配送網内のアイテムのリアルタイム追跡を実施するためのシステム及び方法

著者らは特許

G06K7/14 - 波長を特定しない光を用いるもの,例.白色光の反射を感知するもの
G06Q10/08 - ロジスティックス,例.倉庫,積み荷,配達または輸送;資産あるいは在庫管理,例.注文処理,注文に対する調達または調整

の所有者の特許 JP2016528597:

ユナイテッド ステイツ ポスタル サービス

 

【解決手段】アイテムを処理するシステム及び方法。配送網内のアイテム又はプロセスは、配送網内のすべての取扱い地点でスキャンすることができ、各スキャンは中央リポジトリに記録される。このスキャン情報は、データ、分析ツール、予測ツール、及び追跡レポートへのリアルタイムアクセスを行うために使用できる。
【選択図】図1

 

 

(優先権出願の参照による組み込み)
本出願は、2013年6月19日付けで出願された米国出願第61/837,047号及び2014年2月5日付けで出願された米国出願第61/936,239号の利益に関しこれを主張する。
分野
本開示は、配送網内のアイテムに関するリアルタイム情報の提供に関する。
関連技術の説明
アイテムは、受領され、追跡され、配送網を用いて配送される。アイテムが配達網などの配送網を移動しているときは、各アイテムのステータスはどんな時にも利用できない。よって、例えば、米国郵政公社などの配送網の作業者は、アイテムが配送網中を移動する際のリアルタイム追跡や完全なアイテム可視性の提供を望むであろう。リアルタイムでアイテムのステータスを追跡できることにより、配送網は、作業、効率、及び配送の分析において改善を実現し、改善された新たな製品及びサービスを配送網の利用者に提供することができる。
各アイテムの可視性、すなわちリアルタイム情報をいつでも提供するシステムは、配送網又は配送網の作業者に追加の分析能力と、改善されたサービス品質測定値とを提供する。改善されたサービス品質測定値により、配送網を使用する利用者、運送者、郵送者、又はその他のエンティティは、利用者の配送アイテムに関して配送網がどのように働いているかを理解することができる。また、改善された品質分析により、配送網の作業者は配送網内の非能率なもの、ボトルネックなもの、又はその他の問題を特定することができる。
アイテム可視性とは、配送網内で各アイテムのステータスを知りかつ追跡できることをいう。配送アイテムの完全可視性により、入ってくるアイテム量の予測、及び一定期間に必要なリソースの予測を含めて、予測仕事量分析の追加能力が提供される。これらの予測仕事量分析により、効率を上げるとともに作業コストの節約を実現できる。また、アイテム可視性により、アイテム所有者、運送者、受領者などは、配送網内の各アイテムに関する情報にリアルタイムでアクセスできる。完全可視性システムに集められたデータは、集計され、操作され、診断、計量のために使用され、配送網の利用者に追加のサービスを提供することができる。
いくつかの形態では、アイテムのリアルタイム追跡システムが、中央プロセッサと通信するデータリポジトリであって、前記中央プロセッサは該データリポジトリへの入出力を制御する前記データリポジトリと、複数のアイテム処理装置であって、前記各アイテム処理装置が、前記アイテム処理装置で処理されているアイテム上のコンピュータ読取り可能コードをスキャンしてスキャンデータを生成するよう構成されたスキャナ、及び前記中央プロセッサと通信し、リアルタイムで前記データリポジトリに記憶するために前記スキャンデータを前記中央プロセッサに与えるよう構成された通信モジュール、を含む前記複数のアイテム処理装置と、前記中央プロセッサと通信する少なくとも1つのモジュールであって、リアルタイムで前記データリポジトリから前記スキャンデータを要求し、受信し、操作し、及び前記操作したスキャンデータに基づいてリアルタイムで情報を生成するよう構成された前記少なくとも1つのモジュールと、前記モジュールと通信するインタフェースであって、前記生成した情報にリアルタイムでアクセスするよう構成された前記インタフェースと、を備えている。
いくつかの実施形態では、前記スキャンデータは、前記コンピュータ読取り可能コードを示す情報と前記スキャナを示す情報とを含む。
いくつかの実施形態では、前記スキャナを示す前記情報は、スキャナタイプ、スキャナ位置、及びスキャン時間を含む。
いくつかの実施形態では、前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータに基づいて施設でのアイテムのリアルタイム又は略リアルタイムのインベントリを生成するよう構成されたインベントリモジュールを含む。
いくつかの実施形態では、前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータに基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む。
いくつかの実施形態では、前記データリポジトリは、複数の配送網システムと通信し、前記複数の配送網システムは、網情報を前記データリポジトリに提供するよう構成されている。
いくつかの実施形態では、前記複数の配送網システムは、輸送リソース利用情報を提供するよう構成された輸送情報システムを含む。
いくつかの実施形態では、前記モジュールは、前記受信したスキャンデータ及び前記輸送リソース利用情報に基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む。
いくつかの実施形態では、前記複数の配送網システムは、アイテム処理設備情報を提供するよう構成されたアイテム処理設備システムを含む。
いくつかの実施形態では、前記モジュールは、前記受信したスキャンデータ及び前記アイテム処理設備情報に基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む。
いくつかの実施形態では、前記モジュールは、前記スキャンデータに基づいてサービス品質を分析するよう構成された品質測定モジュールである。
いくつかの実施形態では、前記システムは、前記操作したスキャンデータに基づいて前記スキャンデータ又は前記生成した情報へのアクセスを利用者に提供するよう構成されたアクセスポータルをさらに含む。
いくつかの実施形態では、前記アクセスポータルは、特定の利用者に関連付けられたアイテムからのスキャンデータに選択的にアクセス可能にするよう構成されている。
別の態様では、複数のアイテムを追跡する方法は、前記複数のアイテム上のコンピュータ読取り可能な識別子から生成された前記複数のアイテムのスキャンデータを受信し、前記スキャンデータをデータリポジトリに記憶し、プロセッサを用いて前記データリポジトリに記憶されたスキャンデータを操作してリアルタイム又は略リアルタイムでアイテム情報を生成し、及び前記生成したアイテム情報を伝達する、ことを含む。
いくつかの実施形態では、前記スキャンデータは、前記スキャンデータを生成するために用いられるスキャナを示す情報を含む。
いくつかの実施形態では、前記スキャナを示す前記情報は、スキャナタイプ、スキャナ位置、及びスキャン時間を含む。
いくつかの実施形態では、前記生成したアイテム情報は、施設でのアイテムのリアルタイムのインベントリを含む。
いくつかの実施形態では、前記生成したアイテム情報は、施設でのアイテムの予想されるインベントリを含む。
いくつかの実施形態では、前記方法は、前記アイテムの予想されるインベントリに基づいて前記施設の予測仕事量を生成することをさらに含む。
図1は、配送アイテムのリアルタイム追跡システムの実施形態のブロック図を示す。
図2は、配送アイテムのリアルタイム追跡システムへの入力の実施形態のブロック図を示す。
図3は、リアルタイム追跡システムにおけるアイテム処理の実施形態を示すフローチャートを示す。
以下の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面が参照される。一般に、図面において同様の記号は、文脈でそうでないと指示しない限り、同様のコンポーネントを示す。よって、いくつかの実施形態では、パーツ番号は複数の図面で同様のコンポーネントに用いられることができ、又はパーツ番号は図面によって変わり得る。詳細な説明、図面、及び請求項において説明された例示的な実施形態は、限定を意味するものではない。ここに提示される主題の精神又は範囲から逸脱せずに、他の実施形態が利用されてもよく、他の変更が為されてもよい。本明細書において一般的に説明され、図示される本開示の態様は、広く様々に異なる構成で配置され、代用され、組合せられ、設計され得ること、広く様々に異なる構成のすべてが、明示的に意図され、本開示の一部を成すことが容易に理解されるであろう。
本開示は、配送網内でのアイテムの完全可視性を提供するシステム及び方法に関する。これは、配送網内での各コンポーネントのリアルタイム追跡能力を提供することを含むことができる。例えば、トレイ、コンテナ、キャリア、トラック、列車、飛行機、木枠、箱、バッグなどの配送網のコンポーネント及び配送網の他の多くのコンポーネントだけでなく、配送網内の各アイテムに対しても、リアルタイム追跡が実施される。本開示はまた、リアルタイム追跡を用いて、サービス品質の測定及び診断し、分析し、改善されたインベントリ制御及び管理を実施し、情報を第三者に提供し、情報を収集及び処理し、より広範囲のサービスを顧客に提供するシステム及び方法に関する。「リアルタイム」なる用語は、データが利用可能となるか又は生成され次第、内部又は外部の利用者に該データが利用可能となることを意味する。「略リアルタイム」なる用語は、例えばスキャン情報が利用可能とされる前に設備の一部がスキャン情報を記憶するときなどのように、データが利用可能となるか又は生成された直後に該データが利用可能となることを意味する。例えば、アイテム処理設備のカメラ又はスキャナは、例えば一定数のスキャン後、又は例えば30秒ごと、1分ごと、15分ごと、若しくは1時間ごとといった或る経過時間後などの特定の期間の画像又はスキャンをバッチ処理することができる。
上記機能を提供するためには、リアルタイム追跡データが記憶されなければならない。多くのアイテムを有する配送網では、データを受信し、記憶し、記憶されたリアルタイムデータにアクセスするために、記憶容量は大きくなければならない。いくつかの実施形態では、本システムは、リアルタイム処理機能を有する強力な分析エンジンと通信する中央データ記憶リポジトリを含む。
配送網は複数のレベルを含むことができる。例えば、配送網は、地域配送施設、ハブ、及び単位配達施設、又は他の任意の所望のレベルを含むことができる。例えば、全国的な配送網は、1以上の地域配送施設を含むことができ、該地域配送施設は、限定されたカバーエリア内の受入れ施設又は他の地域配送施設からアイテムを受領するよう指定された、限定されたカバーエリア(例えば地理的エリア)を有する。地域配送施設は、別の地域配送施設に、又は地域配送施設のカバーエリア内のハブレベル施設に配達するためにアイテムを仕分けすることができる。地域配送施設は、その限定されたカバーエリア内に1以上のハブレベル施設を有することができる。ハブレベル施設は、少数又は多数の単位配達施設と提携し、アイテムを仕分けして該ハブレベル施設と関連付けられた単位配達施設にアイテムを配達することができる。米国郵政公社の場合、単位配達施設は、ZIPコードと関連付けられ得る。単位配達施設は、地方の差出人から、及びハブレベル施設又は地域配送施設から、アイテムを受領する。単位配達施設はまた、単位配達施設のカバーエリア内の宛先に配達するよう意図されたアイテムを仕分けし、ステージする。
郵便、郵便物なる用語、及び他の用語が、本発明の実施形態を記載するために用いられる。これらの用語は単なる例示であり、本開示の範囲は郵便、郵便物、又は郵便用途に限定されない。
本明細書で用いられるように、アイテムなる用語は、配送システムにおける個々の物品、物体、物品の集合、又は複数の物品を収容したコンテナを意味することができる。アイテムは、手紙、雑誌、フラット、手荷物、パッケージ、箱、又は配送システム若しくは配送網において輸送又は配達されるインベントリの他の任意のアイテムでもよい。アイテムなる用語はまた、複数の手紙、雑誌、箱などを保持するコンテナなどのような、1以上の個々のアイテムを保持するよう構成されたユニット又は物体を意味することもできる。アイテムなる用語はまた、任意の物体、コンテナ、保管エリア、ラック、トレイ、トラック、列車車両、飛行機、又は配送システム及び配送網において通常用いられるような、アイテム又は物品が収容後に輸送される他の同様の装置を含むことができる。
図1は、配送網内のアイテムのリアルタイム追跡及び分析のためのシステムの実施形態の高レベルブロック図を示す。
いくつかの実施形態では、民間の運送業者、米国郵政公社、又は他の配送業者などの配送エンティティが、配送プロセス中ずっと各アイテムを追跡する。配送網内でのアイテムのリアルタイム追跡を可能にするため、各アイテムはコンピュータ読取り可能なコードなどの固有の識別子を有する。いくつかの実施形態では、コンピュータ読取り可能コードは、例えばインテリジェントメールバーコード(登録商標)(IMbTM)、RFIDタグ、QRコード、英数字コード、又はアイテムを一意に識別しかつ/又はアイテムに関する情報をエンコードする他の任意の所望のコンピュータ読取り可能コードなどのバーコードとし得る。各々のコンピュータ読取り可能なコードは、処理設備、モバイルスキャナを有する運送業者、配送網施設内の作業員、輸送提供者により、又は配送チェーン内の他のエンティティにより、スキャンすることができる。コンピュータ読取り可能コードを含み得るスキャン情報は、中央リポジトリに送信され該中央リポジトリに記憶される。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システムは、情報に基づく可視性(IV(informed visibility))システムと称することもでき、ここでの可視性は、配送プロセスにおける各時間又は各地点でのアイテムについての情報の利用可能性を示すために用いられている。情報に基づく可視性システムは、データへのリアルタイムアクセス、レポート、及び分析ツールを提供する包括的かつ完全な解決策を与えることにより、効率及び応答性を高め、それにより、郵便物の追跡、サービス及びスキャン品質の測定及びモニタリングを改善すると共に、郵便物インベントリの管理、予測仕事量の分析を実行し、サービス品質の問題を診断することを可能にする。
いくつかの実施形態では、予測仕事量システムは、施設、輸送リソースなどのより多量の又はより少量の仕事量についての予測期間を特定することができ、したがって、内部又は外部の利用者がリソース、作業員などを調整することを可能にするような警報を与えることができる。
IVシステムは、幾つかのエリアに機能を提供する。例えば、IVシステムは、包括的データリポジトリを提供し、この包括的データリポジトリは、後により詳細に説明する作業データ記憶装置及びデータウェアハウスを含む。
