漸進的水分検出器

著者らは特許

G01D7/00 - 測定値の指示
G01N31/22 - 化学的指示薬の利用(G01N31/02が優先)

の所有者の特許 JP2016517527:

エイチズィーオー・インコーポレーテッド

 

漸進的又は段階的受動水分検出器は、水分感受性基材が水分に曝される水分量の表示、水分感受性基材が水分に曝される持続時間、又は水分感受性構成部品が水分に曝されないようにした1つ以上の保護コーティングの有効性を提供するように構成される。漸進的受動水分検出器は、異なる特性を有する複数の異なる受動水分検出器を含む。受動水分検出器は、漸進的受動水分検出器の提供を目的としている情報に関連する方法(例えば、配列など)で配置されてもよい。
【選択図】図5

 

 

(関連出願の相互参照)
優先権の利益の主張は、出願日2013年3月15日、米国特許仮出願番号61/800,178号、発明の名称「PROGRESSIVE MOISTURE DETECTION」に対して行われ、これに関連する全開示は、参照により本明細書に援用される。
(発明の分野)
本開示は、概して、受動水分検出器に関し、より具体的には、水分曝露量及び/又は水分曝露時間を表示するように構成される漸進的又は段階的受動水分検出器に関する。また、本開示は、防湿コーティングを施した電子デバイス又は他の基材など、段階的水分検出器を備える電子デバイス又は他の基材に関する。
受動水分検出器は、当該技術分野では様々な名前で呼ばれ、これに限定されないが、液体浸入インジケータ(LSI)、水接触インジケータ、水濡れ損傷インジケータ、液体接触インジケータ(LCI)及び水分検出ステッカーなどが挙げられる。典型的には、図1に示す実施形態である受動水分検出器10は、底部から最上部まで、剥離ライナ−12、接着剤層14、染料16、表示層18及び透明フィルム20を備える積層構造を有する。剥離ライナ−12は、受動水分検出器10を基材(図示せず)に固定する直前に取り外され、そのため、接着剤層14を露出させるように構成される。接着剤層14は、受動水分検出器10を基材に固定するように構成される。染料16は、表示層18の下に配置されるか、又は少なくとも一部の表示層18全体に分散され得る。表示層18は、吸上材料を含み、一般的に白色であるか、又は白色領域を含む。透明フィルム20は、表示層18の色の変化を検出することができる。透明フィルム20は、表示層18の最上部を覆うが、表示層18の周縁部19は露出している。
表示層18の周縁部19は、水に曝すと染料16が活性化し得る。染料16が表示層18下に配置された実施形態では、染料16の活性化は、単に水分による染料16の溶解を含み、次いで、毛管現象によって染料16の吸上又は通過を可能にするか、又は別の方法で表示層18の中に、及び全体にわたり浸透し、染料16及び表示層18へのその効果(例えば、色の変化)が透明フィルム20を介して認識されることになる。表示層18全体に前分散させた染料16は、水に曝したときに色が変化するように構成してもよく、こうした色の変化は、水分が表示層18の周縁部19に接触したときに生じ、表示層18に吸上げられる。
図2は、染料16により、表示層18が水分M(例えば、水(凝縮含む)、アルコール及び水又はアルコールなどを含む液体)に曝されると、受動水分検出器10の表示層18の色が変化する例を示す。典型的には、表示層18を湿らすには極微量の液状水分M(例えば、液滴又はそれ以下など)が必要とされ、染料16に、色を変化させ、及び/又は電気デバイスに設置された受動水分検出器18の表示層18に浸透させる。従来の受動水分検出器10の表示層の色の変化は、一般的に1分以内に発生し、不可逆的である。受動水分検出器10の表示層18は、多くの場合、液状水分に曝される前は白色であり、その後、液状水分に曝されると、ピンク又は赤になる。
一般的に電子デバイス製造業者は、電子デバイスの1箇所以上の場所に受動水分検出器10を設置する。受動水分検出器10の使用は、受動水分検出器を備える電子デバイスの電源を切るか、又は作動を停止しても、受動水分検出器10は作動するため、特に、電子デバイスにおいて魅力的である。取り外し可能なバッテリカバーを備えた携帯電話では、受動水分検出器10は、多くの場合、バッテリコンパートメントにあり得る。更に、多くの電子デバイス製造業者は、消費者が接触した場合、電子デバイス内の欠陥を償ういかなる製造業者の保証も無効になり得る場所など、電子デバイスの内側(例えば、多くの携帯型電子デバイスの充電回路上又はその付近、メインボード上など)内の近づきにくい場所に受動水分検出器を設置している。
家電デバイス内の受動水分検出器10の主目的は、電子デバイスが液状水分に曝されたかを判定できるようにすること、また、その場合には、保証提供者に保証無効事象が発生したことを一部示す保証を提供するかを製造業者が判定できるようにすることであった。また、受動水分検出器10により、保険会社及び修理/改装/改築設備は、電子デバイスへの損傷の推定原因(複数可)を判定することができる。また、受動水分検出器10は、消費者にとっても有益であり得る。
上述のとおり、家電デバイスで一般に使用される受動水分検出器10の表示層18は、極微量の液状水分Mに曝されたとき、色が変化し、これは、製造業者又は他の保証提供者に有益であり得るが、多くの場合、消費者には有害であり得る機能である。
漸進的水分検出器は、異なる水分感受性を有する複数の領域又は部分を備える。かかる漸進的水分検出器は、水分検出器に連結された水感受性基材(例えば、電子デバイスなど)と同様に水分検出器が曝された、水分の量、持続時間、又は種類の表示を提供するように構成され得る。
用語「水分」は、水、水溶液(例えば、食塩水、酸性溶液、塩基性溶液、飲み物など)又は水蒸気若しくは、他の水性材料(例えば、湿度、霧、ミストなど)、湿気などを指す。また、用語「水分」は、有機液体又は蒸気(例えば、有機溶媒、液体又は蒸気形態の他の有機材料など)、並びに、電子デバイス又はその構成部品などの基材に脅威を与え得る様々な他の基材又は状態を指してもよい。
一態様では、本開示による漸進的水分検出器は、受動水分に曝される水分量、湿気暴露時間、及び/又は受動水分検出器が曝される水分の種類(例えば、特定の塩分(閾値)を有しているか、特定の糖分(閾値)を有しているか、炭酸であるか、洗面所の水分であるか、など)に応じて、漸進的に色が変わる(例えば、その長さに沿って、円形経路に沿って、など)(同じ色又は違う色へ)ように構成される。
特定の実施形態では、漸進的水分検出器は、異なる閾値に基づいて、互いに異なる時点で色が変化するように構成され、物理的に分離している一連の受動水分検出器を具備し得る。一例として、水分に曝されると、色が変化し、漸進的水分検出器を画成する一連の第1受動水分検出器は、従来の受動水分検出器を具備することができ、一連の各受動水分検出器は、特定の期間又は特定の期間の範囲で水分に曝されると、色が変化するように構成され、各受動水分検出器は、漸進的に長期間、又は、長期間の範囲で、その原色を維持するように構成される。
水分曝露を漸進的に表示するには、様々な方法があり得る。制限なく、一連の第1受動水分検出器は、その表示層周縁部にいかなるコーティングもない(及び、約1分以内の間、水分に曝されると、色が変化し得る)、従来の受動水分検出器を備えることができ、一連の各連続受動水分検出器は、漸進的に長期間(例えば、約15分、約30分、約45分、約60分;任意の他の好適な時間増分などの間)、水分が表示層に接触しないように、材料(複数可)でコーティングしてもよい。
