携帯用コンピューティングデバイスにおける知的マルチメディアベースの熱出力管理のためのシステムおよび方法

 

携帯用コンピューティングデバイスで実施される知的マルチメディアベースの熱出力管理のための、方法およびシステムの様々な実施形態が開示される。PCD内の電力消費を増大または減少させるために、実施形態は、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータを調整し、その設定は、全体的なマルチメディア作業負荷と関連した電力消費に寄与する。設定の調整のための視覚的マルチメディアパラメータの選択は、設定の調整に起因するものと考えられる、ユーザエクスペリエンスの変化対電力消費の変化の関数である。設定がいくつかの実施形態によって調整され得るべき、例示的な視覚的マルチメディアパラメータは、限定はしないが、色深度、表示輝度、GPUの処理分解能、画像動力学のアルゴリズム選択、解像度スケーリング比およびフレーム毎秒処理レートを含む。

 

 

本発明は、携帯用コンピューティングデバイスにおける知的マルチメディアベースの熱出力管理のためのシステムおよび方法に関する。
携帯用コンピューティングデバイス(PCD)は、人々にとって、個人および職業レベルで必需品となりつつある。これらのデバイスは、携帯電話、携帯情報端末(「PDA」)、携帯用ゲームコンソール、パームトップコンピュータ、および他の携帯用電子デバイスを含み得る。
PCDの1つの固有の態様は、PCDが、通常、ラップトップコンピュータおよびデスクトップコンピュータなどの、より大型のコンピューティングデバイスでしばしば見られるファンのような、アクティブな冷却デバイスを有しないことである。ファンを使用する代わりに、PCDは、2つ以上のアクティブかつ熱を発生する構成要素が互いに近くに配置されないように、電子実装の空間的な構成に依存し得る。多くのPCDは、また、それぞれのPCDを共同で形成する電子部品の間の熱エネルギーを管理するために、ヒートシンクなどのパッシブな冷却デバイスに依存し得る。
PCDは、通常サイズが限られ、したがってPCD内の構成要素のための空間がしばしば貴重になることは、事実である。そのように、技術者および設計者が、パッシブな冷却構成要素の巧妙な空間的構成または戦略的配置を使用することによって、処理構成要素の熱劣化または機能不全を軽減するための十分な空間は、PCD内にめったに存在しない。したがって、現在のシステムおよび方法は、熱エネルギーの放散を監視するために、PCDチップおよび他の場所に組み込まれた様々な温度センサに依存し、次いで、熱エネルギー生成を低減させるための、作業負荷の割振り、処理速度などを調整する熱出力管理技法の適用を起動するために、測定値を使用する。
たとえば、ゲーミングアプリケーションと関連した重いグラフィックス処理作業負荷のもとで、現在のシステムおよび方法は、過度の熱エネルギー生成を軽減するために、グラフィックス処理装置(「GPU」)の電圧および周波数を抑圧する。そうすることにおいて、ゲーミングのアプリケーションと関連したグラフィックス処理作業負荷は低減されず、むしろ、作業負荷が処理される速度が減速される。不可避の結果として、熱エネルギー生成は、ユーザが感知するサービス品質(「QoS」)で測定されるようなユーザエクスペリエンス(「Ux」)を犠牲にして、軽減される。すなわち、GPUを抑圧することは、GPUによる熱エネルギー生成を低減させるという目的を果たすが、減速されたグラフィックス出力が原因で、ユーザエクスペリエンスを悪化させる。そのように、PCD内のマルチメディア処理構成要素による熱エネルギー生成を軽減するための現在のシステムおよび方法は、ユーザに提供されるQoSに、不必要に影響を及ぼし得る。
したがって、当技術分野で必要とされるものは、PCDにおける知的マルチメディアベースの熱出力管理のためのシステムおよび方法である。より詳細には、当技術分野で必要とされるものは、マルチメディアパラメータの設定の選択的な調整を介してマルチメディアベースの作業負荷を修正することによって、マルチメディア処理構成要素内の熱エネルギー生成を管理するシステムおよび方法である。
携帯用コンピューティングデバイス(「PCD」)で実施される知的マルチメディアベースの熱出力管理技法のための、方法およびシステムの様々な実施形態が開示される。知的マルチメディアベースの熱出力管理のための方法の例示的な実施形態は、電力消費と関連したPCD内の状態を監視するステップを備える。一実施形態に応じて、状態は、PCDの構成要素もしくは態様、またはそれらの両方と関連した総計の電力消費レベルまたは温度測定(PCDの「表面」温度またはグラフィカル処理装置のダイ接合温度など)であり得る。状態は、温度しきい値または電力消費配分などの、状態と関連した所定のしきい値と比較される。状態の所定のしきい値との比較に基づいて、方法は、電力消費に対する調整が正当であるとされることを決定し得る。
電力消費に対する調整を決定することは、その設定が全体的なマルチメディア作業負荷と関連した電力消費に寄与する、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータの調整を起動する。複数の視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を示すデータが収集され、視覚的マルチメディアパラメータの各々に対する性能グラフが照会される。各視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定は、次いで、勾配を有する接線が定義されるように、そのそれぞれのグラフに対応付けられる。各視覚的マルチメディアパラメータと関連した接線勾配が比較され、接線勾配の比較に基づいて、第1の視覚的マルチメディアパラメータが、調整されるべきそのアクティブな設定に対して選択される。有利なことに、視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を調整することは、PCD内の電力消費がそれに応じて調整されるように、全体的なマルチメディア作業負荷を修正するように作動する。
特に、電力消費に対する調整は、特定の状況に応じて、電力消費の低減(熱エネルギー生成を低減させることにおいて)または電力消費の増大(ユーザへのサービス品質を改善することにおいて)であり得る。いずれかのシナリオにおいて、設定の調整のための視覚的マルチメディアパラメータの選択は、設定の調整に起因するものと考えられる、ユーザエクスペリエンスの変化対電力消費の変化の関数である。すなわち、電力消費に対する調整が電力消費の低減を決定することを備えるシナリオでは、実施形態は、アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の低減あたりのユーザエクスペリエンスへの有害な影響を最小にするべき、視覚的マルチメディアパラメータを選択し得る。同様に、電力消費に対する調整が電力消費の増大を決定することを備えるシナリオでは、実施形態は、アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の増大あたりのユーザエクスペリエンスへの肯定的な影響を最大にするべき、視覚的マルチメディアパラメータを選択し得る。
設定がいくつかの実施形態によって調整され得るべき例示的な視覚的マルチメディアパラメータは、限定はしないが、色深度、表示輝度、GPUの処理分解能、画像動力学のアルゴリズム選択、解像度スケーリング比、およびフレーム毎秒処理レートを含む。
各図面では、別段の指示がない限り、様々な図の全体を通して、同じ参照番号は同じ部分を参照する。「102A」または「102B」などの文字指定を伴う参照番号の場合、文字指定は、同じ図に存在する2つの同様の部分または要素を区別し得る。参照番号が、すべての図において同じ参照番号を有するすべての部分を包含することを意図する場合、参照番号に対する文字指定は省略され得る。
視覚的マルチメディアパラメータの設定と、設定に対するユーザエクスペリエンスと、設定と関連した電力消費との間の関係をそれぞれ示す、例示的な視覚的マルチメディアパラメータのグラフである。 視覚的マルチメディアパラメータの設定と、設定に対するユーザエクスペリエンスと、設定と関連した電力消費との間の関係をそれぞれ示す、例示的な視覚的マルチメディアパラメータのグラフである。 視覚的マルチメディアパラメータの設定と、設定に対するユーザエクスペリエンスと、設定と関連した電力消費との間の関係をそれぞれ示す、例示的な視覚的マルチメディアパラメータのグラフである。 視覚的マルチメディアパラメータの設定と、設定に対するユーザエクスペリエンスと、設定と関連した電力消費との間の関係をそれぞれ示す、例示的な視覚的マルチメディアパラメータのグラフである。 1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータの選択的な調整を通して、携帯用コンピューティングデバイス(「PCD」)において知的マルチメディアベースの熱出力管理を実施するための、オンチップシステムの一実施形態を示す機能ブロック図である。 知的マルチメディアベースの熱出力管理のための方法およびシステムを実施するための、ワイヤレス電話の形態での、図2のPCDの例示的で非限定的な態様を示す機能ブロック図である。 知的マルチメディアベースの熱出力管理のための、図3のPCDの例示的なソフトウェアアーキテクチャを示す概略図である。 1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータの選択的な調整を通した、図2のPCDにおける熱エネルギー生成の知的マルチメディアベースの管理のための方法を示す論理的なフローチャートである。 1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータの選択的な調整を通した、図2のPCDにおける熱エネルギー生成の知的マルチメディアベースの管理のための方法を示す論理的なフローチャートである。
「例示的」という語は、本明細書では、「例、事例、または実例として働くこと」を意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明されるいずれの態様も、他の態様に対して排他的であり、好ましく、または有利であると、必ずしも解釈されるべきでない。
本説明では、「アプリケーション」という用語は、また、オブジェクトコード、スクリプト、バイトコード、マークアップ言語ファイル、およびパッチなどの、実行可能な内容物を有するファイルを含み得る。加えて、本明細書で参照される「アプリケーション」は、また、オープンされる必要があり得る文書またはアクセスされる必要がある他のデータファイルなどの、本質的に実行可能でないファイルを含み得る。
本説明では、「構成要素」、「データベース」、「モジュール」、「システム」、「熱エネルギー生成構成要素」、「処理構成要素」、「マルチメディア処理構成要素」などの用語は、コンピュータ関連のエンティティ、ハードウェアか、ファームウェアか、ハードウェアおよびソフトウェアの組合せか、ソフトウェアか、実行中のソフトウェアのいずれかを参照することを意図する。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサ上で動作するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行中のスレッド、プログラム、および/またはコンピュータであり得る。例示として、コンピューティングデバイス上で動作するアプリケーションと、コンピューティングデバイスの両方が、構成要素であり得る。1つまたは複数の構成要素は、実行中のプロセス内および/またはスレッド内に存在してもよく、構成要素は、1つのコンピュータに集中されてもよく、および/または、2つ以上のコンピュータ間で分散されてもよい。加えて、これらの構成要素は、そこに記憶される様々なデータ構造を有する、様々なコンピュータ可読媒体から実行してもよい。構成要素は、1つまたは複数のデータパケット(たとえば、局所的システム内、分散システム内、および/または、信号によって他のシステムを伴うインターネットなどのネットワークを越えた所の、別の構成要素と相互に作用する1つの構成要素からのデータ)を有する信号に従うなど、局所的および/または遠隔の処理を介して通信してもよい。
本説明では、「中央処理装置(「CPU」)」、「デジタル信号プロセッサ(「DSP」)」、「グラフィカル処理装置(「GPU」)」、および「チップ」という用語は、互換的に使用される。その上、CPU、DSP、GPUまたはチップは、本明細書で一般に「コア」と呼ばれる1つまたは複数の異なる処理構成要素から構成され得る。さらに、CPU、DSP、GPU、チップまたはコアが、様々なレベルの機能効率で動作するために様々なレベルの電力を消費するPCD内の機能構成要素である限り、これらの用語の使用は、開示する実施形態、またはそれらの等価物の適用を、PCD内の処理構成要素のコンテキストに限定するものではないことが当業者には認識されよう。
