カテーテルの連結構成

著者らは特許

A61M39/10 - 管接続具または管継ぎ手

の所有者の特許 JP2016517709:

デンティスープリー イーホー アーベー

 

第1コネクタ部(3)及び第2コネクタ部(5)、及び前記コネクタ部間の係合の係脱を少なくとも補助するための係脱部材(23)を備える医療用の管状構成(2)のための連結装置(1)であって、第1コネクタ部(3)は第1接続面(7)に配置された少なくとも2つの雌接続部(9)及び少なくとも2つの雌接続部(9)の周りに配置された第1接続面(7)から突き出したガイド端(11)を備え、第2コネクタ部(5)は、第2接続面(17)に配置された少なくとも2つの雄接続部(19)を備え、第1コネクタ部(3)及び第2コネクタ部(5)の少なくとも一つは係脱部材(23)に回転して係合するように配置されたロック要素(13)を備えている。
【選択図】図2

 

 

本発明は、医療用の管状構成のための連結装置及び連結装置を係合させるための方法に関する。
多くの医療器具は、尿路、心臓血管系、結腸での使用が意図されたチューブ、ステント、カテーテルのような生体の通路の中に挿入及び貫通することを意図された管のような細長い柄を取り入れている。これらの多くは、例えば、人体の外に配置された管と共に人体の内部に挿入されるように構成された要素を連結させるために構成された連結装置を必要とする。このような医療用の管状構成の一般的なグループ分けでもっともよくあるタイプがカテーテルである。典型的なカテーテルには、泌尿器、血管形成、弁形成、肛門の洗浄での使用を意図されたもの、すなわち、生体、通常は人体の尿道、血管の内腔、心臓の通路、結腸に挿入するためにそれぞれ適したものが含まれる。これらの管状構成の多くは、頻繁に、例えば、日毎に接続/離脱する必要がある。さらに、このような結合装置の使用者には、医療専門家だけではなく、しばしば身体障害者あるいは医療支援の必要な人も含まれ、手先を器用に動かすことが損なわれている等の場合がよくある。多くの非専門家は、医療用の管状構成のための周知の連結装置を係合させることが困難であり、連結装置が適切に係合されるタイミングや係合されたかどうかを認識するのが難しい。このような過去に知られる連結構成の例は、EP1 556 125で公開されている。
さらに、脊椎損傷、二分脊椎症、MS(多発性硬化症)を患っているような身体障害者は、四肢運動が限られるため、外部からの補助なしには通常の腸機能を作用させることができないことがある。このような補助の例として、薬、デジタルの刺激、マッサージ、あるいは腸の洗浄が挙げられる。そのため、医療用管状構成の連結装置を使用する人の多くは、身体障害者及び微細運動能力の低い人たちである。このグループの人たちにとって連結装置を適切に係合させることは相当にかつ不要に困難なことである。しかしながら、連結装置を自身で係合させることが可能になることにより、ケアを受ける人は自由と自立心を感じることができるようになる。
このタイプの管状構成の多くは、2つあるいはそれ以上の、複数のルーメンから成る。そのため、連結装置は複数の接続部が必要となり、適切に接続、係合させる必要がある。このようなマルチルーメン管状構成のための連結装置は、標準的な使用者に対してさらに大きな問題を与えることになる。
このように、周知の医療用管状構成の連結装置の一般的な問題は、連結装置を係合させる際に正確さが必要になるため、専門外の人、特に手先の器用さが損なわれている身体障害者が係合させることが難しいことである。雌雄の接続部から成る連結装置を係脱させることは、身体障害を持たない人にとって困難であり、特に身体障害者にとっては非常に困難であるかもしれない。
よって、より簡単に係合/係止でき、正確さが多く求められない医療用管状構成のための改良された連結装置が必要とされる。また、このタイプの費用効率の高い連結装置が必要でもある。さらに、清潔な状態を保ちやすい連結構成が必要とされる。そして、適切に固定された際に使用者に明確で正確なフィードバックを与える連結構成がさらに必要とされる。
したがって、本発明の目的は、上述の問題を少なくとも一部克服し、例えば連結装置を係合させる際に正確さをあまり必要とせずに容易に使用できる、改良された医療用の管状構成のための連結装置を提供することにある。
そのため、本発明の目的の一つは、上記で言及された不都合を完全にまたは少なくとも一部を取り除くことにより、導入部で規定される種類の連結装置を提供すること、及びそのような連結装置を係合させる方法を提供することである。
この目的は、添付の請求項において定められるやり方で連結装置及び連結装置を係合させる方法により成し遂げられる。これら及びその他の目的は以下において明らかになる。
本発明の第1の態様によれば、第1コネクタ部及び第2コネクタ部を備え、前記コネクタ部の一つは、前記コネクタ部間の係合の係脱を少なくとも補助するための係脱部材を備え、前記コネクタ部の他方は、係脱部材に回転して係合するように配置されたロック要素を備え、第1コネクタ部は第1接続面に配置された少なくとも2つの雌接続部を備え、第2コネクタ部は第2接続面に配置された少なくとも2つの対応する雄接続部を備え、第1コネクタ部はさらに第1接続面から第2コネクタ部へ向かって突き出し、前記少なくとも2つの雌接続部の回りに配置されているガイド端をさらに備える医療用の管状構成のための連結装置が提供される。