図1を参照すると、配送網は、IV又はリアルタイム追跡システム100を含む。リアルタイム追跡システム100はデータウェアハウス110を含む。データウェアハウス110は1以上のプロセッサ及び記憶能力を備える。データウェアハウス110は、高密度スーパーコンピュータプラットフォーム上でホストされるか、又は高密度スーパーコンピュータプラットフォームを使用することができる。高密度スーパーコンピュータプラットフォームは、データウェアハウス110に記憶されたデータの高速で集中的で効率的なデータマイニングによる品質計量及びビジネスインテリジェンスを含めて、リアルタイム又は略リアルタイムのスキャン、追跡、及び他の情報を得るために、トランザクション記録処理システムを使用することができる。データウェアハウス110は、高い利用可能性とスケーラビリティを有する信頼性の高いシステムであるデータウェアハウス110の全部又は一部として、メモリ中心データベース(MCDB(memory centric database))ソリーションを使用することができる。高密度スーパーコンピュータプラットフォームは、SGI UV1000及びSGI UV2000ハードウェアフレームの両方を使用することができ、これらのハードウェアフレームは、ブレード技術と、ルート非均一メモリアクセス(NUMA(non-uniform memory access))相互接続アーキテクチャを含めて、超高密度ソリッドステートでかつ広いネイティブ二分帯域とを結合する。データウェアハウス110のハードウェアは、水平(クラスター化)かつ垂直(非常に大規模で世界的にアドレス指定可能なCPU/メモリ構造を有する大規模な単一のシステムイメージ)に事実上無限の複数軸にてI/O、CPU、メモリ、及び記憶装置を拡張することができる。リアルタイム追跡システム100のスーパーコンピュータシステムは、その全内容を本明細書に援用する2011年4月8日付け出願の「局在データ・アフィニティ・システム及びハイブリッド方法」("LOCALIZED DATA AFFINITY SYSTEM AND HYBRID METHOD")という名称の米国特許出願第13/083,396号に記載されたものなどのスーパーコンピュータシステムを含んでもよい。
データウェアハウス110は、スキャンイベントと、リアルタイムのアイテム追跡、サービス及びスキャン品質、並びに分析をサポートする診断データとの単一のデータリポジトリを提供する。データウェアハウス110は、コンピュータ読取り可能な記憶媒体を含み、アイテム(例えば、手紙、及びフラット郵便物の可視性)イベント及びサービス品質データについての単一のデータリポジトリを提供する。データウェアハウス110は、すべての取扱いイベント、ネスト化関連、アイテム属性、電子ドキュメント、輸送情報、アポイントメント、及び集合体アイテムの可視性データ(例えば、アイテムインベントリ、予測仕事量、及びサービススコアの集合体)を含む。データウェアハウス110は、システムインタフェースを介して受信した日々の多量のトランザクションデータを受け取り記憶する。トランザクションデータ量の特定の例が本明細書の他所に提示される。データウェアハウス110は、長期記憶の要求を満たす容量を有しており、また、すべての重要データについての高い利用可能性及び冗長性を有するように設計されている。データウェアハウス110は、100テラバイト(TB)以上の情報の記憶、処理、及び送信をサポートするハードウェアを含むことができる。データウェアハウス110はまた、システムオペレーティング命令中にエンコードされ得るリアルタイム追跡システムの要求に従って、受信しかつ/又は記憶したデータを処理し、操作し、提供する。
データウェアハウス110は、3つの基本的なカテゴリのデータを記憶することができ、これらのタイプのデータを、リアルタイム追跡システム100のオペレーションをサポートするのに必要な種々の形式にて、データベースなどに記憶することができる。例えば、データウェアハウス110は、トランザクションデータ、基準データ、及び集合体データを記憶することができる。トランザクションデータは、アイテム追跡データと、リアルタイム処理に必要とされるサービス品質情報とを含むことができ、また、多量のアイテム及び取扱いイベントデータを収容しなければならない。基準データは、基準データベースに記憶することができ、基準データベースは、ビジネスルール、論理、及び頻繁には変わらない他のリアルタイム追跡システム100のデータに必要な情報を記憶する。例えば、基準データは、アイテム処理設備のメンテナンススケジュール及び容量、施設レイアウト、運送業者ルート、輸送ルート、仕分け計画などを含むことができる。集合体データは、機能モジュール及びアプリケーションモジュールをサポートするのに使用できる集合体データベースに記憶することができ、また、集合体データは、集められ、操作され、又は使用されたデータを含んでおり、また、集合体データは、トランザクションデータ記憶装置からのデータに基づいている。
いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、すべてのアイテムスキャンデータ用の単一のデータリポジトリであり、このアイテムスキャンデータが、アイテム追跡と、サービス品質の測定と、サービス品質のモニタリング、警報、及び診断と、スキャン品質の測定と、郵便物インベントリの管理、及び予測仕事量の分析と、をサポートする。いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、メモリなどのコンピュータ読取り可能な記憶媒体である。メモリは、メモリ中心データベースシステムなどのように、データベースや、記憶及び検索のためにデータを制御、仕分け及び効率的に処理する他の同様の構造として、構造化することができる。いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、単一の位置に収容することができる。いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、ネットワーク化された1以上の施設にわたって分散させることができる。いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、データウェアハウス110のすべての機能及び特徴を制御するよう構成されたプロセッサを含む。該プロセッサは、動作命令を受信及び実行し、他のプロセッサへの通信要求を受信及び送信し、リアルタイム又は略リアルタイムでデータを提供し、リアルタイム追跡システム100の他の所望の特徴を実行するように構成されている。
データウェアハウス110は、処理施設内の処理設備、ハンドヘルド型又は携帯型のスキャニング装置からのすべてのスキャンデータを受信し、記憶し、処理する。すべてのアイテム(例えば、郵便物、手紙、フラット、パッケージ)、バンドル、取扱い単位(例えばトレイ及び郵便袋)、及びコンテナ(例えばパレット及び他のコンテナ)についてのスキャンデータは、データウェアハウス110にて受信され、リアルタイム又は略リアルタイム送信及び分析のために処理され、かつ/又は記憶される。データウェアハウス110は、配送網内のすべてのアイテムに関する情報を受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110はまた、アイテム追跡と、サービス品質の測定と、サービス品質のモニタリング、警報、及び診断と、スキャン品質の測定と、郵便物インベントリの管理、及び予測仕事量の分析と、をサポートするすべての必要な電子ドキュメント情報を受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110は、部分とバンドル、部分と取扱い単位、取扱い単位とコンテナ、コンテナとトラックの関係などを維持するために、すべての集荷目録情報、荷積みイベント及びネスティング関係を受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110は、ネストされた部分とバンドル、部分と取扱い単位、取扱い単位とコンテナ、コンテナとトラックの関係などを確認するために、かつ、確認されたネスティング解消データに基づいて、関連付けられたスキャンイベントを、ネストされた部分及び取扱い単位に変更するために、すべての荷降ろしイベント及びネスティング解消関係を受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110は、同じアイテムを表し得る同等の/対応するバーコード間のすべての関連を受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110は、アイテム追跡、予測仕事量の分析、及びサービス品質の診断をサポートするために、輸送データを受信し、記憶し、処理する。いくつかの実施形態では、データウェアハウス110は、取扱い単位と運送業者の関係を維持し、かつ、すべての運送業者所有の取扱い単位及びそれらのネストされた部分に対して、暗黙の配達中のスキャンを生成すること等、スキャンイベントを運送業者所有の物体に関連付けるために、部分レベルのスキャン情報を含めて、運送業者のスキャニング装置から運送業者操作のスキャンイベントを受信し、記憶し、処理する。データウェアハウス110は、アイテム追跡データの移譲をサポートするために、移譲プロファイル情報を受信し、記憶し、「by/for」関係及び他のデータ移譲関係を含むように維持する。
データウェアハウス110は、リアルタイム又は略リアルタイムで報告するためにデータ及び情報を受信し、処理し、準備する。データウェアハウス110は、アイテム追跡と、サービス品質の測定と、サービス品質のモニタリング、警報、及び診断と、スキャン品質の測定と、郵便物インベントリの管理及び予測仕事量の分析と、をサポートするのに必要な全てのデータを受信し、維持する。いくつかの実施形態では、スキャンデータは、サービス測定値を報告するための法律要件をサポートするために、最少日数の間、例えば120日間維持する場合があり、また、集合体及びトランザクションデータは、履歴の分析及び報告のために、最低2年間は維持する場合がある。
データウェアハウス110は、通信モジュール115を含み、通信モジュール115は、入力を提供し出力を受信し或いはリアルタイム追跡システム100に接続されている種々のすべてのシステム、サーバ、モジュール、コンピュータ、及び配送網の施設から通信信号を受信するよう構成されている。通信モジュール115は、プロセッサにより制御され、通信モジュールを介して受信された情報は、データウェアハウス110に記憶される。通信モジュール115は、リアルタイム追跡システム100のいくつかのコンポーネントに対して有線通信経路を提供する。通信モジュール115はまた、インターネット接続などの様々な無線網、携帯電話網などのモバイルデータ網、無線ローカル及びワイドエリア網、並びに他の任意の所望の無線又は有線通信方法に対して接続を提供する。
リアルタイム追跡システム100により、データが保護されかつ許可された者にのみ提供されることが保証される。リアルタイム追跡システム100は、報告及び分析能力をサポートするために、参照データソースを介して、施設、オペレーションコード、運送業者ルート、配達地点、輸送などについての情報へのアクセスを維持又は提供する。リアルタイム追跡システム100は、予測仕事量及び診断能力をサポートするために、運転計画(ドキュメント化されたポリシー及び構成)を記憶し維持するように構成され、サービス品質の測定をサポートするために、休日で処理しない日の情報を記憶し維持するように構成され、どのアイテムが互いに接触を持ったかを知るため、かつ、アイテムが仕分けのための適切なシーケンスを移動しているか否かをモニターするために、アイテムのスキャニングシーケンスを決定するように構成されている。
リアルタイム追跡システム100は、本明細書に記載のシステム機能をサポート又は提供する機能モジュール120を含む。機能モジュール120は、リアルタイム追跡システムの1又は複数のコンピュータ上で動くプログラムとすることができ、又は、リアルタイム追跡システム100と通信する別のコンピュータ上で実現することができる。
アイテム追跡は、郵便物、バンドル、トレイ、コンテナ、車両などのアイテムを配達プロセスを通して追跡する能力を利用者に提供する。予測仕事量の分析は、人員配置、ステージング、及びアイテムの配達をより効率的に計画するために、予測仕事量ツールを提供し、この予測仕事量ツールにより、施設は、入ってくるアイテム量、アイテムタイプ、及び処理に必要な設備タイプを計画及び予測することができる。
追跡モジュール122は、データウェアハウス110とインタフェースで接続され、配送網内の任意のアイテムのリアルタイム又は略リアルタイム追跡情報を提供及び取得する。例えば、追跡モジュール122は、配送網内の各アイテムのステータス及び/又は位置を追跡する。データウェアハウス110がアイテムスキャン情報を受信すると、追跡モジュール122は、アイテム追跡に関する情報を要求又は受信することができる。追跡モジュール122は、個々のアイテム、又は運送者、識別コード、宛先、地理、配達日、アイテム所有者、若しくは他の任意のグルーピングに従ってグループ化されたアイテムグループを追跡するために使用することができる。アイテムグループの追跡を容易にするために、アイテム上のコンピュータ読取り可能コードは、識別コード、又は宛先、配達時間、運送者などに関する他の情報を含むことができる。追跡モジュール122は、配送網内のアイテムをリアルタイムで追跡するため、又は配送網内の利用者の各アイテムの位置のスナップショットを提供するために、後で説明するインタフェースを介して利用者によりアクセスすることができる。
インベントリモジュール124は、機能モジュール120の1つである。インベントリモジュール124は、種々の基準に基づいて配送網内のすべてのアイテムのインベントリを提供する。例えば、インベントリモジュール124は、例えば地域配送施設、単位配達施設、車両、運送業者のバッグ、又は他の任意の所望のエリアなどの所与の地理的位置にあるアイテムのインベントリを提供することができる。インベントリモジュール124は、データウェアハウス110とインタフェースし、適当なアイテム情報を要求することにより、アイテムインベントリ情報を編集する。例えば、各々の施設、ノード、コンテナなどは、リアルタイム追跡システムには知られかつその特定の位置にあるアイテムと関連付けられている固有の識別子を有する。インベントリモジュール124は、特定の位置、コンテナなどと関連付けられた各アイテムのアイテム情報を要求することができる。この情報は、リアルタイム又は略リアルタイムにて提供することができ、又はリアルタイム追跡システム100内のポータル140を介して要求するエンティティによる要求に応じて提供することができる。
