端末デバイスを動作させるための方法

 

本発明は、電気通信ネットワークの基地局(12)からデータ通信の確立の要求を受信すると前記データ通信を確立するように構成された端末デバイス(10)の動作のための方法に関する。本方法によれば、前記端末デバイス(10)の使用状態が決定される。前記使用状態は、前記端末デバイス(10)の少なくとも1つの機能またはアプリケーション(13)の現在の使用を示す。決定された前記使用状態に応じて、データトラフィック停止信号が前記基地局(12)へ送信される。前記データトラフィック停止信号は、前記基地局(12)に対し、所定量の時間の間前記端末デバイス(10)への前記データ通信の確立の前記要求を送信することを回避することを指示する。
【選択図】図2

 

 

本発明は、端末デバイスを動作させるための方法に、特に、端末デバイスのデータ通信モデムがアクティブである時間の量を減少させるための方法に、関する。本発明は、さらに、端末デバイスを動作させるための方法を支援する電気通信ネットワークの基地局を動作させるための方法に関する。最後に、本発明は、端末デバイス、例えばセルラーフォンおよび、基地局に関する。
例えばセルラーデータ通信および電話通信を含む電気通信ネットワークなどのワイヤレス通信システム内の例えば携帯セルラー電話機、スマートフォンまたはタブレットPCなどの端末デバイスの動作について、全体の電池寿命は、重大な要素であり得、消費者の視点からの主要な性能表示の1つであり得る。必要とされる充電の間隔は、消費者の行動および使用状況の可能性に顕著に影響を与える。
電話通信について、端末デバイスの送受信機ユニット、いわゆるモデムは、通話を受信するまたは開始するために起動され、通話が終了する際に停止される。しかしながら、例えばe−メールを受信するもしくは送信する、または情報をインターネットへアップロードするまたはダウンロードするためにネットワークまたはネットワークの基地局と端末デバイスとの間でのモバイル通信ネットワークにおいてデータ送信が発生する際に、このアクティビティは、特にさもなければ端末が休止状態である場合において、平均モデム電力消費に影響を与えるであろう。これについての理由は、データ送信そのものの間における電力消費のみならず、モデムが、通常、例えばユーザの視点から応答時間が増加し得る頻繁なデータ通信手順を回避するために、各データアクティビティ後にある時間について電力消費状態のままでいるように強いられるためでもある。図1は、データ通信に関連してモバイル端末デバイスのモデムまたは送受信機ユニットへ電力を供給する全体的な原則を示す。t0からt1まで、端末デバイスは、アイドル状態にあり、アイドル状態電力P0を消費する。t1において、データ通信アクティビティが開始される。モデムに電力の供給がなされ、モバイルデバイスは、P2により示される顕著により大量のエネルギーを消費する。t1からt2までの時間において、データがモデムを介して通信される。t1およびt2の間の時間は、送信されるべきデータの量およびデータレートに依存する。t2において、データ送信が終了される。しかしながら、モデムは、t3まで電力供給された状態のままである。t2からt3までの時間は、モバイル端末デバイスおよびネットワークの構成に依存する。t3において、端末デバイスは、接続状態内において省電力状態へ移行する。この省電力状態において、低減された量の電力P1が必要とされ、これは依然としてアイドル状態において必要とされる電力P0よりも顕著に大きい。t4までさらなるデータ通信が要求されない場合、データ通信接続は閉じられ、端末デバイスはアイドル状態に入る。この場合もやはり、t3からt4までの時間は、モバイル端末デバイスおよびネットワークの構成に依存する。
電気通信ネットワークおよび端末デバイスの間の多くのデータ送信アクティビティは、例えばe−メール更新、ソーシャルネットワークのメッセージ、データ同期、天気予報更新、オペレーティングシステム関連データ、アプリケーション関連データまたは更新などの種々のバックグラウンド型のものである。このデータ通信トラフィックは、特に例えばスマートフォンおよびタブレットPCなどの多様なデータアプリケーションを実行するデバイスにおいて比較的頻繁であり得る。このデータ通信トラフィックのある部分は、恐らく、端末デバイス自身よりも電気通信ネットワークのサーバまたはサービスにより開始されるであろう。これは、端末デバイスが新規のe−メールステータスをプルするよりもいわゆるプッシュ通知により受け取るe−メールが通知され得ることを意味する。他の種類の多くの更新サービスがまた、プッシュベースであり得、これは、これらのサービスが端末デバイス自身によってではなく電気通信ネットワークによって開始されることを意味する。
現在の電気通信標準において、例えば、3GPP標準(第3世代パートナーシッププロジェクト(third generation partnership project))、WCDMA(広帯域符号分割多元接続)、HSPA(高速パケット接続)およびLTE(ロング・ターム・エボリューション)において、端末デバイスの電池のエネルギーの節約をサポートする機能はわずかしか利用可能でない。例えば、WCDMA/HSPAについてファストドーマンシ信号(fast dormancy signal)が利用可能であり、ここで端末デバイスはデータ通信セッションを終了させた後にシグナルを送信し、休止状態へ入る意図を示すことができる。LTEについては、できる限り電力消費が最適であるネットワーク構成を端末デバイスが望むというシグナルを端末デバイスが送信することのできる、リリース11において導入された他の可能性がある。これは、例えば3GPPドキュメント36.822のセクション6において検討され、提案された。さらにまた、この機能の導入は、「多様なデータアプリケーションのためのLTE無線アクセスネットワーク(RAN)強化」の一部である。