特定の実施形態では、漸進的水分検出器の様々な受動水分検出器の表示層の周縁部に、複数の異なる種類の防湿材がコーティングされ得る。非限定的実施例として、一連の第1受動水分検出器の表示層周縁部は、コーティングされていない状態である。また、一連の連続的受動水分検出器表示層周縁部は、電子デバイス又は他の水分感受性基材の1つ以上の構成部品又は他の機能において、漸進的に厚みが増した防湿コーティングによりコーティングされていてもよく、一連の最後の受動水分検出器の表示層周縁部上の防湿コーティングの厚さは、電子デバイス又は他の水分感受性基材部分を覆う防湿コーティングの厚さ(又は平均厚さ)と同じであるか、又は実質的に同じである。
別の特定実施形態では、漸進的水分検出器の受動的水分検出器の表示層の周縁部に、複数の異なる種類のコーティングが塗布され得る。制限はないが、直列の第1受動水分検出器の表示層周縁部は露出した状態で、撥水コーティングは、第2受動水分検出器の表示層周縁部に塗布することができ、また、耐水性コーティングは、第3受動水分検出器の表示層周縁部に塗布することができる。当然のことながら、異なる材料及び異なる厚さを組み合わせたものを使用してもよい。
従来の受動水分検出器の表示層周縁部のコーティングの代替として、この部分の漸進的水分検出器の様々な部分としては、液状水分を互いに異なる流量で移送させる(例えば、異なる孔径、異なる間質間隔を有するなど)表示層を挙げることもできる。別の選択肢としては、互いに異なる1つ以上の水分の種類に反応する染料(例えば、異なる溶解速度を有するもの、異なる種類の溶質又は水分中に存在する他の材料に反応するものなど)は、漸進的水分検出器に含まれ得る。
漸進的水分検出器を使用すると、検出水準(例えば、目に見える変化を示す検出器の部分など)は、検出器が曝される水分量又は検出器が水分に曝される時間に対応し得る。
指標は、漸進的水分検出器の受動水分検出器上で提供されるか、又は漸進的水分検出器の受動水分検出器と連動して提供され、当業者が漸進的水分検出器を見て、外観の変化又は漸進的水分検出器の各受動水分検出器の外観の変化がないことの重要性を容易に理解できる。異なる受動水分検出器が、それぞれ、水分に曝される時間に基づいて、外観が変化するように構成されている実施形態では、兆候により、受動水分検出器の外観の変化に必要とされる又は必要とされた水分曝露の持続時間(又はおよその持続時間)が伝達され得る。漸進的水分検出器の各受動水分検出器の外観が、受動水分検出器が曝される水分の種類に基づいて変化する実施形態では、兆候は、外観が変化することになる又は変化した種類(複数可)又は水分に対応し得る。
水分曝露の量、時間及び/又は種類を知ることにより、反応手段を選択することができる。例えば、デバイスが単一水分(例えば、塩、糖又は他の成分)に曝されると、特定の手段を取って、電子デバイス又は他の水分感受性基材から、水分を除去する必要があることを示唆し得る。電子デバイス又は他の水分感受性基材に曝された水分が更に塩を含んだ場合、治療指示書には、デバイスが乾燥する前に、塩が電子デバイス又は他の水分感受性基材(塩により腐食が生じる)に及ぼす影響を除去するか、又は消失させる行為を含み得る。電子デバイス又は他の水分感受性基材は、砂糖を含む基材又は粘着性基材に曝すと、デバイスを乾燥させる前に、デバイスから基材を除去するための追加手段を取ることもある。
漸進的水分検出器は、基材製造後、電子デバイスなど、水分感受性基材に連結させ(例えば、再販売業者、防湿コーティングを製造後にデバイスに塗布する第三者又は消費者によって)、エンドユーザー又は別の第三者は、基材が水分に曝されているか否か、及び任意により、基材が曝された水分の量、時間及び/又は水分の種類を容易に判定できる。いくつかの実施形態では、水分感受性基材に1種以上のコーティングを塗布した後、漸進的水分検出器は、水分感受性基材に組み立てられもよい。漸進的水分表示器の受動水分検出器が、水分感受性基材の防湿コーティングと実質的に同一であるコーティングを含有するとき、受動水分検出器の外観により、防湿コーティングの完全性の信頼できる指標が提供され得る。
本開示の主題の他の態様、並びに様々な態様の特徴及び利点は、本開示の考察、添付図面及び捕捉された特許請求を介して、当業者に明らかとなる。
従来の受動水分検出器の実施形態を示す斜視図である。 従来の受動水分検出器の動作を示す実施形態である。 異なる厚さを有するコーティングで覆われている周縁部を備えた受動水分検出器の実施形態を示す図である。 異なる厚さを有するコーティングで覆われている周縁部を備えた受動水分検出器の実施形態を示す図である。 異なる厚さを有するコーティングで覆われている周縁部を備えた受動水分検出器の実施形態を示す図である。 異なる厚さを有するコーティングで覆われている周縁部を備えた受動水分検出器の実施形態を示す図である。 受動的に水分を検出し、水分に関するいくつかの表示を提供するように構成されている漸進的水分検出器の実施形態の略図である。 漸進的水分検出器が時間の経過とともに水分に応答し得る方法の実施形態を示す。 受動水分検出器及び少なくとも一部保護コーティングで覆われている少なくとも1つの構成部品を備える水分感受性基材を示す略図である。
図1及び図2は、受動水分検出器10並びに水分曝露が受動水分検出器10に及ぼす効果の実施形態を示す。
図3A〜図3Dは、封止された表示層18を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の実施形態を示す。より具体的には、図3A〜図3Dはそれぞれ、表示層18を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の実施形態を示す。染料16は、このような方法で各表示層16と連結し、水分M(図2)が表示層18に作用し、表示層18が水分を含むと、染料16も水分を含み、その結果、染料16の変化、表示層18の色の変化、又はその両方など、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の色が変化する。
また、各受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、その表示層18の周辺部19を覆う周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’を含む。図3A〜図3Dを共に表示すると明らかなように、いくつかの実施形態では、各周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’の厚さが異なり、受動的水分検出器10’〜受動的水分検出器10’’’’まで、周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’の厚さが漸進的に増大する。特定の実施形態では、各周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’は、電子デバイス構成部品又は使用される受動水分検出器10’、10’、10’’’、10’’’’を備える他の水分感受性基材において、1種以上の保護コーティング(例えば、防湿コーティング、撥水コーティングなど)を形成する同じ種類の材料から形成されてもよい。更に具体的には、周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’は、ポリ(ρ−キシリレン)又はパリレンから形成され得る。1つ以上の電子デバイスの構成部品又は使用されるように構成されている受動水分検出器10’’’’を備える他の水分感受性基材において、最も厚い周辺コーティング30’’’’(図3D)の厚さは、対応する保護コーティングの厚さと同じであるか、又は実質的に同じであってもよい。電子デバイス又は他の水分感受性基材が2μm〜6μm(すなわち、約4μm)を有する厚さ(例えば、平均厚さ、最小厚さなど)を備える保護層を含む実施形態では、受動水分検出器10’’’’の周辺コーティング30’’’’は、厚さ2μm〜6μm(すなわち、約4μm)を有し得る。かかる実施形態では、周辺コーティング30’’’は、約3μmの厚みを有してもよく、周辺コーティング30’’は、約2μmの厚みを有してもよく、また、周辺コーティング30’は、約1μmの厚みを有してもよい。