予測仕事量モジュール126は、現在及び予測されたアイテムインベントリに基づいて、アイテムインベントリの予測情報、設備ニーズ、作業員ニーズ、又は他の処理若しくは配達ニーズを提供する。予測仕事量モジュール126は、データウェアハウス110及びインベントリモジュール124とインタフェースで接続され、インベントリ、仕事量、作業員などを予測する。予測仕事量モジュール126は、全体としての配送網又はその任意のコンポーネントに対する予測情報を提供するように構成されている。例えば、地域配送施設はアイテム処理設備を含み、アイテム処理設備は、効率的に運転するための、人員リソースの一定の人員配置を要求する。予測仕事量モジュール126は、自動的に作動することもできるし、施設作業員により要求されたときなどのように要求され次第作動することもできる。予測仕事量モジュール126は、電子集荷目録レコード、スキャン情報、ルーティング情報などに基づいて、地域配送施設へのルート中にある各アイテムの情報をデータウェアハウス110から取得するのに使用される。該情報は、アイテムタイプ、アイテムサイズ、アイテム体積、アイテム重量、特殊な取扱い要件、サービスのアイテムクラス、及び他の任意の所望かつ記憶された情報を含むことができる。
予測仕事量モジュール126は、インベントリモジュール124から、又は、データウェアハウス110から直接、現在の施設インベントリを取得する。予測仕事量モジュール126はまた、履歴インベントリ情報を生成し、受信し、又は取得する。例えば、予測仕事量モジュール126は、履歴インベントリ情報を取得又は生成する。履歴インベントリ情報は、昨日のインベントリ又は処理量、最近数日のインベントリ、先週の同じ曜日のインベントリ若しくは量、前年の同じ日のインベントリ若しくは量、又は他の任意の所望の履歴インベントリ若しくは量レベルを含むことができる。さらに、予測仕事量モジュール126は、所与の期間又は所与の時間に施設にどんなインベントリが入って来るかを予測する。予測仕事量モジュール126はまた、施設での設備のタイプ、設備の各部分に必要とされる作業者の数、施設で利用可能な輸送車両の数、及び他の同様の施設情報を含めて、施設の設備情報を記憶し、又は取得することができる。
さらに、予測仕事量モジュール126は、上記情報すべてに基づいて、設備のどの部分が稼働されるべきか、設備を稼働するのに必要とされる作業者の数、アイテムを輸送するのに必要とされる車両の数、処理の実行はいつ開始しいつ終了すべきか、及び他の任意の所望の情報に関して、予測情報を生成する。これらの予測仕事量データは、設備の実行時間を最適化し、ちょうど必要とされる作業者、作業員、車両などをスケジュールするために使用することができる。いくつかの実施形態では、予測データは、人員配置を決定しワークスケジュールを作成することができるように、例えば2〜3日前、1週間前、又は他の任意の所望の時間など十分事前に提供することができる。
予測仕事量モジュール126は、輸送容量及び種々の輸送リソースの利用を分析し、入ってくるアイテムのインベントリと比較して「そのトラックを引き留める」命令を発することができる。例えば、施設を出発するトラックがフル操業でなく、リアルタイム追跡システム100が、トラックに荷積みし得る受入れアイテムを識別し、かつ、サービスクラス又は配達日が危うくなりそうなトラック上にアイテムが無いならば、予測仕事量モジュール126は、施設作業員に命じてトラックの出発を一定の分数又は時間数だけ遅延させることができる。これにより、配達スケジュールを危うくすることなく、リソースのより効率的な使用を促進することができる。
予測仕事量モジュール126はまた、配送網内の任意の施設又は単位でのアイテムの予測インベントリをいつでも提供することができる。予測インベントリは、リアルタイムで生成され、リアルタイム追跡システム100への入力が変わると変更され得る。予測インベントリは、本明細書の他で記載されたユーザインタフェースを介して配送網の内部及び外部の利用者にリアルタイムで提供されることができる。
電子集荷目録又は物理的な受領書を介して配送網内へのアイテムを受領すると、予測仕事量モジュール126は、配達を通したアイテムのすべての取扱いイベントを予測することができる。各アイテムの取扱いイベントが予測されると、リアルタイム追跡システム100は、各アイテムの予測された経路を知ることができ、アイテムが配送網を通して移動する際の潜在的な効率又は問題を特定することができる。
サービス品質モジュール128は、リアルタイムのサービス情報をモニタリングして内部及び外部の関係者に報告する方法を提供し、それにより、迅速かつより良いインフォームド決定を行うことができる。サービス品質モジュール128は、データウェアハウス110とインタフェースで接続され、所望の品質評価又は照会に従って特定のアイテム情報を要求する。サービス品質モジュール128は、処理における差し迫った懸案の非能率性に関して、郵送者、運送者、施設作業員などに警報を与えることができる。サービス品質モジュール128はまた、診断を行い、該診断により、配送業者、運送業者、運送者、又は他の組織は、分析ツール及びレポートを使用することで、サービス品質の低下の原因を特定し診断することができる。サービス品質モジュール128は、サービス品質を損い得る潜在的な問題を予測し、作業員に警報を与える能力を提供する。サービス品質モジュール128により、郵便物配達プロセスの各ステージでのアイテム、トレイ、及びコンテナのスキャン割合に関して計量をモニタリングし報告することが可能となる。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システム100は、サービス品質測定値(SPM(service performance measurements))を提供し、サービス品質測定値(SPM)により、配送業者、運送業者、運送者、又は他のエンティティは、アイテムが発送元から宛先まで移動するのにかかる時間をサービス基準と比較して決定することができる。SPMはまた、サービス品質の問題のリアルタイム表示及び警報を含むことができ、サービス品質問題の診断を可能にすることができる。いくつかの実施形態では、SPMは、実際に問題が発生する前に、差し迫ったサービス問題の警報をシステムの利用者に出すことを含む。差し迫ったサービス問題は、アイテム情報及び取扱いイベント情報に基づいて決定又は予測され得る。例えば、リアルタイム追跡システム100が一定の施設で一定時間での所与の郵便物量を予測して、不十分なアイテム処理設備212、作業員、又は輸送リソースしか利用できないことを認識したならば、リアルタイム追跡システム100は、一定の時間が経過して、該一定の施設に入ってくる又は出て行くアイテムを取り扱うにはリソースが不十分となる前に、行動を起こすようにリアルタイム追跡システム100の利用者に警報を与えることができる。
いくつかの実施形態では、サービス品質モジュール128は、サービス品質診断(SPD(service performance diagnostic))ツールを提供する。SPDツールは、配送網の作業員がサービス品質をモニターし、潜在的なサービス品質のリスクを特定し、問題が生じたときサービス問題の根本的な原因を確認することができるように構成されている。SPDツールは、ウェブサイト、専用コンピュータ、モバイルアプリケーション、又は他の任意の所望のプラットフォーム上で利用することができ、また、サービス品質の情報を含んだ、例えば、周期的なEメール、SMSメッセージ、リアルタイム警報などを更新することができる。SPDツールは、サービス品質モジュール128を介しデータウェアハウス110からアクセス可能なすべてのアイテムについての包括的かつリアルタイムのアイテム追跡データ及びサービス品質データにアクセスできる。いくつかの実施形態では、サービス品質の診断により、データウェアハウス110から取得されるアイテムサイクル時間、すなわち、2つの取扱いイベントの間の経過時間が決定される。サービス品質モジュール128は、隣接する取扱いイベント及び指定された取扱いイベントのペア間のアイテムサイクル時間を計算し、記憶することができる。サービス品質モジュールは、サイクル時間の統計を計算し、アイテムの配送サイクル時間及びその対応する定刻通りのアイテム品質を特性とする。
いくつかの実施形態では、サービス品質モジュール128は、スキャン計量(SM(scan metrics))を提供する。SMは、アイテム取扱いイベントの可視性の測定値である。サービス品質モジュール128により、エンティティは、すべてのアイテム、取扱い単位、コンテナ物体などに対する取扱いイベントの可視性に関して、計量をモニターし、報告することができる。SMは、各アイテム、取扱い単位、コンテナ物体、又はアイテムのライフサイクルにおける他のエンティティについて計算される。各取扱いイベントについて、サービス品質モジュール128は、スキャン割合を編集したチャート/グラフを作成し、表示することができる。スキャン計量の当該図により、スキャン品質の効果的なモニタリング及び制御が行われ、よって、運転品質の改善が可能となる。
いくつかの実施形態では、サービス品質モジュール128は、2つの主スキャン回数、すなわち1)キャプチャされた、及び2)予想される主スキャン回数を計算する。キャプチャされたスキャン回数は、スキャン又は取扱いイベントを受信したアイテムの個数として定義できる。個々の回数は、予想されるキャプチャスキャン及び予期できないキャプチャスキャンに対して追跡される。予想されるスキャン回数は、取扱いイベントを受信すべきアイテム又は郵便物の予測数として定義され、予期できないスキャン回数は、予測できない取扱いイベントを受信した郵便物の個数として定義される。スキャン計量スコアの2つの式は以下の通りである。

追跡及びサービス品質測定のビジネスルール及び計算により、リアルタイムでデータウェアハウス110により提供される情報を処理し、アイテム取扱いイベントに基づいて、最新かつエンドツーエンドの可視性及びサービスレベル情報を提供することができる。追加の処理ロジックが、該情報を、サービス品質の診断、アイテムインベントリ、予測仕事量、可視性計量、並びに顧客報告及び分析システム機能のために処理する。
リアルタイム追跡システム100はまた、アプリケーションモジュール130を含む。アプリケーションモジュール130は、データウェアハウス110及び機能モジュール120により収集され処理されたアイテムデータのビジネスインテリジェンスを見て、報告し、カスタマイズし、アクセスするための手段を提供する。アプリケーションモジュール130は、ビジネスインテリジェンス(BI(business intelligence))モジュール132を含むことができる。BIモジュール132は、容易に使用できるよう設計された統一された共通のシステムインタフェースを介して、データ、基準化されかつカスタマイズ可能なレポート、及び他の特徴に対するリアルタイムアクセスを提供する。BIモジュール132により提供されたデータは、データウェアハウス110、若しくは1以上の機能モジュール120により供給されることができ、又はデータウェアハウス110、若しくは1以上の機能モジュール120から検索され得る。BIモジュール132は、内部及び外部の利用者に、リアルタイム追跡システム100の機能モジュール120により処理された郵便物に関する情報のすべてに対する単一のアクセス地点を提供する。BIモジュール132は、ポータル140を介してアクセス可能であり、ポータル140は、例えばウェブサイト、モバイルアプリケーション、専用端末、データウェアハウス110と通信接続された有線又は無線網によりアクセス可能なコンピュータなど種々のプラットフォーム又は装置上のユーザインタフェースとすることができる。
いくつかの実施形態では、BIモジュール132により、利用者は、カスタマイズされたユーザインタフェースを作成することができ、このユーザインタフェースは、利用者が所有しているか又は利用者により提供されているウェブサイト又はモバイルアプリケーションを介して、利用者の顧客が利用することができる。この場合、BIモジュール132は、提供されたAPIと共に、利用者所有のシステムで使用するためにデータウェアハウス110からのデータに利用者がアクセスできるようにする。BIモジュール132はまた、設定可能なダッシュボード、レポート、照会、警報を利用者に提供することができる。BIモジュール132は、利用者が欲するどのような方法でも、利用者が、利用者のアイテムに関するデータを分析し、操作し、又はトレンド分析することを可能にするよう構成されている。
ユーザインタフェースは、ポータル140を介して機能モジュール120、アプリケーションモジュール130及びデータウェアハウス110と通信することができる。ユーザインタフェースは、配送網により、又は第三者、開発者、利用者、若しくはリアルタイム追跡システム100へのアクセスを欲している別のエンティティにより、作成することができる。ユーザインタフェースにより、プロファイル設定での移譲アクセスを設定し、予約購読を管理し、他の配送業者、運送業者、又は運送者のウェブページに誘導し、そして好みの照会及びレポートを見るという選択肢を含めて、システムプリファレンスのカスタマイズ化が可能となる。BIモジュール132は、データ分析モジュール133、データ提供モジュール134、及び改良型データアクセス(EDA(enhanced data access))モジュール135へのアクセスを提供することもできる専用ユーザインタフェースを有することができる。
データ分析モジュール133は、例えば予測、最適化、モデル化、シミュレーション、及び予想などの複合的な機能のために郵便物情報を処理する最新式の分析エンジンを提供する。該分析エンジンは、データウェアハウス110からのデータを用いて、利用者が、予測仕事量の分析、網及び配達の最適化、コスト分析、並びに収入保証などのような運転データの分析及び計画の表示をカスタマイズできるようにする。
いくつかの実施形態では、データ分析モジュール133は、送信された電子集荷目録による運送者又は郵送者のアイテムインベントリと、郵送者又は運送者から入ってくる実際のアイテムと、を比較することができる。データ分析モジュール133は、郵送者又は運送者の集荷目録化の精度を決定し、この情報を運送者又は郵送者に提供することができる。集荷目録化の精度はまた、入ってくる郵便物量を予測し、かつ、仕事量を決定するために、予測仕事量モジュール126への入力として使用され得る。例えば、郵送者又は運送者は、95%の精度を持っているか、あるいは、郵送者又は運送者が集荷目録にあるよりも多くのアイテムを日常的に供給する場合、予測仕事量モジュール126は、郵送者又は運送者アイテムを受領する施設の予測アイテムインベントリを決定するとき、この情報を考慮に入れることができる。予測仕事量モジュール126は、計算された量のアイテムを予測インベントリに追加することができ、あるいは、電子集荷目録と受領した実際のアイテムとの誤差を考慮して適時、予測仕事量を構築することができる。