しかしながら、端末デバイスの電池電力の改善された節約に対する要求がいまだにある。
本発明によれば、この目的は、請求項1に定義される端末デバイスを動作させる方法、請求項8に定義される電気通信ネットワークの基地局を動作させる方法、請求項10に定義される端末デバイスおよび請求項14に定義される電気通信ネットワークの基地局により達成される。従属請求項は、本発明の好ましいおよび有利な実施形態を定義する。
本発明の一局面によれば、端末デバイス、特に電池電力供給端末デバイス、例えばモバイル端末デバイスを動作させるための方法が提供される。端末デバイスは、電気通信ネットワークの基地局からのデータ通信の確立の要求を受信するとデータ通信を確立するように構成されている。本方法によれば、端末デバイスの使用状態が決定される。使用状態は、端末デバイスの少なくとも1つの機能またはアプリケーションの現在の使用を示す。例えば、使用状態は、端末デバイスが現在使用中であるか、例えば端末デバイスのスクリーンまたはディスプレイのスイッチがつけられているかもしくはスイッチが消されているか、または端末デバイスがユーザの手の中に握られていることを端末デバイスの近接センサが示しているか、などを示し得る。さらにまた、使用状態は、例えば音楽再生、ビデオストリーミング、ウェブブラウジングまたはe−メール送信などの、どのアプリケーションが、現在実行中であるかを示し得る。決定された使用状態に応じて、データトラフィック停止信号が電気通信ネットワークの基地局へ送信される。データトラフィック停止信号は、基地局が所定量の時間の間端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを回避することを、示すまたは指示する。基地局へデータトラフィック停止信号を送信することにより、端末デバイスは、所定量の時間の間電気通信ネットワークがバックグラウンドに適応されたトラフィックを開始しないように勧告されることを、提案することができる。このようにして、端末デバイスにより確立されたデータ通信のみならずネットワークが開始したデータ通信、例えばプッシュ通知、もまた制限されるか適切な時間インスタンスへ延期され得るため、端末デバイスはデータモデムができる限り長い間電力効率のよいアイドル状態に止まることを確かにすることができる。したがって、端末デバイスの電池寿命が延長され得る。
本方法は、使用されるために、既存の標準への修正を含み得る。例えばWCDMA/HSPAおよびLTEについて3GPP標準において、例えばWCDMA/HSPAおよびLTEについての3GPP TS(技術仕様)25.331および36.331をそれぞれ修正することによる、変更が必要とされ得る。例えば、25.331において、情報エレメントがファストドーマンシ解放通知シグナリングに加えて追加され得る。36.331において、UE(ユーザ機器)シグナリングが、RRC(無線リソース制御)接続解放手順へこの目的のために追加され得る。しかしながら、3GPP仕様書におけるこれらの修正のための代わりの位置が可能であり、依然として端末デバイスによってシグナリングされる停止タイマーサジェスチョンの同様の概念を与える。
一実施形態によれば、本方法はさらに使用状態をユーザ定義設定と比較することを含む。この実施形態において、データトラフィック停止信号が、比較に応じて送信される。ユーザ定義設定は、例えばそもそもデータトラフィック停止信号を送信することを可能とすることまたは不可能とすること、および例えば端末デバイスのある機能またはアプリケーションが実行中である場合データトラフィック停止信号を送信することを抑止する、端末デバイスのある機能またはアプリケーションを特徴づける構成を、含み得る。言い換えると、あるアプリケーションまたは機能、例えばリアルタイムデータ通信を必要とする機能またはアプリケーションが実行中である場合、データトラフィック停止信号は基地局へ送信されない。しかしながら、このようなアプリケーションまたは機能が実行中でない場合、データトラフィック停止信号が基地局へ送信される。さらにまた、あるアプリケーションまたは機能が実行中である場合に、例えば音楽再生アプリケーションが実行中であり、かつユーザが音楽を聴いている場合に、データトラフィック停止信号が送信され得る。さらにまた、例えばスクリーンのスイッチが切れているまたは端末デバイスがユーザの手に握られていないことを端末デバイスの近接センサが示すなどのため、端末デバイスが現在使用されていないことを使用状態が示す場合、データトラフィック停止信号が送信され得る。
さらなる実施形態によれば、データトラフィック停止タイマー値を含む構成情報が基地局へ送られる。データトラフィック停止タイマー値は、基地局がデータトラフィック停止信号を受信した後に端末デバイスへのデータ通信の確立の要求を送信することを回避するための所定量の時間を示す。データトラフィック停止タイマー値をデータトラフィック停止期間のアクティベートとは別個に構成することにより、通信オーバーヘッドが減少し得、およびデータトラフィック停止信号は他のプロトコルデータユニットと関連して基地局に送信される単一ビットであり得る。しかしながら、別の実施形態によれば、データトラフィック停止信号は、データトラフィック停止タイマー値を含み得る。これは、端末デバイスの現在の使用自体に適合し得る、データトラフィック停止のための可変の所定量の時間を容易とし得る。
