2つの液体レンズを有する光学ズームレンズ

著者らは特許

G02B3/14 - 可変焦点距離のもの
G02B26/004 - 光の強度を周期的に変えることによるもの,例.チョッパの使用
G02B27/0062 - 光学系を組み立てる際に光学要素の調節に用いる光学装置(組み立てられる系の一部となっている調節手段G02B7/00)

の所有者の特許 JP2016528559:

オプトチューン アクチェンゲゼルシャフト
ノウルズ ゲーエムベーハー

 

対物面(100)を結像面(200)上に撮像するための、例えば、スマートフォンカメラ用の光学ズームシステム(1)であって、2つの液体レンズ(10、20)並びにそれに続く固定補正レンズ(30、50、60)を備え、液体が60より大きいアッベ数を有する、光学ズームシステム(1)。
【選択図】図1

 

 

本発明は、ズーミング可能性および合焦可能性を提供する光学システムに関する。
種々のタイプの光学ズームレンズシステム、例えば、同焦点動作原理に依拠するものまたは可変焦点動作原理に依拠するもの、が提案されている。
同焦点光学ズームレンズシステムにおいて、無限焦点サブシステムは、様々な倍率またはズームレベル(ズーミング)をもたらす。同焦点光学ズームレンズシステムの付加的な合焦小部分は、様々な焦点位置(合焦)をもたらす。したがって、合焦は、ズーミングに依存しない。すなわち、同焦点光学ズームレンズシステムは、ズームレベルが変更されるとき、通常は合焦状態に留まる。しかし、そのような同焦点光学ズームレンズシステムの小型化、具体的には、例えば、スマートフォンまたは医療用内視鏡における空間敏感用途に関連する小型化、の可能性は、かなり限定される。
可変焦点光学ズームレンズシステムにおいて、調整可能な相対位置および/または調整可能な焦点距離(単数または複数)を有する2つの合焦レンズは、ズーミングおよび合焦を可能にするように用いられる。通常、可変焦点光学ズームレンズシステムは、ズームレベルを変えると再合焦する必要がある。可変焦点光学ズームレンズシステムは、小型化することがより容易であるが、特に調整可能レンズ(すなわち、調整可能な焦点距離を有するレンズ)を使用するとき、良好な光学的品質を提供することが難しい。
特許文献1は、2つの光媒体を分離する膜を有する調整可能レンズを有する光学ズームレンズシステムを開示している。しかし、当該光学ズームレンズシステムの光学的品質をさらに改善することができる。
国際公開第2010/103037(A1)号
したがって、本発明の目的は、ズーミング可能性および合焦可能性並びにより優れた光学的品質を有し、小型化することがより容易でありおよび/または空間敏感用途に適用することがより容易な、改善された光学システムを提供することである。
この目的は、独立請求項の光学システムによって達成される。
したがって、対物面(例えば、人、建物、または医療構造体などの撮像される対象が配置される)を結像面(例えば、CCDまたはCMOSセンサなどの画像センサが配置される)に撮像する(imaging)ための光学システムは、前記対物面、前記結像面(imaging plane)、および、前記対物面と前記結像面との間に配置された第1の調整可能レンズを備える。
第1の調整可能レンズ自体は、第1の固定された(すなわち、軸方向に移動可能でない)硬質材料製容器を備える。用語「硬質材料」は、本明細書では、k>2000MPaの引張強度を有し、具体的には、光学システムのオプションのアクチュエータ(下記参照)によって変形しないまたは僅かしか変形しないポリカーボネートまたはシクロオレフィンポリマなどの材料に関係する。第1の調整可能レンズは、弾性材料製の第1の変形可能膜をさらに備える。用語「弾性材料」は、本明細書では、k<5MPaの引張強度を有し、具体的には、例えば、光学システムのオプションのアクチュエータ(下記参照)によって弾性的に変形可能なエラストマ、具体的にはシリコーンまたはガラスなどの材料に関係する。したがって、第1の調整可能レンズの焦点距離は、第1の調整可能レンズの変形可能膜(またはその領域)を変形させることによって変えることができる。1つだけの変形可能膜を第1の調整可能レンズの容器に結合する(例えば、シールする)ことが有利であり、これが光学システムの構築を簡単にする。
さらに、本光学システムは、第1の調整可能レンズと結像面の間に配置された第2の調整可能レンズを備える。第2の調整可能レンズ自体は、第2の固定された硬質材料(例えば、上記を参照されたい)製容器を備える。第2の調整可能レンズは、弾性材料(例えば、上記を参照されたい)製の第2の変形可能膜をさらに備える。したがって、第2の調整可能レンズの焦点距離もまた、例えば、第2の変形可能膜(またはその領域)を変形させることによって変えることができる。第1の調整可能レンズにおけると同様に、1つだけの膜を第2の調整可能レンズの容器に結合することが有利であり、これが光学システムの構築を簡単にする。
第1の調整可能レンズおよび第2の調整可能レンズの焦点距離を変える(または「調整する」)ことの可能性のために、異なる焦点位置(すなわち、合焦可能性)および異なるズームレベル(すなわち、ズーミング可能性)の組合せが、本光学システムに対して実現される。これは、本光学システムの適用性を高める。
さらに、本光学システムは、少なくとも1つの固定補正レンズを備える。この補正レンズは、硬質材料(例えば、上記を参照されたい)製であり、第2の調整可能レンズと結像面との間に配置される。様々な光学収差、例えば、球面収差、色収差、コマ収差などが、この固定補正レンズによって補正される。したがって、本光学システムの光学的品質および撮像特性(imaging properties)は改善される。
本発明による光学システムにおいて、第1の調整可能レンズは、少なくとも第1の容器および第1の膜(またはその領域)によって取り囲まれる第1の流体をさらに備える。第2の調整可能レンズは、少なくとも第2の容器および第2の膜(またはその領域)によって取り囲まれる第2の流体をさらに備える。第1の調整可能レンズの第1の流体および第2の調整可能レンズの第2の流体の各々のアッベ数(光学材料の分散を示す)は60より大きく、具体的には80より大きい。したがって、第1および第2の流体を横切る光に対してより低い分散が実現される。したがって、本光学システムの色収差などの光学収差はあまり顕著でなくおよび/または補正するのが容易である。これは、本光学システムのより優れた光学性能をもたらし、したがって、本光学システムの画質(imaging quality)を改善する。
そのような高アッベ数の流体に対する代替として、第1の調整可能レンズの第1の容器は、対物面の方に向けられる。用語「の方に向けられる」は、本明細書では、軸方向における構成に関係する。換言すれば、第1の調整可能レンズの第1の容器は、結像面の方向に向くのでなく、対物面に向かう軸方向に向く。本明細書では、用語「軸方向」は、「光学的上流」に平行な、すなわち、対物面に向かう、および「光学的下流」に平行な、すなわち、結像面に向かう、方向に関係する。光学システムの直線的(例えば、折り曲げがない)光軸(下記参照)の特別な場合、この直線的光軸が光学システムの直線的軸方向を定める。光軸が折り返される場合、軸方向もまた光軸と同様に折り返される。通常、光学システムの回転対称レンズの場合には、軸方方向は、これらのレンズの回転対称軸と一致する。さらに、第1の調整可能レンズの第1の膜の少なくとも第1の領域は、結像面の方に向けられる。換言すれば、第1の調整可能レンズは、第1の容器を有する側面、並びに、例えば、変形可能膜およびその第1の領域を有する対向側面を備える。したがって、調整可能レンズの容器側が対物面の方に向けられ、他方、膜側が結像面の方に向けられる。したがって、本光学システムの色収差などの光学収差は、あまり顕著でなくおよび/または補正するのが容易である。これは、本光学システムのより優れた光学性能をもたらし、したがって、本光学システムの画質を改善する。
両方の手法の組合せ、すなわち、
−それぞれ60より大きい、具体的にはそれぞれ80より大きいアッベ数を有する第1および第2の調整可能レンズ流体、並びに、
−第1の容器の対物面の方への向き、および第1の膜(またはその第1の領域)の結像面の方への向き、
を有する光学システムは、これが光学収差をさらに減らしおよび/またはそれらを補正するのをより容易にするので、有利である。これは本光学システムのさらに優れた光学性能をもたらし、したがって、本光学システムの画質を改善する。
有利な一実施形態において、本光学システムは、3.4またはそれより小さいf値(すなわち、通常の写真技術表記では、f/3.4=(f/1)/(sqrt(2)3.5))を有する。したがって、本光学システムをより多くの光が透過し、これは画質を改善するのに役立ち、写真技術において美的理由(ぼけ)のために用いられることが多い浅い被写界深度を可能にする。
別の有利な実施形態において、本光学システムは、少なくとも、前記第1の調整可能レンズの焦点距離と前記第2の調整可能レンズの焦点距離との1つの組合せに対して、前記対物面からの平行光線を前記結像面内の焦点に結像するように構成される。このようにして、本光学システムは「無限遠」に合焦させることができ、本光学システムの適用性を高める。
有利な一実施形態において、本光学システムは、少なくとも、前記第1の調整可能レンズの焦点距離と前記第2の調整可能レンズの焦点距離との1つの組合せに対して、対物面から(例えば、対物面内の撮像される対象の点から)の発散光線を、結像面内の焦点に結像するように構成される。対物面と第1の調整可能レンズとの間の軸方向距離は、30mm未満、具体的には20mm未満にすることができる。したがって、本光学システムは、例えば「マクロ」に合焦させることができ、これが本光学システムの適用性を高める。対物面と第1の調整可能レンズとの間の他の距離もまた可能である。