他の実施形態では、周辺コーティング30’、30’’、30’’’は、水分検出器の10’、10’’、10’’’は、異なる保護材料から形成され得る。周辺コーティング30’、30’’、30’’’を形成する保護材料は、電子デバイス又は使用される受動水分検出器群10’、10’’、10’’’を備える他の水分感受性基材とともに使用される保護材料に対応し得る。非限定的実施例として、周辺コーティング30’は、撥水材料から形成されてもよく、周辺コーティング30’’は、防湿材料から形成されてもよく、周辺コーティング30’’’は、その上に防湿コーティングを備えた防湿材料を含み得る。周辺コーティング30’、30’’、30’’’は、電子デバイス又は使用される受動水分検出器10’、10’’、10’’’を備える他の水分感受性基材の対応する保護コーティングと実質的に同じであるか、又は同じであるように構成されてもよい。
別の選択肢として、周辺コーティング30’、30’’などは、各周辺コーティング30’、30’’などとともに、水分に曝されたときに分解する材料から形成することができ、他の周辺コーティング30’、30’’などとは異なる速度及び異なる時間で分解させる。かかる材料の例としては、ゼラチン、カラギーナン、修飾デンプン、修飾セルロースなどが挙げられる。
更に別の選択肢として、周辺コーティング30’、30’’などは、完全にその孔又は他の経路を通過する水分の流れを防止することなく、それらを通過する水分の流れを阻害する孔又は他の経路を有する非水溶性物質を含むことができる。各周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路は、周辺コーティング30’、30’’などにより、水分が表示層18に到達しないようにする特定の時間数又は時間範囲に対応し得る。各周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路は、漸進的受動水分検出器100を構築する一連の受動水分検出器10、10’、10’’などの他の周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路とは異なってもよく、したがって、一連の受動水分検出器10、10’、10’’などの様々な周辺コーディング30’、30’’などにより、水分が各表示層18に到達しないようにする時間又は時間範囲は、受動水分検出器10、10’、10’’など毎にそれぞれ異なる。
表示層18は、水などの液体を輸送するように構成される。いくつかの好適な材料としては、繊維材料(例えば、紙、ポリオレフィンなど)、不織布材料(例えば、繊維、ポリオレフィンなど)及び多孔質材料(例えば、ポリオレフィンなど)が挙げられる。いくつかの実施形態では、表示層18が形成される材料は、吸上作用を向上させる材料(例えば、親水性材料など)を含むか、又はこれらを用いて処理されていてもよい。
染料16は、BASF Corp.(Mount Olive,New Jersey)から販売されているFASTUSOL Red 43LN及びBASACID RED NB 391Lなど、任意の好適な水溶性染料又はインクを含んでもよい。他の色の染料を使用してもよい。
更に、各受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’では、表示層18の最上層に透明フィルム20を具備してもよい。透明フィルム20(例えば、その構成、形成される材料など)は、水分Mに表示層18の上面の露出を制限又は防止してもよく(図2)、染料16及び/又は表示層18のいかなる色の変化も見ることができるようになる。特定の実施形態では、透明フィルム20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)を含んでもよい。
任意に、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、表示層18に隣接している接着剤14又は表示層18に固定されている染料16担持層を含んでもよい。受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、表示層18に透明フィルム20を含む実施形態では、接着剤14は、透明フィルム20から、表示層18の反対側に配置されてもよい。このような接着剤14は、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の別の要素(表示層18、染料18を担持する層など)に直接塗布できるか、又は、専用接着剤担持要素(接着剤14をその両側に有するフィルムなど)の一部であってもよい。特定の実施形態では、接着剤14は、アクリル系接着剤を含んでもよい。
次に、図4は、漸進的受動水分検出器100の実施形態を示す。漸進的受動水分検出器100は、少なくとも2つの異なる受動水分検出器10、10’を含む。いくつかの実施形態では、漸進的受動水分検出器100は、3つ以上の受動水分検出器10、10’、10’’を含み得る。図4によって示される実施形態では、漸進的受動水分検出器100は、5つの受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’を含む。その水分検出器の数に関係なく、漸進的受動水分検出器100の受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’は、電子デバイス又は使用される漸進的受動水分検出器100を備える他の水分感受性基材に水分曝露が及ぼす影響を示す方法で、配置され得る。
非限定的実施例として、漸進的受動水分検出器100が、異なる速度で水がそこから浸透し得る周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’を含む実施形態において(図3A〜3D)、受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’は、漸進的受動水分検出器100が水分に曝された時間量をある程度示す方法で、配置してもよい。図5に示されるように、かかる実施形態では、第1受動水分検出器10の外観の変化により、漸進的水分検出器100が水分に曝されていることが明らかになり得る。水分に曝された後わずかの間に第1受動水分検出器10(短い第1時間の後)は、外観の変化を受ける。第3受動水分検出器10’’の外観に対応する変化のない場合の第2受動水分検出器10’の外観の変化は、漸進的受動水分検出器が長期の時間、又は第1時間を超える、第2時間(例えば、15分、30分など)、水分に曝されていることを示し得る。漸進的受動水分検出器100は、水分が第3受動水分検出器10’’の表示層18(図3B)に浸透し得る(例えば、それぞれ、30分、60分など)のに十分な時間(すなわち、第2時間を超える第3時間)、水分に曝されていない。