別の実施形態によれば、端末デバイスは、データ通信の確立のための送受信機ユニットを含む。送受信機ユニットは、モデムとしてまた知られている。この実施形態によれば、送受信機ユニットは、基地局へデータトラフィック停止信号を送信すると電源が切られる。したがって、電池電力は、顕著に節約される。送受信機ユニットは、端末デバイスにより開始されたデータ通信が確立した場合または端末デバイスが電気通信ネットワークまたは基地局からページング信号を受信した場合に、電源が投入され得る。しかしながら、データ通信が確立されるであろうことを示すこのようなページング信号は、可能であればデータトラフィック停止信号が受信された後少なくとも所定量の時間について、電気通信ネットワークにより延期されるべきである。
一実施形態によれば、所定量の時間は、1〜60分の範囲内である。さらにまた、所定量の時間は、端末デバイスのユーザにより構成され得、または過去における端末デバイスのアプリケーションおよび機能に関連したデータ通信の使用に関する履歴情報に由来し、適合され得る。
本発明の別の局面によれば、電気通信ネットワークの基地局または電気通信ネットワークのサーバを動作させるための方法が提供される。基地局は、端末デバイスへのデータ通信の確立の要求を送信するように構成されている。電気通信ネットワークは、セルラーデータおよび電話通信ネットワークを含み得る。本方法によれば、データトラフィック停止信号が端末デバイスから受信される。データトラフィック停止信号は、基地局が所定量の時間について端末デバイスへデータ通信の確立を要求することを回避することを示し、指示する。データトラフィック停止信号を受信すると、基地局は、所定量の時間について端末デバイスへのデータ通信の確立の要求を送信することを抑止する。
最も電力効率の良い方式で端末デバイスのモデムを利用し、休止中のモデム状態の継続期間をできる限り長く確保するために、いつデータトラフィックが開始され得るかについての豊富な知見はネットワーク内にあり得るものの、端末デバイス内における多くの局面があり得、このことは、エンドユーザと端末デバイスとの間のインタラクションに起因して、どのようにしてネットワークと端末デバイスとの間のデータ通信が最も電力効率の良い方式で処理されるかおよびいつ休止期間が発生すべきかに影響を与え得る。このような局面は、例えば、端末デバイスが現在アクティブに使用されているか、例えばユーザが端末をかれらの手に有するか否か、スクリーンのスイッチが入っているか否か、例えば音楽再生、ビデオストリーミング、ウェブブラウジング、e−メール送信などどのように端末が使用されるかを含み得る。これらの局面は、典型的にはネットワークには知られないが、端末デバイスから受信されるデータトラフィック停止信号を介して示されている場合には考慮され得る。したがって、データトラフィック停止信号を受信した後に所定量の時間について端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを抑止することにより、基地局は端末デバイスの電力効率の良い動作に寄与し得、端末デバイスの電池寿命を延長する。
一実施形態によれば、データ通信の確立の要求は、端末デバイスからデータトラフィック停止信号を受信した後の所定量の時間の間に端末デバイスから受信される。言い換えると、基地局がデータ通信の確立の要求を送信することを抑止している一方で、基地局は、端末デバイスからデータ通信の確立の要求を受信する。この場合、端末デバイスからデータ通信の確立の要求を受信すると、データ通信の確立の要求を送信することの抑止が中止され、ゆえにデータ通信が確立される。したがって、例えばデータトラフィック停止の所定量の時間の間にデータ通信の確立の要求が端末デバイスにより発行された場合、データ通信がそれにも関わらず確立される。端末デバイスにより送信されるデータ通信の確立の要求は、ユーザインタラクション、例えばユーザが端末上でウェブブラウザを開始することに基づき得る。
本発明のさらなる局面によれば、端末デバイスが提供される。端末デバイスは、送受信機ユニット、プロセッシングユニットおよび送受信機アクティビティ制御ユニットを含む。送受信機ユニットは、端末デバイスおよび電気通信ネットワークの基地局の間のデータ通信を確立するように構成されている。プロセッシングユニットは、端末デバイスの少なくとも1つの機能またはアプリケーションを実行するように構成されている。送受信機アクティビティ制御ユニットは、端末デバイスの使用状態を決定するように構成されている。使用状態は、プロセッシングユニットにより実行されている少なくとも1つの機能またはアプリケーションの現在の使用を示す。送受信機アクティビティ制御ユニットは、さらにまた、決定された使用状態に応じて基地局へデータトラフィック停止信号を送信するように構成されている。データトラフィック停止信号は、所定量の時間の間端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを回避するように基地局に指示する。
一実施形態によれば、端末デバイスは、上述した方法を行うように構成されている。さらにまた、端末デバイスは、携帯用電池を電源としたデバイス、例えば、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、携帯音楽プレーヤ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、またはナビゲーションシステムを含む。