本発明は、カテーテルのような医療用管状構成のための連結装置に、連結装置の係合を容易にするように配置されたガイド要素を備えることができるという洞察に基づいている。ガイド端は、少なくとも2つの雌接続部を囲む第1コネクタ部の第1接続面から突き出した端部であるが、結合させる接触面に凹部を形成することにより、連結装置の係合が容易になるということが見出された。ガイド端は、第1コネクタ部の第1接続面と共に凹部を形成し、連結装置が係合する際、少なくとも2つの雄接続部を直接、正確に少なくとも2つの雌接続部に合致させようとするのではなく、少なくとも2つの雄接続部をガイド端の間に持ってくるようにするので、正確さをあまり必要としなくてもよくなる。このように、少なくとも2つの雄接続部は、雌接続部の小さい表面に直接に係合させることに比べ、ガイド端により囲まれた実質的により大きな表面に正確さをあまり求められずに接触させることができる。第2コネクタ部の少なくとも2つの雄接続部は、第2コネクタ部が一回転しないうちに少なくとも2つの雌接続部に係合するまで第1接続面に沿ってしっかりと回転されるので、ガイド要素はさらに第2コネクタ部の横の動きを制限することができる。
連結装置は、第1及び第2コネクタ部の少なくとも一つに配置されたロック要素を係脱部材に係合させることにより係止することができる。連結装置は、尿路、心臓血管系、結腸及び腸管のような生体の通路の中に挿入及び貫通することを意図された細長い柄またはチューブのようなプローブを取り入れている多くの医療機器で使用することができる。
本発明の1つの実施形態によれば、管状構成はカテーテルであり、肛門洗浄のためのカテーテルであることが好ましく、第1及び第2コネクタ部のうちの少なくとも1つが前記カテーテルに固定されて接続されている。
連結装置、すなわち言い換えれば、コネクタ部の一つは、カテーテルに固定して接続することができる。典型的なカテーテルとして泌尿器、血管形成、弁形成、肛門洗浄の使用、すなわち、尿道、血管腔、心臓の通路、結腸にそれぞれ挿入するために適合されたものが含まれる。好ましい実施形態において、連結装置は肛門洗浄に使用されるカテーテルに固定して接続される。肛門洗浄のカテーテルは、通常2つの通路が設けられ、その一つは洗浄液の供給用、もう一つは液体をバルーンまたはその他の形状の滞留部材にその部材自身の膨張/拡張のために液体を供給するためのものである。膨張式のバルーンは、カテーテルの遠位末端に配置することができる。カテーテルは、第1コネクタ部または第2コネクタ部のいずれかに固定して接続することができる。
本発明の一つの実施形態によると、ガイド端は、円形で第1コネクタ部の少なくとも2つの雌接続部を囲むように配置されている。
ガイド端は好ましくは円形を有し、第2コネクタ部が回転すると、ガイド端によって少なくとも2つの雄接続部が円滑かつ妨げられることなく誘導される。このように、ガイド端は、第2コネクタ部が回転すると、少なくとも2つの雄接続部が確実に少なくとも2つの雌接続部に係合する位置に少なくとも2つの雄接続部を保つことができる。ガイド端は、雌接続部の外端を狭く囲むように配置されることがさらに好ましい。ガイド端は第1接続面の表面から突き出すことができ、少なくとも2つの雌接続部を備える第1接続面の少なくとも一部の周りに例えば、円柱の周面を作ることができる。ガイド端は、第1接続面と共に第1コネクタ部に凹部を形成することができる。凹部の形状は、中空の円柱形であってよい。しかし、カップ状、円錐形、またその他の円形対称の形状など別の形状の凹部であってよい。
同様に、第1接続面は本質的に平坦で、雌接続部の軸方向に基本的に垂直であることが好ましい。しかし、第1接続面は、曲線的あるいは囲んでいるガイド端に向かって傾斜していてもよく、例えば、内向きに凹型形状を有していてもよい。
雄接続部は、係脱部材とロック要素が係合する前に第1接続面と接触するように軸方向の延長部を有していることがさらに好ましい。これにより、上記の誘導された結合手順がさらに行いやすくなる。
同様に、係脱部材は、前記コネクタ部の長手軸に対して固定された位置でコネクタ部の一つに固定され、その一方で、前記固定位置で前記コネクタ部に対して回転して動くことができることがまた好ましい。
また、係脱部材には、その外面に配置された少なくとも一つのハンドルが設けられることが好ましい。
本発明の一つの実施形態によると、連結装置は、第1及び第2コネクタ部の間の係合端位置においてスナップロック装置を提供する端位置定着装置を含む。例えば、突出部を係脱部材に形成することができ、対応する凹部をもう一方のコネクタ部の隣接した面に設けることができる。