別の非限定的な実施例として、漸進的受動水分検出器100が、異なる保護コーティング(例えば、それぞれ、撥水コーティング、防湿コーティング、撥水性材料がコーティングされた防湿コーティング)など、様々な材料から形成される周辺コーティング30’、30’’、30’’’(図3A〜3C)を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’を具備する実施形態において、受動水分検出器10’、10’’、10’’’は、対応する保護コーティングの電子デバイス又は使用される漸進的受動水分検出器100を備える他の水分感受性基材への有効性を明かにする方法で、配置されてもよい。図5に関して、周辺コーティングを有していない第一受動水分検出器10は、漸進的水分検出器100が水分に曝されていることを示す。第2受動水分検出器は、その保護コーティング30’により、その表示層18(図3A)への水分の浸透が阻止されなかったが、第3受動水分検出器10’’及び第4受動水分検出器10’’’の保護コーティング30’’及び30’’’は、それぞれ、各表示層18への水分の浸透を阻止したことを示す。また、かかる情報から、電子デバイス又は他の水分感受性基材が水分に曝されたこと、及び電子デバイスの構成部品又は他の水分感受性基材が水分から保護されたことが明らかになり得る。
図1〜図5は、四角い形状である受動水分検出器10、10’、10’’などを示すが、他の好適な形状も、本開示の範囲内である。例えば、受動水分検出器は、円形、三角形又は六角形の形状、若しくは、その他の所望の多角形形体を有し得る。別の例として、受動水分検出器は、扇形(すなわち、パイの一片)のような形状であってもよい。
図4及び図5に示すように、漸進的受動水分検出器100を形成するために、逐次的に配置されている受動水分検出器10、10’、10’’などの代替として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、任意の他の好適な構成に配置してもよい。一例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、多角形パターンに配置してもよい(例えば、三角形として、正方形として、長方形として、五角形として、六角形として、など)。別の例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、円形配置で設置してもよく、受動水分検出器10、10’、10’’などは、円形又は円を形成する扇形のような形状で配置され得る。更に別の例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、互いに相対的に重ねる又は積み重ねてもよい。
図6には、漸進的受動水分検出器100を含む、電子デバイスなど水分感受性基材200の実施形態が示されている。水分感受性基材200は、少なくとも一部、保護コーティングで覆われている、少なくとも1つの構成部品210を含む。いくつかの実施形態では、構成部品210並びに他の構成部品及び/又は構成部品210に関連づけられた機能を水分から防ぐために、保護コーティング212が構成されてもよい。これに制限するものではなく、保護コーティング212は、撥水材料及び/又は防湿コーティング材料を含んでもよい。漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材200の保護コーティング(複数可)212に対応する方法で構成されていてもよい。例えば、漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材の少なくとも1つの保護コーティング212に対応している周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’(例えば、同一材料(複数可)で形成される、同一であるか、又は実質的に同一である保護特性(例えば、厚さ、耐性、不浸透性を有するなど)を備える1つ以上の受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’(図3A〜図3F)を含んでもよい。明細書において以前開示されたように、漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材200が水分に曝されたか否か、水分感受性基材200の水分曝露の考えられ得る影響又は実際の影響を当業者が評価することができる。
上記の開示により、多くの詳細が提供されるが、これらは、以下の任意の特許請求の範囲を制限するものとして解釈すべきではない。他の実施形態は、特許請求の範囲から逸脱しないように、考案してもよい。異なる実施形態の機能は、組み合わせて使用してもよい。したがって、各請求の範囲は、その平易な言葉のみ及び利用可能な、その要素と法的に同等である全範囲によって示され、制限される。
(関連出願の相互参照)
優先権の利益の主張は、出願日2013年3月15日、米国特許仮出願番号61/800,178号、発明の名称「PROGRESSIVE MOISTURE DETECTION」に対して行われ、これに関連する全開示は、参照により本明細書に援用される。
(発明の分野)
本開示は、概して、受動水分検出器に関し、より具体的には、水分曝露量及び/又は水分曝露時間を表示するように構成される漸進的又は段階的受動水分検出器に関する。また、本開示は、防湿コーティングを施した電子デバイス又は他の基材など、段階的水分検出器を備える電子デバイス又は他の基材に関する。
受動水分検出器は、当該技術分野では様々な名前で呼ばれ、これに限定されないが、液体浸入インジケータ(LSI)、水接触インジケータ、水濡れ損傷インジケータ、液体接触インジケータ(LCI)及び水分検出ステッカーなどが挙げられる。典型的には、図1に示す実施形態である受動水分検出器10は、底部から最上部まで、剥離ライナ−12、接着剤層14、染料16、表示層18及び透明フィルム20を備える積層構造を有する。剥離ライナ−12は、受動水分検出器10を基材(図示せず)に固定する直前に取り外され、そのため、接着剤層14を露出させるように構成される。接着剤層14は、受動水分検出器10を基材に固定するように構成される。染料16は、表示層18の下に配置されるか、又は少なくとも一部の表示層18全体に分散され得る。表示層18は、吸上材料を含み、一般的に白色であるか、又は白色領域を含む。透明フィルム20は、表示層18の色の変化を検出することができる。透明フィルム20は、表示層18の最上部を覆うが、表示層18の周縁部19は露出している。
表示層18の周縁部19は、水に曝すと染料16が活性化し得る。染料16が表示層18下に配置された実施形態では、染料16の活性化は、単に水分による染料16の溶解を含み、次いで、毛管現象によって染料16の吸上又は通過を可能にするか、又は別の方法で表示層18の中に、及び全体にわたり浸透し、染料16及び表示層18へのその効果(例えば、色の変化)が透明フィルム20を介して認識されることになる。表示層18全体に前分散させた染料16は、水に曝したときに色が変化するように構成してもよく、こうした色の変化は、水分が表示層18の周縁部19に接触したときに生じ、表示層18に吸上げられる。
図2は、染料16により、表示層18が水分M(例えば、水(凝縮含む)、アルコール及び水又はアルコールなどを含む液体)に曝されると、受動水分検出器10の表示層18の色が変化する例を示す。典型的には、表示層18を湿らすには極微量の液状水分M(例えば、液滴又はそれ以下など)が必要とされ、染料16に、色を変化させ、及び/又は電気デバイスに設置された受動水分検出器10の表示層18に浸透させる。従来の受動水分検出器10の表示層の色の変化は、一般的に1分以内に発生し、不可逆的である。受動水分検出器10の表示層18は、多くの場合、液状水分に曝される前は白色であり、その後、液状水分に曝されると、ピンク又は赤になる。
