
特開2012−14831号公報
しかしながら、各規格では口金の一対のランプピンのピッチに一定の範囲があるため、その規格の範囲内であっても、一対のランプピンのピッチによっては、組み合わせが不適合な直管形ランプがソケットに装着できてしまい、その直管形ランプの一対のランプピンがソケットの一対の端子に電気的に接続され、直管形ランプとソケットを用いた器具側とで電気特性の不一致が生じるおそれがある。
本発明が解決しようとする課題は、不適合な直管形ランプが電気的に接続されるのを防止できるソケット、およびこのソケットを用いた照明器具を提供することである。
実施形態のソケットは、直管形ランプの口金から突設された一対のランプピンを挿入し、装着位置に回転させることで、直管形ランプを装着する。ソケット本体の外側面に一対のランプピンが挿入される挿入口を設ける。ソケット本体の外側面に交差する前面に、挿入口と連通し、挿入口から挿入された一対のランプピンが装着位置に回転される開口部を設ける。ソケット本体内に、装着位置に回転された一対のランプピンがそれぞれ接続される一対の端子を配設する。ソケット本体の開口部に、回転子を回転可能に配置する。回転子は、挿入口から挿入された一対のランプピンとともに回転し、一対の端子間の間隔を押し広げる。
本発明によれば、回転子で一対の端子間の間隔を押し広げることにより、一対のランプピンの外側間ピッチが適合する直管形ランプより小さい不適合な直管形ランプがソケットに装着されても、不適合な直管形ランプが電気的に接続されるのを防止することが期待できる。
第1の実施形態を示し、不適合な直管形ランプを装着した状態の(カバーを外した)ソケットの背面図である。 同上ソケットの分解状態の斜視図である。 同上ソケットおよび直管形ランプの斜視図である。 同上直管形ランプの斜視図である。 同上照明器具の斜視図である。 同上適合する直管形ランプを装着する前のソケットの背面図である。 同上適合する直管形ランプを装着する過程のソケットの背面図である。 同上適合する直管形ランプを装着した状態のソケットの背面図である。 同上不適合な直管形ランプを装着する前のソケットの背面図である。 同上不適合な直管形ランプを装着する過程のソケットの背面図である。 同上不適合な直管形ランプを装着する過程のソケットの背面図である。 同上不適合な直管形ランプを装着した状態で一対の端子を押し広げなかった場合のソケットの背面図である。 第2の実施形態を示し、不適合な直管形ランプを装着した状態のソケットの背面図である。 第3の実施形態を示し、不適合な直管形ランプを装着した状態のソケットの背面図である。
以下、第1の実施形態を、図1ないし図12を参照して説明する。
図5にランプシステム(LEDランプシステム)10の照明器具11の斜視図を示す。照明器具11は、例えば2灯用の埋込形照明器具である。
照明器具11は、長尺な器具本体12、この器具本体12内に配置される直管形ランプ13、器具本体12の両端に対向配置されて直管形ランプ13の両端が装着されるソケット14,15、および器具本体12に配設された電源回路16などを備えている。電源回路16は、交流電力を入力して所定の直流電力に変換し、変換した直流電力をソケット14を通じて直管形ランプ13に供給する。
図4に示すように、直管形ランプ13は、円筒状の透光性カバー20、この透光性カバー20内に収容された発光モジュール21、および透光性カバー20の両端部にそれぞれ配設された口金23,24を備えている。
発光モジュール21は、例えばLED素子やEL素子などの複数の半導体発光素子26、および複数の半導体発光素子26が実装された基板27を備えている。半導体発光素子26がLED素子の場合には、表面実装形のSMD(Surface Mount Device)パッケージを基板27に実装したり、複数のLED素子を基板27に実装するCOB(Chip On Board)モジュールが用いられる。
直管形ランプ13の一端側の口金23は、例えば、日本電球工業会規格JEL801「L形ピン口金GX16t-5付直管形LEDランプシステム」に準拠しており、G13形口金との互換性がない。図3に示すように、口金23の端面には、直管形ランプ13の管軸を通り径方向に沿って突出する突条部29が形成され、この突条部29から管軸を中心として一対のランプピン30が突出されている。一対のランプピン30は、断面四角形状の金属板にて形成されており、直管形ランプ13の長手方向に沿って突出する脚部30a、およびこれら脚部30aの先端から他方の脚部30aに対して互いに離れるように外側方向に向けて突出する屈曲部30bを有するL形に折曲形成されている。