有利な一実施形態において、本光学システムは、連続的な複数のズームレベル(すなわち、連続的に調節可能なズームレベル)および連続的な複数の焦点位置(すなわち、連続的に調節可能な焦点)を提供するように構成される。これは、第1および第2の調整可能レンズの焦点距離を連続的に調整することによって達成することができる。したがって、離散的ばかりでないズームレベルおよび/または焦点位置を提供することができ、これが本光学システムの適用性を高める。
別の有利な実施形態において、本光学システムの第2の調整可能レンズの第2の容器は、対物面の方に向けられる。第2の調整可能レンズの第2の膜の少なくとも第2の領域は、結像面の方に向けられる。換言すれば、第2の調整可能レンズの容器側が対物面の方に向けられ、他方、第2の調整可能レンズの第2の領域を有する膜側が結像面の方に向けられる。これは、本光学システムのさらに優れた光学性能をもたらし、したがって、本光学システムの画質を改善する。
第1の調整可能レンズの第1の膜の1つのまたは前記の第1の領域、および第2の調整可能レンズの第2の膜の第2の領域の各々は、凸形状および凹形状を呈するように構成されることが有利である。これは、両方の膜領域が凸形状および凹形状の両方を呈することができることを意味する。このようにして、実現可能なズームレベルと焦点位置とのより多くの組合せが実現され、本光学システムの適用性が高められる。
そのような場合、少なくとも本光学システムが遠距離ズームレベルのような第1のズームレベルにある場合、第2の領域が凹形状を呈する(または、換言すれば、その状態にある)とき、第1の領域は、凸形状を呈する/凸形状の状態にあることが有利である。
少なくとも本光学システムが広角ズームレベルのような第2のズームレベルにある場合、第2の領域が凸形状を呈する/凸形状の状態にあるとき、第1の領域は、凹形状を呈する/状態にあることができることが有利である。
換言すれば、第1の膜と第2の膜とは、逆向きの撓み状態を有することが有利である。したがって、本光学システムの改善された光学的品質は達成され、収差が減らされ、補正することがより容易になり、および/またはそれらが少なくとも部分的に相互に補償する。
本光学システムのさらに別の有利な実施形態は、少なくとも1つのアクチュエータ、具体的には2つのアクチュエータ、有利には
−静電アクチュエータ、
−電磁アクチュエータ、
−電気活性ポリマアクチュエータ、
−圧電アクチュエータ、および、
−流体ポンプアクチュエータ
の群をさらに備える。
第1の調整可能レンズおよび/またはその第1の領域並びに第2の調整可能レンズおよび/またはその第2の領域は、少なくとも1つのアクチュエータ、具体的には前記2つのアクチュエータによって変形されるように構成される。これは、第1の調整可能レンズの1つのまたは前記の焦点距離および第2の調整可能レンズの1つのまたは前記の焦点距離を、アクチュエータ(単数または複数)によって変えることができるように構成される。一例として、第1の流体ポンプアクチュエータおよび第2の流体ポンプアクチュエータを用いて、それぞれ第1および第2の調整可能レンズの焦点距離を調整することができる。したがって、第1の調整可能レンズの焦点距離および/または第2の調整可能レンズの焦点距離を、アクチュエータ(単数または複数)によって、特に互いに独立に変えることが容易になる。したがって、本光学システムの合焦およびズーミングは、より容易に実現することができる。これは、達成可能なズームレベルおよび焦点位置の可能な組合せを増し、したがって本光学システムの適用性を高める。
別の有利な実施形態において、本光学システムは少なくとも3つの、具体的には少なくとも4つの、特に正確には4つの、固定補正レンズを備える。これらの補正レンズは、硬質材料(例えば、上記を参照されたい)製であり、光学システムの収差、例えば、色収差、球面収差、ピストン収差、チルト収差、コマ収差、非点収差などを減らすために適用される。このようにして、本光学システムの画質は改善される。具体的には、固定補正レンズは第2の調整可能レンズと結像面との間に配置され、このことが光学的品質をさらに改善することが分かった。
これらの固定補正レンズの光学面、具体的には全ての光学面が、2mmまたはそれ以上の最小限の最適な絶対曲率半径値(absolute radius of curvature value)を有することは有利である。したがって、これらの補正レンズは作製するのがより容易であり、例えば、プラスチック材料で射出成形技術によって作製することができる。さらに、これらの補正レンズは、光学システムの組み立て中に位置調整することがより容易である。これは製造コストを減らし、歩留まりを高める。
補正レンズが第2の調整可能レンズと結像面との間に配置されるとき、これらの補正レンズのうちの、第2の調整可能レンズの最も近くに配置される補正レンズの光学面は、これらの補正レンズのいずれの他の光学面よりも強い曲率(すなわち、より小さい最適曲率半径値)を有することが有利である。換言すれば、第1の補正レンズ(すなわち、第2の調整可能レンズの最も近くに配置される補正レンズ)は、最強の曲率を有するその光学面のために、主合焦レンズとして機能する。このようにして、本光学システムの光学的品質は改善される。
本発明の別の有利な実施形態において、少なくとも1つの固定補正レンズは、光学システムの像面湾曲(field curvature)を補正するように適合される。したがって、本光学システムの結像面内の湾曲像面(curved imaging field)が防止されるかまたはその湾曲が少なくとも減らされるので、本光学システムの光学的品質は改善される。
本光学システムのさらに別の有利な実施形態は、少なくとも遠距離ズームレベル構成および広角ズームレベル構成を想定するために構成される。それゆえに、遠距離ズームレベル構成における第2の調整可能レンズと結像面との間の軸位置における最大主光線角度は、前記広角ズームレベル構成における第2の調整可能レンズと結像面との間の軸位置における最大主光線角度から5°を超えて異なることはない。連続的な複数のズームレベルの場合、これは全てのズームレベルに対して当てはまる。したがって、固定補正レンズ/複数の固定補正レンズは最適化するのがより容易であり、これらの固定補正レンズによってもたらされる改善された光学補正は、本光学システムの撮像性能を高める。
本光学システムの別の有利な実施形態において、第1の調整可能レンズの第1の容器は、メニスカス形状である、すなわち、第1の容器の凸形外側を有し、第1の容器の凹形内側を有する。それゆえに第1の変形可能膜は、第1の容器の凹形内側に追随(直接接触によりまたはよらずに)して膜が凹状態になる。したがって、本光学システムは、空間をより節約する方式で実現することができる。
付加的にまたは代替として、第2の調整可能レンズの第2の容器は、メニスカス形状であり、凸形外側および凹形内側を有する。それゆえ、やはり第2の変形可能膜は、第2の容器の凹形内側に追随することができ第2の膜が凹状になる。
したがって、調整可能レンズは実現するのが容易であり、本光学システムはより空間を節約する方式で作製することができる。さらに、本光学システムの光学的品質は高められる。
第1の調整可能レンズの第1の容器の光学前面が凸形状を有し、第1の調整可能レンズの第1の容器の光学後面が凹形状を有することは、より有利である。このようにして、本光学システムの光学的品質は改善される。具体的には、前記光学前面は前記対物面の方に向けられ、前記光学後面は前記第1の調整可能レンズの前記第1の膜の方に向けられる。このようにして、本光学システムの光学的品質はさらに改善される。光学後面は、実質的に球面であることが有利である。このようにして、本光学システムの、調整可能レンズの容器および他の部分(流体など)の屈折率の異なる変化による光学システムの光学性能の熱的に引き起される劣化は、防止されるかまたは少なくとも減らされる。
第2の調整可能レンズの第2の容器の光学前面が凸形状を有し、第2の調整可能レンズの第2の容器の光学後面が凹形状を有することは、より有利である。このようにして、本光学システムの光学的品質は改善される。具体的には、前記光学前面は前記対物面の方に向けられ、前記光学後面は前記第2の調整可能レンズの前記第2の膜の方に向けられる。このようにして、本光学システムの光学的品質はさらに高められる。光学後面は、実質的に球面であることが有利である。このようにして、本光学システムの、調整可能レンズの容器および他の部分(流体など)の屈折率の異なる変化による光学システムの光学性能の熱的に引き起される劣化は、防止されるかまたは少なくとも減らされる。
本光学システムは、開口絞り、具体的には円形の開口絞り(round aperture stop)を備えることが有利であり、この開口絞りは、具体的には第1の調整可能レンズと第2の調整可能レンズとの間に配置される。このようにして、達成可能なf値を小さく且つ結像面の相対的照明を高く保ちながら、第1および第2の調整可能レンズのサイズを小さくすることがより容易になる。
代替として、開口絞りはまた第2の調整可能レンズの軸方向下流、すなわち、第2の調整可能レンズと結像面との間に配置することもでき、これにより、全てのズームレベルにわたって、本光学システムのf値を実質的に一定に保つことがより容易になる。
別の有利な光学システムにおいて、第1の調整可能レンズは、第1の固定(すなわち、軸方向にも横方向にも移動できない)レンズ整形器を付加的に備える。そのような固定レンズ整形器は、例えば、硬質材料(例えば、シリコン、Si)製の、第1の変形可能膜の部分と接触する固定リングとして実現することができる。したがって、第1の膜は、レンズ整形器によって、光学的能動部分(例えば、第1の膜の中心)と光学的受動部分(例えば、第1の膜の横側部分(lateral part))とに分離される。光学的受動部分は、具体的にはレンズ整形器に結合される(例えば、のり付けまたは溶着される)。代替的にまたは付加的に、第2の調整可能レンズもまた第2の固定レンズ整形器を備えることができ、これは、やはり、第2の変形可能膜の部分と接触する硬質リングとして実現することができる。このようにして、変形可能膜(単数または複数)または少なくともその/それらの光学的能動部分(単数または複数)の形状を制御するのがより容易になり、本光学システムの光学的品質は高められる。