この実施形態のさらなる有利な点は、連結装置が係合している端位置でスナップロックするように配置されたスナップロック装置と共に端位置定着装置を設けることにより、使用者は、技能のレベルにかかわらず、連結装置が最終位置に到達したという明瞭な指示を受けることができる。このスナップロック装置は、係脱部材あるいは、第1または第2コネクタ部のいずれかにそれぞれ配置された凹部と対応する突出部を備え、連結装置を回転させて係合させる際に、突出部が端位置の凹部に入り込むようになっている。これにより、さらに回転してしまうことが効率的に阻止される。さらに、端位置定着装置は、端位置締め装置がその端位置に到達した時に音を出すこともできる。この音は、スナップロック装置において、端位置に到達して突出部が凹部に入り込んだ後に発される例えばパチンというスナップ音であってよい。
本発明の一つの実施形態によると、ロック要素及びの係脱部材のそれぞれは、互いに係合するように配置されたネジ山を備えることができる。これに加えて、または、その代替として、係脱部材にはメネジを設けることができ、ロック要素には前記メネジに対応して径方向に外向きに突き出した係合構造を設けることができる。
ロック要素は、第1コネクタ部あるいは第2コネクタ部のいずれかに配置されてよい。ロック要素は、オネジあるいは同様の突出構造を用いて配置してもよく、係脱部材にはメネジを配置することができる。しかし、その逆もまた考えられ、ロック要素にメネジ、係脱部材にオネジを配置することも可能である。オネジ及びメネジが確実に互いに係合できるように、オネジまたはメネジの少なくとも一つをらせん状ネジ山構造に沿って連続的にすることができる。ネジ山は連結装置の径方向に設けることができる。
しかし、係脱部材は、バヨネット結合、摩擦接合などのその他の方法でロック要素に係合することが可能である。
本発明の一つの実施形態によると、コネクタ部の最終位置には、係脱部材及びロック要素の間で360度より小さい回転、好ましくは180度より小さい回転、最も好ましくは90度より小さい回転により到達可能である。
連結装置の使いやすさを提供するために、連結装置は、回転してロック要素に係合する際、係脱部材を数回回して、好ましくは、係脱部材が一回転する前に係脱部材の最終位置に到達するように連結装置を係止するように配置される。その最終位置に到達する前の係脱部材の回転数は、ネジ山の角度及び位置、長さ寸法などにより調整することができる。
さらに、ネジ山の角度は、第1及び第2コネクタ部が弱いまたは中程度の力で結合される際に、係脱部材上でロック要素が自動的に下に回転するような角度が好ましい。この結果、コネクタ部同士を単に合わせることによって、ロック要素が少なくとも一部回転して係止位置に入る。これにより、特に手を器用に動かせない使用者にとって結合手順がかなり楽になる。なぜなら、例えばコネクタ部自体を握るのではなくコネクタ部に固定されたチューブなどを握ることによって実施できるからである。
本発明の一つの実施形態によると、雌接続部及び雄接続部には貫通穴が設けられている。
少なくとも2つの雌接続部及び少なくとも2つの雄接続部には貫通穴が設けられており、液体は、連結装置を通って内外に輸送される。例えば貫通穴は、肛門洗浄用のバルーンを挿入するため、あるいは管状構成にステントを供給するために使用することができる。
本発明の一つの実施形態によると、少なくとも2つの雌接続部はそれぞれ開口直径を有し、その開口直径は少なくとも2つの雌接続部に対して異なっている。
雌接続部の直径のサイズは使用目的に基づいて決定される。直径のサイズは、使用される管状構成のタイプ及び輸送あるいは挿入用に配置される材質または液体の種類に基づいて決定される。接続部に異なる直径を与えることで、連結装置は確実に常に2つまたはそれより多くのルーメンを適切に結合させることができる。これは、それぞれの雄接続部は雌接続部の一つにのみ合致するためである。
雄接続部は、雄ルアーロック型接続部であることが好ましく、雌接続部は雌ルアーロック型接続部であることが好ましい。
本発明の第2態様は、第2コネクタ部の少なくとも2つの雄接続部が、少なくとも2つの雌接続部の周りの第1の接続面から突き出したガイド端に囲まれるように第2コネクタ部の少なくとも2つの雄接続部を第1コネクタ部の第1接続面に接触させ、第2コネクタ部がガイド端により横方向の動きが制限される一方で、第2コネクタ部を第1接続面に沿って回転させ、第2コネクタ部の雄接続部を第1コネクタ部の雌接続部に係合させ、コネクタ部を共に係合させるためのロック要素に関して係脱部材を回転させる手順からなる上述の構造の結合構成から成る管状構成の部分を結合させる方法が提供される。
医療用管状構成のための連結装置を係合させる方法は、上述の第1の態様と同じまたは同様の利益を含む。その方法は、係脱部材の補助により、第1コネクタ部と第2コネクタ部を共に係止する手順も含む。
本発明の一つの実施形態によると、第1コネクタ部のガイド端は、第2コネクタ部の雄接続部を雌接続部に係合させる手順において補助するために配置することができる。
本発明の一つの実施形態によると、係脱部材を回転させる手順において、コネクタ手段は、係脱部材が一回転しないうちに最終回転位置に到達することができる。
本発明の一つの実施形態によると、係脱部材を回転させる手順において、係脱部材は係脱部材の半回転より前に最終回転位置に到達することができる。
本発明のこれら及びその他の利点は、以下の特定の実施形態の詳細な説明から明白になるだろう。
本発明のこれら及びその他の態様を、実施形態を示す添付の図面を参照しながらさらに詳細に説明する。