なお、直管形ランプ13の一端側の口金23はこのような一対のランプピン30を備えた給電側であり、他端の口金24は非給電側となっている。他端の口金24には、ソケット15への取付用であるとともにアース接続にも利用可能な1本のランプピン31が突設されている。ランプピン31の先端には直管形ランプ13の長手方向に対して直交する方向に横長の楕円部31aが形成されている。
なお、直管形ランプ13は、一対のランプピン30が並ぶ方向とランプピン31の楕円部31aの横長方向とが一致されているとともに、これらの方向に平行な面と発光モジュール21の半導体発光素子26が実装された基板27の実装面とが平行になるように設けられている。
また、図2および図3には、直管形ランプ13の一端側の口金23を接続する給電側のソケット14を示す。このソケット14は、ソケット14の外側面から直管形ランプ13の一対のランプピン30を挿入した後、直管形ランプ13の管軸を中心として90°回転させることにより装着する回転装着方式が用いられている。
ソケット14は、ソケット本体41、このソケット本体41内に配置される回転子42および一対の端子43を備えている。なお、以下、ソケット14に関して、器具本体12に取り付ける側を基端、およびその反対側を先端と呼び、直管形ランプ13の端面に対向する面を前面、その反対側を背面、および前面と背面との間を側面と呼ぶ。
ソケット本体41は、絶縁性を有する合成樹脂製であり、背面が開口されたケース46、およびこのケース46の背面に取り付けられるカバー47を備えている。
ケース46の基端には器具本体12に取り付けられる取付部48が設けられている。ケース46の先端面には直管形ランプ13の一対のランプピン30が挿入可能な挿入口49が形成され、ケース46の前面には挿入口49に連通する円形の開口部50が形成されている。開口部50は、挿入口49から所定の回転位置(挿入位置)に挿入された一対のランプピン30の脚部30aが回転可能としている。
ケース46内には、図1(カバー47を外した状態のソケット14の背面図)に示すように、一対の端子43の基端側を保持する一対の端子保持部51、および一対の端子43の先端側を保持する一対の端子保持部52が形成されている。ケース46の基端側には、一対の端子43に接続される電線を挿入する一対の電線挿入孔が形成されている。
ケース46内で、先端の挿入口49とは反対側であってその挿入口49に対向する開口部50の縁部には、壁部53が前面側から背面側に向けて突出形成されている。この壁部53は、挿入口49から先に挿入された一方のランプピン30の脚部30aが当接し、一対のランプピン30を回転位置に位置決め規制するように構成されている。
図2に示すように、カバー47の前面には、ケース46の背面を閉塞した状態でケース46に係止される複数の係止部54が形成され、ケース46との間で各端子43を位置決め保持する複数の保持突部55が突設されている。さらに、カバー47の前面には、ケース46の開口部50と同心円位置に、回転子42を回転可能に支持する一対の支持部56が突設されているとともに、これら支持部56の周囲に沿ってガイド壁57が突出形成されている。一対の支持部56間にはランプピン30が通過可能とする溝部56aが形成され、一対の支持部56の先端には回転可能に支持した回転子42を抜け止め係止する爪部56bが形成されている。また、ガイド壁57は、回転子42に所定の回転位置で節度を付与するための切欠部57aが90°毎に形成されている。
また、図1ないし図3に示すように、回転子42は、絶縁性を有する合成樹脂製で、カバー47の支持部56の周囲に回転可能に嵌合される円筒状の筒状部58、およびケース46の開口部50内に回転可能に配置される前面部59を有している。回転子42がソケット本体41内に組み込まれた状態では、筒状部58が一対の端子43間に配置され、筒状部58の外周面が一対の端子43に対向される。
筒状部58の前部側から前面部59に亘って、ランプピン30の通過を許容する溝部60が径方向に沿って形成されている。筒状部58の外周面で溝部60の両側位置に一対の端子43に当接して一対の端子43間の間隔を押し広げるための押し部61が突設されている。なお、回転子42の溝部60が挿入口49に連通する位置を着脱位置、この着脱位置に対して90°回転した位置を装着位置と呼ぶ。
筒状部58の後部は支持部56とガイド壁57との間に配置され、この回転子42の後部外周面で溝部60の溝方向と平行な2箇所に、一対の位置決め突部62が突出形成されている。位置決め突部62がガイド壁57の切欠部57aに係合して回転子42の着脱位置および装着位置に節度を付与し、位置決め突部62の周辺で回転子42の一部が弾性変形することで位置決め突部62がガイド壁57の内周面に接触するとともにその内周面を摺動して回転子42の回転が許容される。