一般的に電子デバイス製造業者は、電子デバイスの1箇所以上の場所に受動水分検出器10を設置する。受動水分検出器10の使用は、受動水分検出器を備える電子デバイスの電源を切るか、又は作動を停止しても、受動水分検出器10は作動するため、特に、電子デバイスにおいて魅力的である。取り外し可能なバッテリカバーを備えた携帯電話では、受動水分検出器10は、多くの場合、バッテリコンパートメントにあり得る。更に、多くの電子デバイス製造業者は、消費者が接触した場合、電子デバイス内の欠陥を償ういかなる製造業者の保証も無効になり得る場所など、電子デバイスの内側(例えば、多くの携帯型電子デバイスの充電回路上又はその付近、メインボード上など)内の近づきにくい場所に受動水分検出器を設置している。
家電デバイス内の受動水分検出器10の主目的は、電子デバイスが液状水分に曝されたかを判定できるようにすること、また、その場合には、保証提供者に保証無効事象が発生したことを一部示す保証を提供するかを製造業者が判定できるようにすることであった。また、受動水分検出器10により、保険会社及び修理/改装/改築設備は、電子デバイスへの損傷の推定原因(複数可)を判定することができる。また、受動水分検出器10は、消費者にとっても有益であり得る。
上述のとおり、家電デバイスで一般に使用される受動水分検出器10の表示層18は、極微量の液状水分Mに曝されたとき、色が変化し、これは、製造業者又は他の保証提供者に有益であり得るが、多くの場合、消費者には有害であり得る機能である。
「漸進的受動水分検出器」とも称される漸進的水分検出器は、異なる水分感受性を有する複数の領域又は部分を備える。かかる漸進的水分検出器は、漸進的水分検出器に連結された水感受性基材(例えば、電子デバイスなど)と同様に漸進的水分検出器が曝された、水分の量、持続時間、又は種類の表示を提供するように構成され得る。
用語「水分」は、水、水溶液(例えば、食塩水、酸性溶液、塩基性溶液、飲み物など)又は水蒸気若しくは、他の水性材料(例えば、湿度、霧、ミスト)、湿気などを指す。また、用語「水分」は、有機液体又は蒸気(例えば、有機溶媒、液体又は蒸気形態の他の有機材料など)、並びに、電子デバイス又はその構成部品などの基材に脅威を与え得る様々な他の基材又は状態を指してもよい。
一態様では、本開示による漸進的水分検出器は、漸進的水分検出器に曝される水分量、湿気暴露時間、及び/又は漸進的水分検出器が曝される水分の種類(例えば、特定の塩分(閾値)を有しているか、特定の糖分(閾値)を有しているか、炭酸であるか、洗面所の水分であるか)に応じて、漸進的に色が変わる(例えば、その長さに沿って、円形経路に沿って、など)(同じ色又は違う色へ)ように構成される。
特定の実施形態では、漸進的水分検出器は、異なる閾値に基づいて、互いに異なる時点で色が変化するように構成され、物理的に分離している一連の受動水分検出器を具備し得る。一例として、水分に曝されると、色が変化し、漸進的水分検出器を画成する一連の第1受動水分検出器は、従来の受動水分検出器を具備することができ、一連の各受動水分検出器は、特定の期間又は特定の期間の範囲で水分に曝されると、色が変化するように構成され、各受動水分検出器は、漸進的に長期間、又は、長期間の範囲で、その原色を維持するように構成される。
水分曝露を漸進的に表示するには、様々な方法があり得る。制限なく、一連の第1受動水分検出器は、その表示層周縁部にいかなるコーティングもない(及び、約1分以内の間、水分に曝されると、色が変化し得る)、従来の受動水分検出器を備えることができ、一連の各連続受動水分検出器は、漸進的に長期間(例えば、約15分、約30分、約45分、約60分、任意の他の好適な時間増分などの間)、水分が表示層に接触しないように、材料(複数可)でコーティングしてもよい。
特定の実施形態では、漸進的水分検出器の様々な受動水分検出器の表示層の周縁部に、複数の異なる種類の防湿材がコーティングされ得る。非限定的実施例として、一連の第1受動水分検出器の表示層周縁部は、コーティングされていない状態である。また、一連の連続的受動水分検出器表示層周縁部は、電子デバイス又は他の水分感受性基材の1つ以上の構成部品又は他の機能において、漸進的に厚みが増した防湿コーティングによりコーティングされていてもよく、一連の最後の受動水分検出器の表示層周縁部上の防湿コーティングの厚さは、電子デバイス又は他の水分感受性基材部分を覆う防湿コーティングの厚さ(又は平均厚さ)と同じであるか、又は実質的に同じである。
別の特定実施形態では、漸進的水分検出器の受動的水分検出器の表示層の周縁部に、複数の異なる種類のコーティングが塗布され得る。制限はないが、直列の第1受動水分検出器の表示層周縁部は露出した状態で、撥水コーティングは、第2受動水分検出器の表示層周縁部に塗布することができ、また、耐水性コーティングは、第3受動水分検出器の表示層周縁部に塗布することができる。当然のことながら、異なる材料及び異なる厚さを組み合わせたものを使用してもよい。
従来の受動水分検出器の表示層周縁部のコーティングの代替として、この部分の漸進的水分検出器の様々な部分としては、液状水分を互いに異なる流量で移送させる(例えば、異なる孔径、異なる間質間隔を有するなど)表示層を挙げることもできる。別の選択肢としては、互いに異なる1つ以上の水分の種類に反応する染料(例えば、異なる溶解速度を有するもの、異なる種類の溶質又は水分中に存在する他の材料に反応するものなど)は、漸進的水分検出器に含まれ得る。
漸進的水分検出器を使用すると、検出水準(例えば、目に見える変化を示す検出器の部分など)は、検出器が曝される水分量又は漸進的水分検出器が水分に曝される時間に対応し得る。
指標は、漸進的水分検出器の受動水分検出器上で提供されるか、又は漸進的水分検出器の受動水分検出器と連動して提供され、当業者が漸進的水分検出器を見て、外観の変化又は漸進的水分検出器の各受動水分検出器の外観の変化がないことの重要性を容易に理解できる。異なる受動水分検出器が、それぞれ、水分に曝される時間に基づいて、外観が変化するように構成されている実施形態では、兆候により、受動水分検出器の外観の変化に必要とされる又は必要とされた水分曝露の持続時間(又はおよその持続時間)が伝達され得る。漸進的水分検出器の各受動水分検出器の外観が、受動水分検出器が曝される水分の種類に基づいて変化する実施形態では、兆候は、外観が変化することになる又は変化した水分の種類(複数可)に対応し得る。
水分曝露の量、時間及び/又は種類を知ることにより、反応手段を選択することができる。例えば、デバイスが単一水分(例えば、塩、糖又は他の成分)に曝されると、特定の手段を取って、電子デバイス又は他の水分感受性基材から、水分を除去する必要があることを示唆し得る。電子デバイス又は他の水分感受性基材に曝された水分が更に塩を含んだ場合、治療指示書には、デバイスが乾燥する前に、塩が電子デバイス又は他の水分感受性基材(塩により腐食が生じる)に及ぼす影響を除去するか、又は消失させる行為を含み得る。電子デバイス又は他の水分感受性基材は、砂糖を含む基材又は粘着性基材に曝すと、デバイスを乾燥させる前に、デバイスから基材を除去するための追加手段を取ることもある。
漸進的水分検出器は、基材製造後、電子デバイスなど、水分感受性基材に連結させ(例えば、再販売業者、防湿コーティングを製造後にデバイスに塗布する第三者又は消費者によって)、エンドユーザー又は別の第三者は、基材が水分に曝されているか否か、及び任意により、基材が曝された水分の量、時間及び/又は水分の種類を容易に判定できる。いくつかの実施形態では、水分感受性基材に1種以上のコーティングを塗布した後、漸進的水分検出器は、水分感受性基材に組み立てられもよい。漸進的水分検出器の受動水分検出器が、水分感受性基材の防湿コーティングと実質的に同一であるコーティングを含有するとき、受動水分検出器の外観により、防湿コーティングの完全性の信頼できる指標が提供され得る。