次に、第1の調整可能レンズの第1のレンズ整形器と開口絞りとの間の軸方向距離は、第2のレンズ整形器と開口絞りとの間の軸方向距離から、±50%を超えて、具体的には±20%を超えて異ならないことが有利である。開口絞りの回りのレンズ整形器のこの概ね対称的な配置のために、光学収差が避けられ、および/または補正するのが容易であるので本光学システムの光学的品質は高められる。
さらに別の有利な光学システムは、光学システムの光軸を転換するための折り曲げプリズムをさらに備える。換言すれば、光軸は直線ではなく、例えば、90°だけ折り曲げることができる。このようにして、本光学システムは、より小さく、具体的にはより小さい全長を有するように、実現することができる。これは、本光学システムの適用性、具体的には、医療用内視鏡内またはスマートフォンまたは他のカメラの中に装着する技術的機器などの空間敏感用途のための適用性を高める。
折り曲げプリズムは、非正方形、具体的には長方形のフットプリントを有することができ、および/または切断縁を備えることができることが有利である。したがって、非正方形(例えば、長方形)のセンサを、本光学システムによって完全に照射することができると同時に、本光学システムをより小さい全高で実現することができる。したがって、本光学システムは、スマートフォンなどの空間敏感用途により適する。
第1の調整可能レンズの第1の膜の少なくとも1つのまたは前記の第1の領域は、折り曲げプリズムに直接に面することが有利である。換言すれば、湾曲光学部品などの付加的な光学部品は、第1の膜の第1の領域と折り曲げプリズムとの間に配置されない。このようにして、本光学システムは、空間節約形式で実現することができ、スマートフォンにおけるような空間敏感用途に対してより適する。
第2の調整可能レンズの第2の容器(その光学前面が前記対物面の方に向けられる)の1つのまたは前記の光学前面は、折り曲げプリズムに直接に面することがより有利である。換言すれば、湾曲光学部品などの付加的な光学部品は、第2の容器の光学前面と折り曲げプリズムとの間に配置されない。代替的に、1つまたはそれ以上の開口および/または開口絞りだけが、第2の容器の光学前面と折り曲げプリズムとの間に配置される。このようにして、本光学システムは、空間節約形式で実現することができ、スマートフォンにおけるような空間敏感用途に対してより適する。
開口絞りおよび折り曲げプリズムを備える別の有利な光学システムにおいて、開口絞りと折り曲げプリズムとの間の軸方向距離は、開口絞りの最小の横方向半径の1.5倍より小さいかまたはそれに等しい。このようにして、本光学システムは、空間節約形式で実現することができ、スマートフォンにおけるような空間敏感用途に対してより適する。
本光学システムの別の有利な実施形態において、第1の調整可能レンズ(具体的には第1の調整可能レンズの第1の容器の1つのまたは前記の第1の光学面)は、対物面に直接に面する。換言すれば、湾曲光学部品のような付加的な光学部品が第1の調整可能レンズと対物面との間に配置されない。
代替的に、カバーガラスのような保護要素、具体的にはそのような保護要素のみ(すなわち、湾曲光学部品のような付加的な光学部品がない)が、第1の調整可能レンズと対物面との間に配置される。
したがって、第1の調整可能レンズまたは保護要素は、例えば、塵埃および/または擦り傷に対する光学システムの保護カバーとして機能し、本光学システムをより小型に実現することができ、清浄にすることがより容易になる。
本光学システムの有利な実施形態において、第1の調整可能レンズの1つのまたは前記の第1の流体は液体を含み、具体的には液体からなる。代替的にまたは付加的に、第2の調整可能レンズの1つのまたは前記の第1の流体は液体を含み、具体的には液体からなる。このようにして、調整可能レンズ(単数または複数)はより簡単に且つ光学的に有利な方法で実現することができ、異なる屈折率を有する1つより多くの液体および流体界面に依拠するより複雑な流体レンズは不要である。これにより、光学システムの実現がより簡単になり、本光学システムの光学的品質は高められる。
本光学システムのさらに別の有利な実施形態において、前記第1の調整可能レンズの前記第1の容器(その面が前記対物面の方に向くことが有利な)の1つのまたは前記の光学前面は、非球面である。このようにして、特に本光学システムのより広角のズームレベルに関して、本光学システムの光学的品質は高められる。
別の有利な光学システムにおいて、前記第2の調整可能レンズの前記第2の膜の1つのまたは前記の第2の領域は、ゼロ位置の回りに対称的に撓むことができるように構成される。一例として、本光学システムの遠距離ズームレベルにおいて、第2の膜の第2の領域が凹形状であるのに対して、本光学システムの広角ズームレベルにおいては、第2の膜の第2の領域は凸形状となる。したがって、凹形状および凸形状は、ゼロ位置の回りで、すなわち第2の膜の移動しない位置の回りで概ね対称的となる。このようにして、本光学システムの画質は、光学収差が顕著でなくおよび/または補正するのが容易であるので、改善される。
本発明のさらに別の有利な実施形態は、第1の調整可能レンズ、第2の調整可能レンズ、および固定補正レンズが内部に配置される内側鏡筒を備える。さらに、本光学システムは、付加的に、前記第1の調整可能レンズの焦点距離および/または前記第2の調整可能レンズの焦点距離を変えるための少なくとも1つのアクチュエータの少なくとも部分が内部に配置される外側鏡筒を備える。したがって、アクチュエータは、光学システムの光学部品から少なくとも部分的に機械的に分離することができ、このことが本光学システムの光学的品質を改善するのに役立つ。
前記少なくとも1つの固定補正レンズのアッベ数は、50より大きく、具体的には55より大きいことが有利である。これは、本光学システムの光学的品質をさらに高める。
本発明の別の態様として、上述の光学システムを操作する方法は、
−対物面を結像面に撮像するための上述の光学システムを準備するステップ、
−前記光学システムの第1の調整可能レンズの焦点距離を調整するステップ、および/または、
−前記光学システムの第2の調整可能レンズの焦点距離を調整するステップ
を含み、
前記第2の調整可能レンズの第2の膜の第2の領域が凹形状を呈するとき、前記第1の調整可能レンズの第1の膜の少なくとも第1の領域は、凸形状を呈し、および/または、
前記第2の調整可能レンズの第2の膜の第2の領域が凸形状を呈するとき、前記第1の調整可能レンズの第1の膜の少なくとも第1の領域は、凹形状を呈する。
このようにして、本光学システムの光学的品質は改善される。
本発明のさらに別の態様として、携帯電話またはタブレットコンピュータは、
−上記の光学システム、および、
−前記光学システムの結像面内に配置された画像センサ、
を備える。このようにして、携帯電話またはタブレットコンピュータの画質は著しく改善されると同時に、空間が節約される。
備考:
説明した実施形態は、デバイスおよび方法に同様に関係する。詳細には説明しなかった可能性があるが、実施形態の異なる組合せから相乗効果が生じ得る。
本発明の実施形態を以下の詳細な説明において説明する。その説明は添付の図面を参照する。
本発明の第1の実施形態による、遠距離ズーム構成における光学システム1を示す。 広角ズーム構成における、図1の光学システム1を示す。 折り曲げられた光軸A並びに折り曲げプリズム80の切断縁81が示される、図1および図2の光学システム1を示す。 本発明の第2の実施形態による、3つの固定補正レンズ30、50、および60、並びにオプションとしてのカバーガラス300を備えた光学システム1を示す。 光学システム1および画像センサ(202)を備える携帯電話999を示す。 図4の第2の実施形態による光学システム1の構成部品の特性の表を示す。
図1は、本発明の第1の実施形態による光学システム1を示す。光学システム1は、撮像される対象が配置される(図示せず)対物面100を備える。ここでは具体的に、光学システム1は「無限遠」に合焦され、すなわち、対物面100からの平行光線が結像面200内の焦点201に結像され、そこでCMOSセンサ(図示せず)によってデジタル化される。明瞭にするために、光学的シミュレーションによる6つだけの当該光線を図式的に示す。図1において、光学システム1は遠距離ズーム構成にあり、すなわち、入射光線と光学システムの光軸Aとの間のθ=12°の最大角を有する。
次に、光線は、第1の固定容器11および第1の変形可能膜12を備えた第1の調整可能レンズ10を通過する。対物面100に直接に面する第1の容器11の凸形光学前面11aは非球面であるが、その勾配は半径の増加と共に減少する。これは、傾いた外側視野に対してより強い屈折力を生成する(図2に関する下記を参照されたい)。第1の膜12に面する第1の容器11の光学後面11bは、凹形且つ概ね球面の形状を有する。これは第1の容器をメニスカス形状にする。
第1の固定リング状シリコンレンズ整形器13は、第1の膜12を中央の光学的能動部分12aと環状の光学的受動部分とに分離する。光学的能動部分12aは、例えば反射防止コーティング(図示せず)を用いて膜12の第1の領域12a内に含められ、これが低損失光透過に適する。この場合、第1の領域12aと光学的能動部分12aは一致する。
レンズ整形器13のために、光学的能動部分12aの形状は制御するのが容易である。第1の固定容器11は、第1のアクチュエータ70(第1の実施形態における流体ポンプアクチュエータ)によって変形しない硬質材料であるZeonexで作製される。