本説明では、「熱の」および「熱エネルギー」という用語が、「温度」を単位にして測定され得るエネルギーを生成または放散させることができる、デバイスまたは構成要素と関連して使用され得ることが理解されよう。したがって、「温度」という用語が、いくつかの標準的な値を基準として、「熱エネルギー」を生成するデバイスまたは構成要素の、相対的な温かさ、または熱のないことを示し得る、任意の測定値を想定することが、さらに理解されよう。たとえば、2つの構成要素が「熱」平衡にあるとき、2つの構成要素の「温度」は、同じである。
本説明では、「作業負荷」、「処理負荷」、「処理作業負荷」、「マルチメディア作業負荷」などの用語は、互換的に使用され、一般に、所与の実施形態における所与の処理構成要素と関連した処理負担、または処理負担のパーセンテージに向けられる。上で定義されたものに付け加えると、「グラフィカル処理構成要素」または「マルチメディア処理構成要素」は、マルチメディア作業負荷を定義するように作用することと関連した、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータを有する任意の構成要素であり得る。この目的のために、グラフィカル処理構成要素は、限定はしないが、グラフィカル処理装置、ディスプレイコントローラ、ディスプレイ、ビデオ/フォトエンコーダ、前方/後方カメラ用画像センサプロセッサ、コア、メインコア、サブコア、処理エリア、ハードウェアエンジンなど、または携帯用コンピューティングデバイス内の集積回路内、またはその外部に存在し、マルチメディア作業負荷を処理するように構成される任意の構成要素を含み得る。
本説明では、「熱軽減技法」、「熱ポリシー」、「熱出力管理」、「熱軽減測定」、「抑圧すること」などの用語は、互換的に使用される。特に、特定の使用コンテキストによっては、この段落で列挙する用語のいずれも、熱エネルギー生成を犠牲にして性能を高め、性能を犠牲にして熱エネルギー生成を低下させ、またはそのような目標の間で交替するように動作可能なハードウェアおよび/またはソフトウェアを記述するのに役立ち得ることが当業者には認識されよう。
本説明では、「携帯用コンピューティングデバイス」(「PCD」)という用語は、バッテリなどの、限られた容量の電力供給で動作する任意のデバイスを述べるために使用される。バッテリで動作するPCDは、数十年の間使われてきたが、第3世代(「3G」)および第4世代(「4G」)のワイヤレス技術の出現に結び付けられる、充電式バッテリにおける技術的な進歩により、多数の機能を有する数多くのPCDが可能になった。したがって、PCDは、数ある中でも、携帯電話、衛星電話、ページャ、PDA、スマートフォン、ナビゲーションデバイス、スマートブックすなわちリーダ、メディアプレーヤ、上述のデバイスの組合せ、ワイヤレス接続を有するラップトップコンピュータであり得る。
サービス品質(「QoS」)に不必要に影響を及ぼすことなく、PCDにおける熱エネルギー生成を管理することは、電力配分、ならびに/またはコアの中のシリコン接合、パッケージオンパッケージ(「PoP」)メモリ構成要素、および/もしくは外部ケーシング、すなわち、PCDの「表面」の温度と相互に関係する、1つまたは複数のセンサの測定を監視することによって成し遂げられ得る。構成要素と関連した電力配分および/または温度を密に監視することによって、PCD内の知的マルチメディア熱ポリシーマネージャ(「IM-TPM」)モジュールは、熱エネルギー生成を軽減するとともにユーザエクスペリエンスを最適化しようとして、視覚的マルチメディアパラメータの性能設定を体系的かつ個別に調整し得る。有利なことに、ユーザエクスペリエンスに応じて視覚的マルチメディアパラメータの設定を選択的に調整することによって、知的マルチメディア熱出力管理のシステムおよび方法は、任意のマルチメディア作業負荷のもとでQoSを最適化し得る。
特に、知的マルチメディア熱出力管理の方法の例示的な実施形態は、本明細書で、グラフィカル処理装置(「GPU」)、ディスプレイコントローラ、ディスプレイ、ビデオ/フォトエンコーダ、および前方/後方カメラ用画像センサプロセッサの形態の、グラフィカル処理構成要素のコンテキストで説明されるが、知的マルチメディア熱出力管理の方法の適用は、そのようなグラフィカル処理構成要素に限定されない。知的マルチメディア熱出力管理の方法の実施形態は、システムオンチップ(「SoC」)内に存在し得るとともに、限定はしないが、モデムプロセッサ、カメラなどの、1つまたは複数のパラメータの設定に基づいて調整可能な作業負荷を有し得る、任意の構成要素に拡張され得ることが想定される。
図1A〜図1Dは、視覚的マルチメディアパラメータの設定、設定に対するユーザエクスペリエンス、および設定と関連した電力消費との間の関係を定義する性能曲線をそれぞれ示す、例示的な視覚的マルチメディアパラメータのグラフである。図1Aを参照すると、グラフのx-軸に沿った左から右への移動は、マルチメディア作業負荷が処理かつ供給され得る、フレーム毎秒(「FPS」)の数が増大することを表す。当業者には認識されるように、FPSレートを増大させるには、FPSレートと関連したマルチメディア処理構成要素(GPUなど)によって消費される電力の増大が必要である(同様に、熱エネルギー生成の増大へ相互に関係する)。したがって、当業者によって理解されるように、y軸に沿った上向きの移動は、電力消費が増大することを表し、破線10Aは、FPSレートと電力消費との間の相互関係を表す。
図1Aのグラフでは、y軸は、また、ユーザエクスペリエンス(「Ux」)のレベルを表し得、ここで、y軸に沿った上向きの移動は、Uxの改善と相互に関係する。したがって、実線の曲線11Aによって表されるように、FPSレベルとUxレベルとの間に相互関係がある。曲線11Aを参照すると、曲線11Aの最初は傾斜の急な勾配は、FPSレベルが比較的低いレベルから増大すると、Uxの著しい増大が引き起こされ得ることを示す。対照的に、より高いFPSレベルに対応する勾配11Aのより平坦な部分は、ひとたびFPSレベルがすでに比較的高ければ、FPSレベルがさらに増大してもUxレベルの顕著な増大が引き起こされないことを示す。
上述のことを念頭におけば、FPSレベルの増大または減少は、FPSレベルが最初は比較的低い場合、最初のFPSレベルが最初は比較的高い場合よりも、電力消費のワットあたりのUxへのより大きい影響をもたらすことが当業者には認識されよう。たとえば、点12Aは、比較的高い、すなわち、FPSの視覚的マルチメディアパラメータと関連したマルチメディア処理構成要素が、高い処理速度でマルチメディア作業負荷を処理している、例示的な最初のFPSレベルを表す。そのように、曲線11Aへの点12Aにおける接線の勾配は、比較的平坦であり、FPSレベルを下へ調整すると、Uxへの著しい影響を伴わずに節電化をもたらす(したがって、熱エネルギー生成を下げる)ことを示す。同様に、FPSレベルを上へ調整するには、Uxへの肯定的な影響を伴わずに増大する電力消費(したがって、増大する熱エネルギー生成)が必要である。
当業者には理解されるように、FPSの視覚的マルチメディアパラメータは、マルチメディア作業負荷が処理される速度に作用する。しかしながら、限定はしないが、色深度、表示輝度、GPUの処理分解能、画像動力学および解像度スケーリング比などの、1つまたは複数の異なる視覚的マルチメディアパラメータは、1つまたは複数のマルチメディア処理構成要素によって処理されなければならない総計のマルチメディア作業負荷を決定するために、またはマルチメディア出力を供給するために必要とされる電力消費レベルを決定するために、協働し得る。したがって、有利なことに、視覚的マルチメディアパラメータのうちの1つまたは複数の調整は、作業負荷を処理するために少ない電力消費ですむようにマルチメディア作業負荷を低減させ得るか、またはマルチメディア作業負荷の出力を供給するために必要とされる電力消費で節約し得る。
図1Bを参照すると、グラフのx軸に沿った左から右への移動は、マルチメディア出力が供給され得る、色深度(「カラービット」)が増大することを表す。当業者には認識されるように、色深度レベルを増大させるには、色深度パラメータと関連したマルチメディア処理構成要素(GPUなど)によって消費される電力の増大が必要である(同様に、熱エネルギー生成の増大へ相互に関係する)。すなわち、色深度パラメータの設定が大きければ大きいほど、グラフィカル出力を供給するために処理されなければならない作業負荷は大きくなる。したがって、当業者によって理解されるように、y軸に沿った上向きの移動は、電力消費が増大することを表し、破線10Bは、色深度レベルと電力消費との間の相互関係を表す。
図1Bのグラフでは、y軸は、また、Uxレベルを表し得、ここで、y軸に沿った上向きの移動は、Uxの改善と相互に関係する。したがって、実線の曲線11Bによって表されるように、色深度レベルとUxレベルとの間に相互関係がある。曲線11Bを参照すると、曲線11Bの最初は傾斜の急な勾配は、色深度レベルが比較的低いレベルから増大すると、Uxの著しい増大が引き起こされ得ることを示す。対照的に、より高い色深度レベルに対応する勾配11Bの上部は、ひとたび色深度レベルがすでに比較的高ければ、色深度レベルをさらに増大してもUxレベルの顕著な増大が引き起こされないことを示す。すなわち、ユーザは、色深度レベルが増大したことに気付かない、またはそれを高く評価しない場合があり、そのように、増大はUxを改善しない。
上述のことを念頭におけば、色深度レベルの増大または減少は、色深度レベルが最初は比較的低い場合、最初の色深度レベルが最初は比較的高い場合よりも、電力消費のワットあたりのUxへのより大きい影響をもたらすことが当業者には認識されよう。たとえば、点12Bは、比較的低い、すなわち、色深度の視覚的マルチメディアパラメータと関連したマルチメディア処理構成要素が、比較的低い色深度設定と関連したマルチメディア作業負荷を処理している、例示的な最初の色深度レベルを表す。そのように、曲線11Bへの点12Bにおける接線の勾配は、比較的傾斜が急であり、色深度設定を下へ調整しても、Uxに著しく有害に影響を及ぼしながら、あまり節電化をもたらさない(したがって、あまり熱エネルギー生成を節約しない)ことを示す。同様に、色深度設定を上へ調整するには、Uxへの著しくかつ肯定的な影響をもたらしながら、電力消費の小さい増大(したがって、熱エネルギー生成の小さい増大)しか必要でない。
図1Cを参照すると、グラフのx軸に沿った左から右への移動は、マルチメディア出力が供給され得る、表示輝度が増大することを表す。当業者には認識されるように、表示輝度設定を増大させるには、表示輝度パラメータと関連したマルチメディア処理構成要素(ディスプレイスクリーンなど)によって消費される電力の増大が必要である(同様に、熱エネルギー生成の増大へ相互に関係する)。すなわち、表示輝度パラメータの設定が大きければ大きいほど、グラフィカル出力を供給するために必要とされる電力レベルは大きくなる。したがって、当業者によって理解されるように、y軸に沿った上向きの移動は、電力消費が増大することを表し、破線10Cは、表示輝度と電力消費との間の相互関係を表す。
図1Cのグラフでは、y軸は、また、Uxレベルを表し得、ここで、y軸に沿った上向きの移動は、Uxの改善と相互に関係する。したがって、実線の曲線11Cによって表されるように、表示輝度設定とUxレベルとの間に相互関係がある。概ね、当業者には認識されるように、明るいディスプレイ設定は、ユーザにとって薄暗いディスプレイ設定以上に喜ばれる。曲線11Cを参照すると、曲線11Cの最初は傾斜の急な勾配は、表示輝度が比較的低いレベルから増大すると、Uxの著しい増大が引き起こされ得ることを示す。対照的に、より高い表示輝度に対応する勾配11Cの上部は、ひとたび表示輝度設定がすでに比較的高ければ、表示輝度がさらに増大してもUxレベルの顕著な増大が引き起こされないことを示す。すなわち、ユーザは、表示輝度レベルが増大したことに気付かない、またはそれを高く評価しない場合があり、そのように、表示輝度の増大はUxを改善しない。
上述のことを念頭におけば、表示輝度の増大または減少は、表示輝度設定が最初は比較的低い場合、最初の表示輝度設定が最初は比較的高い場合よりも、電力消費のワットあたりのUxへのより大きい影響をもたらすことが当業者には認識されよう。たとえば、点12Cは、高くもなく低くもない、すなわち、表示輝度の視覚的マルチメディアパラメータと関連したマルチメディア処理構成要素が、中程度の表示輝度設定と関連したマルチメディア出力を供給している、例示的な最初の表示輝度設定を表す。そのように、曲線11Cへの点12Cにおける接線の勾配は、表示輝度設定を下へ調整すると、Uxに中程度に影響を及ぼしながら、中程度の節電化をもたらす(したがって、中程度の量の熱エネルギー生成を節約する)ことを示す。同様に、表示輝度設定を上へ調整するには、Uxへの肯定的だが中程度の影響をもたらしながら、電力消費の中程度の増大(したがって、熱エネルギー生成の中程度の増大)が必要である。
図1Dを参照すると、グラフのx軸に沿った左から右への移動は、マルチメディア作業負荷が処理かつ供給され得る、GPUの処理分解能が増大することを表す。当業者には認識されるように、GPUの処理分解能設定を増大させるには、GPUの処理分解能設定と関連したマルチメディア処理構成要素(GPUなど)によって消費される電力の増大が必要である(同様に、熱エネルギー生成の増大へ相互に関係する)。したがって、当業者によって理解されるように、y軸に沿った上向きの移動は、電力消費が増大することを表し、破線10Dは、GPUの処理分解能と電力消費との間の相互関係を表す。