データ提供モジュール134は、アイテムに関する情報と、データウェアハウス110及び機能モジュール120において利用可能な情報と、をシステムの内部及び外部利用者と共有する複数の方法を提供する。これは、標準アプリケーションプログラミングインタフェース(API(standard application programming interface))と、カスタマイズされた照会、レポート、及びアイテムデータの表示を配送業者、運送者、又は運送業者の環境内でホストされたシステムの利用者に提供する新しいサービスの開発環境と、へのアクセスを含む。データ提供モジュール134は、情報へのアクセスを制御し、かつ、適当なアクセスを有するエンティティに情報を提供するために使用されることができる。いくつかの実施形態では、データ提供モジュール134は、エンティティの興味、所有、又は情報へのアクセス許可に釣り合ったエンティティアクセスを提供することができる。
例えば、運送者又は郵送者は、アイテム情報へのアクセスを要求することができる。プライバシーの問題のため、及び他の理由のため、配送網は、配送網内のあらゆるアイテムについての情報を共有することを欲することはできず、運送者により送られたか、運送者が所有しているか、又はさもなければ運送者に関連付けられたアイテムに関する情報のみ共有を所望できる。説明のため、郵送者に郵送者IDを割当ててもよく、この郵送者IDは、アイテム上のコンピュータ読取り可能コードにエンコードされている。郵送者がポータル140を介してアイテム情報へのアクセスを要求すると、データ提供モジュール134は、ユーザインタフェースを介して郵送者IDを要求することができる。郵送者IDを受信すると、データ提供モジュール134は、郵送者の郵送者IDをエンコードするコンピュータ読取り可能な媒体を用いてスキャン又は識別されたアイテムのデータへのアクセスを許可し、該データを提供する。このようにして、郵送者だけが、郵送者が郵送しかつアイテム上で郵送者が識別された該アイテムへのアクセスを行う。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システムは、同等の又は対応するコンピュータ読取り可能コードに基づいてアイテムを郵送者又は運送者に関連付けることができる。例えば、郵送者又は運送者は、IMbTM(例えば米国郵政公社が使用しているもの)などのコンピュータ読取り可能コードを有し、かつ、郵送者ID又は運送者IDをエンコードするアイテムを提供することができる。配送網は、処理の容易化、一様性、又は他の理由のために、アイテムにラベルを張り直すことができる。配送網がアイテムにラベルを張り直すとき、再ラベルコードは、再ラベル張りを実行したアイテム処理設備の部分により、リアルタイム追跡システム100に付与される。リアルタイム追跡システムは、元々付与されていたIMbTMと、再ラベル張りされたコンピュータ読取り可能コードと、の間の関連を記憶することができる。このようにして、アイテムが配送網中を移動しているとき、どちらかのコードがスキャンされると、アイテム情報が、データウェアハウス110において更新されることができ、リアルタイム追跡システムは、アイテムを郵送者又は運送者と関連付けることができる。
いくつかの実施形態では、受領者は、受領者への配達が意図されているアイテムのステータス、タイプ、及び量を見るために、リアルタイム追跡システムへのアクセスを要求することができる。受領者の郵送住所などの受領者識別子、又は他の固有の識別子を入力することにより、データ提供モジュール134は、受領者への配達が意図されている各アイテムに関して、機能モジュール120のうち1以上のモジュールを介してデータウェアハウス110から情報を要求することができる。
いくつかの実施形態では、民間の小売商人などの運送者、オンライン市場、又は他の任意のエンティティは、彼らが興味を持っているアイテムの可視性情報へのアクセスを望むことができる。データ提供モジュール134は、小売商人により売られ、オンライン市場を介して処理され、特定の位置で始められた各アイテムのアイテム情報、又は他の任意の所望の情報を要求することができる。データ提供モジュール134は、固有の識別子、発送元住所、運送者ID、又はエンティティにより付与されたか若しくはアイテム上にエンコードされた他の任意の固有の識別子を用いて、運送者、小売商人、オンライン市場などにより与えられた基準に関連付けられた各アイテムを識別するよう構成されている。
データ提供モジュール134はまた、アイテム可視性情報が利用者又はエンティティに提供又は提示され得る前に、利用者又はエンティティの許可又は認証を要求する安全機構を備えることができる。
EDAモジュール135は、内部及び外部の利用者に、専用の環境内でデータ分析の非稼働インスタンス、BI、及びデータ提供ツールへのアクセスを提供する。この環境内では、システムの許可された上級利用者は、データウェアハウス110からアイテム可視性データを抽出し、カスタマイズされたレポート対象を生成することができる。これらの対象は、この環境内で保存されることができ、利用者は、他のEDAモジュール135の利用者のコミュニティ内でそれらのレポートを「公表」及び共有する能力を有する。郵便事業などのEDAの利用者は、最小の技術投資でアイテムデータを分析するコスト効果のよい手段を用いる。EDAモジュール135は、エンティティとのインタフェースとすることができ、これにより、許可されたエンティティがデータウェアハウス110に記憶されたデータにアクセスすることができ、かつ、リアルタイム追跡システム100により生成されたデータにアクセスするためのプログラム及び/又はアプリケーションをエンティティが作成できるようにする1組のAPIを提供することができる。EDAモジュール135は、メモリ及びプロセッサを有するコンピュータ上で具体化され得る。EDAモジュール135は、リアルタイム追跡システム100を備えたスーパーコンピュータシステム上で具体化され得る。EDAモジュール135は、データウェアハウス110と通信する。EDAモジュール135は、第三者、開発者、又は他の利害関係のあるエンティティに「サンドボックス」機能を提供し、データウェアハウス110に記憶されたデータにアクセスし操作させることができる。サンドボックス機能は、サンプルアイテムデータ、又はデータウェアハウス110からの実際のアイテムデータを提供し、第三者の開発者のためのインタフェースを提供し、サンプル又は実際のデータにアクセスしてデータウェアハウス110からのデータのアクセス、検索、要求、提供、操作、及び使用の仕方を理解させることができる。該知識は、アプリケーション、ウェブサイト、及び他のプログラムにおいて使用するために第三者及び開発者により実装されることができる。これらの第三者及び開発者は、アプリケーション、ウェブサイト、又は他のプログラムを、消費者、利用者、郵送者、運送者、又はアイテムを追跡し、ビジネスインテリジェンスを受信し、品質データを受信し、予測仕事量データを生成等することを欲する他のエンティティに対して利用可能にすることができる。
BIモジュール132を含めてアプリケーションモジュール130は、ポータル140を介してアクセスできる。ポータルサイト140のいくつかは、外部にあるか、又は配送業者の利用者及び顧客、運送者、又は運送業者に利用可能であり、ポータルサイト140のいくつかは、内部にあるか、又はグループ、単位、作業員、又は配送業者、運送者、若しくは運送業者内の他のエンティティに利用可能である。
本明細書に記載のリアルタイム追跡システム100は、アイテム追跡、予測仕事量の分析、サービス品質の測定、サービス品質のモニタリング、警報、及び診断、スキャン品質の測定、データ提供及び報告、及び情報に基づく可視性インタフェースの能力を提供する。
データ提供及び報告は、リアルタイムで送信及び記憶されたデータの単一ソースから引き出している顧客の好みに基づいたレポートだけでなく、標準及びアドホックのレポートへのアクセスも提供する。情報に基づく可視性インタフェースは、情報の単一ソースへのアクセスを提供するインタフェースを提供し、郵便物追跡、サービス及びスキャン品質、並びに分析をサポートする。受信するデータのタイプ及び量を選択する能力を、利用者に付与すると、レポート報告及び顧客システムとの統合においてより優れた柔軟性を与える。改善されたインタフェースはまた、他の利用者によるデータへのアクセスの移譲を管理し、予約購読を管理し、品質ダッシュボードにアクセスする能力を利用者に与える。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システム100は、アイテムのライフサイクルを通して、又は換言すればアイテム処理の流れにおける各ステージにて、アイテムを追跡するよう構成されている。処理、包装、輸送中、及びアイテムのライフサイクルの他のステージにおいて、アイテムは、種々のグループ、集合体、コンテナ、トレイ、又はタイプ、発送元、宛先などの同様の特徴を有する取扱い物体に入れられることができる。各アイテムが種々のコンテナ、グループ等に入れられているとき、アイテムのライフサイクルを通じて各アイテムを追跡するために、リアルタイム追跡システム100は、ネスト化及びネスト化解消の関連並びにオペレーションを生成する。説明のため、アイテムが処理の流れにおいて受領される。アイテムが空のトレイ、タブ、コンテナ、郵便袋、又は他の取扱い装置に入れられたとき、取扱い単位が生成され、固有のラベルが取扱い装置に付与される。取扱い単位は、複数のアイテムを含んだ物理的な単位とし得る。取扱い単位はまた、ネスト化関連を識別するためにデータウェアハウス110において用いられる論理単位としてもよい。アイテムが取扱い単位に入れられたとき、ネスト化関連が、アイテムと取扱い単位との間で生成される。例えば、各アイテムは、各アイテムの固有の識別子を固有のトレイラベル上の識別子と関連付けることにより、取扱い単位にネストされる。このようにして、トレイが処理されスキャンされると、データウェアハウス110が、取扱い単位にネストされた各アイテムの取扱い情報を受信する。ネストされたアイテムを内部に有する取扱い単位は、仕分けされ、処理され、又はステージされ得る。
いくつかの実施形態では、取扱い単位は、複合的な物体に入れられ得る。複合的な物体は、コンテナ、トラック、飛行機、列車車両などの複数の取扱い単位を受け入れる物体とし得る。取扱い中、取扱い単位は、コンテナ中などの複合的な郵便物体中にネストされることができる。コンテナは、コンテナ荷札などのコンテナ上の固有の識別子を用いてライフサイクルを通して追跡される。取扱い単位がコンテナ中にネストされると、取扱い単位とコンテナとのネスト化関連が生成される。複合的な物体は、例えば、輸送、荷積み、又は荷降ろしされることにより取扱われる。よって、ネストされた取扱い単位とネストされたアイテムもまた、それらの関連付けられた複合的な物体が取扱われるとき、追跡される。取扱い単位又は複合的な単位がスキャンされるたびに、データウェアハウス110は、スキャン情報を受信する。スキャンされた取扱い単位又は複合的な単位と関連付けられたどんなアイテムのネスト化関連も識別され、また、アイテムのレコード情報が、スキャン情報に従って更新される。例えば、複合的な単位が地域配送施設への受入れ時にスキャンされた場合、複合的な単位に関連付けられたネスト化関連を有するアイテムの各データレコードが、地域配送施設の受入れ位置を反映するように更新される。このようにして、たとえ各アイテムが各々の位置又は施設にて個別にスキャンされないとしても、個別の各郵便物などの各アイテムの進行が、配送プロセスを通して追跡されることができる。
複合的な物体がその宛先に近づくと、取扱い単位は、コンテナからネスト解消され、取扱い単位とコンテナとの間のネスト化関連が終了する。取扱い単位は、その宛先に向かって進むときは、処理され続ける。取扱い単位が、ネストされた郵便物を輸送する目的を果たしたとき、個別のアイテムが取扱い単位からネスト解消され、取扱い単位と郵便物との間のネスト化関連が終了する。アイテムは、それらの宛先に向かって進むときは、処理され続ける。アイテムのすべてが取扱い単位からネスト解消された後、固有のトレイラベルが、トレイ、タブ、コンテナ、又は郵便袋から除去される。該関連は、ネストされたアイテム又は取扱いが取扱い単位又は複合的な郵便物体の内部に物理的に存在していた期間においてのみ、有効である。
図2は、配送アイテムのリアルタイム追跡システム100への入力の実施形態を示す。図2に示された入力は、情報をリアルタイム追跡システム100に提供し、それにより、リアルタイム追跡システム100は本明細書に記載の機能、特徴、及びサービスを提供することができる。
リアルタイム追跡システム100は、企業サーバ201から入力を受信する。企業サーバは、様々なソースから入力を受信する地域サーバであり、リアルタイム追跡システム100に対してこれらのソースの単一の情報地点として働く。企業サーバ201は、モバイルスキャナ203に接続された地域サーバ202からスキャン情報を受信する。モバイルスキャナ203は、地域サーバ202と有線又は無線で通信することができる。モバイルスキャナ203は、運送業者などの配達エンティティにより運ばれることができる。モバイルスキャナ203は、アイテム上のコンピュータ読取り可能コードをスキャンし、コンピュータ読取り可能コード及び任意のエンコードされた情報を地域サーバ202に送信するよう構成されている。モバイルスキャナ203はまた、GPS機能と共に使用可能にされ得る。モバイルスキャナ203はまた、リアルタイム又は略リアルタイムでGPS位置を地域サーバ202に送信することができる。これにより、リアルタイム追跡システム100は、運送業者又は車両が配送網を移動するとき、運送業者又は車両を追跡することができる。
説明のため、郵便物運送業者又は他の配達エンティティなどの運送業者は、単位配達施設に到着してモバイルスキャナ203を受け取ることができる。運送業者は、アイテムがトラックに載せられたとき、モバイルスキャナを使用して各アイテムを追跡することができる。このスキャン情報は、モバイルスキャナ203にて受け取られ、リアルタイム又は略リアルタイムで地域サーバ202に伝達される。地域サーバ202は、複数のモバイルスキャナ203からスキャン情報を受信し、すべてのスキャン情報を企業サーバ201に伝達する。企業サーバ201は、スキャン情報をリアルタイム追跡サーバ100に伝達し、リアルタイム追跡サーバ100において、スキャン情報は、データウェアハウス110又は他のコンポーネントにより記憶され、処理され、操作され、又は利用される。
運送業者が各アイテムを各宛先に配達するとき、運送業者は、モバイルスキャナ203を用いてアイテムをスキャンし、アイテムが配達されたことを示す。配達スキャン情報は、上述したように、リアルタイム追跡システム100に伝達される。各企業サーバ201は、複数の地域サーバ202から入力を受信することができ、各地域サーバは、複数のモバイルスキャナ203から入力を受信することができる。いくつかの実施形態では、各運送業者は、一意的に識別可能なモバイルスキャナ203を有することができる。いくつかの実施形態では、運送業者は、ログインするか、さもなければ自身をモバイルスキャナ203に対して証明しなければならない。運送業者のIDもまた、リアルタイム追跡システム100に伝達し得る。