本発明の別の局面によれば、電気通信ネットワークの基地局が提供される。基地局は、端末デバイスと基地局との間のデータ通信を確立するための送受信機ユニットおよびプロセッシングユニットを含む。プロセッシングユニットは、端末デバイスからデータトラフィック停止信号を受信するように構成されている。データトラフィック停止信号は、所定量の時間の間端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを回避するように基地局に指示する。データトラフィック停止信号を受信すると、プロセッシングユニットは、所定量の時間端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを抑止する。
一実施形態によれば、基地局は、上述した基地局を動作させる方法を行うように構成されている。
上記概要において記載される具体的な特徴および以下の詳細な説明が特定の実施態様および本発明の局面に関して記載されるにも関わらず、実施形態および局面の特徴は、他に具体的に言及されない限り互いに組み合わされ得る。
本発明は、これから、添付する図面を参照しつつより詳細に記載されるであろう。
図1は、データ通信が確立され、および終了した場合における端末デバイスの電力消費を時間の関数として示す。 図2は、電気通信ネットワークの基地局に関連して本発明の実施形態に係る端末デバイスを概略的に示す。 図3は、端末デバイスの送受信機アクティビティを時間の関数として示す。 図4は、本発明の実施形態に係る端末デバイスの送受信機アクティビティを時間の関数として示す。 図5は、本発明の実施形態に係る端末デバイスのさらなる送受信機アクティビティを時間の関数として示す。 図6は、本発明の実施形態に係る端末デバイスを動作させる方法のステップを含むフローチャートを示す。 図7は、本発明の実施形態に係る基地局を動作させる方法のステップを含むフローチャートを示す。
以下に、本発明の例となる実施形態がより詳細に記載される。ここに記載される種々の例となる実施形態の特徴が他に具体的に言及されない限り互いに組み合わされ得ることが理解される。
図2は、ワイヤレスインタフェースまたは無線インターフェース11を介して電気通信ネットワークの基地局12に接続される端末デバイス10を示す。端末10は、アプリケーションユニット13、例えばいくつかの機能を含むオペレーティングシステムならびにアプリケーションを実行するプロセッシングユニットまたはいわゆるappを含む。端末デバイスは、さらにまた、送受信機またはモデム15を制御するためのモデムアクティビティ制御ユニット14を含む。送受信機15は、端末デバイス10および基地局12の間のデータ通信を確立するように構成されている。送受信機ユニット15は、技術分野において知られるように、さらにまた電話通信のためのおよび基地局12からページング信号を受信するための基地局12への接続を確立するように適合されている。送受信機アクティビティ制御ユニットとも呼ばれ得るモデムアクティビティ制御ユニット14は、端末デバイス10の使用状態を決定するように構成されている。使用状態は、端末デバイス10において現在実行されている機能またはアプリケーション13の現在の状態を示す。
モバイル通信システムについて典型的であるように、送受信機15および基地局12の間のデータ通信は、送受信機15が継続してアクティブであることを意味せず、端末デバイス10があるモバイル通信システムに属しており、基地局12から送信される制御信号、例えばページング信号を定期的に監視しているのみであることを意味する。端末デバイス10は、標準端末−基地局インターフェースに従い、1以上の基地局12との通信を処理することを担当する1より多いモデムユニットまたは送受信機ユニット15を含み得る。端末デバイス10の現在の使用状態に基づいて、モデムアクティビティ制御ユニット14は、送受信機15を介して基地局12へデータトラフィック停止信号を送信し得る。データトラフィック停止信号は、所定量の時間の間端末デバイスへデータ通信の確立の要求を送信することを回避するように基地局に指示する。したがって、送受信機ユニット15は、アイドル状態へ電源が切られることができ、端末デバイス10により消費される電力量を低減させる。送受信機ユニット15は、アプリケーションユニット13からデータ通信の確立の要求を受信すると、アクティブ状態へ電源が投入され得る。さらにまた、送受信機ユニット15は、基地局12からデータ通信の確立の要求を受信すると、アクティブ状態へ電源が投入され得る。しかしながら、データトラフィック停止信号に起因して、端末デバイス10へのデータ通信の確立の要求の送信は、基地局または電気通信ネットワークにおいて延期されるべきである。
図2に示されるように、電気通信ネットワークは、例えばデータサービスアクセス制御ユニット17を含むオペレータコアネットワーク16を含み得る。データサービスアクセス制御ユニット17は基地局12を介してデータトラフィック停止信号を受信し得、および所定量の時間の間端末デバイス10へのデータ通信の確立の要求を延期し得る。オペレータコアネットワーク16は、プッシュサーバ19を含み得るまたはプッシュサーバ19と連結され得るインターネット18へ接続され得る。プッシュサーバ19は、例えばインターネット18およびオペレータコアネットワークを介して新規に到着するe−メールを端末デバイス10へプッシュするe−メールサーバを含み得る。しかしながら、データトラフィック停止信号の受信後所定量の時間の間、データサービスアクセス制御ユニット17は、所定量の時間が経過するまでこのようなプッシュサービスを延期し得る。けれどもなお、データサービスアクセス制御ユニット17は、リアルタイムデータトラフィックセッションが要求された場合、所定量の時間内に端末デバイス10とデータ通信を確立し得る。