弾性膜12はシリコーン製であり、その形状およびしたがって第1の調整可能レンズ10の焦点距離f1には、第1のチャンバ14内の単一液体15の圧力によって影響を及ぼすことができる。この第1のチャンバ14は、第1の調整可能レンズ10の第1の容器11および第1の膜12によって取り囲まれる。第1の調整可能レンズ10の焦点距離を連続的に調節するために、第1のアクチュエータ70は、第1のチャンバ14内の流体圧力を調節するように、およびしたがって第1の膜12の光学的能動部分12aの曲率半径に影響を及ぼすように、構成される。図1に示す遠距離ズーム構成において、第1の膜12(およびその光学的能動部分/第1の領域12a)の形状は凸形状を呈し、その結果、第1の調整可能レンズ10は両凸形状を呈する。第1の調整可能レンズ10の第1の容器11は、対物面100の方に向けられ、第1の調整可能レンズ10の膜12は、光学システム1の結像面200の方に向けられる。したがって、光学収差は補正するのが容易であり、光学システム1の光学的品質は高められる。第1の流体15のアッベ数は94であるので、色収差はあまり顕著でなく補正するのが容易である。
第1の調整可能レンズ10の後、光は、光学システム1の光軸A(この場合にはz方向に平行)に沿って軸方向下流に進み、光学システム1の第1の調整可能レンズ10と第2の調整可能レンズ20との間に配置された円形開口絞り90および口径食開口91を通過する。開口絞り90の透過領域(半径1.09mm)および口径食開口91の透過領域(半径1.35mm)を図1に黒線として示す。
第2の調整可能レンズ20は、対物面100の方に向けられた第2の固定容器21、結像面200の方に向けられた第2の変形可能膜22、および第2の固定リング状Siレンズ整形器23を備える。第2の調整可能レンズ20の第2の容器21はまた、対物面100の方に向けられた凸形光学前面21aおよび第2の膜22の方に向けられた凹形且つ概ね球面の光学後面21bを有するメニスカス形状である。第2のアクチュエータ71(第1の調整可能レンズ10の場合と同様に、第2の調整可能レンズ20用の第2のアクチュエータ71もまた流体ポンプアクチュエータである)は、液体25を第2のチャンバ24にポンプで出入りさせることによって第2の調整可能レンズ20の焦点距離f2を連続的に調節するために使用される。具体的には、ここでは、第2の膜22(および、第2のレンズ整形器23によって定められるその光学的能動部分22a)が凹形を呈する。第1の調整可能レンズ10と同様に、第2の調整可能レンズ20の光学的能動部分22aは、例えば反射防止コーティングを用いて、低損失光透過に適した膜22の第2の領域22a内に含められ、第2の領域22aおよび光学的能動部分22aは一致する。
第2の流体25のアッベ数は94であるので、色収差はあまり顕著でなく、補正するのが容易である。
第1のレンズ整形器13と開口絞り90との間の距離d13は、第2のレンズ整形器23と開口絞り90との間の距離d23と20%を超えて異ならない。この配置のために、光学収差は減少する。
次に、光は、第2の口径食開口92(半径1.82mm)並びに4つの固定補正レンズ30、40、50、および60を通過する。これらの固定補正レンズ30、40、50、60は、COCまたはポリカーボネートなどの硬質材料製であり、光学システム1の光学収差を補正するように構成される。これらの補正レンズは、それぞれの光学後面30b、40b、50b、および60bの光学的上流に配置される光学前面30a、40a、50a、および60aを有する。固定補正レンズ60は、結像面200内の像面湾曲を補正する。これは、光学システム1の画質を高める。補正レンズ30の第1の面/光学前面30aは、全ての補正レンズの全ての光学面のうちで最も強い曲率を有する。したがって、補正レンズ30は、主合焦レンズとして機能し、光学システム1の光学的品質を改善する。どの光学面も、2mm未満の最適絶対曲率半径を有さず、このことは補正レンズを作製および/または位置調整するのをより容易にする。
説明した光学システム1は、3.4のf値を有し、それゆえにより多量の光の透過を可能にし、これが特に低光量状況においてデジタル化画像の信号対ノイズ比を高める。
前述のように、第1および第2の調整可能レンズ10、20の焦点距離を連続的に調節することができるので、光学システム1に対して、連続的な複数のズームレベルおよび焦点位置を達成することができる。このことは、合焦および/またはズームの離散的なステップばかりでないステップも可能であるので、光学システム1の適用性を高める。
光学前面93aおよび光学後面93bを有する赤外線ブロッキングフィルタ93が補正レンズ60と結像面200との間に配置される。フィルタ93は、光学システム1の画質を低下させる可能性のある望ましくない赤外光を遮断するために用いられる。
口径食開口91および92はまた、正方形または長方形の形状(図示せず)を有することができることに留意されたい。
図2は、図1の光学システム1であって、広角ズーム構成における、すなわち、入射光線と光学システムの光軸Aとの間の最大角θ=30°を有する光学システム1を示す。図2から、この構成において第1の調整可能レンズ10の第1の膜12が凹形状を呈し、他方、第2の調整可能レンズ20の第2の膜22が凸形状を呈することが明らかである。したがって、膜12、22は逆の撓み状態を有する。
図1の遠距離ズーム構成における第2の調整可能レンズ20と結像面200との間の軸位置における主光線の最大角μ=25.8°は、図2の広角ズーム構成における第2の調整可能レンズ20と結像面200との間の軸位置における主光線の最大角μ=24.3°から1.5°より大きくは異ならない。したがって、光学システム1の遠距離および広角ズームレベルの両方(および全ての連続的な中間ズームレベル)に対して、固定補正レンズを最適化することがより容易になる。これは光学システム1の光学的品質を高める。
光学システム1の、光学前面80aおよび光学後面80bを有する折り曲げプリズム80の位置を、図1および図2に点線で示す。この折り曲げプリズム80は、サイズをより小さく保ちながら結像面200内の完全に照射される長方形センサの使用を容易にするための長方形のフットプリントをy−z面内に有する。しかし、明瞭にするために、光学システム1は、図1および図2においては線形構成で示す。
図3は、x−z視で図1および図2の光学システム1を示し、これにより折り曲げプリズム80による光軸Aの折り曲がり並びにその切断縁81が明白となる。明瞭にするために、図1および図2からの2つだけの光線(遠距離および広角ズーム構成に関する)をそれぞれ示す。第1および第2の膜12、22の凸および凹形状を図3に点線で示す。光学システム1は、空間節約形式で実現することができ、その理由は、
−第1の調整可能レンズ10の第1の膜12の光学的能動部分/第1の領域12aは、折り曲げプリズム80に直接に面し、
−第2の調整可能レンズ20の第2の容器21の光学前面21aは、折り曲げプリズム80に直接に面し(それらの間に、開口絞り90および口径食開口91だけが配置される、すなわち、湾曲光学部品がない)、および、
−開口絞り90と折り曲げプリズム80との間の軸方向距離d90は、開口絞り90の最小の横方向半径の1.5倍より小さいかまたはそれに等しい、
ためである。
これは、光学システム1を、携帯電話におけるような空間敏感用途に対してより適したものにする。
さらに、第2の調整可能レンズ20の第2の膜22の光学的能動部分/第2の領域22aは、遠距離ズームレベル構成においてと広角ズームレベル構成においてゼロ位置(破線)の回りで概ね対称的に撓むことに留意されたい。このようにしてレンズの撓みが最小限にされ、光学収差はあまり顕著でなくおよび/または補正するのがより容易になる。
図4は、本発明の第2の実施形態による光学システム1を示す。この光学システムは、図1から図3に示す本発明の第1の実施形態と非常に似ているが、3つの固定補正レンズ30、50、および60だけが第2の調整可能レンズ20と結像面200との間に配置される点で異なる。このように、この光学システム1は、より複雑でない形式で実現することができる。さらに、オプションとしてのカバーガラス300が、対物面100と第1の調整可能レンズ10の容器11との間に、塵埃および/または擦り傷に対する光学システム1の保護のために配置される。
さらに、対物面100と第1の調整可能レンズ10との間の距離d100は、20mm未満である。このように、マクロ撮影モードが可能になる。したがって、光学システム1(すなわち、第1の調整可能レンズ10の焦点距離f1および第2の調整可能レンズ20の焦点距離f2)は、対物面100から発散する光線を結像面200内の焦点に結像するように構成される。これは光学システム1の適用性を高める。
図5は、上記の光学システム1と、光学システム1の結像面200内に配置された画像センサ202とを備えた携帯電話999を示す。光学システム1を使用することによって、カメラ装備型携帯電話999(スマートフォン)の画質を著しく改善することができる。
図6は、図4の第2に実施形態による光学システム1の構成部品10、80、90、91、20、92、30、50、60、および93の特性(要素の名称、要素の番号、光学面、曲率、厚さ、材料の屈折率Nd、材料のアッベ数Vd、半径、偶数非球面次数2、4、6、8、および10)の表を示す。ここで、光学設計ソフトウェアの標準の表記法が使用されており、その場合、材料特性が「出発面」に関して与えられ、光学的下流の次の光学面に至る(しかしそれを含まない)まで有効である。
本発明の現在の好ましい実施形態を示し説明したが、本発明はそれらに限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲内で別に様々に具体化しおよび実施することができことを明確に理解されたい。