本開示の主題の他の態様、並びに様々な態様の特徴及び利点は、本開示の考察、添付図面及び捕捉された特許請求を介して、当業者に明らかとなる。
従来の受動水分検出器の実施形態を示す斜視図である。 従来の受動水分検出器の動作を示す実施形態である。 A〜Dは、異なる厚さを有するコーティングで覆われている周縁部を備えた受動水分検出器の実施形態を示す図である。 受動的に水分を検出し、水分に関するいくつかの表示を提供するように構成されている漸進的水分検出器の実施形態の略図である。 漸進的水分検出器が時間の経過とともに水分に応答し得る方法の実施形態を示す。 受動水分検出器及び少なくとも一部保護コーティングで覆われている少なくとも1つの構成部品を備える水分感受性基材を示す略図である。
図1及び図2は、受動水分検出器10並びに水分曝露が受動水分検出器10に及ぼす効果の実施形態を示す。
図3A〜図3Dは、封止された表示層18を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の実施形態を示す。より具体的には、図3A〜図3Dはそれぞれ、表示層18を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の実施形態を示す。染料16は、このような方法で各表示層18と連結し、水分M(図2)が表示層18に作用し、表示層18が水分を含むと、染料16も水分を含み、その結果、染料16の変化、表示層18の色の変化、又はその両方など、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の色が変化する。
また、各受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、その表示層18の周縁部19を覆う周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’を含む。図3A〜図3Dを共に表示すると明らかなように、いくつかの実施形態では、各周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’の厚さが異なり、受動的水分検出器10’〜受動的水分検出器10’’’’まで、周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’の厚さが漸進的に増大する。特定の実施形態では、各周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’は、電子デバイス構成部品又は使用される受動水分検出器10’、10’、10’’’、10’’’’を備える他の水分感受性基材において、1種以上の保護コーティング(例えば、防湿コーティング、撥水コーティングなど)を形成する同じ種類の材料から形成されてもよい。更に具体的には、周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’は、ポリ(ρ−キシリレン)又はパリレンから形成され得る。1つ以上の電子デバイスの構成部品又は使用されるように構成されている受動水分検出器10’’’’を備える他の水分感受性基材において、最も厚い周辺コーティング30’’’’(図3D)の厚さは、対応する保護コーティングの厚さと同じであるか、又は実質的に同じであってもよい。電子デバイス又は他の水分感受性基材が2μm〜6μm(すなわち、約4μm)を有する厚さ(例えば、平均厚さ、最小厚さなど)を備える保護層を含む実施形態では、受動水分検出器10’’’’の周辺コーティング30’’’’は、厚さ2μm〜6μm(すなわち、約4μm)を有し得る。かかる実施形態では、周辺コーティング30’’’は、約3μmの厚みを有してもよく、周辺コーティング30’’は、約2μmの厚みを有してもよく、また、周辺コーティング30’は、約1μmの厚みを有してもよい。
他の実施形態では、周辺コーティング30’、30’’、30’’’は、水分検出器の10’、10’’、10’’’は、異なる保護材料から形成され得る。周辺コーティング30’、30’’、30’’’を形成する保護材料は、電子デバイス又は使用される受動水分検出器群10’、10’’、10’’’を備える他の水分感受性基材とともに使用される保護材料に対応し得る。非限定的実施例として、周辺コーティング30’は、撥水材料から形成されてもよく、周辺コーティング30’’は、防湿材料から形成されてもよく、周辺コーティング30’’’は、その上に防湿コーティングを備えた防湿材料を含み得る。周辺コーティング30’、30’’、30’’’は、電子デバイス又は使用される受動水分検出器10’、10’’、10’’’を備える他の水分感受性基材の対応する保護コーティングと実質的に同じであるか、又は同じであるように構成されてもよい。
別の選択肢として、周辺コーティング30’、30’’などは、各周辺コーティング30’、30’’などとともに、水分に曝されたときに分解する材料から形成することができ、他の周辺コーティング30’、30’’などとは異なる速度及び異なる時間で分解させる。かかる材料の例としては、ゼラチン、カラギーナン、修飾デンプン、修飾セルロースなどが挙げられる。
更に別の選択肢として、周辺コーティング30’、30’’などは、完全にその孔又は他の経路を通過する水分の流れを防止することなく、それらを通過する水分の流れを阻害する孔又は他の経路を有する非水溶性物質を含むことができる。各周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路は、周辺コーティング30’、30’’などにより、水分が表示層18に到達しないようにする特定の時間数又は時間範囲に対応し得る。各周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路は、漸進的受動水分検出器100を構築する一連の受動水分検出器10、10’、10’’などの他の周辺コーティング30’、30’’などを通過する孔又は他の経路とは異なってもよく、したがって、一連の受動水分検出器10、10’、10’’などの様々な周辺コーディング30’、30’’などにより、水分が各表示層18に到達しないようにする時間又は時間範囲は、受動水分検出器10、10’、10’’など毎にそれぞれ異なる。
表示層18は、水などの液体を輸送するように構成される。いくつかの好適な材料としては、繊維材料(例えば、紙、ポリオレフィンなど)、不織布材料(例えば、繊維、ポリオレフィンなど)及び多孔質材料(例えば、ポリオレフィンなど)が挙げられる。いくつかの実施形態では、表示層18が形成される材料は、吸上作用を向上させる材料(例えば、親水性材料など)を含むか、又はこれらを用いて処理されていてもよい。
染料16は、BASF Corp.(Mount Olive,New Jersey)から販売されているFASTUSOL Red 43LN及びBASACID RED NB 391Lなど、任意の好適な水溶性染料又はインクを含んでもよい。他の色の染料を使用してもよい。
更に、各受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’では、表示層18の最上層に透明フィルム20を具備してもよい。透明フィルム20(例えば、その構成、形成される材料など)は、水分Mに表示層18の上面の露出を制限又は防止してもよく(図2)、染料16及び/又は表示層18のいかなる色の変化も見ることができるようになる。特定の実施形態では、透明フィルム20は、ポリエチレンテレフタレート(PET)を含んでもよい。