本発明の一実施形態に従い、連結装置の実施形態の上方からの分解斜視図である。 図1に示す実施形態の上方からの斜視図である。 本発明に従い、連結装置のもう一つの実施形態の下方からの分解斜視図である。 図1及び2に示す実施形態の連結されていない状態のコネクタ部の側断面図である。 図1及び2に示す実施形態の連結された状態のコネクタ部の側断面図である。
本発明を例示する目的で実施形態として添付図面を参照しながら以下に詳細に説明する。
以下、図1から図5を参照すると、本発明の異なる態様が示される。
図1において、第1のコネクタ部3及び第2のコネクタ部5に分離される連結装置1が示される。第1のコネクタ部3は医療用管状構成2、この場合カテーテル、に固定して接続されている。第1のコネクタ部3は、2つの雌接続部9が配された第1の接続面7を備える。2つの雌接続部9は、ガイド端11により囲まれており、手先の器用さが損なわれている人でも連結装置1の係合が容易にできる。図1において、ロック装置13がガイド端11の外面に配置されている。さらにロック装置13はオネジを備える。
第2のコネクタ部5は、第2の接続面(図示されず)から垂直に突き出す2つの雄接続部19を備える。図2において、2つの雄接続部19は、第2の接続面の反対側でもまた突き出しており、2つの雄接続部19のそれぞれは、例えば洗浄液の輸送のためのチューブ21に接続させることができる。第2のコネクタ部5は、係脱部材23に回転可能に接続される。係脱部材23は、ここでは第1コネクタ部3のロック装置13に係合するように構成された係止カフの形状になっており、連結装置1を係止することができる。連結装置1を係止する際、第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5は回転して互いに係止される。図1において係脱部材23の外面には、回転を容易にするために放射状に突き出したハンドル25が配置されている。
係脱部材は、コネクタ部に関して緩んだ状態であってよいが、他方のコネクタ部と係合している間だけ固定されてよい。しかし、係脱部材23はコネクタ部の縦軸に対して固定された位置でコネクタ部に固定され、固定位置でコネクタ部に対して回転して動くことができることが好ましい。これは、図4で示されるように、コネクタ部に円板を設け、係脱部材にこの円板の端を受けるための凹部を設けることによって可能になる。
さらに、円板は係脱部材の上部、すなわち他方のコネクタ部に接触する面と反対側に設けられることが好ましい。これにより、比較的滑らかで平らな上面が得られ、清潔さを保ち手入れがしやすい。
さらに、図2は、図1を参照に説明された連結装置1の外された状態を示し、矢印で雄接続部19が雌接続部9にどのように結合されるかを示している。第1のコネクタ部3はカテーテル2に固定して接続されている。図2において、第2コネクタ部5は、図1では示されていなかった第2の接続面17を見せている。2つの雄接続部19は図2において、第2コネクタ部5の回転軸にほぼ平行に突き出している。2つの雄接続部19及び雌接続部9には共に貫通穴が設けられており、液体、医用材料、人体組織及び/または血液がその貫通穴を抜けて内外に移動することができる。さらに、液体は例えば洗浄液であってよく、医用材料は肛門洗浄等のためのステント、カテーテルなどであってよい。
図2において、2つの雄接続部の開口直径27はそれぞれ異なる。しかし、雄接続部が同じ開口直径27を有することもまたあり得る。2つの雌接続部9は、異なる開口直径27を有し、平らな第1接続面7からほぼ直角に突き出すことができる。しかし、実施形態の中には、少なくとも2つの雌接続部9のそれぞれが同じ開口直径27を持つこともあり得る。雌接続部9及び雄接続部19は両方とも軸方向でその直径を変えることができる。考えられる雌及び雄接続部の形状としては、例えば円錐形、筒形、カップ状が挙げられる。雄及び雌接続部は、連結装置1の係合をさらに容易にするために、第2の接続面及び第1の接続面からそれぞれ離れるほど小さくなっていく直径を有するように構成されることが好ましい。もっとも好ましくは雄及び雌接続部が共にルアーロック接続を成すことである。
第1のコネクタ部3は、ガイド端11の外側面に配されたロック要素13を有している。ロック要素13はオネジであり、係脱部材23にある対応するメネジ14に係合するように配置されている。図2に示すように、オネジ15は突き出しているが、らせん状のネジ構造であるメネジほど径方向に広がっていない。メネジ14またはオネジ15の一方は完全に連続したらせん状ネジ構造であり、他方は途切れ、もう一方ほど径方向に広がらないネジ山を設けることができる。オネジ15は連続したらせん状ネジ山構造にはなっていないが、メネジは係脱部材23の内部で係脱部材23のへりから始まる完全に連続したらせん構造となっており、オネジが係脱部材23の端位置に容易に誘導される。第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5が係止すると、係脱部材23の端位置に到達する。メネジ29は、係脱部材23のへりから始まることができる。