前面部59には、ケース46の前面より突出して直管形ランプ13の口金23の突条部29がスライド嵌合する一対のガイド突部63が突出形成されている。さらに、前面部59には、支持部56の周囲に回転可能に嵌合する円弧状の嵌合部64が形成され、この嵌合部64に支持部56の爪部56bが係止される段部64aが形成されている。
また、一対の端子43は、導電性を有する板ばねによって形成されている。端子43には、ケース46とカバー47との間に保持されるとともにケース46の電線挿入孔から挿入された電線が接続される基端部66、およびランプピン30に接続される接続部67が形成されている。
接続部67は、基端側がケース46の端子保持部51に保持され、先端側がケース46の端子保持部52の内側に配置されている。接続部67の基端側と先端側との間の中間部には、ランプピン30と接触する側が窪んだ形状の接触面68、およびこの接触面68の基端側および先端側に連続する傾斜面69が形成されている。そして、一対の端子43の接続部67は、一対の端子43間の間隔が互いに狭まる方向へ向けて移動するようにばね性を有している。
そして、ソケット本体41の挿入口49、回転子42の溝部60、および支持部56の溝部56aの幅寸法は、ランプピン30の幅寸法よりわずかに広く、ランプピン30が挿通可能な寸法に形成されている。
なお、直管形ランプ13の他端側の口金24を接続する非給電側のソケット15は、他端側の口金24から突設されている1本のピンをソケット15の外側面から挿入した後、直管形ランプ13の管軸を中心として90°回転させることにより装着する回転装着方式が用いられている。
次に、ソケット14に適合する直管形ランプ13を装着する場合について説明する。
図6ないし図8に示すように、直管形ランプ13の口金23から突出する一対のランプピン30をソケット14の挿入口49から所定の回転位置まで挿入した後、直管形ランプ13の管軸を中心として90°回転させることにより、直管形ランプ13をソケット14に対して電気接続状態に装着する。
すなわち、図6に示すように、一対のランプピン30をソケット14の挿入口49から回転子42の溝部60および支持部56の溝部56aに挿入する。挿入口49から先に挿入された一方のランプピン30の脚部30aが壁部53に当接し、一対のランプピン30の挿入がソケット14の回転位置で規制される。一対のランプピン30が回転位置に位置することにより、一対のランプピン30が回転子42内に配置され、直管形ランプ13を回転子42とともにソケット14に対して回転可能となる。
直管形ランプ13の光の出射方向が所定の照射方向に向く方向に、直管形ランプ13の管軸を中心として回転させる。これにより、一対のランプピン30がカバー47の支持部56より外径側で回転子42に当接し、直管形ランプ13と一緒に回転子42が回転する。
図7に示すように、回転子42が回転すると、回転子42の各押し部61が一対の端子43に当接し、一対の端子43間の間隔を押し広げる。さらに、回転子42が回転していくと、一対のランプピン30の脚部30aが一対の端子43に当接し、一対の端子43間の間隔をさらに押し広げ、各押し部61から一対の端子43が離反する。
回転子42が回転するとき、回転子42の位置決め突部62がガイド壁57の切欠部57aから外れてガイド壁57の内周面を摺動しながら回転しており、一対のランプピン30が所定の装着位置まで回転すると、回転子42の位置決め突部62がガイド壁57の別の切欠部57aに嵌り込み、直管形ランプ13の回転に負荷が加わり、直管形ランプ13を所定の装着位置に回転させたことを確認できる。
直管形ランプ13を装着位置に回転させると、回転子42の溝部60がソケット14の挿入口49の位置から外れて開口部50の縁部で閉鎖され、一対のランプピン30がソケット14の挿入口49から脱落するのが防止される。
図8に示すように、直管形ランプ13を装着位置に回転させた状態では、一対のランプピン30の脚部30aが一対の端子43の接続部67に接触し、一対の端子43間の間隔を押し広げている。これにより、一対のランプピン30に一対の端子43が圧接し、これらが電気的に接続されている。なお、一対のランプピン30の外側間ピッチはW1であり、一対のランプピン30に接触している一対の端子43の内側間ピッチもW1に相当する。
直管形ランプ13を装着位置に回転させた状態では、回転子42の各押し部61が一対の端子43に対向するが、一対の端子43は一対のランプピン30によって間隔が押し広げられているために各押し部61から離反している。