任意に、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、表示層18に隣接している接着剤層14又は表示層18に固定されている染料16担持層を含んでもよい。受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’は、表示層18に透明フィルム20を含む実施形態では、接着剤層14は、透明フィルム20から、表示層18の反対側に配置されてもよい。このような接着剤層14は、受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’の別の要素(表示層18、染料16を担持する層など)に直接塗布できるか、又は、専用接着剤担持要素(接着剤層14をその両側に有するフィルムなど)の一部であってもよい。特定の実施形態では、接着剤層14は、アクリル系接着剤を含んでもよい。
次に、図4は、漸進的受動水分検出器100の実施形態を示す。漸進的受動水分検出器100は、少なくとも2つの異なる受動水分検出器10、10’を含む。いくつかの実施形態では、漸進的受動水分検出器100は、3つ以上の受動水分検出器10、10’、10’’を含み得る。図4によって示される実施形態では、漸進的受動水分検出器100は、5つの受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’を含む。その水分検出器の数に関係なく、漸進的受動水分検出器100の受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’は、電子デバイス又は使用される漸進的受動水分検出器100を備える他の水分感受性基材に水分曝露が及ぼす影響を示す方法で、配置され得る。
非限定的実施例として、漸進的受動水分検出器100が、異なる速度で水がそこから浸透し得る周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’を含む実施形態において(図3A〜3D)、受動水分検出器10、10’、10’’、10’’’、10’’’’は、漸進的受動水分検出器100が水分に曝された時間量をある程度示す方法で、配置してもよい。図5に示されるように、かかる実施形態では、第1受動水分検出器10の外観の変化により、漸進的水分検出器100が水分に曝されていることが明らかになり得る。水分に曝された後わずかの間に第1受動水分検出器10(短い第1時間の後)は、外観の変化を受ける。第3受動水分検出器10’’の外観に対応する変化のない場合の第2受動水分検出器10’の外観の変化は、漸進的受動水分検出器が長期の時間、又は第1時間を超える、第2時間(例えば、15分、30分など)、水分に曝されていることを示し得る。漸進的受動水分検出器100は、水分が第3受動水分検出器10’’の表示層18(図3B)に浸透し得る(例えば、それぞれ、30分、60分など)のに十分な時間(すなわち、第2時間を超える第3時間)、水分に曝されていない。
別の非限定的な実施例として、漸進的受動水分検出器100が、異なる保護コーティング(例えば、それぞれ、撥水コーティング、防湿コーティング、撥水性材料がコーティングされた防湿コーティング)など、様々な材料から形成される周辺コーティング30’、30’’、30’’’(図3A〜3C)を備える受動水分検出器10’、10’’、10’’’を具備する実施形態において、受動水分検出器10’、10’’、10’’’は、対応する保護コーティングの電子デバイス又は使用される漸進的受動水分検出器100を備える他の水分感受性基材への有効性を明かにする方法で、配置されてもよい。図5に関して、周辺コーティングを有していない第一受動水分検出器10は、漸進的水分検出器100が水分に曝されていることを示す。第2受動水分検出器は、その保護コーティング30’により、その表示層18(図3A)への水分の浸透が阻止されなかったが、第3受動水分検出器10’’及び第4受動水分検出器10’’’の保護コーティング30’’及び30’’’は、それぞれ、各表示層18への水分の浸透を阻止したことを示す。また、かかる情報から、電子デバイス又は他の水分感受性基材が水分に曝されたこと、及び電子デバイスの構成部品又は他の水分感受性基材が水分から保護されたことが明らかになり得る。
図3A〜図5は、四角い形状である受動水分検出器10、10’、10’’などを示すが、他の好適な形状も、本開示の範囲内である。例えば、受動水分検出器は、円形、三角形又は六角形の形状、若しくは、その他の所望の多角形形体を有し得る。別の例として、受動水分検出器は、扇形(すなわち、パイの一片)のような形状であってもよい。
図4及び図5に示すように、漸進的受動水分検出器100を形成するために、逐次的に配置されている受動水分検出器10、10’、10’’などの代替として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、任意の他の好適な構成に配置してもよい。一例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、多角形パターンに配置してもよい(例えば、三角形として、正方形として、長方形として、五角形として、六角形として、など)。別の例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、円形配置で設置してもよく、受動水分検出器10、10’、10’’などは、円形又は円を形成する扇形のような形状で配置され得る。更に別の例として、受動水分検出器10、10’、10’’などは、互いに相対的に重ねる又は積み重ねてもよい。
図6には、漸進的受動水分検出器100を含む、電子デバイスなど水分感受性基材200の実施形態が示されている。水分感受性基材200は、少なくとも一部、保護コーティングで覆われている、少なくとも1つの構成部品210を含む。いくつかの実施形態では、構成部品210並びに他の構成部品及び/又は構成部品210に関連づけられた機能を水分に曝されることから防ぐために、保護コーティング212が構成されてもよい。これに制限するものではなく、保護コーティング212は、撥水材料及び/又は防湿コーティング材料を含んでもよい。漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材200の保護コーティング(複数可)212に対応する方法で構成されていてもよい。例えば、漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材の少なくとも1つの保護コーティング212に対応している周辺コーティング30’、30’’、30’’’、30’’’’(例えば、同一材料(複数可)で形成される、同一であるか、又は実質的に同一である保護特性(例えば、厚さ、耐性、不浸透性を有するなど))を備える1つ以上の受動水分検出器10’、10’’、10’’’、10’’’’(図3A〜図3F)を含んでもよい。明細書において以前開示されたように、漸進的受動水分検出器100は、水分感受性基材200が水分に曝されたか否か、水分感受性基材200の水分曝露の考えられ得る影響又は実際の影響を当業者が評価することができる。
上記の開示により、多くの詳細が提供されるが、これらは、以下の任意の特許請求の範囲を制限するものとして解釈すべきではない。他の実施形態は、特許請求の範囲から逸脱しないように、考案してもよい。異なる実施形態の機能は、組み合わせて使用してもよい。したがって、各請求の範囲は、その平易な言葉のみ及び利用可能な、その要素と法的に同等である全範囲によって示され、制限される。