図3では、連結装置のもう一つの実施形態が説明される。この連結装置は、図1及び図2を参照に説明された連結装置1に大体において似ている。しかし、ここで説明する連結装置1は、体内及び/または体外から異なる液体及び材料を輸送するように配置された3つの雄接続部19を備えている。それに応じて、図3では、3つの雄接続部19を受けるように構成された3つの雌接続部9(図示されず)が第1コネクタ部3に設けられている。連結装置は、少なくとも2つまたはそれより多くの雄接続部19及び対応した大きさの雌接続部9を有するように構成されている。雄接続部19及び対応する雌接続部9は追加の輸送のために使うことができる。
さらに、連結装置1は、スナップロック装置を提供する端位置締め装置すなわち定着装置を備える。スナップロック装置は、第1コネクタ部3に面した係脱部材のへり及び第1コネクタ部3上に配置される。係脱部材において、隆起部29が突き出し第1コネクタ部3に設けられた対応する凹部31に係合するように配されている。端位置締め装置が端位置に到達すると、係脱部材の隆起部29が第1コネクタ部3の凹部31に係合し、連結装置が係止される。さらに凹部31と隆起部29が係合する際にパチンというスナップ音が出るので、使用者に連結装置が適切に係合されたことを知らせることができる。さらに、凹部31は係脱部材23に設けることができ、隆起部29は第1コネクタ部3に設けることができる。
当然のことながら、このような締め装置/定着装置は、上述の第1の実施形態においても提供することができる。
図4において、連結装置を係合させる第1の手順が、第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5の断面により説明される。2つの雄接続部19は、第1コネクタ部3に面した第2コネクタ部5の第2の接続面17から突き出ている。2つの雄接続部19は第1コネクタ部3の第1接続面7に接するように構成されており、ガイド端11は2つの雄接続部19を囲み、横に動くことを防いでいる。第2コネクタ部5は、ガイド端11により、第2コネクタ部5が一回転する前に2つの雄接続部19が対応する大きさの2つの雌接続部9に係合するような位置に保たれている。さらに、雄及び雌接続部が係合するように構成される回転は第1コネクタ部3によって行われてもよい。係脱部材はまた、第1コネクタ部3または第2コネクタ部5と共に回転してもよい。ガイド端11により正確さがあまり求められなくなるため、連結装置1の係合はかなり容易になる。2つの雄接続部がガイド端11に囲まれて第1コネクタ部3に結合される方が、雌接続部に直接嵌め合わせられるよりもかなり容易である。2つの雄接続部19を対応する雌接続部9に合わせることは、もっと正確さが必要になるだろう。これは、雌接続部9の開口部がガイド端11によって囲まれた表面よりも小さいからである。さらに、雄接続部19を雌接続部9に係合させることができるように第2コネクタ部5の角度も適切な位置に配置されなければならない。しかし、ガイド端11を使うことにより、連結装置を係合させる際に同程度の正確さは求められなくなり、第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5の角度を考慮する必要がない。
図5は、第1コネクタ部3の2つの雌接続部9に係合された第2コネクタ部5の2つの雄接続部19の断面側面図を示す。図5は、図4の第1及び第2コネクタ部の一つを回転させた後、雄接続部と雌接続部がそれぞれ係合した後の手順を示している。少なくとも2つの雄接続部19は雌接続部9と係合すると、係脱部材23はさらに回転し、メネジ14が第1コネクタ部3のロック要素13に係合し、第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5を係止する。
本発明は上述のように実施形態を通して説明されている。しかし、本発明のいくつかの変形が考えられる。例えば、第1接続面17及びガイド端11は、円錐、カップ、またはその他の円形状で対称の凹み形状の凹部を形成することが可能である。さらに、第1接続面17はまた円形で対称のうねり模様を持つこともできる。加えて、第1コネクタ部3に回転して接続される係脱部材23を提供することが可能である。ロック要素13及びメネジ29は、係脱部材の補助と共に第1コネクタ部3及び第2コネクタ部5を係止させるためにネジ山構成を提供する代わりに、バヨネット結合、摩擦接合またはその他のタイプの結合を提供することができる。説明された例では、第1コネクタ部3はカテーテルに固定されて接続されている。しかし、カテーテル2が第2コネクタ部5に固定して接続されることもあり得る。
さらに、ガイド端11は、連続した途切れのない端部でなくてもよい。しかし、ガイド端11の隙間は、第2コネクタ部5がガイド端11により誘導されやすくするために雄接続部19の最小直径より小さいことが好ましい。
また、ガイド端11は、いくつかの実施形態において、少なくとも6つの角を持つ均一な角度の多角形であってよい。
連結装置1は、例えば、いずれかのプラスチック材料から製造されてよいが、金属のようなその他の材料もまた少なくとも連結装置の一部として考慮することができる。
そのような疑う余地のない変形は、添付の請求項により定義されるように本発明に含まれるものとして考慮されなければならない。