一対のランプピン30の互いに対向する内側面は支持部56の外周面に対向し、支持部56によって一対のランプピン30が並ぶ方向の位置が位置決めされ、ソケット14に装着された直管形ランプ13が斜めになるのを防止できる。
また、直管形ランプ13を外す場合には、例えば直管形ランプ13を装着時とは反対方向に90°回転させる。これにより、一対のランプピン30と一緒に回転する回転子42の溝部60がソケット14の挿入口49に一致するため、ソケット14の挿入口49を通じて一対のランプピン30を抜き外すことができる。
なお、給電側の口金23とソケット14との装着および取り外しについて説明したが、非給電側の口金24とソケット15との装着および取り外しも同様の回転装着方式によって行われる。
そして、直管形ランプ13が装着された照明器具11では、電源回路16からソケット14を通じて直管形ランプ13の発光モジュール21に給電することにより、半導体発光素子26が点灯する。点灯した半導体発光素子26からの光が透光性カバー20を透過して所定の照射方向へ照射される。
次に、ソケット14に対して、別種類の口金を有する直管形ランプとして、例えばG13形口金を有する直管形ランプを誤装着しようとした場合について説明する。なお、ソケット14に対して、別種類の口金を有する直管形ランプを不適合な直管形ランプと呼ぶ。
図1、図9ないし図11に示すように、G13形口金は、円柱状の一対のランプピン71を有している。一対のランプピン71の外側間ピッチW3は、直管形ランプ13の一対のランプピン30の外側間ピッチW1より小さい関係にある。
図9に示すように、不適合な直管形ランプの一対のランプピン71をソケット14の挿入口49から回転子42の溝部60および支持部56の溝部56aに挿入し、回転させた場合、一対のランプピン71がカバー47の支持部56に当接し、回転が規制される。そのため、不適合な直管形ランプをソケット14に装着することはできない。
ただし、G13形口金の規格では一対のランプピン71のピッチに一定の範囲があるため、その範囲内でも最大ピッチの場合には、一対のランプピン71がカバー47の支持部56で回転規制されず、回転できてしまうことがある。
この場合、不適合な直管形ランプの管軸を中心として回転させることにより、一対のランプピン71がカバー47の支持部56より外径側で回転子42に当接し、不適合な直管形ランプと一緒に回転子42が回転する。
図10に示すように、回転子42が回転すると、回転子42の各押し部61が一対の端子43に当接し、さらに、図11に示すように、回転子42が回転していくと、回転子42の各押し部61が一対の端子43間の間隔を押し広げる。そのため、一方のランプピン71が一方の端子43に接触することがあっても、一対のランプピン71の両方が一対の端子43の両方に同時に接触することはない。
図1に示すように、不適合な直管形ランプを装着位置に回転させた状態では、回転子42の各押し部61が一対の端子43に当接し、一対の端子43間の間隔を押し広げている。回転子42の各押し部61で押し広げられている一対の端子43の内側間ピッチはW2であり、一対のランプピン71の外側間ピッチW3より大きい。そのため、一方のランプピン71が一方の端子43に接触することがあっても、一対のランプピン71の両方が一対の端子43の両方に同時に接触することはない。したがって、ソケット14に対して不適合な直管形ランプが電気的に接続されることはない。
また、図12には、回転子42の押し部61で一対の端子43を押し広げなかった場合の例を示す。一対のランプピン71とともに回転子42が装着位置に回転すると、溝部60に一対の端子43が入り込み、一対の端子43間が狭まる。狭まった一対の端子43の内側間ピッチW4が、一対のランプピン71の外側間ピッチW3より小さくなると、一対のランプピン71の両方が一対の端子43の両方に同時に接触し、不適合な直管形ランプがソケット14に電気的に接続されてしまい、直管形ランプ13とソケット14を用いた器具側とで電気特性の不一致が生じるおそれがある。
なお、直管形ランプ13の一対のランプピン30の外側間ピッチW1は、回転子42の各押し部61で押し広げられている一対の端子43の内側間ピッチW2より大きい。そのため、図8に示すように、一対のランプピン30の脚部30aが一対の端子43に当接し、一対の端子43間の間隔を押し広げた状態では、各押し部61から一対の端子43が離反する。
以上のように構成されたソケット14は、回転子42で一対の端子43間の間隔を押し広げることにより、一対のランプピンの外側間ピッチが適合する直管形ランプより小さい不適合な直管形ランプが装着されても、不適合な直管形ランプが電気的に接続されるのを防止することができる。