言い換えると、ネットワークが端末デバイス10からデータトラフィック停止信号を受信した場合、ネットワークは、タイマーが経過するまで端末デバイス10と非リアルタイムのデータトラフィックセッションを開始しないように指示される。これは、典型的には、ネットワークが特定のクオリティ・オブ・サービス(QoS)クラスを除いてデータセッションを開始しないことを保証するコアネットワーク16内のデータサービスアクセス制御ユニット17により実現される。このようにして、パケット交換音声電話または他のリアルタイムサービスが制限されず、一方で、例えばe−メールや他のバックグラウンドトラフィックを必要とするデータ通信が制限され得る。一旦タイマーがタイムアウトすると、プッシュ通知および他のネットワークにより開始されるトラフィックなどのネットワークにより開始されるサービスは、端末デバイス10へのトラフィックについて始動されるであろう。
この明細書のおよび添付された請求の範囲の文脈において、用語「基地局」は、電気通信ネットワークの基地局および電気通信ネットワークのさらなる処理部を表す。したがって、ここに記載される基地局によって行われる機能または方法ステップは、基地局12自体または電気通信ネットワークの他の設備により、例えば図2に示すようにオペレータコアネットワーク16もしくはデータサービスアクセス制御17により行われ得る。
図3〜5において、上述した方法を実現するためのデータトラフィックの挙動の変更のわずかな例が、説明されている。図3は、上述した方法なしの従来の挙動を示し、図4は、停止時間について比較的短い所定量の時間を有する上述した方法に関する挙動を示し、および図5は、停止時間について比較的長い所定量の時間を有する上述した方法に関するデータトラフィックの挙動を示す。所定量の時間は、ネットワーク内における停止タイマーを初期化するのに用いられ得る。
図3は、データトラフィックアクティビティを時間の関数として示す。データトラフィックは、接続状態でまたはアイドル状態であり得る。データトラフィックアクティビティは、端末デバイス10または基地局12を介したネットワークのいずれかにより開始され得る。端末デバイス10により開始されるデータトラフィックアクティビティは、縞模様のブロック31〜33により示されている。ネットワークにより開始されるデータトラフィックアクティビティは、ブロック41〜45により示されている。図3において、データ通信は、データを送信する対応する要求が生じた際にいつでも確立される。送受信機ユニット15の典型的な電源の切れる挙動に関し、図3に示される頻繁なデータ通信アクティビティは、送受信機ユニット15の大量の電力消費の原因となる。
図4において、所定量の時間の間端末デバイス10へのデータ通信の確立の要求を延長するためのデータトラフィック停止信号を用いる上述した方法が、用いられる。トラフィックアクティビティ31の後、括弧50により示される継続時間を有する停止タイマーが開始される。したがって、トラフィックアクティビティ41および42は、送受信機ユニット15により消費される電力を低減させるために、延期され、および組み合わされる。データトラフィック42の後、端末デバイス10から基地局12へさらなるデータトラフィック停止信号を送信することに起因して、停止タイマーが再度開始される。停止タイマーの継続時間は括弧51により示される。したがって、トラフィックアクティビティ43が延期される。しかしながら、端末デバイス10からの緊急またはリアルタイムデータトラフィック要求に起因して、停止タイマーは、中止され、データトラフィックブロック32および43が挿入される。データトラフィックブロック43の終了時に、次の停止時間52が開始され、データトラフィック要求44、45および33を延期する。停止時間52が経過した後に、これらのデータトラフィック通信が、行われる。
図5は、図4において用いられたものよりも非常に長い停止タイマーを用いた上述した方法に係るトラフィックアクティビティを示す。データトラフィック通信31の後、停止時間53の所定量の時間の間データトラフィックを延期する意図で、データトラフィック停止信号が端末デバイス10から基地局12へ送信される。しかしながら、端末デバイス10により開始された緊急またはリアルタイムデータ要求に起因して、停止時間53は、中止され、したがって、停止タイマーが経過する前にデータトラフィック42が送られる。けれどもなお、データトラフィックブロック41〜43は、延期されており、データトラフィックブロック32に関連してデータトラフィックブロック44とともに実行される。
図6は、端末デバイス10により行われる方法ステップを含む略図60を示す。ステップ61において、データトラフィック停止タイマー値が送受信機ユニット15を介してネットワークへ、例えば基地局12へ送信される。データトラフィック停止タイマー値は、端末デバイス10が基地局12へデータトラフィック停止信号を送信した後に基地局12が端末デバイス10へデータ通信の確立の要求を送信することを回避すべき所定量の時間を、規定する。ステップ62において、端末デバイス10自身またはネットワークのいずれかにより開始されたデータ通信が確立され、ステップ63において、端末デバイス10および基地局12の間でデータが送信される。ステップ64において、データ通信が終了する。ステップ65において、モデムアクティビティ制御ユニット14が端末デバイス10の使用状態を決定する。例えば、モデムアクティビティ制御ユニット14は、リアルタイム通信を必要とするアプリケーションまたは機能が実行されているかを検査し得る。このようなアプリケーションまたは機能が実行されている場合、本方法は、ステップ62において継続され、さらなるデータ通信を確立するために待機する。このようなアプリケーションまたは機能が実行されていない場合、本方法は、端末デバイス10が基地局12へデータトラフィック停止信号を送信するステップ66において継続される。さらにまた、ステップ67において、端末デバイス10のアプリケーションまたは機能13により開始されるデータ通信の確立の要求は、停止タイマーがタイムアウトするまで延期され得る。次いで、本方法は、ステップ62において継続される。