  1. 第1コネクタ部(3)及び第2コネクタ部(5)を備え、前記コネクタ部の一つは、前記コネクタ部間の係合の係脱を少なくとも補助するための係脱部材(23)を備え、前記コネクタ部の他方は、係脱部材(23)に回転して係合するように配置されたロック要素(13)を備え、第1コネクタ部(3)は第1接続面(7)に配置された少なくとも2つの雌接続部(9)を備え、第2コネクタ部(5)は第2接続面(17)に配置された少なくとも2つの対応する雄接続部(19)を備え、第1コネクタ部はさらに第1接続面(7)から第2コネクタ部へ向かって突き出し、前記少なくとも2つの雌接続部(9)の周りに配置されているガイド端(11)をさらに備える医療用の管状構成(2)のための連結装置(1)。

  2. 管状構成(2)はカテーテルであり、肛門洗浄のためのカテーテルであることが好ましく、第1(3)及び第2コネクタ部(5)のうちの少なくとも1つが前記カテーテルに固定されて接続されている請求項1に記載の連結装置。

  3. ガイド端(11)は、円形で第1コネクタ部(3)の少なくとも2つの雌接続部(9)を囲むように配置されている請求項1または2に記載の連結装置 (1)。

  4. 連結装置(1)は、第1及び第2コネクタ部の間の係合端位置においてスナップロック装置を提供する端位置定着装置(29、31)を含む請求項1から3のいずれかに記載の連結装置(1)。

  5. ロック要素(13)及びの係脱部材(23)のそれぞれは、互いに係合するように配置されたネジ山(15)を備えている請求項1から4のいずれかに記載の連結装置.