図1Dのグラフでは、y軸は、また、ユーザエクスペリエンス(「Ux」)のレベルを表し得、ここで、y軸に沿った上向きの移動は、Uxの改善と相互に関係する。したがって、実線の曲線11Dによって表されるように、GPUの処理分解能設定とUxレベルとの間に相互関係がある。曲線11Dを参照すると、曲線11Dの最初は傾斜の急な勾配は、GPUの処理分解能が極めて低い設定から増大すると、Uxの著しい増大が引き起こされ得ることを示す。対照的に、中程度かつ高いGPUの処理分解能設定に対応する勾配11Dのより平坦な部分は、比較的低いレベルを越えるGPUの処理分解能がさらに増大しても、Uxレベルの顕著な増大が引き起こされないことを示す。
上述のことを念頭におけば、GPUの処理分解能設定の増大または減少は、GPUの処理分解能設定が最初は極めて低い場合、最初のGPUの処理分解能設定が最初は比較的中程度またはさらに高い場合よりも、電力消費のワットあたりのUxへのより感知できる影響をもたらすことが、当業者には認識されよう。たとえば、点12Dは、比較的高い、すなわち、GPUの処理分解能の視覚的マルチメディアパラメータと関連したマルチメディア処理構成要素が、高い分解能レベルでマルチメディア作業負荷を処理している、例示的な最初のGPUの処理分解能設定を表す。そのように、曲線11Dへの点12Dにおける接線の勾配は、比較的に平坦であり、GPUの処理分解能設定を下へ調整すると、Uxへの著しい影響を伴わずに節電化をもたらす(したがって、熱エネルギー生成を下げる)ことを示す。同様に、GPUの処理分解能設定を上へ調整するには、Uxへの顕著な影響を伴わずに増大する電力消費(したがって、増大した熱エネルギー生成)が必要である。
視覚的マルチメディアパラメータの設定からの、Uxの重み付き加算の計算に基づいて、システムおよび方法の実施形態は、全体的な電力消費を調整しながらUxを最適化するように、1つまたは複数のパラメータの設定を体系的に調整し得る。非制限的な例として、いくつかの実施形態によって監視される視覚的マルチメディアパラメータは、FPSレート、GPUの処理分解能設定、色深度設定(グラフィックスを供給するために使用されるカラービット)、表示輝度レベル、動き推定のアルゴリズム選択および3-D画像のアルゴリズム選択を含み得る。PCDが動作中であるとき、様々なパラメータの設定およびレベルは、マルチメディア処理と関連した全体的なUxレベルおよび全体的な電力消費レベルに、共同で寄与する。上述のように、パラメータのうちの任意の1つに対するアクティブな設定の増大または減少は、全体的なUxと全体的な電力消費の両方に作用し得る。有利なことに、電力消費が増大または減少されるべき場合、実施形態は、Uxを最適化する方式において、そのような電力消費の調整(および、これを拡張してみれば、熱エネルギー生成の調整)を加えようとする。
図2は、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータ28の選択的な調整を通して、携帯用コンピューティングデバイス(「PCD」)100において知的マルチメディアベースの熱出力管理を実施するための、オンチップシステム102の一実施形態を示す機能ブロック図である。有利なことに、マルチメディア作業負荷および/またはマルチメディア出力と関連した1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータ28を選択的に調整することによって、システムおよび方法の実施形態は、全体的なユーザエクスペリエンス(「Ux」)に過度に影響を及ぼすことなく、熱エネルギーの軽減の必要性に対処し得る。
一般に、システムは、いくつかの実施形態では、1つまたは2つのモジュールに含まれ得る3つの主なモジュール、すなわち、(1)監視モジュール114によって監視される温度読取値および視覚的マルチメディアパラメータ28の設定を分析し、熱出力管理の動作を決定するための電力消費および温度(「PCT」)モジュール26(特に、監視モジュール114およびPCTモジュール26は、いくつかの実施形態では、1つかつ同じであり得る)、(2)PCTモジュール26から受け取った熱出力管理の動作に従って、視覚的マルチメディアパラメータの調整を選択するためのユーザエクスペリエンス(「Ux」)モデリングモジュール27、および(3)Uxモデリングモジュール27から受け取った命令に従って、視覚的マルチメディアパラメータ28の設定を調整するための知的マルチメディア熱出力管理(「IM-TPM」)モジュール101を、利用する。有利なことに、3つの主なモジュールを含む、システムおよび方法の実施形態は、マルチメディア処理構成要素の電力消費を、受容可能なしきい値より低い、所定の電力配分および/または温度レベル内に維持しながら、マルチメディアの処理および出力を伴う全体的なUxを最適化する。
図2の例示的な実施形態では、監視モジュール114は、マルチメディア処理構成要素のディスプレイコントローラ128、GPU182、ディスプレイ132、ビデオ/フォトエンコーダ134、135および前方/後方カメラ用画像センサプロセッサ111と関連した、様々な視覚的マルチメディアパラメータ28の設定およびレベルを監視する。同様に、監視モジュール114は、限定はしないが、GPU182のコアの中のシリコン接合、パッケージオンパッケージ(「PoP」)メモリ構成要素112A、および/または外部ケーシング24、すなわち、PCD100の「表面」を含む、PCD100の様々な構成要素または態様と関連した温度センサ157を監視し得る。監視モジュール114は、視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定および/またはセンサ157によって測定される温度を示すデータを、PCTモジュール26へ中継し得る。
監視モジュール114によって提供されるデータから、PCTモジュール26は、熱の温度しきい値が超過されたことを認識し得、マルチメディア処理構成要素と関連した熱エネルギー生成が軽減されるべきであることを決定し得る。同様に、監視モジュール114によって提供される、視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定に関するデータから、PCTモジュール26は、マルチメディア処理構成要素111、128、182、132、134、135の全体的な電力消費レベルを計算するとともに、それを所定の電力配分と比較し得る。視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定から全体的な電力消費レベルを計算するために、PCTモジュール26は、図1に示されるもののような視覚的マルチメディアパラメータのグラフを含む、視覚的マルチメディアパラメータグラフ参照表(「LUT」)29を照会し得る。有利なことに、監視モジュール114によって監視される各アクティブな設定に対して、PCTモジュール26は、適切な視覚的マルチメディアパラメータグラフにおける曲線11に点12を対応付けるとともに、点12のx軸の値に基づいて、視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定と関連した電力消費を決定し得る。その後、すべての視覚的マルチメディアパラメータの設定と関連した総計の電力消費レベルは、PCTモジュール26によって計算されるとともに、所定の電力配分と比較され得る。
温度しきい値または電力配分が超過された場合、PCTモジュール26は、Uxモデリングモジュール27に、視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定のうちの1つまたは複数に対する適切な調整を決定するように命令し得る。同様に、PCTモジュール26が、利用できる上部の余裕が電力配分に存在すること、すなわち、電力配分を超過されないようにさせる電力消費の増大によってユーザエクスペリエンスが改善され得ることを決定する場合、PCTモジュール26は、Uxモデリングモジュール27に、視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定のうちの1つまたは複数に対する適切な調整を決定するように命令し得る。
Uxモデリングモジュール27は、PCTモジュール26から、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータ28の設定を上または下のいずれかへ調整するための命令を受け取ると、LUT29を照会し、調整のために望ましいパラメータ28と関連した視覚的マルチメディアパラメータのグラフを比較する。視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定を監視モジュール114から受け取った場合も、Uxモデリングモジュール27は、各アクティブな設定に対する適切な視覚的マルチメディアパラメータのグラフにおける曲線11に、点12を対応付ける。各点12に関する接線の勾配に基づいて、Uxモデリングモジュール27は、PCTモジュール26によって規定される電力消費の制約内でユーザエクスペリエンスを最適化するために、どのパラメータ28が調整されるべきかを決定し得る。
たとえば、PCTモジュール26が、電力消費を低減させることによって熱エネルギー生成が軽減されるべきであるように命令した場合、Uxモデリングモジュール27は、比較的平坦である勾配を有するそれらの接線を特定し得、その後、調整のための関連したパラメータを選択し得る。このようにして、ユーザエクスペリエンスへの有害な影響は、調整の結果として節約される電力の単位あたり、最小に保たれる。同様に、PCTモジュール26が、電力配分を超過することなく電力消費が増大し得るように命令した場合、Uxモデリングモジュール27は、比較的傾斜が急である勾配を有するそれらの接線を特定し得、その後、調整のための関連したパラメータを選択し得る。このようにして、ユーザエクスペリエンスへの影響は、調整の結果として消費される電力のさらなる単位あたり、最大化され得る。
特に、システムおよび方法のいくつかの実施形態が、最も有益な接線勾配を有する単一のパラメータ28を特定し得、次いで、目標とする節電化または電力消費増大を獲得するために必要であるものと同じ量だけ、パラメータ28の設定を調整し得ることが想定される。他の実施形態は、調整される設定が、第2のパラメータ28と関連した接線の勾配よりも有益でない勾配を有する接線を定義する点までだけ、第1のパラメータの設定を調整し得、その点において、第2のパラメータの設定は、それに応じて調整される。さらに他の実施形態は、設定の調整を加えるとともに、第2の設定の調整を決定する前に監視モジュール114からのフィードバックを集める代わりに、多数のパラメータ28にわたる複数の調整を計算し、次いで、同時にすべての調整を加えてもよい。
再び図2の実施形態を参照すると、Uxモデリングモジュール27は、IM-TPMモジュール101に、視覚的マルチメディアパラメータ28のうちの1つまたは複数と関連した設定においていくつかの調整を加えるように命令し得る。特に、上述のように、視覚的マルチメディアパラメータ28は、マルチメディアの処理または出力に作用する、PCD100の電力を消費する任意の構成要素、態様または機能に関連付けられてもよい。図2の例示的な実施形態では、5つのマルチメディア処理構成要素が、ディスプレイコントローラ128、GPU182、ディスプレイ132、ビデオ/フォトエンコーダ134、135、および前方/後方カメラ用画像センサプロセッサ111の形態で示される。例示的な視覚的マルチメディアパラメータ28Aは、限定はしないが、画像解像度設定、フレーム毎秒(「FPS」)レート、画像のノイズ低減レベル、防振画像安定化の利用可能性、カラー/コントラスト調整の利用可能性、および画像強調フィルタの設定を含み得る。例示的な視覚的マルチメディアパラメータ28Bは、限定はしないが、その調整がディスプレイコントローラ128による電力消費および対応するユーザエクスペリエンスに直接作用し得る解像度スケーリング比(表示するためのオリジナル)、および多数の画像レイヤの合成におけるFPSレートを含み得る。例示的な視覚的マルチメディアパラメータ28Cは、限定はしないが、それらの調整がGPU182による電力消費および対応するユーザエクスペリエンスに直接作用し得る、様々な画像動力学のアルゴリズム、FPSレート、GPUの処理分解能設定、および色深度ビット設定を含み得る。例示的な視覚的マルチメディアパラメータ28Dは、限定はしないが、その調整がディスプレイによる電力消費および対応するユーザエクスペリエンスに直接作用し得る表示輝度設定を含み得る。例示的な視覚的マルチメディアパラメータ28Eは、限定はしないが、ビデオ符号化の圧縮比の設定、ビデオ記録解像度の設定、ビデオ記録のFPSレート、連続写真撮影のFPS(シャッター間隔の設定)、および写真あたりの符号化処理速度(待ち時間の設定)を含み得る。例示的なマルチメディアサブシステム111、128、182、132、134、135と関連した他の例示的なパラメータ28は、限定はしないが、以下のものを含む。