図7は、基地局12により行われる方法ステップを含む略図70を示す。ステップ71において、基地局12は、端末デバイス10からデータトラフィック停止タイマー値を受信する。このデータトラフィック停止タイマー値は、基地局12によりオペレータコアネットワーク16および/またはデータサービスアクセス制御17へ転送され得る。端末デバイス10からまたはプッシュサーバ19からまたは任意の他の発信源からデータ通信の確立の要求を受信した場合、ステップ72において、データ通信が確立される。ステップ74においてデータ通信が終了されるまで、ステップ73において、確立されたデータ通信を介してデータが送信される。ステップ75において基地局12が端末デバイス10からデータトラフィック停止信号を受信した場合、このデータトラフィック停止信号は、データサービスアクセス制御17へ転送され得る。データサービスアクセス制御17または基地局12のいずれかは、次いでステップ76において、停止タイマーがタイムアウトするまで、データ通信の確立の要求を延期し得る。このような要求は、プッシュサーバ19またはインターネット18の任意の他のサーバによりもたらされ得る。ステップ77においてプッシュサーバ19またはインターネット18からデータ通信の確立の要求を受信しない限り、本方法は、ステップ76において継続され、停止タイマーがタイムアウトするのを待つ。しかしながら、ステップ77においてタイマーがタイムアウトした、または端末デバイス10からデータ通信の確立の要求を受信する、またはリアルタイムアプリケーションに起因するデータ通信の確立のためにインターネット18からの要求を受信したことが検知された場合、本方法は、データ通信の確立の要求の延期が中止されるステップ78において継続され、ステップ72においてデータ通信が確立される。
要約すれば、上述した方法は、ネットワークにより要求されたデータアプリケーショントラフィックアクティビティを同期させる。このようなトラフィックの同期は、トラフィックタイムアウトインジケータ、例えばデータトラフィック停止信号を、例えば3GPP仕様書へ導入し、プッシュサーバおよび他のネットワークが開始したトラフィックを所定量の時間の間停止することを提案することにより、対応される。端末デバイス10内の端末デバイスにより開始されたトラフィックアクティビティの同様の自らの制御とともに、送受信機は、特にトラフィックの大部分がプッシュベースまたはネットワークにより開始されたものである場合、休止状態のままでいることができる。その結果、これは、端末デバイスの全体の電池寿命を延ばすであろう。
データトラフィック停止信号が端末デバイスにより開始されるため、端末デバイス内においてデータトラフィック停止信号の始動についてユーザと容易に関わる大きな可能性がある。例えば、スクリーンのスイッチが切れた、またはローカルの音楽再生が開始された、またはゲームが開始された、または任意の他の選択の使用状況の場合、データトラフィック停止信号は、開始され得る。さらに、停止タイマー値の選択はユーザ入力に供されることができる。データトラフィック停止信号の意義は、電気通信ネットワークに対する誘導として意図される一方で、任意のデータアクティベーションが、依然として電気通信ネットワークにより開始されることが可能であり、ネットワークの実施に委ねられる。言い換えると、例えばサービスの種類の品質に基づいて、どの種のデータトラフィックがデータトラフィック停止信号により制限されるかまたは延期されるかは、ネットワークの実施およびオペレータネットワークチューニング次第であろう。上述したように電気通信ネットワークは、停止タイマーが終了する前に端末デバイス自身がデータ送信を開始する場合、停止タイマーを破棄し得る。その時点で、全ての待機中のプッシュサーバまたは同様のデータが端末デバイスへ搬送され得る。
無線インターフェースにおける制御信号オーバーヘッドの量を制限するために、選択された既定のタイマー値が、無線リソース制御(RRC)接続確立の間に端末デバイスにより送信され得る。その後、端末デバイスは、接続解放の間に追加の単一のビットを、接続タイマーを再開したいまたはアクティベートしたいデータトラフィック停止信号として、シグナリングすることができる。接続確立は、WCDMA/LTEについて3GPP 25.331/36.331においてそれぞれ記載されており、ここでデータトラフィック停止タイマー値についての追加のパラメータが導入され得る。上述したように、アクティベーション信号、すなわちデータトラフィック停止信号は、また、3GPP仕様書25.331および36.331の他のセクションにおいて含まれ得る。
例による実施形態が、上に説明された一方で、他の実施形態において種々の修正が実施され得る。例えば、上述した方法は、例えばスマートフォンならびに特定のマシンタイプ通信デバイスなどのデータトラフィックを使用する全てのタイプの端末デバイスへ適用され得る。さらにまた、3GPP内において、上述した方法は、一般的な無線インターフェースの改善、または特定のマシンタイプ通信について計画された改善の延長のいずれかとして導入され得る。