  1. 対物面(100)を結像面(200)に撮像するための光学システム(1)であって、
    −前記対物面(100)と、
    −前記結像面(200)と、
    −前記対物面(100)と前記結像面(200)との間に配置された第1の調整可能レンズ(10)であって、
    ・硬質材料製の第1の固定容器(11)と、
    ・弾性材料製の第1の変形可能膜(12)と、
    ・少なくとも前記第1の容器(11)および前記第1の膜(12)によって取り囲まれた第1の流体(15)と、
    を備えた第1の調整可能レンズ(10)と、
    −前記第1の調整可能レンズ(10)と前記結像面(200)との間に配置された第2の調整可能レンズ(20)であって、
    ・硬質材料製の第2の固定容器(21)と、
    ・弾性材料製の第2の変形可能膜(22)と、
    ・少なくとも前記第2の容器(21)および前記第2の膜(22)によって取り囲まれた第2の流体(25)と、
    を備えた第2の調整可能レンズ(20)と、
    −前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間に配置された硬質材料製の少なくとも1つの固定補正レンズ(30、40、50、60)と、
    を備え、
    前記第1の流体(15)および前記第2の流体(25)の各々のアッベ数が60より大きく、具体的には80より大きい、
    光学システム(1)。

  2. 対物面(100)を結像面(200)に撮像するための光学システム(1)であって、
    −前記対物面(100)と、
    −前記結像面(200)と、
    −前記対物面(100)と前記結像面(200)との間に配置された第1の調整可能レンズ(10)であって、
    ・硬質材料製の第1の固定容器(11)と、
    ・弾性材料製の第1の変形可能膜(12)と、
    を備えた第1の調整可能レンズ(10)と、
    −前記第1の調整可能レンズ(10)と前記結像面(200)との間に配置された第2の調整可能レンズ(20)であって、
    ・硬質材料製の第2の固定容器(21)と、
    ・弾性材料製の第2の変形可能膜(22)と、
    を備えた第2の調整可能レンズ(20)と、
    −前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間に配置された硬質材料製の少なくとも1つの固定補正レンズ(30、40、50、60)と、
    を備え、
    前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)は、前記対物面(100)の方に向けられ、
    前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の少なくとも第1の領域(12a)は、前記結像面(200)の方に向けられる、
    光学システム(1)。