図3は、知的マルチメディアベースの熱出力管理のための方法およびシステムを実施するための、ワイヤレス電話の形態での、図2のPCD100の例示的で非限定的な態様を示す機能ブロック図である。図示のように、PCD100は、一緒に結合されるマルチコアの中央処理装置(「CPU」)110およびアナログ信号プロセッサ126を含む、オンチップシステム102を含む。当業者によって理解されるように、CPU110は、0番目のコア222、1番目のコア224、およびN番目のコア230を備え得る。さらに、当業者によって理解されるように、CPU110の代わりにデジタル信号プロセッサ(「DSP」)も、利用され得る。
一般に、PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27およびIM-TPMモジュール101は、電力消費(および、これを拡張してみれば、熱エネルギー生成)が管理されるとともにユーザエクスペリエンスが最適化されるように、GPU182などのマルチメディア処理構成要素と関連した視覚的マルチメディアパラメータを選択し、それに調整を加えるために、共同で責任を担い得る。
監視モジュール114は、オンチップシステム102全体にわたって分散された多数の作動状態のセンサ(たとえば、熱センサ157A、157B)およびPCD100のCPU110、ならびにUxモデルモジュール27およびPCTモジュール26と通信する。いくつかの実施形態では、監視モジュール114は、また、PCD100の接触温度に関連する温度読取値に関して表面温度センサ157Cを監視し得る。他の実施形態では、監視モジュール114は、チップ温度センサ157A、157Bによって取られた読取値により予想されるデルタに基づいて、接触温度を推測し得る。PCTモジュール26は、監視モジュール114とともに働いて超過された温度しきい値を特定し得、ユーザエクスペリエンスに不必要に影響を及ぼすことなく温度を低減させようとして、チップ102内で電力を消費する構成要素と関連した、視覚的マルチメディアパラメータの調整を適用するように命令し得る。
図3に示すように、ディスプレイコントローラ128およびタッチスクリーンコントローラ130は、デジタル信号プロセッサ110に結合される。オンチップシステム102の外部にあるタッチスクリーンディスプレイ132は、ディスプレイコントローラ128およびタッチスクリーンコントローラ130に結合される。PCD100は、さらに、ビデオエンコーダ134、たとえば、位相反転線(「PAL」)エンコーダ、順次式カラーメモリ(「SECAM」)エンコーダ、全国テレビジョン方式委員会(「NTSC」)エンコーダ、または任意の他のタイプのビデオエンコーダ134を含み得る。ビデオエンコーダ134は、マルチコアの中央処理装置(「CPU」)110に結合される。ビデオ増幅器136は、ビデオエンコーダ134およびタッチスクリーンディスプレイ132に結合される。ビデオポート138は、ビデオ増幅器136に結合される。図3に示すように、ユニバーサルシリアルバス(「USB」)コントローラ140は、CPU110に結合される。同様に、USBポート142は、USBコントローラ140に結合される。メモリ112および加入者識別モジュール(「SIM」)カード146も、CPU110に結合され得る。さらに、図3に示すように、デジタルカメラ148は、CPU110に結合され得る。例示的な態様では、デジタルカメラ148は、電荷結合デバイス(「CCD」)カメラまたは相補型金属酸化膜半導体(「CMOS」)カメラである。
図3にさらに示すように、ステレオオーディオコーデック150は、アナログ信号プロセッサ126に結合され得る。その上、オーディオ増幅器152は、ステレオオーディオコーデック150に結合され得る。例示的な態様では、第1のステレオスピーカー154および第2のステレオスピーカー156は、オーディオ増幅器152に結合される。図3は、マイクロフォン増幅器158も、ステレオオーディオコーデック150に結合され得ることを示す。さらに、マイクロフォン160は、マイクロフォン増幅器158に結合され得る。特定の態様では、周波数変調(「FM」)ラジオチューナ162は、ステレオオーディオコーデック150に結合され得る。同様に、FMアンテナ164は、FMラジオチューナ162に結合される。さらに、ステレオヘッドフォン166は、ステレオオーディオコーデック150に結合され得る。
図3は、さらに、アナログ信号プロセッサ126に結合され得る、無線周波数(「RF」)トランシーバ168を示す。RFスイッチ170は、RFトランシーバ168およびRFアンテナ172に結合され得る。図3に示すように、キーパッド174は、アナログ信号プロセッサ126に結合され得る。同様に、マイクロフォン付きモノヘッドセット176は、アナログ信号プロセッサ126に結合され得る。さらに、バイブレータデバイス178は、アナログ信号プロセッサ126に結合され得る。図3は、また、電力供給188、たとえば、バッテリが、電力管理集積回路(「PMIC」)180を通ってオンチップシステム102に結合されることを示す。特定の態様では、電力供給は、充電式DCバッテリ、またはAC電源に接続された交流(「AC」)からDCへの変圧器から導き出されるDC電力供給を、含む。
CPU110は、また、1つまたは複数の内部のオンチップ熱センサ157A、および1つまたは複数の外部のオフチップ熱センサ157Cと結合され得る。オンチップ熱センサ157Aは、縦型PNP構造に基づき、通常は相補型金属酸化膜半導体(「CMOS」)の超大規模集積(「VLSI」)回路に専用の、1つまたは複数の絶対温度比例(「PTAT」)の温度センサを備え得る。オフチップ熱センサ157Cは、1つまたは複数のサーミスタを備え得る。熱センサ157Cは、アナログデジタル変換器(「ADC」)コントローラ103を用いてデジタル信号に変換される、電圧降下を生じさせ得る。しかしながら、本発明の範囲から逸脱することなく、他のタイプの熱センサ157A、157B、157Cを利用することができる。
PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27および/またはIM-TPMモジュール101は、CPU110によって実行されるソフトウェアを備え得る。しかしながら、PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27およびIM-TPMモジュール101は、また、本発明の範囲から逸脱することなく、ハードウェアおよび/またはファームウェアから形成され得る。PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27およびIM-TPMモジュール101は、電力消費(および、これを拡張してみれば、熱エネルギー生成)が管理されるとともにユーザエクスペリエンスが最適化されるように、GPU182などのマルチメディア処理構成要素と関連した視覚的マルチメディアパラメータを選択し、それに調整を加えるために、共同で責任を担い得る。
タッチスクリーンディスプレイ132、ビデオポート138、USBポート142、カメラ148、第1のステレオスピーカー154、第2のステレオスピーカー156、マイクロフォン160、FMアンテナ164、ステレオヘッドフォン166、RFスイッチ170、RFアンテナ172、キーパッド174、モノヘッドセット176、バイブレータ178、電力供給188、PMIC180および熱センサ157Cは、オンチップシステム102の外部にある。しかしながら、監視モジュール114は、また、アナログ信号プロセッサ126およびCPU110によって、PCD100で動作可能なリソースの実時間管理で助けとなるための、1つまたは複数の指示または信号を、これらの外部のデバイスのうちの1つまたは複数から受け取り得ることを理解されたい。
特定の態様では、本明細書で説明される方法のステップのうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のPCTモジュール26、Uxモデルモジュール27および/またはIM-TPMモジュール101を形成する、メモリ112に記憶される実行可能な命令およびパラメータによって実施され得る。モジュール101、26、27を形成するこれらの命令は、本明細書で説明される方法を実行するために、ADCコントローラ103に加えて、CPU110、アナログ信号プロセッサ126、または別のプロセッサによって実行され得る。さらに、プロセッサ110、126、メモリ112、そこに記憶される命令、またはそれらの組合せは、本明細書で説明される方法のステップのうちの1つまたは複数を実行するための手段として働き得る。
図4は、知的マルチメディアベースの熱出力管理のための、図3のPCD100の例示的なソフトウェアアーキテクチャを示す概略図である。任意の数のアルゴリズムは、ある種の熱的条件が満たされるとき、PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27および/またはIM-TPMモジュール101によって適用され得る少なくとも1つの知的マルチメディア熱出力管理ポリシーを形成し得、またはそれらの部分であり得、しかしながら、好ましい実施形態では、PCTモジュール26、Uxモデルモジュール27およびIM-TPMモジュール101は、限定はしないが、ディスプレイコントローラ128、GPU182、ディスプレイ132、ビデオ/フォトエンコーダ134、135、および前方/後方カメラ用画像センサプロセッサ111を含む、マルチメディア処理構成要素と関連した視覚的マルチメディアパラメータ28の設定を徐々に調整するように、一緒に働く。
図4に示すように、CPUまたはデジタル信号プロセッサ110は、メモリ112にバス211を介して結合される。CPU110は、上述のように、N個のコアプロセッサを有するマルチプルコアのプロセッサである。すなわち、CPU110は、1番目のコア222、2番目のコア224、およびN番目のコア230を含む。当業者に知られているように、1番目のコア222、2番目のコア224およびN番目のコア230の各々は、専用のアプリケーションまたはプログラムをサポートするために利用できる。あるいは、1つまたは複数のアプリケーションまたはプログラムは、処理するために、2つ以上の利用できるコアにわたって分散され得る。
CPU110は、ソフトウェアおよび/またはハードウェアを備え得るPCTモジュール26、Uxモデルモジュール27および/またはIM-TPMモジュール101からコマンドを受け取り得る。ソフトウェアとして実施される場合、モジュール26、27、101は、CPU110および他のプロセッサによって実行されている他のアプリケーションプログラムへコマンドを発行する、CPU110によって実行される命令を備える。
CPU110の1番目のコア222、2番目のコア224からN番目のコア230までは、単一の集積回路のダイ上に統合され得、または、それらは、多数の回路パッケージ内の別個のダイ上で、統合または結合され得る。設計者は、1番目のコア222、2番目のコア224からN番目のコア230までを、1つまたは複数の共有のキャッシュを介して結合し得、それらは、バス、リング、メッシュおよびクロスバーのトポロジなどの、ネットワークトポロジを介して通るメッセージまたは命令を実施し得る。
バス211は、当技術分野で知られているように、1つまたは複数の有線またはワイヤレスの接続を介する、多数の通信パスを含み得る。バス211は、通信を可能にするために、コントローラ、バッファ(キャッシュ)、ドライバ、レピータ、および受信機のような、簡単にするために省略される追加の要素を有してもよい。さらに、バス211は、上述の構成要素の間での適切な通信を可能にするために、アドレス、制御、および/またはデータ接続を含んでもよい。
PCD100によって使用される論理がソフトウェアで実施される場合、図4に示すように、始動論理250、管理論理260、知的マルチメディア熱出力管理インターフェース論理270、アプリケーション記憶装置280内のアプリケーション、およびファイルシステム290の部分のうちの1つまたは複数は、コンピュータ関連の任意のシステムまたは方法による使用、またはそれらと関係した使用のために、任意のコンピュータ可読媒体に記憶され得ることに留意されたい。
本文書のコンテキストでは、コンピュータ可読媒体は、コンピュータ関連のシステムまたは方法による使用、またはそれらと関係した使用のための、コンピュータプログラムおよびデータを含み得る、または記憶し得る、電子的、磁気的、光学的、または他の物理的なデバイスまたは手段である。様々な論理要素およびデータ記憶装置は、命令実行システム、装置、またはデバイスから命令を取り出し、命令を実行することができる、コンピュータベースのシステム、プロセッサを含むシステム、または他のシステムなどの、命令実行システム、装置またはデバイスによる使用、またはそれらと関係した使用のために、任意のコンピュータ可読媒体で実施され得る。本文書のコンテキストでは、「コンピュータ可読媒体」は、命令実行システム、装置、またはデバイスによる使用、またはそれらと関係した使用のために、プログラムを記憶、通信、伝搬、または転送することができる任意の手段であり得る。
コンピュータ可読媒体は、たとえば、限定はしないが、電子的、磁気的、光学的、電磁的、赤外線、または半導体の、システム、装置、デバイス、または伝搬媒体であり得る。コンピュータ可読媒体のより具体的な例(非包括的なリスト)は、以下のもの、すなわち、1つまたは複数のワイヤを有する電気接続(電子的)、ポータブルコンピュータディスケット(磁気的)、ランダムアクセスメモリ(RAM)(電子的)、読出し専用メモリ(ROM)(電子的)、消去可能プログラム可能読出し専用メモリ(EPROM、EEPROM、またはフラッシュメモリ)(電子的)、光ファイバ(光学的)、およびポータブルコンパクトディスク読出し専用メモリ(CDROM)(光学的)を含むはずである。プログラムは、たとえば、紙または他の媒体の光学的走査を用いて電子的に取り込まれ、コンパイルされ、解釈され、または必要なら適当な方式で、別のやり方で処理され、次いで、コンピュータメモリに記憶され得るので、コンピュータ可読媒体が、そこにプログラムが印刷されている紙または別の適当な媒体でさえあり得ることに留意されたい。
始動論理250、管理論理260、およびおそらくは知的マルチメディア熱出力管理インターフェース論理270のうちの1つまたは複数が、ハードウェアで実施される代替実施形態では、様々な論理は、それぞれ当技術分野でよく知られている以下の技術、すなわち、データ信号の上に論理機能を実現するための論理ゲートを有する個別論理回路、適切な組合せ論理ゲートを有する特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルゲートアレイ(PGA)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などのうちの、任意のものまたはそれらの組合せを用いて実施され得る。
メモリ112は、フラッシュメモリまたはソリッドステートメモリデバイスなどの、不揮発性のデータ記憶デバイスである。単一のデバイスとして示されるが、メモリ112は、デジタル信号プロセッサ110(または、さらなるプロセッサコア)に結合される別個のデータ記憶装置とともに分散されたメモリデバイスであり得る。