  1. 端末デバイスを動作させるための方法であって、前記端末デバイス(10)は、電気通信ネットワークの基地局(12)からのデータ通信の確立の要求を受信すると前記データ通信を確立するように構成されており、前記方法は:
    − 端末デバイス(10)の使用状態を決定すること、前記使用状態は、前記端末デバイス(10)の少なくとも1つの機能またはアプリケーション(13)の現在の使用を示し、および
    決定された前記使用状態に応じて基地局(12)へデータトラフィック停止信号を送信すること、前記データトラフィック停止信号は、前記基地局(12)に対し、所定量の時間端末デバイス(10)への前記データ通信の確立の前記要求を送信することを回避するように指示する、
    のステップを含む、方法。

  2. − 前記使用状態をユーザ定義設定と比較すること、
    をさらに含み、
    前記データトラフィック停止信号を送信するステップは、前記比較に応じて前記データトラフィック停止信号を送信することを含む、請求項1に記載の方法。

  3. 前記端末デバイス(10)の前記使用状態を決定するステップは、前記端末デバイス(10)の少なくとも1つの実行中の機能またはアプリケーション(13)がリアルタイムのデータ通信を必要とするかを決定することを含む、請求項1または2に記載の方法。

  4. − 前記基地局(12)へデータトラフィック停止タイマー値を含む構成情報を送信すること、前記データトラフィック停止タイマー値は、前記端末デバイス(10)へ前記データ通信の確立の前記要求を送信することを回避するための所定量の時間を示す、
    をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。