また、回転子42は、装着位置への一対のランプピンの回転初期から回転終期までの間に一対の端子43間の間隔を押し広げるため、不適合な直管形ランプがソケット14に電気的に接続されるのを防止することができる。
また、回転子42は、装着位置への一対のランプピンの回転初期から一対の端子43間の間隔を押し広げるため、不適合な直管形ランプの一対のランプピン71の両方が一対の端子43の両方に同時に接触することがなく、装着過程でも不適合な直管形ランプがソケット14に電気的に接続されるのを防止することができる。
また、回転子42は、装着位置への一対のランプピン30の回転初期から一対の端子43間の間隔を押し広げ、一対のランプピン30は、装着位置への回転完了時に一対の端子43に接触するため、適合する直管形ランプ13はソケット14に電気的に接続することができる。
また、一対のランプピン30は、装着位置で、一対の端子43にそれぞれ接触されるとともに一対の端子43間の間隔を押し広げているため、安定した電気的な接続ができる。
また、回転子42は、一対の端子43に対向する筒状部58から突設された押し部61によって、一対の端子43間の間隔を押し広げることができる。なお、押し部61は、溝部60の近傍、もしくは溝部60の縁に設けることにより、一対の端子43間の間隔を確実に押し広げることができる。
また、回転子42で押し広げた一対の端子43の内側間ピッチW2は、G13形口金の一対のランプピン71の外側間ピッチW3より広くするため、G13形口金を用いた直管形ランプがソケット14に電気的に接続されるのを防止することができる。
次に、図13に第2の実施形態を示す。なお、第1の実施形態と同じ構成および作用効果は同じ符号を用いてその説明を省略する。
回転子42の筒状部58の溝部60に沿った方向を長径、溝部60に直交する方向を短径とし、筒状部58の外周面形状が楕円形に形成されている。
回端子42が装着位置に回転すると、筒状部58の長径側の外周面で一対の端子43間の間隔を押し広げる。すなわち、第1の実施形態の回転子42の各押し部61で一対の端子43間の間隔を押し広げた状態に対応する。
筒状部58の長径側の外周面で押し広げた一対の端子43の内側間ピッチW2は、G13形口金の一対のランプピン71の外側間ピッチW3より広く、かつ、直管形ランプ13の一対のランプピン30の外側間ピッチW1よりも狭い。そのため、不適合な直管形ランプがソケット14に電気的に接続されるのを防止でき、適合する直管形ランプ13はソケット14に電気的に接続することができる。
次に、図14に第3の実施形態を示す。なお、各実施形態と同じ構成および作用効果は同じ符号を用いてその説明を省略する。
回転子42の筒状部58の外径寸法を第1の実施形態に比べて大きくし、一対の端子43間の間隔を常に押し広げるようにする。押し広げる一対の端子43の内側間ピッチW2は、G13形口金の一対のランプピン71の外側間ピッチW3より広く、かつ、直管形ランプ13の一対のランプピン30の外側間ピッチW1よりも狭くする。そのため、不適合な直管形ランプがソケット14に電気的に接続されるのを防止でき、適合する直管形ランプ13はソケット14に電気的に接続することができる。
なお、直管形ランプ13の非装着時にも一対の端子43間の間隔を押し広げていることによるばね力の低下が懸念される場合には、第1の実施形態および第2の実施形態のように、不適合な直管形ランプの装着時のみ一対の端子43間の間隔を押し広げる構成を採用することが好ましい。
なお、直管形ランプ13が電源回路を内蔵し、器具側からはソケット14を通じて直管形ランプ13の電源回路に交流電力を供給するようにしてもよい。この場合、G13形口金の規格における一対のランプピン71のピッチの上限寸法で、かつ、直管形ランプの入力電圧が200Vの場合、一対のランプピン71と一対の端子43との間に0.2mm以上の隙間があれば絶縁性を確保できる。
また、直管形ランプ13のランプピン30の形状は、一対の脚部30aの先端から互いに離れるように外側方向に向けて屈曲部30bが突出する外向きのランプピン30に限らず、一対の脚部30aの先端から互いに近付くように内側方向に向けて屈曲部が折曲される内向きのランプピンでもよく、あるいはその他の形状のランプピンでもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 照明器具
13 直管形ランプ
14 ソケット
23 口金
30 ランプピン
41 ソケット本体
42 回転子
43 端子
49 挿入口
50 開口部
58 筒状部
61 押し部