始動論理250は、1番目のコア222、2番目のコア224からN番目のコア230までなどの、利用できるコアのうちの1つまたは複数の性能を管理または制御するための選択プログラムを、選択的に特定し、読み込み、実行するための、1つまたは複数の実行可能な命令を含む。始動論理250は、様々な温度測定または電力消費レベルの、マルチメディア処理構成要素または態様と関連したしきい値の温度設定または電力配分設定との、PCTモジュール26による比較に基づいて、選択プログラムを特定し、読み込み、実行し得る。例示的な選択プログラムは、組み込みファイルシステム290のプログラム記憶装置296内に見られ得、知的マルチメディアアルゴリズム297および1組のパラメータ298の特定の組合せによって定義される。例示的な選択プログラムは、CPU110内のコアプロセッサのうちの1つまたは複数によって実行されるとき、1つまたは複数のPCTモジュール26、Uxモデルモジュール27および/またはIM-TPMモジュール101によって、特定の視覚的マルチメディアパラメータと関連した設定を「上へ」または「下へ」調整するために供給される制御信号と組み合わせて、監視モジュール114によって供給される1つまたは複数の信号に従って、動作し得る。
管理論理260は、知的マルチメディア熱出力管理プログラムを終わらせるとともに、より適当な置換プログラムを選択的に特定し、読み取り、実行するための、1つまたは複数の実行可能な命令を含む。管理論理260は、実行時間において、すなわち、PCD100が電力供給されデバイスの操作者によって使われている間、これらの機能を実行するように構成される。置換プログラムは、組み込みファイルシステム290のプログラム記憶装置296内に見られ得、いくつかの実施形態では、知的マルチメディアアルゴリズム297および1組のパラメータ298の特定の組合せによって定義され得る。
置換プログラムは、デジタル信号プロセッサ内のコアプロセッサのうちの1つまたは複数によって実行されるとき、マルチメディア処理構成要素128、182および132と関連した1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータ28の設定を調整するために、監視モジュール114によって供給される1つまたは複数の信号、または様々なプロセッサコアのそれぞれの制御入力で供給される1つまたは複数の信号に従って、動作し得る。
インターフェース論理270は、組み込みファイルシステム290に記憶されている情報を観察、構成、または別のやり方で更新するための外部入力を、提示し、管理し、かつ外部入力と相互に作用するための、1つまたは複数の実行可能な命令を含む。一実施形態では、インターフェース論理270は、USBポート142を介して受け取られる製造業者の入力とともに動作し得る。これらの入力は、プログラム記憶装置296から削除されるべき、またはプログラム記憶装置296に加えられるべき、1つまたは複数のプログラムを含み得る。あるいは、入力は、プログラム記憶装置296内のプログラムのうちの1つまたは複数への、編集または変更を含み得る。その上、入力は、1つまたは複数の、始動論理250と管理論理260の一方または両方への変更、またはそれらの全部の置換を特定し得る。例として、入力は、PCD100に、ディスプレイ132でのすべての視覚的マルチメディアパラメータ調整を、夕刻の間に一時停止するように命令する、管理論理260への変更を含み得る。さらなる例として、入力は、PCD100に、ある種のゲーミングのアプリケーションが実行しているとき、所望のプログラムを適用するように命令する、管理論理260への変更を含み得る。
インターフェース論理270により、製造業者は、PCD100の定義された動作状態のもとで、エンドユーザのエクスペリエンスを制御可能に構成かつ調整できるようになる。メモリ112がフラッシュメモリである場合、始動論理250、管理論理260、インターフェース論理270、アプリケーション記憶装置280内のアプリケーションプログラム、または組み込みファイルシステム290内の情報のうちの1つまたは複数は、編集、置換、または別のやり方で修正され得る。いくつかの実施形態では、インターフェース論理270は、エンドユーザまたはPCD100の操作者が、始動論理250、管理論理260、アプリケーション記憶装置280内のアプリケーション、および組み込みファイルシステム290内の情報を、検索、配置、修正または置換することを可能にし得る。操作者は、得られたインターフェースを使用して、PCD100の次の始動において実施される変更を加え得る。あるいは、操作者は、得られたインターフェースを使用して、実行時間の間に実施される変更を加え得る。
組み込みファイルシステム290は、階層的に構成された熱技法記憶装置292を含む。この点に関連して、ファイルシステム290は、PCD100によって使用される様々なパラメータ298および知的マルチメディアアルゴリズム297の構成および管理のための情報の記憶のために、その全ファイルシステム容量のうちの予約部分を含み得る。図4に示すように、記憶装置292はマルチメディア構成要素記憶装置294を含み、マルチメディア構成要素記憶装置294はプログラム記憶装置296を含み、プログラム記憶装置296は1つまたは複数の知的マルチメディア熱出力管理プログラムを含む。
図5A〜図5Bは、1つまたは複数の視覚的マルチメディアパラメータ28の選択的な調整を通した、図2のPCD100における熱エネルギー生成の知的マルチメディアベースの管理のための方法500を示す、論理的なフローチャートを示す。図5の方法500は、第1のブロック505において開始し、ここで、センサ157と関連した所定の電力配分および/または温度しきい値が設定される。上述のように、監視モジュール114は、様々な温度センサ157および/または視覚的なパラメータのアクティブな設定を、監視し得る。ブロック510において、マルチメディア作業負荷およびマルチメディア出力のQoSが決定されるような、視覚的マルチメディアパラメータ28に対するデフォルトの設定が、設定される。特定の実施形態に応じて、ブロック510から、方法500は、ブロック515または525のいずれか、またはそれらの両方へ進み得る。
ブロック515において、監視モジュール114は、様々な視覚的マルチメディアパラメータ28のアクティブな設定を監視し、関連したデータをPCTモジュール26に供給し、PCTモジュール26は、アクティブな設定に基づいて、様々なマルチメディア処理構成要素と関連した総計の電力消費レベルを計算する。決定ブロック520において、PCTモジュール26は、総計の電力消費がブロック505において設定された電力配分を超過するかどうかを決定する。総計の電力消費が電力配分を超過する場合、「yes」分岐に図5Bのブロック535が続く。総計の電力消費が電力配分を超過しない場合、「no」分岐に図5Bのブロック545が続く。
再びブロック510を参照すると、処理500は、二者択一的に、または同時にブロック525へ進むことができ、ここで、監視モジュールは、様々な温度センサ157によって生成される温度読取値を監視し、関連したデータをPCTモジュール26に供給し、PCTモジュール26は、1つまたは複数の温度しきい値が超過されたかどうかを決定する。決定ブロック530において、PCTモジュール26は、温度読取値がブロック505において設定された温度しきい値を超過するかどうかを決定する。温度読取値が温度しきい値を超過する場合、「yes」分岐に図5Bのブロック535が続く。温度読取値が温度しきい値を超過しない場合、「no」分岐に図5Bのブロック545が続く。
方法500が、「yes」分岐のいずれかまたは両方がブロック520、530から続くと規定する場合、PCTモジュール26は、PCD100内のマルチメディア負荷と関連した電力消費が低減されるべきであることを決定して、方法は、ブロック535へ進む。ブロック535において、Uxモデルモジュール27は、アクティブな視覚的マルチメディアパラメータの設定を、適切な視覚的マルチメディアパラメータのグラフへ対応付けるために、LUT29を照会する。上述のように、そうすることによって、Uxモデルモジュール27は、アクティブな設定の各々に対する接線の勾配を比較し得、単位となる電力消費の低減あたりの、ユーザエクスペリエンスの劣化が最小となる可能性をもたらす視覚的マルチメディアパラメータを、調整のために選択し得る。その後、ブロック540において、Uxモデルモジュール27は、正当であるとされる設定の調整の量を決定し、命令をIM-TPMモジュール101に送る。ブロック555において、IM-TPMモジュール101は、新しい視覚的マルチメディアパラメータの設定を適用し、方法500は、図5Aのブロック515、525に戻る。
再び図5Aを参照すると、方法500が、「no」分岐のいずれかまたは両方がブロック520、530から続くと規定する場合、PCTモジュール26は、PCD100内のマルチメディア負荷と関連した電力消費が増大し得ることを決定して、方法は、ブロック545へ進む。ブロック545において、Uxモデルモジュール27は、アクティブな視覚的マルチメディアパラメータの設定を、適切な視覚的マルチメディアパラメータのグラフに対応付けるために、LUT29を照会する。上述のように、そうすることによって、Uxモデルモジュール27は、アクティブな設定の各々に対する接線の勾配を比較し得、単位となる電力消費の増大あたりの、ユーザエクスペリエンスの肯定的な変化が最大となる可能性をもたらす視覚的マルチメディアパラメータを、調整のために選択し得る。その後、ブロック550において、Uxモデルモジュール27は、正当であるとされる設定の調整の量を決定し、命令をIM-TPMモジュール101に送る。ブロック555において、IM-TPMモジュール101は、新しい視覚的マルチメディアパラメータの設定を適用し、方法500は、図5Aのブロック515、525に戻る。
本明細書に記載されるプロセスまたは処理フローにおけるいくつかのステップは、本発明が記載されるように機能するために、他のものに当然先行する。しかしながら、そのような順序またはシーケンスが本発明の機能性を変えない場合、本発明は、記載されるステップの順序に限定されない。すなわち、いくつかのステップが、本発明の範囲および趣旨から逸脱することなく、他のステップの前、後、またはそれと平行に(実質的に同時に)実行され得ることが、認識される。場合によっては、いくつかのステップは、本発明から逸脱することなく、省略されてもよく、または実行されなくてもよい。さらに、「それ以降」、「次いで」、「次に」などの語は、ステップの順序を制限することを意図しない。これらの語は、単に、例示的な方法の説明を通じて、読者を手引きするために使用される。
さらに、プログラミングにおける当業者は、たとえば、本明細書のフローチャートおよび関連する説明に基づいて、開示される発明を支障なく実施するために、コンピュータのコードを書くこと、または適切なハードウェアおよび/または回路を特定することができる。したがって、プログラムコードの命令または詳細なハードウェアデバイスの特定のセットの開示は、本発明の作り方および使い方の十分な理解のために、必須であるとは見なされない。請求されるコンピュータ実施のプロセスの本発明の機能性は、上述の説明において、様々な処理フローを示し得る図面と一緒に、より詳細に説明されている。
1つまたは複数の例示的な態様では、述べられた機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで、実施され得る。ソフトウェアで実施される場合、諸機能は、コンピュータ可読媒体に記憶され得、または1つもしくは複数の命令もしくはコードとしてコンピュータ可読媒体上で伝送され得る。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体、およびコンピュータプログラムの1つの場所から別の場所への転送を促進する任意の媒体を含む通信媒体の、両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。例として、それに限定されず、そのようなコンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD-ROMもしくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含み得る。
同様に、いかなる接続も、コンピュータ可読媒体と当然のことながら呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(「DSL」)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して伝送される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、マイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。
本明細書において、ディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイディスクを含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上述したものの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含められるべきである。
したがって、選ばれた態様が図示され、詳細に説明されたが、次の特許請求の範囲によって定義されるような、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な置換および改変がそこでなされ得ることが理解されよう。
24 外部ケーシング
26 電力消費および温度(PCT)モジュール
27 ユーザエクスペリエンス(Ux)モデリングモジュール
28 視覚的マルチメディアパラメータ
29 視覚的マルチメディアパラメータグラフ参照表
100 携帯用コンピューティングデバイス
101 知的マルチメディア熱出力管理(IM-TPM)モジュール
102 オンチップシステム
103 ADCコントローラ
110 CPU
111 前方/後方カメラ用画像センサプロセッサ
112 メモリ
114 監視モジュール
126 アナログ信号プロセッサ
128 ディスプレイコントローラ
130 タッチスクリーンコントローラ
132 ディスプレイ
134 ビデオエンコーダ
135 フォトエンコーダ
136 ビデオ増幅器
138 ビデオポート
140 ユニバーサルシリアルバスコントローラ
142 USBポート
146 加入者識別モジュールカード
148 デジタルカメラ
150 ステレオオーディオコーデック
152 オーディオ増幅器
154 第1のステレオスピーカー
156 第2のステレオスピーカー
157 温度センサ
157 熱センサ
158 マイクロフォン増幅器
160 マイクロフォン
162 周波数変調ラジオチューナ
164 FMアンテナ
166 ステレオヘッドフォン
168 無線周波数トランシーバ
170 RFスイッチ
172 RFアンテナ
174 キーパッド
176 マイクロフォン付きモノヘッドセット
178 バイブレータデバイス
180 電力管理集積回路
182 GPU
188 電力供給
211 バス
222 0番目のコア
224 1番目のコア
230 N番目のコア
250 始動論理
260 管理論理
270 知的マルチメディア熱出力管理インターフェース論理
280 アプリケーション記憶装置
290 ファイルシステム
292 熱的技法記憶装置
294 マルチメディア構成要素記憶装置
296 プログラム記憶装置
297 知的マルチメディアアルゴリズム
298 パラメータ