  5. 前記データトラフィック停止信号は、所前記端末デバイス(10)へ前記データ通信の確立の前記要求を送信することを回避するための所定量の時間を示すデータトラフィック停止タイマー値を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。

  6. 端末デバイス(10)は、前記データ通信を確立するための送受信機ユニット(15)を含み、前記方法は:
    −基地局(12)へのデータトラフィック停止信号を送信すると前記送受信機ユニット(15)の電源を切ること、
    を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。

  7. 前記所定量の時間は、1〜60分の範囲内である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。

  8. 電気通信ネットワークの基地局の動作のための方法であって、前記基地局(12)は、端末デバイス(10)へデータ通信の確立の要求を送信するように構成されており、前記方法は:
    − 前記端末デバイス(10)からデータトラフィック停止信号を受信すること、前記データトラフィック停止信号は、基地局(12)に対し所定量の時間の間端末デバイス(10)へデータ通信の確立の要求を送信することを回避すること、および前記データトラフィック停止信号を受信すると、前記所定量の時間の間前記端末デバイス(10)へ前記データ通信の確立の前記要求を送信することを抑止することを指示する、
    のステップを含む、方法。

  9. −端末デバイス(10)から前記データトラフィック停止信号を受信した後に前記所定量の時間の間に前記端末デバイス(10)からデータ通信の確立の要求を受信すること、および
    −前記端末デバイス(10)からデータ通信の確立の前記要求を受信すると、前記データ通信の確立の前記要求を送信することを抑止するステップを中止すること、
    をさらに含む、請求項8に記載の方法。

  10. − 端末デバイス(10)および電気通信ネットワークの基地局(12)の間のデータ通信を確立するための送受信機ユニット(15)、および
    −少なくとも1つの機能またはアプリケーション(13)を実行するように構成されたプロセッシングユニット、および
    −前記端末デバイス(10)の使用状態を決定するように、および、決定された前記使用状態に応じて基地局(12)へデータトラフィック停止信号を送信するように構成された送受信機アクティビティ制御ユニット(14)、前記使用状態は少なくとも1つの機能またはアプリケーション(13)の現在の使用を示し、前記データトラフィック停止信号は所定量の時間の間前記端末デバイス(10)へ前記データ通信の確立の要求を送信することを回避するように基地局(12)に対し指示する、
    を含む端末デバイス。

  11. 前記端末デバイス(10)は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法を行うように構成されている、請求項10に記載の端末デバイス。

  12. 前記端末デバイス(10)は、携帯用電池を電源としたデバイスを含む、請求項10または11に記載の端末デバイス。

  13. 端末デバイス(10)は、携帯電話、PDA(personal digital assistant)、携帯音楽プレーヤ、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、およびナビゲーションシステムからなる群の少なくとも1つのデバイスを含む、請求項10〜12のいずれか一項に記載の端末デバイス。

  14. − 端末デバイス(10)と基地局(12)との間のデータ通信を確立するための送受信機ユニット、および
    − 前記端末デバイス(10)からデータトラフィック停止信号を受信するように、および前記データトラフィック停止信号を受信すると、所定量の時間の間前記端末デバイス(10)へデータ通信の確立の要求を送信することを抑止するように構成されたプロセッシングユニット(17)、前記データトラフィック停止信号は基地局(12)に対し前記所定量の時間の間端末デバイス(10)へデータ通信の確立の要求を送信することを回避することを指示する、
    を含む、電気通信ネットワークの基地局。

  15. 前記基地局(12)は、請求項8または9に記載の方法を行うように構成されている、請求項14に記載の基地局。


 

 

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