  1. 直管形ランプの口金から突設された一対のランプピンを挿入し、装着位置に回転させることで、直管形ランプを装着するソケットであって、
    外側面に設けられ一対のランプピンが挿入される挿入口と、外側面に交差する前面に挿入口と連通して設けられ挿入口から挿入された一対のランプピンが装着位置に回転される開口部とを有するソケット本体と;
    ソケット本体内に配設され、装着位置に回転された一対のランプピンがそれぞれ接続される一対の端子と;
    ソケット本体の開口部に回転可能に配置され、挿入口から挿入された一対のランプピンとともに回転し、一対の端子間の間隔を押し広げる回転子と;
    を具備していることを特徴とするソケット。

  2. 回転子は、装着位置への一対のランプピンの回転初期から回転終期までの間に一対の端子間の間隔を押し広げる
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。

  3. 回転子は、装着位置への一対のランプピンの回転初期から一対の端子間の間隔を押し広げる
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。

  4. 回転子は、装着位置への一対のランプピンの回転初期から一対の端子間の間隔を押し広げ、
    一対のランプピンは、装着位置への回転完了時に一対の端子に接触する
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。

  5. 回転子は、一対の端子間の間隔を常に押し広げている
    ことを特徴とする請求項1記載のソケット。

  6. 一対のランプピンは、装着位置で、一対の端子にそれぞれ接続されるとともに一対の端子間の間隔を押し広げている
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載のソケット。

  7. 回転子は、一対の端子に対向する筒状部、および筒状部から突設されていて一対の端子間の間隔を押し広げる押し部を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載のソケット。

  8. 回転子は、一対の端子に当接する楕円形の筒状部を有している
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか一記載のソケット。

  9. 回転子で押し広げた一対の端子の内側間ピッチは、G13形口金の一対のランプピンの外側間ピッチより広い
    ことを特徴とする請求項1ないし8いずれか一記載のソケット。

  10. 一対のランプピンが突設された口金を有する直管形ランプと;
    直管形ランプが装着される請求項1ないし9いずれか一記載のソケットと;
    を具備していることを特徴とする照明器具。

 

 