企業サーバ201はまた、陸上/航空輸送管理システム204から入力を受信することができる。陸上/航空輸送管理システム204は、配送網により運転され得るか、又は航空輸送サービスにより提供されて種々のソース又は配送網からのアイテムの陸上輸送又は航空輸送を調整する第三者サービスとし得る。陸上/航空輸送管理システム204は、アイテムが荷積みされる輸送車両と、概算の積み込み時間と、航空輸送若しくは陸上輸送設備及び/又は車両の配達スケジュールと、に関する情報を企業サーバ201を介してリアルタイム追跡システム100に提供することができる。
可視性サーバ210は、主にアイテム取扱いイベントと共に生成されるアイテムスキャン及び可視性情報をリアルタイム追跡システム100に提供する。可視性サーバ210は、種々の入力から情報を集め、その情報をリアルタイム追跡システム100に提供する点において企業サーバと同様であり得る。統合データサーバ211は、アイテムのスキャン情報を可視性サーバに提供する。統合データサーバ211は、複数のアイテム処理設備212から入力を受信する。アイテム処理設備212はまた、アイテム処理設備212の各部分を識別する固有の識別子を伝達する。この固有の識別子は、リアルタイム追跡システム100に送信され、リアルタイム追跡システム100において、アイテム情報とアイテム処理設備212の固有の識別子との関連が作成される。これにより、リアルタイム追跡システム100は、各アイテム処理設備212でスキャンが行われるとき、アイテムがどこに位置しているかを決定することができる。各スキャンはまた、特定の取扱いイベントとして分類又は定義され得る。例えば、アイテムの受入れ又は進入時にアイテムのスキャンが行われる場合、取扱いイベントは、誘導スキャンとすることができ、取扱いイベントの説明が、リアルタイム追跡システム100に提供されて、データウェアハウス110に記憶される。アイテム処理設備212の各部分は、取扱いイベントのタイプを識別し、伝達する。いくつかの実施形態では、取扱いイベントは、ネスト化イベント、ネスト化解消イベント、処理イベント、列車、飛行機、トラックなどへの荷積みなどの輸送イベント、仕分けイベント、配達イベント、荷積み/荷降ろしイベント、再ルーティングイベント、及びアイテムが配送網中を移動するとき行われる他の任意の取扱いイベントとすることができる。イベントのタイプは、データウェアハウス110内のアイテムレコードに記憶され得る。アイテムレコードは、コンピュータ読取り可能コード、電子集荷目録からの任意のアイテム情報、アイテムサービスクラス、運送者又は郵送者ID、宛先、及びアイテムから受信した他の任意の情報を含むことができる。
いくつかの実施形態では、各アイテムは、同様に進行する取扱いイベントを経験するであろう。例えば、たいていのアイテムは、受入れ又は進入、発送元施設への到着、発送元施設での処理、ネスト化イベント、転送地点(例えば、地域処理施設)への輸送、転送地点への到着、転送地点での処理、宛先プラントへの輸送、宛先プラントへの到着、配達区域への輸送、ネスト化解消イベント、配達区域への到着、配達区域での処理、アイテムの配達中、及び配達を含む取扱いイベントを経験するであろう。これらは単なる例示であり、本願の範囲から逸脱することなく、アイテムは、より多い又はより少ない取扱いイベントを経験することができる。
いくつかの実施形態では、アイテム処理設備212は、カメラなどのアイテム画像化装置を含み、アイテム画像化装置は、光学的な文字認識を実行することができ、又は、後で光学的に文字認識可能なアイテムの画像をキャプチャする。アイテム画像、又はアイテム画像から得られるデータはまた、可視性サーバ210に提供され、次いでリアルタイム追跡システム100に提供され得る。
可視性サーバ210はまた、1以上のハンドヘルド型スキャナ214から入力を受信するインテリジェントアイテムサーバ213から、入力を受信する。ハンドヘルド型スキャナ214は、例えば郵便局における受領施設にて、又は地域配送施設への受入れ時に従業員又は作業員により使用されることができる。アイテムが配送網又は配送施設で受領されると、各アイテムは、ハンドヘルド型スキャナ214によりスキャンされることができ、ハンドヘルド型スキャナ214は、アイテム上のコンピュータ読取り可能なラベルを読み取り、アイテム情報をインテリジェントアイテムサーバ213に送信する。中間施設に輸送するため、又は配達に出すために、アイテムが施設内のトラックに配置されるとき、ハンドヘルド型スキャナ214はまた、アイテムをスキャンするために使用され得る。ハンドヘルド型スキャナ214はまた、アイテムが荷積みされたトラック上のコンピュータ読取り可能な識別子をスキャンすることができる。ハンドヘルド型スキャナ214は、アイテムスキャン情報及びトラック識別子を可視性サーバ210に提供し、可視性サーバ210は、該情報をリアルタイム追跡システムに提供する。ハンドヘルド型スキャナ214はまた、ハンドヘルド型スキャナ214が使用される位置の識別子を送信することができる。各ハンドヘルド型スキャナ214はまた、可視性サーバ210にハンドヘルド型スキャナの識別子を提供することができ、ハンドヘルド型スキャナの識別子は、スキャナを識別し、かつ、ハンドヘルド型スキャナ214を操作した従業員を識別する従業員IDに関連付けられることができる。
可視性サーバ210は、フルサービスサーバ215から入力を受信し、フルサービスサーバ215は、1以上のフルサービスハンドヘルド型スキャナ216とインタフェースで接続され、1以上のフルサービスハンドヘルド型スキャナ216から情報を受信する。フルサービスサーバ215及びフルサービスハンドヘルド型スキャナ216は、郵送者、運送者、又は他の同様のエンティティなどの第三者により所有/操作されることができる。郵送者又は運送者が多数のアイテムを発送するとき、郵送者又は運送者は、電子集荷目録又は発送に関するドキュメントを用意する。発送が準備され電子集荷目録を作成しているとき、郵送者又は運送者は、各アイテム上のコンピュータ読取り可能コードをスキャンすることができる。いくつかの実施形態では、郵送者又は運送者は、各アイテムをスキャンして電子集荷目録が完成していることを確認することができる。電子集荷目録、及びフルサービスハンドヘルド型スキャナからのスキャン情報は、フルサービスサーバ215に提供され、次いで、可視性サーバ210に提供されることができる。リアルタイム追跡システム100により提供される電子集荷目録は、郵送者又は運送者IDにより郵送者又は運送者を識別でき、又は顧客登録識別子、又は他の固有の識別子により郵送者又は運送者を一意的に識別できる。リアルタイム追跡システム100は、顧客登録識別子又は他の固有の識別子を、郵送者又は運送者のアイテムに付与された郵送者ID又は運送者IDと関連付ける。
可視性サーバ210は、1以上の端末取扱いサーバ217から入力を受信することができる。アイテムがスキャンされて輸送用車両に荷積みされるとき、端末取扱いサーバ217は、航空又は陸上輸送者からスキャン情報を受信することができる。端末取扱いサーバ217はまた、各アイテムが荷積みされた車両を識別するために、固有の識別子を送信することができる。端末取扱いサーバ217からのスキャン情報は、可視性サーバ210を介してリアルタイム追跡システム100に送信されることができる。
リアルタイム追跡システム100は、陸上輸送可視性サーバ220から入力を受信することができる。陸上輸送可視性サーバは、輸送サーバ221からスキャン及び可視性情報を受信し、輸送サーバ221は、種々の輸送システム222から入力を受信することができる。輸送システム222は、ヤード管理システムを含むことができ、ヤード管理システムは、特定の地域配送施設での使用に利用可能なトラックの台数のような、配送網内の特定の位置に関連付けられた陸上輸送リソースの利用可能性を記録し、追跡し、提供する。輸送システム222はまた、車両などの配達資産の各々に固有の識別子を付与し、該固有の識別子は、輸送サーバ221及び最終的にはリアルタイム追跡システム100によりアクセスされ得る。リアルタイム追跡システム100が企業サーバ201又は可視性サーバ210から配達資産識別子を受信すると、配達資産に対するこれらの固有の識別子により各配達資産が物理的に識別される。輸送システム222はまた、各輸送資産の位置に関するGPS情報を提供する。
輸送システム222はまた、予測仕事量の決定等に使用するため、配達資産の利用可能性及び配達リソースのGPS位置に関する情報をリアルタイム追跡システム100に提供する。
リアルタイム追跡システム100はまた、施設アクセスサーバ223から入力を受信する。施設アクセスサーバは、受入れ施設への配達時間をスケジュールするインタフェースを、郵送者又は運送者に提供する。例えば、郵送者は、コンピュータ読取り可能な識別子が付与されかつ電子集荷目録が与えられた複数のアイテムを有することができる。施設アクセスサーバ223は、スケジューリングされた引渡し時間及び郵送者の位置の入力を受信し、入ってくるインベントリの配送網に警報を出す。リアルタイム追跡システム100は、そのインベントリ管理、予測仕事量の決定、及び他のプロセスにおいてこの情報を使用することができる。
リアルタイム追跡システム100はまた、物流条件サーバ224から入力を受信する。物流条件サーバは、メンテナンスステータス、ブレークダウンステータス、GPS位置などを含めて、配達車両及び輸送リソースに関する情報を受信する。この車両ステータス情報は、リアルタイム追跡システム100に提供され、リアルタイム追跡システム100において、該情報は、予測仕事量の決定、インベントリの予測に使用され得る。物流条件サーバ224からの車両のGPS位置情報は、アイテムが配送網中を移動する際に、車両の固有の識別子と共に、アイテムのリアルタイム又は略リアルタイム追跡に使用され得る。リアルタイム追跡システム100は、備えられた施設又は外部ソースから提供された施設の各々についてのGPS座標を有することができる。輸送リソースのGPS位置が追跡されるとき、物流条件サーバ224上で地理フェンスシステムが用いられ、輸送リソースが施設に近づくか、又は施設の周囲に設定された地理上のフェンス内にくると、リアルタイム追跡システム100に警報又は通知を送信する。リアルタイム追跡システム100は、アイテム追跡のための予測仕事量の決定、及びインベントリの決定においてこの情報を使用することができる。
リアルタイム追跡システム100は、住所サーバ230及び宛先サーバ231から入力を受信する。住所サーバ230は、宛先訂正モジュール232から入力を受信する。宛先訂正モジュール232は、住所訂正、郵便物転送、及び他のアイテム宛先変更サービスに関する情報を提供する。リアルタイム追跡システム100に入れられるこれらの入力は、インベントリの計算及び予測仕事量の決定において使用され得る。これらの入力はまた、アイテム処理の効率を改善するためにサービス品質測定において使用され得る。宛先サーバ231は、宛先識別子コードを与える。各々のコンピュータ読取り可能コードは、エンコードされた宛先識別子を含む。郵便サービスの場合、その宛先識別子は、ZIPコードであり得る。宛先サーバ231は、リアルタイム追跡システム100に対して、エンコードされた宛先識別子が何であるか、物理的な宛先が何であるか、可視性サーバ210からのスキャンのどれが受信されたか、を特定する。
リアルタイム追跡システム100は、施設サーバ233から入力を受信する。施設サーバ233は、配送網内の施設に関する情報を含む。例えば、施設サーバ233は、施設のタイプ、施設でのアイテム処理設備212、施設のサイズ、すなわちトラック区画の数、フロアスペース、ステージングエリアなどについての説明、及び他の施設情報を、リアルタイム追跡システム100に提供する。リアルタイム追跡システム100が特定の施設について予測仕事量の決定を行うとき、リアルタイム追跡システム100は、実行時間や、何の設備をどのくらいの期間使用しなければならないか、などを決定するために、何のアイテム処理設備212が特定の施設に配置されているかを知る必要がある。
リアルタイム追跡システム100は、仕分け計画システム234から入力を受信する。仕分け計画システム234は、アイテム処理設備212がいつ何ができるか、その容量、速度、及びアイテム処理設備212の稼働に関する他の情報を示す。リアルタイム追跡システム100は、この情報を使用して予測仕事量を計算し、施設の稼働をスケジューリングする。
リアルタイム追跡システム100は、収集地点システム235から入力を受信する。収集地点管理システム235は、収集地点、各収集地点での収集時間、収集地点の物理的な位置に関する情報、及び収集地点に関する他の情報を提供する。配送網が郵便サービスであるならば、街角の青い郵便箱は、収集地点とし得る。収集地点システム235は、リアルタイム追跡システム100に、収集地点での回収時間を知らせ、また、回収の証明を与えることができる。例えば、運送業者が収集地点からアイテムを回収している場合、アイテムはモバイルスキャナ203によりスキャンされる。収集地点、例えば青色箱の識別子もまた、モバイルスキャナ203を用いてスキャンされる。リアルタイム追跡システム100は、収集地点の識別子を受信し、収集地点システム235からの入力を使用して、収集地点識別子から収集地点を特定し、収集地点の物理的な位置がどこかを決定する。いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システム100は、収集地点のGPS座標と、無線スキャナ203により提供されるGPS座標とを比較し、運送業者がスケジュール通りか否か、運送業者が正しい場所にいるか否か、を決定し、また、この情報を用いて他の任意の所望の決定を行うことができる。
リアルタイム追跡システム100はまた、動的ルーティングツール236から入力を受信する。動的ルーティングツール236は、配送網の任意のレベルでの動的経路を準備するために使用されることができ、また、インベントリ、予測仕事量などを決定するのに使用され得る。
リアルタイム追跡システム100は、メンテナンスサーバ237から入力を受信する。メンテナンスサーバは、メンテナンスステータス、故障又は修理ステータス、予防メンテナンススケジュールなどのメンテナンス情報、及びアイテム処理設備212の他のメンテナンス情報を提供する。この情報は、所与の施設において実行時間、作業員、及び他の要件がどのようになるかを正確に予測又は分析するために、アイテム処理設備212の利用可能性を考慮して予測仕事量を決定するのに使用され得る。
リアルタイム追跡システム100は、電子編集システム238から入力を受信し、電子編集システム238では、運送業者又は他のリソースが、特定の宛先に関する情報を入力することができる。例えば、運送業者は、特定の宛先にだれも在宅していないこと、又は宛先が不配達の命令又は代替配達の命令を要求していることを、指示することができる。この情報は、電子編集システム238に与えられ、電子編集システム238からリアルタイム追跡システム100に与えられる。この情報は、偽りの宛先への配達を防止又は変更するために、予測仕事量の決定及びインベントリの決定において使用され得る。