  6. コネクタ部の最終係合位置には、係脱部材(23)及びロック要素の間で360度より小さい回転、好ましくは180度より小さい回転、最も好ましくは90度より小さい回転により到達可能である請求項1から5のいずれかに記載の連結装置(1)。

  7. 雌接続部(9)及び雄接続部(19)には貫通穴が設けられている請求項1から6のいずれかに記載の連結装置(1)。

  8. 少なくとも2つの雌接続部(9)はそれぞれ開口直径(27)を有し、その開口直径(27)は少なくとも2つの雌接続部(9)に対して異なっている請求項1から7のいずれかに記載の連結装置(1)。

  9. 係脱部材(23)は、前記コネクタ部の長手軸に対して固定位置でコネクタ部の一つに固定される一方で、前記固定位置で前記コネクタ部に対して回転して動くことができる請求項1から8のいずれかに記載の連結装置(1)。

  10. 第1の接続面(7)は基本的に平面で、雌接続部の軸方向に基本的に直角に配置されている請求項1から9のいずれかに記載の連結装置(1)。

  11. 係脱部材(23)にはメネジが設けられ、ロック要素(13)には、前記メネジに対応して半径方向外向きに突き出している係合構造が設けられている請求項1から10のいずれかに記載の連結装置(1)。

  12. 雄接続部は軸方向延長部を有し、係脱部材(23)及びロック要素(13)間が係合する前に、第1の接続面に接触する請求項1から11のいずれかに記載の連結装置(1)。

  13. 係脱部材(23)には、その外面に少なくとも一つのハンドルが設けられている請求項1から12のいずれかに記載の連結装置(1)。

  14. 雄接続部は雄ルアーロック接続部であり、雌接続部は雌ルアーロック接続部である請求項1から13のいずれかに記載の連結装置(1)。

  15. 第2コネクタ部(5)の少なくとも2つの雄接続部(19)が、少なくとも2つの雌接続部(9)の周りの第1の接続面(7)から突き出したガイド端(11)に囲まれるように第2コネクタ部(5)の少なくとも2つの雄接続部(19)を第1コネクタ部(3)の第1接続面(7)に接触させ、
    第2コネクタ部(5)がガイド端(11)により横方向の動きが制限される一方で、第2コネクタ部(5)を第1接続面(17)に沿って回転させ、
    第2コネクタ部(5)の雄接続部(19)を第1コネクタ部(3)の雌接続部(9)に係合させ、
    コネクタ部を共に係合させるためのロック要素(13)に関して係脱部材(23)を回転させる
    手順からなる、請求項1に従う結合構成を含む管状構成(2)の部分を結合させる方法。

 

 