  1. 携帯用コンピューティングデバイス(「PCD」)における知的マルチメディアベースの熱出力管理のための方法であって、
    電力消費と関連した前記PCD内の状態を監視するステップと、
    前記状態を、前記状態と関連した所定のしきい値と比較するステップと、
    前記状態の前記所定のしきい値との前記比較に基づいて、電力消費に対する調整を決定するステップと、
    複数の視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を示すデータを受け取るステップであって、各視覚的マルチメディアパラメータの前記設定は、前記PCD内の全体的なマルチメディア作業負荷に寄与する、ステップと、
    前記視覚的マルチメディアパラメータの各々に対する性能グラフを照会するとともに、各視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定データを、そのそれぞれの曲線に対応付けるステップであって、前記アクティブな設定データは、勾配を有する接線を定義する、ステップと、
    各視覚的マルチメディアパラメータと関連した接線勾配を比較するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第1の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費が調整されるように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    を備える方法。

  2. 電力消費に対する調整を決定するステップは、電力消費の低減を決定するステップを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の低減あたりのユーザエクスペリエンスへの有害な影響を最小にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するステップは、前記PCD内の前記電力消費が低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を低減させるステップを備える、
    請求項1に記載の方法。

  3. 前記PCD内の電力消費のさらなる低減が正当であるとされることを決定するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費がさらに低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    をさらに備える、請求項2に記載の方法。