Patent trol of patentswamp
類似の特許
ランプシステム // JP2014067499
【課題】不適合なソケットに誤装着されるのを防止できる直管形ランプ、およびこの直管形ランプを装着できるソケットを備えたランプシステムを提供する。
【解決手段】ランプシステム10は、直管形ランプ13、およびソケット14を備える。直管形ランプ13は、半導体発光素子を収容した直管状の少なくとも一部に透光性を有するカバー20、およびカバー20の両端に配置された口金23を有する。口金23の端面に、先端がそれぞれ外側方向へ向けて突出する一対のランプピン30を突設するとともに誤装着防止突起31を突設する。ソケット14は、外側面から一対のランプピン30が挿入されて前面側に配置された直管形ランプ13を回転させることで直管形ランプ13を装着する。ソケット14は、一対のランプピン30の挿入および回転に伴って誤装着防止突起31が挿入および回転移動する凹部63を有する。
【選択図】図1
対象発明は、1つの態様において、少なくとも1つのシュウ酸分解酵素を含むシュウ酸分解組成物に関する。この組成物は、菌のバイオサンプルの不溶性の濃縮成分を含む。また、この組成物は、1.9以上のpHでシュウ酸塩を分解するのに効果的である。この組成物は、ペプシン、トリプシン、及び、キモトリプシンのようなプロテアーゼ分解から保護される。この組成物は、対象の胃、小腸、及び/又は、大腸の条件に耐えることができる。
【選択図】 なし
照明器具 // JP2013008578
【課題】リード線を用いることなくアース用ソケットの導電板を器具本体に容易にアース接続することのできる照明器具を提供する。
【解決手段】LEDランプ1を支持する器具本体4と、LEDランプ1のアース用口金12が装着されるアース用ソケット2と、器具本体4に設けられてアース用ソケット2が取り付けられる取付台部41とを備え、アース用ソケット2には、アース用口金12から突出するランプピンを機械的に保持し且つランプピンに電気的に接続される導電板22が設けられ、取付台部41には、アース用ソケット2に設けられた挿入孔20Aに挿入される突起部44が設けられ、突起部44は、アース用ソケット2が取付台部41に取り付けられると挿入孔20Aを介して導電板22に接触する。
【選択図】図1
感電防止蛍光灯 // JP2012195271
【課題】使用者が従来の蛍光灯と同じ手順で取り付け作業が安全に行える感電防止蛍光灯を提供する。
【解決手段】本発明の感電防止蛍光灯は本体及び2つの口金を備える。前記本体は発光モジュールを備える。前記口金は第一接続端子、第一安全スイッチ、弾性導電ユニット及び第二接続端子を備え、前記口金はそれぞれ前記本体の両側に設置される。前記感電防止蛍光灯を取り付ける際、どちらかの前記安全スイッチが圧迫力を受けた場合、前記安全スイッチは対応する弾性導電ユニットを変形させ、前記弾性導電ユニット及び対応する第二接続端子が電気的に接続される。これによって、第一接続端子及び第二接続端子が導通する。前記安全スイッチにかかる前記圧迫力を開放した場合、変形した前記弾性導電ユニットは前記圧迫力と逆の方向に前記安全スイッチを押し、前記第一接続端子及び前記第二接続端子は断線状態となる。
【選択図】図2
ランプソケット // JP2012133950
【課題】L字状のピンを有した直管型LEDランプを回動により装着でき、且つ、コストを抑えたランプソケットを提供する。
【解決手段】、接触片311と接触片311の先端から延設される延設片312とからなるL字状のピン310が設けられたLEDランプ300が装着されるランプソケットAは、前面に挿入孔50aが形成されたソケット本体3と、略帯板状に形成されてソケット本体3内で挿入孔50aに臨む位置に配設される導電板2とから構成され、導電板2は一面が挿入孔50aの軸に対向して他面とソケット本体3の内面との間には空間S1が設けられ、底面40と導電板2との間に空間S2が設けられ、空間S1と底面40との間に、空間S2と回動空間S4を形成する空間S3が設けられ、挿入孔50aからピン310が挿入され、LEDランプ300が回動されることで接触片311が導電板2に接触し延設片312が回動空間内S4を通る。
【選択図】図1
照明器具のための2ピンコネクタが、基部と、基部に対して回転できるピンとを含む。ピンは、照明用固定具ハウジングに対して、ピンが回転する中心にある軸を横切る方向に平行移動することもできる。2ピンコネクタを含む照明器具も開示する。
端キャップ組立体 // JP2010182673
【課題】簡単で低コストの方法で半導体照明管が従来の蛍光灯固定設備を改良させることができる端キャップ組立体の提供。
【解決手段】1個以上の半導体照明デバイスが実装された回路基板24とこの回路基板を覆うレンズ30とを有する照明管12用の端キャップ組立体16は、端キャップ本体36を有する。端キャップ本体は、レンズと係合するよう構成されたレンズ係合面94と、固定設備のソケットコネクタと嵌合するよう構成された外部嵌合インタフェースとを有する。端キャップコネクタ50は端キャップ本体から延びている。端キャップコネクタは、回路基板と電気接続されるよう構成された第1嵌合部と、ソケットコネクタに電気接続されるよう構成された第2嵌合部とを有するコンタクトを保持する。
【選択図】図5
【課題】高い製造歩留まりを有するコネクターおよび、より高い信頼性を備える光源装置を提供する。
【解決手段】絶縁ベース310と2つの電極ロッド320と2つのL形電極シート330を含むコネクター300が提供される。絶縁ベース310は、第1側表面312と、第2側表面314と、第1側表面312および第2側表面314に連接する下表面316と、2つのスルーホール318とを有する。2つのスルーホール318が絶縁ベース310を貫通するとともに、各電極ロッド320が第1端322および第2端324を有し、かつ第1端322が第1側表面312から突き出している。各L形電極シート330は、下表面316に配置される底部332と、底部332に連接する連接部334とを含む。連接部334が第2側表面314に配置されるとともに、2つの電極ロッド320の第2端324にそれぞれ連接される。光源装置もまた提供される。
【選択図】図2
To top