リアルタイム追跡システム100は、作業員システム240から入力を受信する。作業員システム240は、人員配置、スケジュール、利用可能な従業員、仕事中に時間計測される従業員IDに関する情報、及び他の人的リソース関連の情報を含む。この情報は、所与の施設で所与の時間に利用可能又は利用可能となるであろう作業員を特定するために、リアルタイム追跡システム100により予測仕事量の決定において使用される。これは、利用可能な作業者の人数に基づいて何のアイテム処理設備212が運転し得るか又は操業し得るか、を決定するために使用される。
リアルタイム追跡システム100は、サービス標準ディレクトリ241から入力を受信する。サービス標準ディレクトリ241は、アイテムサービスクラスに関する情報を含む。アイテム上のコンピュータ読取り可能な識別子は、アイテムサービスクラス識別子を含むことができる。サービスクラスは、異なる処理要件及びタイミング要件を有することができる。アイテムスキャンが可視性サーバ210から受信されると、可視性サーバ210は、コンピュータ読取り可能コードに、その中にエンコードされたアイテムサービスクラスを与える。リアルタイム追跡システム100は、アイテムサービスクラスコードと、アイテムサービスクラスコードにより特定されるアイテムサービスクラスとを相互参照する。このように、リアルタイム追跡システム100は、予測仕事量又はインベントリの決定に使用するために、アイテムサービスクラスを生成し、記憶する。
リアルタイム追跡システム100は、IDシステム242から入力を受信する。IDシステム242は、郵送者、運送者、小売商人、又はアイテム上に配置されたコンピュータ読取り可能コードにエンコードされ得る識別子を有する他の任意のエンティティについての識別子を記憶する。コンピュータ読取り可能コードが可視性サーバ210から受信されると、コンピュータ読取り可能コードは、郵送者又は運送者IDを含むか又はエンコードすることができる。リアルタイム追跡システム100は、可視性サーバ210から受信されたエンコードされた郵送者又は運送者と、IDシステム242からの郵送者又は運送者のIDとを相互参照し、アイテムと郵送者又は運送者との間の関連を記憶する。リアルタイム追跡システム100は、この情報を用いて、追跡情報、ビジネスインテリジェンス、又は郵送者若しくは運送者IDにより識別されるアイテムに関する他のSPM情報を提供することができる。ここでは郵送者及び運送者IDが説明されているが、アイテム上のコンピュータ読取り可能コードにエンコードされたIDは、受領者、アイテム所有者、民間小売商人などの任意の所望のエンティティを示すことができる。
リアルタイム追跡システム100は、登録システム243から入力を受信する。登録システムは、登録され、かつ、リアルタイム追跡システム100からの情報を受信及び/又は使用することの認証を受けているエンティティに関する情報を提供することができる。登録システム243は、利用者及び利用者の郵送者ID、配達住所、又は他の識別特徴との間の関連を提供することができる。登録システム243はまた、郵送者又は運送者がその情報を第三者と共有することの許可を与えることができる。データ提供モジュール134は、何のアイテム情報がどの者に利用可能かを決定するとき、登録システム243から情報を受信する。いくつかの実施形態では、郵送者は、郵便サービスを多くの顧客に提供することができる。郵送者は、顧客のIDを登録システム243に提供し、顧客が特定のアイテム情報、又は特定の識別子、宛先、戻り住所、受入れ地点などを有するアイテムの情報を受信することを許可することができる。郵送者又は運送者は、アクセス許可を第三者又は他の利用者に委譲することができる。この許可により、顧客は、郵送者により共有が許可された郵送者IDのアイテム情報にアクセスすることが可能となる。データ提供モジュール134は、登録された利用者にデータウェアハウス110内のデータへのアクセスを認証及び許可するために、登録システム243からの情報にアクセスすることができる。
リアルタイム追跡システム100は、測定システム244に情報を提供し、測定システム244から入力を受信することができる。測定システム244は、配送網により、又はサービス品質測定値の統計を専門とするエンティティ若しくは他のエンティティにより、稼働させることができる。リアルタイム追跡システム100は、スキャン計量データ、品質測定データ、及び他の分析データを、測定システム244に提供する。測定システム244は、受信したデータに対して様々な分析を行うことができ、様々な分析に基づいてリアルタイム追跡システム100にフィードバックを行うことができる。このフィードバックは、リアルタイム追跡システム100の効率を改善するために使用されることができ、又はポート140を介して外部の利用者に提供され得る。
リアルタイム追跡システム100は、運転計画システム245から入力を受信する。運転計画システム245は、エントリ通過時間、実行開始及び終了時間、及び各施設についての他のタイミング要件を提供する。例えば、エントリ通過時間は、サービスクラス期限、航空輸送期限、又は他の配達期限を守るために、特定のアイテム、取扱い単位、又は統合単位が処理されるか又は施設を通過しなければならない期限とすることができる。運転計画システム245はまた、種々の施設に実行開始及び終了時間を提供する。リアルタイム追跡システム100は、エントリ通過時間を用いてエントリ通過時間の期限を守るべくアイテムを処理するために必要とされる設備、作業員などを決定することで、予測仕事量の決定にエントリ通過時間を使用する。リアルタイム追跡システム100は、種々の施設間でのタイミングを知るために、種々の施設から実行開始及び終了時間を用いる。例えば、宛先施設が実行開始時間の制限を有し、かつ、アイテムが1つの施設から宛先施設に輸送されている場合、宛先施設の実行開始時間の要件を満たすために、リアルタイム追跡システム100は、アイテムが処理されて宛先施設への経路に置かれなければならない期限を知る必要がある。この情報は、配送網内の各施設での設備、車両、及び作業員のニーズを予測し決定する際に用いられる。
リアルタイム追跡システム100は、ラベル割当てシステム246から入力を受信する。ラベル割当てシステム246は、各々のコンテナ、取扱い単位、統合単位、トレイ、郵便袋、パレット、又は他のアイテム取扱いコンポーネントに対して固有の識別子を記憶し、固有の識別子を設備の特定の部分と関連付ける。このように、取扱い単位のスキャンが可視性システム210又は企業サーバ201から受信されると、リアルタイム追跡システム100は、ラベル割当てシステムからの情報を相互参照し、取扱い単位、トレイ、コンテナ、パレットなどのスキャンを解釈し、特定の取扱い単位、コンテナ、トレイなどを識別する。この情報は、ネスト化関連の追跡、アイテム追跡、及び他の任意の用途において使用される。リアルタイム追跡システム100はまた、設備ラベルシステム247から入力を受信する。設備ラベルシステムは、アイテム処理設備212及び郵便物取扱い設備用にコンピュータ読取り可能コードを生成するために使用される。
リアルタイム追跡システム100は、実行終了システム248から入力を受信する。実行終了システム248は、アイテム処理設備212の各部分がその実行の最後に経るシステムである。スキャンの回数、送り誤り、設備処理速度、スループット、及び他の統計が編集され、アイテム処理設備212の当該部分の識別子と共に、リアルタイム追跡システム100に提供される。リアルタイム追跡システム100は、この情報を用いて予測仕事量の計算を調整し、アイテム処理設備212の任意の部分の能力をより正確に反映させる。
リアルタイム追跡システム100は、製品追跡システム250から入力を受信する。製品追跡システム250は、特定クラスのアイテムについて、及び小包及びパッケージについて、集荷目録情報を提供する。この特定クラスのアイテムは、配達証明付き郵便物、又は特定の追跡、通知、及び保険要件を有するアイテムを含むことができる。配送網がアイテムの配達を提供する場合、郵便物及び小包が別々のシステムを用いて処理され追跡され得る。製品追跡システム250は、小包重量、体積、サイズ、タイプ、差出人、受取人、特殊取扱い要件、又は他の任意の所望の小包情報を含めて、小包及びパッケージに関する情報を提供することができる。リアルタイム追跡システム100は、インベントリの生成、予測仕事量の決定、SPM、及びBI用途においてこの情報を使用することができる。
リアルタイム追跡システム100は、国際データ転送システム251から入力を受信する。国際データ転送システム251は、国際的に開始し又は国際配達が意図されているアイテムに関する情報を含む。郵便サービスなどの国内の配送網は、外国の郵便局などの国際配送網と協調することができる。アイテムの国際配達が意図されているとき、外国の配送網は、電子集荷目録情報、アイテムID、アイテムタイプ、アイテム量などのアイテム情報を国際データ転送システム251に提供する。この情報は、リアルタイム追跡システム100に提供され、リアルタイム追跡システム100において、インベントリ及び予測仕事量の決定や他の所望の用途に使用される。
リアルタイム追跡システム100は、コード生成システム252から入力を受信する。コンピュータ読取り可能コード生成システムは、配送網内で使用するためにアイテムに添付され得るコンピュータ読取り可能コードを生成するように構成されている。配送網は、個人、会社、運送者、及び他のエンティティにコンピュータ読取り可能コードを生成する能力を与えることができ、このコンピュータ読取り可能コードは、個人、会社、運送者、及び他のエンティティが、発送又は配達のために準備し又は配送網に提供するアイテムに添付することができる。コード生成システム252を用いて、エンティティは、アイテム情報、アイテムサービスクラス、及びアイテムに関する他の情報を入力することができ、また、コンピュータ読取り可能コードを要求することができる。コード生成システム252は、コードを生成し、生成したコード及びアイテム情報をリアルタイム追跡システム100に提供する。リアルタイム追跡システム100は、アイテム追跡、インベントリ、SPM、予測仕事量の決定等のためにこの情報を使用する。生成されたコンピュータ読取り可能コードを有するアイテムが配送網に受入れ又は取込まれると、生成されたバーコードがモバイルスキャナ203、ハンドヘルド型スキャナ214、又はアイテム処理設備212によりスキャンされ、可視性サーバ210を介してリアルタイム追跡システム100に送信される。リアルタイム追跡システム100は、コード生成システム252から受信したアイテム情報を、スキャンされたアイテムと関連付け、スキャンイベント、スキャン位置、及び他のスキャン情報を、データウェアハウス110中のアイテムと関連付ける。
リアルタイム追跡システム100は、電子集荷目録システム253から入力を受信する。電子ドキュメントシステムは、郵送者、運送者、又は電子ドキュメントを配送網に提供する他のエンティティから電子集荷目録を受信する。電子集荷目録は、郵送者ID、運送者ID、アイテムタイプ、アイテムサービスクラス、アイテム量、アイテム宛先、アイテムの進入又は誘導地点、郵送者又は運送者により生成された任意のネスト化関連、及び発送に関する他の任意の所望の情報を含むことができる。この情報は、インベントリ及び予測仕事量の決定のため、追跡目的のため、及び他の任意の所望の使用のために、リアルタイム追跡システム100に提供される。電子集荷目録システム253は、フラット、手紙などの郵便物のアイテムに関する情報を提供することができ、対照的に、小包又はパッケージ情報は、製品追跡システム251により提供されることができる。
リアルタイム追跡システム100は、特殊サービスシステム254から入力を受信する。特殊サービスシステム254は、特定のアイテムについての特殊要求取扱いを提供することができる。例えば、郵送者、運送者、又は他のエンティティは、所与のエリア内のあらゆる住所に特定の郵便物を提供するよう所望することができる。この場合、郵送者は、郵便物の各個別のアイテムを住所指定する必要はない。郵送者は、情報を特殊サービスシステム254に提供し、特殊サービスシステム254は、その特殊事情をリアルタイム追跡システム100に知らせ、配達されるアイテムの体積を提供する。この体積又は量の情報は、可視性の報告、SPM、予測仕事量、インベントリなどにおいて使用され得る。
いくつかの実施形態では、配送網は米国郵政公社とし得る。上記入力のすべてに基づいて、データウェアハウスに記憶されたデータのタイプは、アイテム属性を含めて、アイテム情報と、取扱いイベントと、運送業者及び輸送リソース(トラック、自動車、列車など)からのGPS位置データを含めて輸送位置情報と、ネスト化関連と、アイテム所有者、準備者、引渡し位置、職業、並びにアイテム及びネスト化関連を含む集荷目録情報と、スケジューリングされた引渡し時間、航空輸送のアポイントメント及び割当てなどのアポイントメント及び割当てと、メンテナンススケジュール、運送業者の経路、サービス標準、限界エントリ時間、休日情報などを含めて、施設情報、アイテム処理設備情報を含む参照データと、インベントリ、予測仕事量、SPM、SPDなどを含めて、リアルタイム追跡システム100により集められた集合体データと、を含むことができる。
ここに記載した入力は、単なる例である。リアルタイム追跡システム100は、本開示の範囲を逸脱することなく、ここに記載したものより多い又は少ない入力を有することができる。さらに、企業サーバ201及び可視性サーバ210などの中間コンポーネントは、本開示の範囲を逸脱することなく、必要ならば追加又は除去し得る。
データウェアハウス110及びリアルタイム追跡システム100は、毎日、入ってくる多量のデータ及び出て行く多量のデータを取扱うように構成されている。リアルタイム追跡システムは、1日あたり平均して14.75億件以上のトランザクションを取扱うことができる。米国郵政公社の場合、14.75億件のトランザクション、アイテム処理設備212は、12.25億回のスキャンを実行し、1920億個の郵便物が識別される。表1は、米国郵政公社に特定されるリアルタイム追跡システム100について追加の推定インバウンドデータ量を提示する。入力を与える配送網の部分は、括弧で識別される。これらの量は単なる概算であり、リアルタイム追跡システム100は、ここに示されたより多くの量のトランザクションを受け取り処理することができる。