  4. 電力消費に対する調整を決定するステップは、電力消費の増大を決定するステップを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の増大あたりのユーザエクスペリエンスへの肯定的な影響を最大にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するステップは、前記PCD内の電力消費が増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を増大させるステップを備える、
    請求項1に記載の方法。

  5. 前記PCD内の電力消費のさらなる増大が受容可能であることを決定するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費がさらに増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    をさらに備える、請求項4に記載の方法。

  6. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、フレームの1秒あたりの処理レートと関連する、請求項1に記載の方法。

  7. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、色深度設定と関連する、請求項1に記載の方法。

  8. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、画像動力学のアルゴリズム選択と関連する、請求項1に記載の方法。

  9. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、表示輝度設定と関連する、請求項1に記載の方法。

  10. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、解像度スケーリング比と関連する、請求項1に記載の方法。

  11. 携帯用コンピューティングデバイス(「PCD」)における知的マルチメディアベースの熱出力管理のためのコンピュータシステムであって、
    電力消費と関連した前記PCD内の状態を監視し、
    前記状態を、前記状態と関連した所定のしきい値と比較し、
    前記状態の前記所定のしきい値との前記比較に基づいて、電力消費に対する調整を決定する
    ように構成される電力消費および温度(「PCT」)モジュールと、
    複数の視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を示すデータを受け取ることであって、各視覚的マルチメディアパラメータの前記設定は、前記PCD内の全体的なマルチメディア作業負荷に寄与する、受け取ることと、
    前記視覚的マルチメディアパラメータの各々に対する性能グラフを照会するとともに、各視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定データを、そのそれぞれの曲線に対応付けることであって、前記アクティブな設定データは、勾配を有する接線を定義する、対応付けることと、
    各視覚的マルチメディアパラメータと関連した接線勾配を比較することと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択することと
    を行うように構成されるユーザエクスペリエンス(「Ux」)モデリングモジュールと、
    前記第1の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整することであって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費が調整されるように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、調整すること
    を行うように構成される知的マルチメディア熱ポリシーマネージャ(「IM-TPM」)モジュールと
    を備えるコンピュータシステム。

  12. 電力消費に対する調整を決定するように構成される前記PCTモジュールは、電力消費の低減を決定するように構成されることを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成される前記Uxモデリングモジュールは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の低減あたりのユーザエクスペリエンスへの有害な影響を最小にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成されることを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するように構成される前記IM-TPMモジュールは、前記PCD内の前記電力消費が低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を低減させるように構成されることを備える、
    請求項11に記載のシステム。

  13. 前記PCD内の電力消費のさらなる低減が正当であるとされることを決定するように構成される前記PCTモジュールと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成される前記Uxモデリングモジュールと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するように構成される前記IM-TPMモジュールであって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費がさらに低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、前記IM-TPMモジュールと
    をさらに備える、請求項12に記載のシステム。

  14. 電力消費に対する調整を決定するように構成される前記PCTモジュールは、電力消費の増大を決定するように構成されることを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成される前記Uxモデリングモジュールは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の増大あたりのユーザエクスペリエンスへの肯定的な影響を最大にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成されることを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するように構成される前記IM-TPMモジュールは、前記PCD内の電力消費が増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を増大させるように構成されることを備える、
    請求項11に記載のシステム。

  15. 前記PCD内の電力消費のさらなる増大が受容可能であることを決定するように構成される前記PCTモジュールと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するように構成される前記Uxモデリングモジュールと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するように構成される前記IM-TPMモジュールであって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費がさらに増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、前記IM-TPMモジュールと
    をさらに備える、請求項14に記載のシステム。