  3. 前記第1の調整可能レンズ(10)は、少なくとも前記第1の容器(11)と前記第1の膜(12)とによって取り囲まれた第1の流体(15)を備え、
    前記第2の調整可能レンズ(20)は、少なくとも前記第2の容器(21)と前記第2の膜(22)とによって取り囲まれた第2の流体(25)を備え、
    前記第1の流体(15)および前記第2の流体(25)の各々のアッベ数は、60より大きく、具体的には80より大きい、
    請求項2に記載の光学システム(1)。

  4. 少なくとも、前記第1の調整可能レンズ(10)の焦点距離(f1)と前記第2の調整可能レンズ(20)の焦点距離(f2)との1つの組合せに対して、前記光学システム(1)は、前記対物面(100)からの平行光線を前記結像面(200)内の焦点(201)に結像させるように構成される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  5. 前記対物面(100)と前記第1の調整可能レンズ(10)との間の距離は30mm未満、具体的には20mm未満であり、
    少なくとも、前記第1の調整可能レンズ(10)の焦点距離(f1)と前記第2の調整可能レンズ(20)の焦点距離(f2)との1つの組合せに対して、前記光学システム(1)は、前記対物面(100)からの発散光線を前記結像面(200)内の焦点位置(201)に結像させるように構成される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  6. 前記光学システム(1)は、連続的な複数のズームレベルおよび連続的な複数の焦点位置をもたらすように構成される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  7. 前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)は、前記結像面(200)の方に向けられた第2の領域(22a)を備え、
    前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)は、前記対物面(100)の方に向けられ、
    具体的には、前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)は1つのまたは前記の第1の領域(12a)を備え、
    前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の前記第1の領域(12a)と、前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)の前記第2の領域(22a)とは、凸形状および凹形状を呈するように構成される、
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  8. 少なくとも、前記光学システム(1)の第1のズームレベルにおいて、前記第1の領域(12a)は凸形状を呈し、前記第2の領域(22a)は凹形状を呈する、請求項7に記載の光学システム(1)。