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抗菌性潤滑剤(60)が、カテーテルアセンブリ装置(10)の一部として導入針(50)の外表面に適用される。カテーテルアセンブリ装置は、導入針がこれを通じてねじ込まれるスリット(26)を有する血液制御隔壁(20)をさらに含む。カテーテル処理に続いて針がスリットから除去されると、抗菌性潤滑剤は、導入針の外表面からスキージまたは除去される。除去された抗菌性潤滑剤は、スリットに対して遠位の位置の隔壁上に、堆積物を形成し、これにより、カテーテルアセンブリ装置の隔壁及び他の隣接する部品及び表面における、病原体のコロニー形成と成長とを防止する。
注入装置に用いられるボーラス制御装置は、遠位端の反対側に近位端を有する弁本体を含む。弁本体は、それを通して流体チャネルを形成し、近位端から遠位端への医療流体の通過を可能とする。コネクタが近位端に設けられて、流体入口ラインに連結するために構成される。コネクタサブアセンブリが遠位端に設けられて、流体出口ラインに連結するために構成される。圧縮可能逆止弁が、圧縮可能逆止弁が閉まるクラッキング圧を制御するために調節可能であるように、流体チャネル内に配置される。
無針コネクタは、シール隆線を備える内部空洞と、ポートと、出力流路と、ポートと出力流路との間の流体流路とを有する本体を有する。またコネクタは、空洞内に配置される折り畳み式弁を有する。弁は、中心軸線と、内部表面と、本体の隆線にシールを形成して接触するように構成され、それにより流体流路を遮断する肩部とを有する円筒状壁を有する。また弁は、壁に固定して取り付けられた頭部を含む。頭部は、中心軸線の周りの第1の角度位置のスマイリー・カットと、軸線に概して垂直である連続的な頂部表面とを有する。弁は、円筒状壁の内部表面に形成された第1のくぼみを有する。くぼみは、90〜270度の範囲内の所定の角度にわたって内部表面の周りに延びている。
マイクロ波アブレーションアプリケータ、及びマイクロ波アブレーションアプリケータを製造するための方法が開示される。マイクロ波アブレーションアプリケータは、フィードラインセグメント、ステップダウンセグメント、及び放射体ベースセグメントを含む。フィードラインセグメントは、第1の内側導体、第1の内側導体に配置される第1の誘電体、及び第1の誘電体に配置される第1の外側導体を含む。ステップダウンセグメントは、第2の内側導体、第2の内側導体に配置される第2の誘電体、及び第2の誘電体に配置される第2の外側導体を含む。放射体ベースセグメントは、第3の内側導体に配置される第3の内側導体、放射体ベースセグメントの遠位末端でフィードギャップを形成するために第3の誘電体の近接端部に配置される第3の外側導体、第3の外側導体に配置されるバラン誘電体、及びバラン誘電体に配置されるバラン外側導体を含む。
【選択図】図1
一実施形態は、注射を行う方法を対象とし、注入のために流体を含有し得る注射器本体に移動可能に結合される注射器プランジャのアセンブリを提供するステップであって、注射器本体は、ルアーアダプタに取り外し可能に結合される遠位端を有し、ルアーアダプタは、ニードルが結合され得るニードル管腔を画定し、ルアーアダプタは、別のデバイスのルアー継手に取り外し可能に結合されるように構成される遠位表面を含む、ステップと、ニードル注射またはルアー結合部を介した注入を決定するステップと、ルアーアダプタを取り外し、さらに、ニードル注射のためのニードルを暴露することによって、またはルアーアダプタを定位置に残し、これを他のデバイスのルアー継手に結合することによって、ニードル注射またはルアー結合部のためのアセンブリを選択可能に構成するステップとを含む。
【課題】本発明は、体外循環回路(20)を蠕動ポンプ(18)へ接続することを意図された管状挿入体(22)のための二重コネクタ(24)に関する。
【解決手段】二重コネクタ(24)は、軸aを有する第1チャネル(30);該軸aに平行でない軸aを有する第2チャネル(32);該第1チャネル(30)に沿って配置され且つ圧力センサ(16)と協働するのに適した圧力チェンバー(34)を備えている。該圧力チェンバーは、両該軸a及びaに実質的に平行な平面π内に主として延在する膜(36)によって、該第2チャネル(32)に対して反対側で閉じられている。さらに、両該軸a及びaを通過し且つそれらに垂直な直線rが、該膜(36)と交叉している。本発明はまた、二重コネクタ(24)および該管状挿入体を備える体外循環回路(20)を備える管状挿入体(22)に関する。
【選択図】図9
本発明の実施形態は、組織壁の対向面間の流体連通を設け、維持し、制御し、閉鎖するための、組織壁内でコネクタを移植し、使用するための装置、システム及び方法を提供する。コネクタは、固着装置、ポート及びカプラー装置を含み得る。固着装置は少なくとも部分的に組織壁を通って前進するよう構成され得る。ポートは、固着装置の近位端のまわりに配置されてよく、ポートはそれを通る開口部を画定し得る。カプラー装置は、ポートの近位端のまわりに配置されてよく、カプラー装置は、医療装置に結合するよう構成され得る。
【選択図】図1A
移送装置弁 // JP2016512732
第一開口及び第二開口を有するハウジングと、前記ハウジング内に設置されたエラストマ部材と、を具備する弁であって、前記エラストマ部材は、表面部から突出する連続周囲壁と、前記表面部を通り延在する切れ目と、を具備し、前記連続周囲壁の連続部は、前記ハウジングとの連続密閉可能接触部を形成し、前記ハウジングを上側部分と下側部分とに分割し、前記エラストマ部材は、前記ハウジングの前記上側部分と前記下側部分との間に差圧を与えるときに、(i)前記エラストマ部材の周りの流体流れを可能とするように前記連続周囲壁が前記ハウジングから引き離される、又は、(ii)前記エラストマ部材を通る流体流れを可能とするように前記切れ目が開くことのいずれかを引き起こすように形成される、弁。上記の弁を使用する方法。
【選択図】図4A
医療器具用の洗浄デバイスが開示される。洗浄デバイスは、ハウジングと、ハウジング内の洗浄剤と、ハウジングが医療器具の部位を受容するまで、ハウジング内の洗浄剤を保持するハウジング内の可動隔壁とを含む。関連する装置、システム、技術および物品も記載される。
改善された医療用コネクタ汚染防止に関するシステム。より具体的には、本発明は、オス及びメスルアー型コネクタを含む、小ボア径流体コネクタ用の接触汚染低減システムに関する。
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