  16. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、フレームの1秒あたりの処理レートと関連する、請求項11に記載のシステム。

  17. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、色深度設定と関連する、請求項11に記載のシステム。

  18. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、画像動力学のアルゴリズム選択と関連する、請求項11に記載のシステム。

  19. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、表示輝度設定と関連する、請求項11に記載のシステム。

  20. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、解像度スケーリング比と関連する、請求項11に記載のシステム。

  21. 携帯用コンピューティングデバイスにおける知的マルチメディアベースの熱出力管理のためのコンピュータシステムであって、
    電力消費と関連した前記PCD内の状態を監視するための手段と、
    前記状態を、前記状態と関連した所定のしきい値と比較するための手段と、
    前記状態の前記所定のしきい値との前記比較に基づいて、電力消費に対する調整を決定するための手段と、
    複数の視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を示すデータを受け取るための手段であって、各視覚的マルチメディアパラメータの前記設定は、前記PCD内の全体的なマルチメディア作業負荷に寄与する、手段と、
    前記視覚的マルチメディアパラメータの各々に対する性能グラフを照会するとともに、各視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定データを、そのそれぞれの曲線に対応付けるための手段であって、前記アクティブな設定データは、勾配を有する接線を定義する、手段と、
    各視覚的マルチメディアパラメータと関連した接線勾配を比較するための手段と、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段と、
    前記第1の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するための手段であって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費が調整されるように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、手段と
    を備えるコンピュータシステム。

  22. 電力消費に対する調整を決定するための手段は、電力消費の低減を決定するための手段を備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段は、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の低減あたりのユーザエクスペリエンスへの有害な影響を最小にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段を備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するための手段は、前記PCD内の前記電力消費が低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を低減させるための手段を備える、
    請求項21に記載のコンピュータシステム。

  23. 前記PCD内の電力消費のさらなる低減が正当であるとされることを決定するための手段と、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段と、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するための手段であって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費がさらに低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、手段と
    をさらに備える、請求項22に記載のコンピュータシステム。

  24. 電力消費に対する調整を決定するための手段は、電力消費の増大を決定するための手段を備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段は、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の増大あたりのユーザエクスペリエンスへの肯定的な影響を最大にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段を備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するための手段は、前記PCD内の電力消費が増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を増大させるための手段を備える、
    請求項21に記載のコンピュータシステム。

  25. 前記PCD内の電力消費のさらなる増大が受容可能であることを決定するための手段と、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するための手段と、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するための手段であって、前記アクティブな設定を調整することは、前記PCD内の電力消費がさらに増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、手段と
    をさらに備える、請求項24に記載のコンピュータシステム。

  26. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、フレームの1秒あたりの処理レートと関連する、請求項21に記載のコンピュータシステム。

  27. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、色深度設定と関連する、請求項21に記載のコンピュータシステム。

  28. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、画像動力学のアルゴリズム選択と関連する、請求項21に記載のコンピュータシステム。

  29. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、表示輝度設定と関連する、請求項21に記載のコンピュータシステム。

  30. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、解像度スケーリング比と関連する、請求項21に記載のコンピュータシステム。

  31. コンピュータ可読プログラムコードを有するコンピュータプログラムであって、前記コンピュータ可読プログラムコードは、携帯用コンピューティングデバイスにおける知的マルチメディアベースの熱出力管理のための方法を実施するために実行されるように構成され、前記方法は、
    電力消費と関連した前記PCD内の状態を監視するステップと、
    前記状態を、前記状態と関連した所定のしきい値と比較するステップと、
    前記状態の前記所定のしきい値との前記比較に基づいて、電力消費に対する調整を決定するステップと、
    複数の視覚的マルチメディアパラメータのアクティブな設定を示すデータを受け取るステップであって、各視覚的マルチメディアパラメータの前記設定は、前記PCD内の全体的なマルチメディア作業負荷に寄与する、ステップと、
    前記視覚的マルチメディアパラメータの各々に対する性能グラフを照会するとともに、各視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定データを、そのそれぞれの曲線に対応付けるステップであって、前記アクティブな設定データは、勾配を有する接線を定義する、ステップと、
    各視覚的マルチメディアパラメータと関連した接線勾配を比較するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第1の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費が調整されるように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    を備えるコンピュータプログラム。

  32. 電力消費に対する調整を決定するステップは、電力消費の低減を決定するステップを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の低減あたりのユーザエクスペリエンスへの有害な影響を最小にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するステップは、前記PCD内の前記電力消費が低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を低減させるステップを備える、
    請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  33. 前記PCD内の電力消費のさらなる低減が正当であるとされることを決定するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費がさらに低減するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    をさらに備える、請求項32に記載のコンピュータプログラム。

  34. 電力消費に対する調整を決定するステップは、電力消費の増大を決定するステップを備え、
    接線勾配の前記比較に基づいて第1の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップは、前記アクティブな設定の調整が、単位となる電力消費の増大あたりのユーザエクスペリエンスへの肯定的な影響を最大にするべき、前記視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップを備え、
    前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正するステップは、前記PCD内の電力消費が増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を増大させるステップを備える、
    請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  35. 前記PCD内の電力消費のさらなる増大が受容可能であることを決定するステップと、
    接線勾配の前記比較に基づいて、第2の視覚的マルチメディアパラメータを選択するステップと、
    前記第2の視覚的マルチメディアパラメータの前記アクティブな設定を調整するステップであって、前記アクティブな設定を調整するステップは、前記PCD内の電力消費がさらに増大するように、前記全体的なマルチメディア作業負荷を修正する、ステップと
    をさらに備える、請求項34に記載のコンピュータプログラム。

  36. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、フレームの1秒あたりの処理レートと関連する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  37. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、色深度設定と関連する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  38. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、画像動力学のアルゴリズム選択と関連する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  39. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、表示輝度設定と関連する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。

  40. 前記第1の視覚的マルチメディアパラメータは、解像度スケーリング比と関連する、請求項31に記載のコンピュータプログラム。

 

 

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表示デバイスは、基盤構造と、基盤構造と結合された複数のモジュールとを含み、モジュールの各々は、複数のアクチュエータアセンブリを含む。アクチュエータアセンブリの各々は、アクチュエータアセンブリを収縮状態と複数の伸長状態との間で移動させるように個別に制御可能である。コントローラは、モジュールの各々と結合され、アクチュエータアセンブリを制御してアクチュエータアセンブリを収縮状態と複数の伸長状態との間で移動させるようにプログラムされる。
【選択図】図2
ビデオデータを表示するための装置および方法が開示される。基準リフレッシュ周波数および/または時間は、あらかじめ定められうるか、または所定の値から導出されうる。ディスプレイパネルの測定リフレッシュ周波数および/または時間が決定され、基準リフレッシュ周波数および/または時間と比較されうる。この比較に基づき、かつ、1つ以上の制御ループを通じて、ディスプレイパネルのディスプレイ特性は、専用のハードウェアまたは共通のハードワイヤード同期信号なしに、1つ以上ディスプレイパネルがそれらのリフレッシュタイミングに関して同期した状態になるように調整されうる。
【選択図】図5
映像出力チェッカー // JP2016516212
映像出力チェッカー(23)が開示される。映像出力チェッカーは、ディスプレイ(17)上において画像をレンダリングするために入力映像データ(20)を受信するように構成される。映像データは、各々の画素(42)に関して、所与の色モデルについての1セットの色成分値(57,57,57)を含む画素データを含む。映像出力チェッカーは、画像の選択区域(24)における画素についての各々の色成分を値(511L,511U,512L,512U,513L,513U)の対応するテスト範囲と比較し、成分値が範囲外にある場合、偏差を測定するように構成され得る。映像出力チェッカーは、選択区域についての偏差を合計して、選択区域についての誤差値(58)提供し、誤差値をしきい値数(59)と比較するように構成され得る。付加的に、または代替的には、映像出力チェッカーは、画像の選択区域(24)における画素についての各々の色成分が値(511L,511U,512L,512U,513L,513U)の対応するテスト範囲内にあるかどうかを判断して、画素が有効であるかまたは無効であるかどうかを判断し、選択区域における有効な画素または無効な画素の数(58)をカウントするように構成され得る。映像出力チェッカーは、有効な画素または無効な画素の数をしきい値数(59)と比較するように構成される(図6)。
本発明は制御ユニットとマルチメディアコンテンツをリリースするための手段とを具備する装置のためのインタラクティブなシステムに関するものであって、前記リリース手段の制御を提供するために前記制御ユニットが前記リリースするための手段と協働する。前記装置の魅力を増すために、該システムは処理ユニットと、リリースするための手段に貼り付けられる少なくとも1つのタグとを含む。前記少なくとも1つのタグが処理ユニットと直接接続され、更に通信する物体との無線通信を可能にする。処理ユニットは、前記少なくとも1つのタグにより開始された通信に応えてリリースされたマルチメディアコンテンツに関連するアクションを実施するために制御ユニットと通信を行えるように構成される。
モバイル・コンピューティング・デバイス技術、並びに同技術を用いるシステム及び方法が本明細書において説明される。詳細には、分散コンピューティング・システムの処理コンポーネントとして機能することができるモバイル・コンピューティング・デバイス、前記モバイル・コンピューティング・デバイスとペアリングすることができる非一体型スクリーン、並びにそのようなデバイス及びスクリーンを用いるシステム及び方法が説明される。いくつかの実施形態において、前記モバイル・コンピューティング・デバイス技術は、一体型スクリーンを有していないモバイル・コンピューティング・デバイスを含むが、このモバイル・コンピューティング・デバイスは、例えば、有線通信インタフェース又は無線通信インタフェースを介して確立されたペアリング接続を介して、少なくともビデオ情報を、非一体型ターゲット・スクリーンに投げることができる。
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