  9. 少なくとも、前記光学システム(1)の第2のズームレベルにおいて、前記第1の領域(12a)は凹形状を呈し、前記第2の領域(22a)は凸形状を呈する、請求項8または9のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  10. 少なくとも1つのアクチュエータ(70)、具体的には2つのアクチュエータ(70、71)、特に
    −静電アクチュエータ、
    −電磁アクチュエータ
    −電気活性ポリマアクチュエータ
    −圧電アクチュエータ、および、
    −流体ポンプアクチュエータ、
    の群をさらに備え、
    前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の少なくとも1つのまたは前記の第1の領域(12a)、および前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)の少なくとも1つのまたは前記の第2の領域(22a)は、前記少なくとも1つのアクチュエータ(70)によって変形させられるように構成され、その結果、前記第1の調整可能レンズ(10)の1つのまたは前記の焦点距離(f1)、および前記第2の調整可能レンズ(20)の1つのまたは前記の焦点距離(f2)は、前記アクチュエータ(70)によって変えることができる、請求項1〜9のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  11. 前記光学システム(1)は、少なくとも3つの、具体的には少なくとも4つの、特に正確には4つの硬質材料製の固定補正レンズ(30、40、50、60)を備え、具体的には、前記固定補正レンズ(30、40、50、60)は、前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間に配置される、請求項1〜10のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  12. 前記固定補正レンズ(30、40、50、60)の光学面、具体的には全ての光学面は、2mmまたはそれ以上の最小限の絶対曲率半径値を有する、請求項11に記載の光学システム(1)。

  13. 前記補正レンズ(30、40、50、60)は、前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間に配置され、
    前記第2の調整可能レンズ(20)の最も近くに配置される補正レンズ(30)の光学面(30a)は、前記補正レンズ(30、40、50、60)のいずれの他の光学面よりも小さい最適曲率半径値を有する、
    請求項11〜12のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  14. 少なくとも1つの固定補正レンズ(60)は、前記光学システム(1)の像面湾曲を補正するように適合される、請求項1〜13のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  15. 前記光学システム(1)は、少なくとも遠距離ズームレベル構成および広角ズームレベル構成を呈するように構成され、
    前記遠距離ズームレベル構成における前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間の軸位置における最大の主光線角は、前記広角ズームレベル構成における前記第2の調整可能レンズ(20)と前記結像面(200)との間の軸位置における最大の主光線角に、±2.5°の範囲内で等しい、請求項1〜14のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  16. 前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)はメニスカス形状であり、および/または前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)はメニスカス形状である、請求項1〜15のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  17. 前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)の光学前面(11a)は凸形状を有し、
    前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)の光学後面(11b)は凹形状を有し、
    具体的には、前記光学前面(11a)は前記対物面(100)の方に向けられ、前記光学後面(11b)は前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の方に向けられる、
    請求項1〜16のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  18. 前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)の光学前面(21a)は凸形状を有し、
    前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)の光学後面(21b)は凹形状を有し、
    具体的には、前記光学前面(21a)は前記対物面(100)の方に向けられ、前記光学後面(21b)は前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)の方に向けられる、
    請求項1〜17のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  19. 開口絞り(90)、具体的には円形開口絞り(90)をさらに備え、前記開口絞り(90)は特に前記第1の調整可能レンズ(10)と前記第2の調整可能レンズ(20)との間に配置される、請求項1〜18のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  20. 前記第1の調整可能レンズ(10)は第1の固定レンズ整形器(13)を付加的に備え、および/または、
    前記第2の調整可能レンズ(20)は第2の固定レンズ整形器(23)を付加的に備える、
    請求項1〜19のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  21. 前記第1のレンズ整形器(13)と前記開口絞り(90)との間の軸方向距離は、前記第2のレンズ整形器(23)と前記開口絞り(90)との間の軸方向距離と、±50%、具体的には±20%の範囲内で等しい、請求項19および請求項20に記載の光学システム(1)。

  22. −前記光学システム(1)の光軸(A)を方向転換させるための折り曲げプリズム(80)をさらに備える、請求項1〜21のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  23. 前記折り曲げプリズム(80)は、非正方形、具体的には長方形のフットプリントを有する、請求項22に記載の光学システム(1)。