図3は、リアルタイム追跡システム100におけるアイテム処理の実施形態を示すフローチャートを示す。プロセス300は、ステップ302で始まり、ステップ302において、リアルタイム追跡システム100が電子集荷目録を受信する。上述したように、電子集荷目録は、製品追跡システム250、電子集荷目録システム253を介して提供され得るか、又はリアルタイム追跡システム100に入力され得る。しかしながら、電子集荷目録は、特定のアイテムに対して提供されてもよいし、されなくてもよいことに留意すべきである。プロセス300は、電子集荷目録が提供されようが提供されまいが、継続することができる。いくつかの実施形態では、プロセス300はステップ304にて開始する。さらに、ここではプロセス300は、1又は2、3のアイテムに関して、1つのプロセスとして説明されている。しかしながら、郵便システムなどの配送網の場合、プロセス300は、多数回同時に行われるか、又は多数回行われつつもプロセス300の異なるステップが異なるアイテムに対して同時に行われる。リアルタイム追跡システム100は、電子集荷目録に含まれる各アイテムのアイテムレコードを生成することができる。
プロセス300は、ステップ304にて開始することができるか、又はプロセス300がステップ302にて開始した場合には、プロセス300はステップ304に進むことができ、ステップ304において、アイテムのスキャン情報が受信される。上述したように、アイテムのスキャン情報は、モバイルスキャナ203、ハンドヘルド型スキャナ214、アイテム処理設備212、フルサービスハンドヘルド型スキャナ216から、輸送システム222から、等、物理的なアイテムのスキャニング時に受信されることができる。上述したように、スキャン情報は、装置/設備のタイプ及び位置、並びに取扱いイベントのタイプを含めて、アイテムに取付又は関連付けられたコンピュータ読取り可能コード、スキャンを実行した装置又は設備に関する情報を含む。スキャン情報は、上述した入力の1つによりリアルタイム追跡システム100に受信される。
次に、本プロセスは、ステップ306に移動し、ステップ306において、スキャン情報が認識されたか否かを確認する。スキャン情報が認識されたか否かを確認するために、リアルタイム追跡システム100は、コンピュータ読取り可能コードと、コード生成システム252、電子集荷目録システム253から、又はコンピュータ読取り可能コードを提供する別の入力から、以前又は現在受信したコンピュータ読取り可能コードと、を比較する。
スキャンされたコンピュータ読取り可能コードが認識されたならば、又は別の入力から受信されているならば、アイテムレコードは、データウェアハウス110に既に存在しているかもしれないが、それに関連付けられた取扱い又はスキャンイベントを有しないであろう。この場合には、本プロセスはステップ308に移動し、ステップ308において、取扱いイベント、設備のタイプ/位置、又は他の任意の関連情報が、データウェアハウス110に記憶され、アイテム及びアイテムレコードと関連付けられる。
ステップ306において、スキャンされたコンピュータ読取り可能コードが認識されないならば、アイテムは、電子集荷目録に与えられていなかったのかもしれない。この場合には、本プロセスはステップ310に移動し、ステップ310において、アイテムレコードが作成され、スキャン情報が記憶されてアイテムレコード及びアイテムに関連付けられる。いくつかの実施形態では、アイテムは、コンピュータ読取り可能コードが添付されずに、配送網に受け入れられることができる。この場合には、配送網は、コンピュータ読取り可能コードを生成し、該コードをリアルタイム追跡システム100に入力し、それからアイテムをスキャンすることができる。これが実行されると、リアルタイム追跡システム100は、該コードを認識し、スキャン情報をアイテムレコードに記録するであろう。このアイテムレコードは、コンピュータ読取り可能コードを生成した時、又はスキャン情報を受信した時に作成されることができる。
次に、プロセスがステップ312に移動し、ステップ312において、アイテムレコードを使用してリアルタイム又は略リアルタイムのインベントリを更新する。リアルタイムのインベントリは、各々の施設、取扱い単位、トレイ、コンテナなどに、いつでも提供され得る。データウェアハウス110は、各アイテムについてスキャン情報、取扱いイベントなどを記憶する。インベントリモジュール124は、この情報を用いて、リアルタイムのインベントリを保持することができ、このリアルタイムのインベントリは、プッシュ通知、Eメール、SMSメッセージ、ウェブサイトインタフェースなどにより、内部及び外部の利用者にポータル140を通して提供され得る。
次に、本プロセスはステップ314に移動し、ステップ314において、予想されるインベントリ又は仕事量が生成されることができる。データウェアハウス110に記憶されたリアルタイムのアイテム情報を使用し、かつ、輸送利用可能性、アイテム処理設備の利用可能性及びスケジュール、作業員のスケジュール及び利用可能性、サービスクラス、並びに上述した履歴情報などリアルタイム追跡システム100に入力された他の情報を使用して、予測仕事量モジュール126は、配送網内の各々の施設、車両、運送業者などについて予測仕事量データを生成する。例えば、データウェアハウス110は、配送網内の各アイテムについての情報を含んでおり、各アイテムと、次の配達地点、例えば、アイテムが宛先に配達されるために通過する必要のある次の施設などとが、関連付けられる。よって、予測仕事量モジュール126は、各施設について任意の期間の予測インベントリを提供することができる。上述したように、この情報は、アイテム処理設備の実行時間、作業員ニーズ、車両ニーズなどを計算するのに使用される。
ステップ314から、プロセス300は並列経路に分かれる。しかしながら、いくつかの実施形態では、サービス品質の測定を実行する経路を、遅延させるか、実行しないか、又は別の時間に実行することができる。プロセス300の一方の経路はステップ318に至り、ステップ318において、ステップ314において生成した、予想され又は予測された仕事量を、所与の施設についての受信した実際のアイテムインベントリと比較する。該比較は、予測仕事量の決定が正確か否かを決定するため、又はより正確な予測仕事量を提供するためにパラメータを調整する必要があるか否かを決定するために使用する。
本プロセスはステップ320に移動し、ステップ320において、上述したSPM及びSPDなどの品質測定値を生成し、又は他の任意の所望の品質測定値を生成する。品質測定値は、ポータルを介してリアルタイム又は略リアルタイムにて内部及び外部の利用者に提供され得る。又は品質測定値の情報は、要求に応じて利用者に対して、編集され、記憶され、一括処理され得る。
次に、プロセスはステップ320から決定状態316に移動し、そこで、リアルタイム追跡システム100は、アイテムが配達されたか否かを決定する。プロセス300の他の経路は決定状態316に至り、決定状態316は、後で述べるように機能する。決定状態316では、リアルタイム追跡システム100は、アイテムが配送網内でそのライフサイクル中にどこにあるかを知るために、アイテムが配達されたか否かを決定する。アイテムが配達取扱いイベントをまだ受け取っていないならば、アイテムは依然として配送網内にあり、追加の取扱いイベント又はスキャン情報が期待される。この場合、プロセス300はステップ322に移動し、ステップ322にて、リアルタイム追跡システム100は、アイテムのスキャン情報を待つ。リアルタイム追跡システム100は、アイテムスキャンイベントに関連付けられ記憶された時間を有することができ、また、アイテムが配送網内の任意の地点に存在することが予想される時間範囲を提供する時間指針、例えば、アイテムが1つの施設から別の施設に移るのにどのくらい要するべきかの時間指針を有することができる。アイテムのスキャン情報が推定された時間又は基準時間内に受信されなかったならば、リアルタイム追跡システム100は、アイテムは非常に遅れているとの警告、メッセージ、又は通信を内部又は外部の利用者に対して生成し、配送網内の人間又はシステムに遅延の原因を確認するよう行動を促すことができる。
ステップ322において次のスキャン情報が受信されると、本プロセスは、配達取扱いイベントが記録されるまで、アイテムに対して繰り返して実行する。この場合、本プロセスは決定状態316からステップ324に移動し、ステップ324において、アイテムレコードは、配達イベント、時間、及び位置により更新される。配達イベントは、リアルタイムで受領者、運送者、郵送者、又は他の利害関係者に提供されることができる。いくつかの実施形態では、モバイルスキャナ203は、GPSが使用可能な場合には、運送業者の位置は、リアルタイム追跡システム100において追跡され得る。運送業者が配達位置のGPS座標に近づくとき、又は宛先又は他の選択された位置の周辺に設定された地理上のフェンス内に来たとき、リアルタイム追跡システム100は、運送業者が配達地点に近づいていることを、受領者、所有者などに通知又は警告することができる。配達され次第、運送業者は、モバイルスキャナ203を用いてスキャンし、運送業者又はモバイルスキャナ203は、該スキャンが配達物に対するものであることを示す。配達取扱いイベントは、リアルタイム追跡システム100に提供され、配達イベントが記録され、アイテムレコードが更新される。
次に、本プロセスはステップ326に移動し、ステップ326において、品質情報が生成される。品質情報は、サービスクラス、スキャン情報の精度、配達網内の作業員からの観察又はコメント、又は他の任意の所望の品質情報に基づいた配達の適時性を含むことができる。各アイテムの品質情報は、内部又は外部の利用者が後でアクセスするために、データウェアハウス110に記憶され得る。
いくつかの実施形態では、配送網は、本明細書で記載されているようなリアルタイム追跡システム100を含むことができる。リアルタイム追跡システム100を使用することにより、配送網は、配送網内の各アイテムについて、発送元、現在位置、最新の取扱いイベント、次の取扱いイベント、中間段階の停止、配達宛先、及び配達日/時間推定に関する情報をリアルタイム、及び/又は略リアルタイムにて追跡し記憶することができる。リアルタイム配送網はまた、バルク郵送者、小売商人、私的パーティなどの差出人のIDを知りかつ/又は追跡することができる。各アイテムについて郵送者又は運送者IDなどの固有の識別子を用いることにより、差出人のIDが、リアルタイム配送網を移動しているアイテムと関連付けられ得る。配送網はまた、アイテムのIDを知ることができる。アイテムのIDは、アイテムの差出人又は運送者により提供された電子集荷目録から、又は運送者のIDに基づいて決定され得るか、又はアイテム上の固有の識別子にエンコードされ得る。
上述したように、BIモジュール132は、本明細書に記載の他の任意のモジュールと同様に、プロセッサとメモリとを含むことができ、また、アイテムID及び宛先を分析し、かつ、第三者又は要求しているエンティティに対して情報を生成するよう構成され得る。このBIモジュール132は、スタンドアローン型のコンピュータ上に実装され得るか、又はデータウェアハウス110の一部とし得る。配送網は、毎日、受領者に配達されるアイテムの個数及びIDに関する情報を保持及び編集することができる。この情報は、データウェアハウス110のプロセッサの指示の下、収集及び記憶される。例えば、データウェアハウス110は、有線又は無線網を介して仕分け及び取扱い機械、運送業者、配送施設などのアイテム処理設備212と通信する。
この情報は、特定の受領者、又は受領者のグループがアイテムのタイプを受領した曜日を特定する上で有益であり得る。例えば、BIモジュール132は、アイテム情報を分析し、特定の受領者が最多数又は最少数の報告アイテムを郵送者から受領する日、又は最多数の雑誌又はカタログ、又は他の任意の所望の情報を受領する日を決定することができる。この情報は、受領者が郵送者のアイテム又は広告を見て又は反応する可能性を最大にするために、最少数の競合する広告を受け取り得る日又は時間に受け取られるように広告などのアイテムを送ることを望む郵送者又は運送者にとって有効となり得る。
いくつかの実施形態では、上述したように、リアルタイム追跡システム100は、差出人及び/又はアイテムのIDを特定し、データウェアハウス110に記憶する。該IDは、アイテムに添付又は貼付されたコンピュータ読取り可能コードなどの識別子から取得し得る。いくつかの実施形態では、差出人及び/又はアイテムのIDは、識別子を解釈又はデコードし、デコード又は解釈された情報を用いて識別子に関連付けられたIDを探すか又は照会することにより、取得し得る。リアルタイム追跡システム100は、集荷目録情報又は送付している小売商人に固有のIDを受信することにより、特定のエンティティ、Amazon、e−Bayなどのオンライン小売商人、カタログ小売商人、又は他の任意の小売商人若しくはエンティティからアイテムが送られていることを知る。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システム100は、アイテムの発送元又は返送住所を特定の差出人と関連付けることができる。BIモジュール132は、アイテムの返送住所又は差出人のIDをカテゴリと関連付けることができる。BIモジュール132は、データの発送及び受領の追跡又は準備のために、アイテムを分類することができる。BIモジュール132は、電子機器、電気器具、家庭家具、衣類、DVD、CD、事務用品などの可能性のある配送アイテム、及び他の任意の所望のカテゴリを分類することができる。いくつかの実施形態では、配送網は、高額アイテム、定額アイテムなどコストによって、可能性のある配送アイテムを分類することができる。これらのカテゴリは、単なる例示であり、当業者は、本開示の範囲を逸脱することなく、他のカテゴリ又は分類基準を使用できることを理解するであろう。
BIモジュール132は、メモリ内の小売商人及び小売商人の店舗、配送センター、倉庫などの住所を、アイテムの1以上のカテゴリと関連付けることができる。例えば、BIモジュール132は、電子商品の小売商人を電子機器及び電気器具と関連付け、従来のデパートを衣類、家庭家具、及びその他のものに関連付けることができる。小売商人の発送施設の返送住所、又は小売商人の名前が、読み取られ、スキャンされ、キャプチャされ、処理され、又はさもなくば配送網内で取扱いされるとき、アイテムは、データウェアハウス110又はBIモジュール132においてアイテムのカテゴリと関連付けられ得る。BIモジュール132は、所与の地理的エリアにおいてどんなタイプのアイテムが受領者に配達されるかについての、収集され又は編集されたデータを提供することができる。いくつかの実施形態では、BIモジュール132は、アイテムカテゴリを使用することなく、小売商人又は差出人のIDに基づいてアイテムタイプ情報を編集する。
いくつかの実施形態では、バルク郵送者は、アイテムが配送網を移動する際にエンコードされた又はアイテムから読出し可能な固有の郵送者IDを有するか、又はそれを割り当て得る。よって、BIモジュール132は、郵送者又は運送者IDに基づいて広告、カタログ、雑誌、又は他の郵便物を識別することができる。いくつかの実施形態では、配送網は、配送網に提供された差出人の集荷目録情報からアイテム識別情報を受信する。このようにして、BIモジュール132又はリアルタイム追跡システム100は、特定の地理的エリアに配達されるアイテムのID、広告のタイプ、カタログのタイプなどを追跡することができる。