  1. 漸進的水分検出器であって、
    互いに異なる水分曝露事象に反応する、物理的に分離し、隣接しているが、離間されている複数の水分検出要素を備える水分検出器。

  2. 請求項1に記載の漸進的水分検出器であって、分離し、隣接しているが、離間されている前記複数の水分検出要素は、複数の各水分検出要素の水分感受性に対応して、一連に配置されている、水分検出器。

  3. 請求項2に記載の漸進的水分検出器であって、
    一連の第1水分検出要素は、第1持続時間水分に曝されると、外観が変化するように構成され、
    一連の第2水分検出要素は、前記第1持続時間を超える第2持続時間水分に曝されると、外観が変化するように構成されている、水分検出器。

  4. 前記第1水分検出要素は、約1分以下水分に曝されると、外観が変化するように構成されている、請求項3に記載の漸進的水分検出器。

  5. 請求項3に記載の漸進的水分検出器であって、前記第1水分検出要素は、前記第1水分検出要素の表示器の露出を防止する機能を有さない、水分検出器。

  6. 請求項5に記載の漸進的水分検出器であって、前記第2水分検出要素は、前記第2水分検出要素の表示器の露出を防止する機能を含む、水分検出器。

  7. 請求項6に記載の漸進的水分検出器であって、
    一連の第3水分検出要素は、前記第2持続時間を超える第3持続時間水分に曝されると、外観が変化するように構成されている、水分検出器。

  8. 請求項7に記載の漸進的水分検出器であって、前記第3水分検出要素は、前記第3水分検出要素の表示器の露出を防止する機能を含む、水分検出器。

  9. 請求項8に記載の漸進的水分検出器であって、前記第2水分検出要素の前記機能及び第3水分検出要素の前記機能は、同じ材料から構成されているが、異なる厚さを有するコーティングを含む、漸進的水分検出器。

  10. 請求項8に記載の漸進的水分検出器であって、前記第2水分検出要素の前記機能及び第3水分検出要素の前記機能は、異なる材料のコーティングを含む、漸進的水分検出器。

  11. 請求項8に記載の漸進的水分検出器であって、前記第2水分検出要素の前記機能及び第3水分検出要素の前記機能は、水分に対する異なる浸透性を有する、漸進的水分検出器。

  12. 請求項3に記載の漸進的水分検出器であって、前記第1水分検出要素及び前記第2水分検出器要素は、異なる速度で、水分の種類によって分解される異なる染料を含む、漸進的水分検出器。

  13. 電子デバイスであって、
    電子デバイスと、
    前記電子デバイスによって担持される少なくとも1つの漸進的水分検出器であって、互いに異なる水分曝露事象に反応する、物理的に分離し、隣接しているが、離間されている複数の水分検出要素を備えており、前記水分曝露事象に関する指標を提示する、漸進的水分検出器と、を備える、電子デバイス。

  14. 少なくとも一部の前記電子デバイス上に、防湿コーティングを更に含む、請求項13に記載の電子デバイス。

  15. 前記防湿コーティングは、前記電子デバイス内部内の少なくとも一部の表面上にある請求項14に記載の電子デバイス。

  16. 複数の第1水分検出器要素は、防湿コーティングによって保護されていない表示器を含む、請求項14に記載の電子デバイス。

  17. 防湿コーティングにより、水分と複数の第2水分検出器要素の表示器との接触が阻止される、請求項16に記載の電子デバイス。

  18. 水分と前記第2水分検出器要素の前記表示器との接触が阻止される前記防湿コーティング及び前記電子デバイスの少なくとも一部の前記防湿コーティングは同一材料を含む、請求項17に記載の電子デバイス。

  19. 請求項18に記載の電子デバイスであって、別の防湿コーティングにより、水分と複数の第3分検出器要素の表示器との接触が阻止され、前記別の防湿コーティングは、前記第2水分検出器要素の前記防湿コーティングの材料とは異なる前記第3水分検出器要素の材料を含む、電子デバイス。

  20. 請求項18に記載の電子デバイスであって、水分を前記第2水分検出器要素の前記表示器の接触から阻止する前記防湿コーティング及び前記電子デバイスの少なくとも一部の前記防湿コーティングは、ほぼ同じ厚さを有する、電子デバイス。

  21. 水分曝露事象に関する情報を得るための方法であって、
    前記水分曝露事象に関して異なる可視情報を提供する前記漸進的水分検出器の横方向に分離している前記受動水分検出部の漸進的水分検出器を見ることと、
    前記漸進的水分検出器の各受動水分検出部の外観が変化したか否かを判定することと、
    水分曝露事象に対する各受動水分検出部の外観に関する情報を関連づけることと、を含む方法。

  22. 関連づけることは、少なくとも1つの受動水分検出部での兆候を考慮することを含む、請求項20に記載の方法。

  23. 関連づけることは、前記水分曝露事象の持続時間を測定することを含む、請求項20に記載の方法。

  24. 前記水分曝露事象の前記持続時間を測定することは、複数の水分曝露事象の組み合わせた持続時間を測定することを含む、請求項22に記載の方法。

 

 

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