  24. 前記折り曲げプリズム(80)は、切断縁(81)を備える、請求項22〜23のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  25. 前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の少なくとも1つのまたは前記の第1の領域(12a)は、前記折り曲げプリズム(80)に直接に面する、請求項22〜24のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  26. 前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)の、前記対物面(100)の方に向けられた、1つのまたは前記の光学前面(21a)は、前記折り曲げプリズム(80)に直接に面し、または、1つだけ若しくはそれ以上の開口および/または開口絞り(90)は、前記第2の容器(21)と前記折り曲げプリズム(80)との間に配置される、請求項22〜25のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  27. 前記開口絞り(90)と前記折り曲げプリズム(80)との間の軸方向距離は、前記開口絞り(90)の最小の横方向半径の1.5倍より小さいかまたはそれに等しい、請求項19〜21のいずれか一項および請求項22〜26のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  28. 前記第1の調整可能レンズ(10)は前記対物面(100)に直接に面し、または、
    保護要素(300)、具体的には保護要素(300)のみ、特にカバーガラス(300)が前記第1の調整可能レンズ(10)と前記対物面(100)との間に配置される、
    請求項1〜27のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  29. 前記第1の調整可能レンズ(10)の1つのまたは前記の第1の流体(15)は液体を含み、具体的には液体からなり、および/または、
    前記第2の調整可能レンズ(20)の1つのまたは前記の第2の流体(25)は液体を含み、具体的には液体からなる、
    請求項1〜28のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  30. 前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)の1つのまたは前記の光学前面(11a)は非球面である、請求項1〜29のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  31. 前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の容器(11)の1つのまたは前記の光学後面(11b)は、前記第1の調整可能レンズ(10)の前記第1の膜(12)の方に向けられ、概ね球面であり、および/または、
    前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の容器(21)の1つのまたは前記の光学後面(21b)は、前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)の方に向けられ、概ね球面である、
    請求項1〜30のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  32. 前記第2の調整可能レンズ(20)の前記第2の膜(22)の1つのまたは前記の第2の領域(22a)は、ゼロ位置の回りに対称的に撓められるように構成される、請求項1〜31のいずれか一項に記載の光学システム(1)。

  33. −請求項1〜32のいずれか一項に記載の光学システム(1)と、
    −前記光学システム(1)の結像面(200)内に配置された画像センサ(202)と、
    を備える携帯電話(999)またはタブレットコンピュータ。



 

 

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本明細書には、式(I):


の向神経活性ステロイドまたは薬学的に許容されるその塩が記載されており、式中、R1aおよびR1bは、本明細書において定義されている通りのものである。このような化合物は、ある特定の実施形態においては、GABAモジュレーターとして挙動することが認識される。本発明はまた、例えば、鎮静および/または麻酔を誘発するための、本発明の化合物を含む医薬組成物、ならびに使用および処置の方法を提供する。
本発明はアビラテロンを調製するための中間体、及び、アビラテロン及びその中間体を調製するための方法を提供する。中間体としては式(式中、rはヒドロキシ保護基を表す)の化合物が挙げられる。
アセンブリ内で光学素子を一定の間隔に置く、位置合わせする、および保持するための複数の積層素子から、複合光学アセンブリを構成する。積層素子の積層面を測定し、主要角振動数を有する数学的近似によって表される低次表面誤差を抽出する。光学部品ホルダを含む積層素子を、嵌合積層面の低次表面誤差間での相補性を促進するように相対的に配向する。
中赤外の対物レンズ・アセンブリ10は、中赤外のスペクトル領域において動作する、複数の、間隔を置いて離れて配置された屈折レンズ素子20を含み、複数のレンズ素子20は、観察される物体14に最も近い無収差の第1のレンズ素子26を含む。第1のレンズ素子26は、物体14に面する前方表面36、及び物体14から隔たって面する後方表面38を有する。前方表面36は、負である曲率半径を有してもよい。
本発明は、アンドロスタン系列の新規な抗炎症化合物、s-[4--ブタ-2-イニル]6α,9α-ジフルオロ-17α-カルボニルオキシ-11β-ヒドロキシ-16α-メチル-3-オキソアンドロスタ-1,4-ジエン-17β-カルボチオアートを使用する炎症性病態の治療の方法及びその製造プロセスに関する。
【化1】


【選択図】なし
本発明は、式(I)の化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物、もしくはアミノ酸抱合体[式中、Rはヒドロキシ基であり、R、R、R、R、およびRは、本明細書に記載の通りである]を提供する。本発明は一般に、選択的FXR作動薬ならびにそれらの製造方法および使用方法に関する。本発明はまた、有効量の、本発明の化合物またはその薬学的に許容できる塩、溶媒和物、もしくはアミノ酸抱合体を、必要としている対象者に投与することを含む、疾患および状態の治療方法または予防方法も提供する。一態様で、疾病または状態は、FXR介在性である。
【化1】
光を受けるためのオプトエレクトロニクス部品であって、前記部品は、入射ビームを受けるように配置された軸方向に延びるキャビティ(4;14;24;34)を有するハウジング(3;13;23;33;53;63;73;83;93;103);少なくとも一つのレンズ(6;16;26;36;56;66;76;86;96;106)を含む少なくとも一つの調整可能な装置;及びハウジングに接続可能な光ファイバー(2;12;22;32;57;67;74,77;87a,87b;94;107)の端面に対して前記レンズの焦点を調整するための第一調整手段(Ax,Ay;A1,A2)を含み、前記装置が、前記レンズ位置に影響を与えるように配置された第一本体(7;17;27;37);及び第一本体に接触しかつハウジング内にジャーナル配置された第二本体(8;18;28;38)をさらに含み、第一調整手段(A1,A2)が、第一本体(7;17;27;37)に作用して、第一本体を遠点(P;P1;P2;P3)のまわりに球状に回転し、かつ前記レンズの位置を変更し、光ファイバーの端面上にレンズの焦点を位置させるように配置されている。
【選択図】 図1
式(I):


の19−ノルC3,3−ジ置換C21−ピラゾリルステロイド、およびその薬学的に受容可能な塩が、本明細書中で提供され;式(I)において、-----、R、R、R3a、R3b、R4a、R4b、R、R、およびRは、本明細書中で定義されるとおりである。このような化合物は、種々のCNS関連状態の予防および処置、例えば、睡眠障害、気分障害、統合失調症スペクトラム障害、痙攣障害、記憶および/または認知の障害、運動障害、人格障害、自閉症スペクトラム障害、疼痛、外傷性脳損傷、脈管疾患、物質乱用障害および/または離脱症候群、ならびに耳鳴の処置のために有用であると考えられる。
本発明は、一群のフルベストラントエステル誘導体、及びその調製方法を提供する。このような化合物は、フルベストラントのC−3及びC−17位の−OHをエステル化することで形成される脂肪族エステルであり、以下の式の構造を有する。
【化1】



式中、置換基Rは、H、2〜22個の炭素原子を有するアルカノイル若しくはアルケノイル、又はそれらの立体異性体である。置換基R’は、H、2〜4個の炭素原子を有するアルカノイル若しくはアルケノイル、又はそれらの立体異性体であってもよい。プロドラッグとして使用されているこのような脂肪族エステル化合物は化合物の安定性を改善することができ、その一方で極性が減少することにより、脂肪乳剤及びマイクロスフェアなどの製剤にすることが容易になり、また高温などの要因により引き起こされる化合物の分解及び調製プロセス中の有機溶液の使用を避けることが可能になる。
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