BIモジュール132は、配送網内の受領者に配達されるアイテム又はアイテムのタイプを識別することにより、特定の受領者又は受領者のグループの購買の好み、興味、及び習慣に関する価値ある情報を編集することができる。例えば、BIモジュール132は、データウェアハウス110からアイテム情報及び宛先情報を受信する。BIモジュール132は、処理、操作、編集の仕方についての命令を含み、又は受信した情報を評価する。BIモジュール132は、例えば、アイテムの金銭価値、アイテム配達の頻度、又は他の任意の所望のカテゴリに従って、種々の異なる方法にてアイテムを分類することができる。BIモジュール132は、受領者又は受領者のグループにより受信されたアイテムのタイプ又は価値に基づいて、受領者又は受領者のグループの相対的な所得レベルを推定することができる。例えば、特定の地理的エリアが、高額アイテムとして分類されているアイテムを受信すると、BIモジュール132は、これらのカテゴリに基づいて所得レベル又は購買の好みを推定することができる。地理的エリアが、他のエリアより高い頻度で高級店からのカタログを予約購読しているならば、BIモジュール132は、該カタログに基づいて所得レベル又は購買の好みを推定することができる。これらは単なる例であり、当業者ならば、本開示により、配送アイテムのIDが分析されて、アイテムが配達される地理的エリアのトレンドや特徴を決めることができることを理解するであろう。
BIモジュール132は、概要レベルの情報を編集し提供することができる。プライバシー問題が、個々の受領者により受信されたアイテムのIDを要求する場合、配送網は、限定された地理的エリアに基づいた情報を編集又は収集することができる。さらに、プライバシー問題が包含されている場合、BIモジュール132は、特定の受領者に送られた特定のアイテムを識別することによるよりもむしろ、アイテムのカテゴリ又はタイプに基づいて、情報を編集又は収集することができる。BIモジュール132は、特定アイテムの受領者が個人的に識別できないように、データ、トレンド、及び他の任意の情報を提供するように構成され得る。例えば、BIモジュール132は、受領者のグループに対して、アイテム配達に関する情報を編集することができる。郵便サービスの文脈では、受領者のグループは、ブロックレベルにてグループ化され得る。ブロックは、地理的に限定されたブロックに従うことができるか、又は受領者のグループとして規定され得る。いくつかのブロックが、地域内でいっしょに編集され得る。いくつかの実施形態では、地域は、百から数千の個々の受領者を含むことができる。BIモジュール132は、ブロック若しくは地域、又は他の任意の所望の地理的エリアについてデータを編集することができる。いくつかの実施形態では、BIモジュール132は、予約購読者、利用者、又はリアルタイム追跡システム100又は配送網により提供される製品又はサービスをサポートする他の利害関係者に提供され得るデータを提供する。
いくつかの実施形態では、リアルタイム追跡システム100は、雑誌又はカタログが配送網を通って移動するとき、その雑誌又はカタログを識別する。BIモジュール132は、差出人、郵送者又は運送者ID、並びに雑誌及びカタログの配達宛先に基づいて特定の受領者又は受領者グループにどの雑誌又はカタログが提供されるかを特定することができる。よって、雑誌又はカタログのID及び宛先に基づいて、配送網は、データウェアハウス110及び/又はBIモジュール132を介して、受領した雑誌及び/又はカタログのタイプに基づいて受領者又は受領者グループの特徴を推定することができる。このデータは、多くの文脈において有効であり得る。例えば、BIモジュール132は、特定のブロック、近所、又は地域が、同じ都市における別のブロック又は近所よりも高い率でスポーツ雑誌を予約購読していることを識別することができる。また、スポーツと密接な関係を持っている郵送者、小売商人、広告主、又は他のエンティティは、広告、宣伝、又は他の機会を、スポーツファンの割合がより高い地理的エリアに適合するように変えることができる。当業者は、本明細書に記載のものに加えて、BIモジュール132が、多くの異なるエリアにおいて人工統計又は他の情報を推定又は認識することができることを理解するであろう。
別の例では、BIモジュール132は、別のブロックよりも多くのパッケージをオンライン小売商人から受領するブロックなどの地理的エリアを、識別することができる。このことは、より多くのパッケージを受領するブロックが、別の地理的エリアよりも電子商取引及びオンラインショッピングに関与していることを示しているかもしれない。また、電子商取引の代理店又はオンライン小売商人は、広告の配送、提供、又は宣伝をオンラインショッピングに対して好みを示しているエリアに適合するように変更することができる。
BIモジュール132は、より多くの幼児又は子供関連カテゴリのアイテムを受領するブロックを特定することができる。また、配送網は、この情報を、おもちゃや他の子供関連のアイテムの小売商人に提供することができる。
別の例として、ビデオゲームコンソール又はプラットフォームなどの期待の大きい新しい電子製品がリリースされると、ビデオゲームメーカは、どの地理的エリアがビデオゲームコンソール又はプラットフォームをより高い密度で受領しているかについての情報を提供するように、配送網に要求することができる。この情報を有すると、ビデオゲームメーカは、関連の提供又は広告を、ビデオゲームコンソールセットの配達が集中しているそれらのエリアに提供することができる。
上述したことは、配送網から編集された情報の使用についての単なる例である。これらは単なる例示であり、本開示の範囲を限定する意図はない。さらに、これらの例ではブロックを地理的エリアとしているが、本明細書に用いられている地理的エリアの範囲を限定するものではない。さらに、ブロックなる用語は、都市の文脈において一般に理解されているブロックを必ずしも意味していない。ブロックなる用語は、アイテムの複数の受領者を組み入れる任意の地理的エリアを意味することができる。
BIモジュール132は、データウェアハウス110から、履歴配達情報及びトレンドなどのような記憶されたアイテムID及び関連を使用することができる。この情報の価値は、作業員の割当てなど運転効率を提供することができ、また新しい製品及びサービスをサポートすることができる。いくつかの実施形態では、配送網は、スナップショット又はリアルタイム情報を使用して情報を編集することができる。
BIモジュール132は、要求され次第、ID及び宛先の基準を満たす配送網内に現在あるアイテムのすべてを評価することができる。例えば、食糧雑貨店は、時間に敏感な又は制限時間のある提供又は宣伝を行うことができる。食糧雑貨店は、配送網内に現在あるアイテムの識別情報について配送網から情報を要求することができる。このようにして、時間に敏感な又は制限時間のある提供は、時間に敏感な又は制限時間のある提供に関係した又は関連付けられたアイテムを受領するように現在スケジュール化されている者に向けられ得る。いくつかの実施形態では、制限時間のある提供は、特定の受領者に配達される郵便物などの物理的なアイテムとし得る。いくつかの実施形態では、制限時間のある提供は、デジタル通信、電話、又は時間に敏感な又は制限時間のある提供に関連付けられたアイテムを受領するように現在スケジュール化されている者に向けられ得る他の補助通信を介して、受領者に伝達され得る。
BIモジュール132は、配送網内の種々の地点又はレベルにてアイテム識別子を分析することができる。BIモジュール132は、配送網への受入れの地点にてアイテムを識別し、受領し次第、アイテムのID又はアイテムカテゴリを中央メモリに送信することができる。いくつかの実施形態では、BIモジュール132は、地域の又は集中化された配送ハブにてアイテムのIDを決定することができる。いくつかの実施形態では、配送網は、単位配送レベルにて、すなわち配達の地点の近くの配送施設にて、アイテムを識別する。よって、BIモジュール132は、複数のレベルにてアイテムID又はタイプを提供することができ、又はBIモジュール132は、規定された地理的エリアのID又はタイプ情報を中央プロセッサにて集め、ローカルの、地域の、国の、又はグローバルな情報を提供することができる。
BIモジュール132は、ポータルを含むことができ、該ポータルを通して、地域レベル情報、又は細分性の任意のレベルの情報に興味のある第三者は、ブロック、地域、又は他の地理的エリアに関する特定のデータを提供するように配送網に要求することができる。特定の要求を受信すると、BIモジュール132は、記憶されたアイテムID及び関連付けられた受領者情報を評価又は分析し、トレンドを識別し、特定タイプのアイテムの濃度を識別し、地域又は地域グループ間など別々の地理的エリア間の比較を実行し、特定の要求に対応することができる。例えば、車の販売店は、都市又は大都市エリアのうちどのエリアが車の所有率がより高いか、又はどのエリアが特定の型の車を運転する傾向が高いかを知ることを欲し得る。車の販売店は、ポータル140を介してBIモジュール132にアクセスし、この情報を探すか又は要求することができる。また、配送網は、都市又は大都市エリア内で受領者に配達されるアイテムのID又は発送元を評価することができる。配送網は、例えば、車の支払通知、修理工場通信、車の広告、車部品店又は自動車関連小売商人から配達された小包、及び他の自動車関連のアイテムなどのアイテムを識別することができる。配送網は、この情報を編集し、特定の要求に対する返答を車販売店に提供することができる。いくつかの実施形態では、配送網は、要求者が配送網を通して自身でデータをサーチすることを可能にするような中立的な「サンドボックス」環境下で、匿名扱いされた又は認識されていないブロック又は地域レベル情報に対して要求者がアクセスするようにできる。
いくつかの実施形態では、BIモジュール132は、アイテムID又は差出人ID以外のデータソースから受信した情報を編集する。例えば、BIモジュール132は、留守により、居住者の要求により、又は他の様々な理由により、どの住宅又は会社が配達物を受領していないかを特定する情報を受信することができる。配送網は、住宅の空き、会社の空きに関する情報を、そのような情報に興味のある代理店に提供することができる。履歴及び現在の空き率を評価することにより、BIモジュール132は、空きトレンドを提供することができる。同様に、住所又は宛先の履歴数を評価して、(新たな建築、ゾーニング、又は他の要因に起因した)特定の地理的エリアにおける配達住所又は宛先の増加を比較することにより、配送網は、拡大する住宅エリア及び/又は商業エリアのトレンドを特定することができる。よって、米国郵便サービスの場合、配送網は、ブロック、地域、州、地方、ゾーン、ZIPコード、配送エリア、地方又は国レベル、又は他の任意の所望のエリアについて人口増加又は減少、又は他の人口統計におけるトレンドを特定することができる。
住宅及び商業の空き又は占有率は、政府機関、公益事業、民間小売商人、及びブロック、地域、又は他のレベルにて人口トレンドを知ることに価値を得ることができる他の者にとって有益となり得る。例えば、公益事業は、ブロック又は地域にインフラを拡張することを欲し得る。地域の占有又は人口がどのように変化しているかを知ることにより、公共事業は、よりよいインフォームド決定を行うことができる。別の例として、民間小売商人は、別の店又は施設を拡張又は建築することを欲するかもしれない。民間小売商人は、特定の都市、大都市エリア、州などにおいて最も速く成長又は縮小している地域に関して、BIモジュール132からの情報を、「サンドボックス」アプリケーションを介して、又は何か別のインタフェースを介して要求及び/又は取得することができるかもしれない。この情報により、民間小売商人は、最も急速に成長しているサイトにおける商用サイトの拡張及び/又は新たな建設にその力を傾注することができる。
BIモジュール132のこれらの典型的な機能はまた、本開示の範囲を逸脱することなく、例えば機能モジュール120又はアプリケーションモジュール130などのリアルタイム追跡システム100の他の任意の部分により実行され得る。
上記説明では、本明細書に開示されたシステム、装置、及び方法の特定の実施形態を詳細に述べている。しかしながら、上記記載がいかに詳細に本文に示されていようとも、システム、装置、及び方法を多くの仕方で実施し得ることが理解されるであろう。上記でも述べたように、本発明の特定の特徴又は態様を説明するときの特定の用語の使用は、該用語が本明細書において再定義され限定され、該用語が関連付けられた技術の特徴又は態様の任意の特定の特徴を含むように限定されることを意味するものではないことに留意すべきである。
技術は、多数の他の汎用又は専用のコンピューティングシステム環境又は構成とともに動作可能である。本発明による使用に適し得る周知のコンピューティングシステム、環境、及び/又は構成の例は、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルド又はラップトップ装置、マルチプロセッサシステム、マイクロプロセッサベースのシステム、プログラム可能な家庭用電化製品、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、上記システム又は装置のいずれかを含む分散コンピューティング環境、等を含むが、これに限定されない。本明細書で用いられているように、システム、サーバ、及びモジュールなる用語は、ソフトウェアアプリケーション、コンピュータ、ネットワーク装置、データベース、又は所望の機能を実行できる他のハードウェア若しくはソフトウェアを示し得る。サーバ、システム、及びモジュールは、スタンドアローンのコンピュータ、ネットワーク化されたコンピュータ上で実装され得るか、又はリアルタイム追跡システム100の他の部分上で実装され得る。コンポーネント、サーバ、モジュール、又はシステムの説明は、コンポーネントをそれらに限定するものではない。
本明細書において使用される場合、命令は、システムにおいて情報を処理するための、コンピュータで実現されるステップのことを言う。命令は、ソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて実現されることができ、システムのコンポーネントによって請け負われる任意のタイプのプログラムされたステップを含み得る。
マイクロプロセッサは、Pentium(登録商標)プロセッサ、Pentium(登録商標)Proプロセッサ、8051プロセッサ、MIPS(登録商標)プロセッサ、Power PC(登録商標)プロセッサ、又はAlpha(登録商標)プロセッサといった、任意の従来の汎用の単一チップの又はマルチチップのマイクロプロセッサであり得る。加えて、マイクロプロセッサは、デジタルシグナルプロセッサ又はグラフィックスプロセッサといった、任意の従来の専用マイクロプロセッサであり得る。マイクロプロセッサは典型的に、従来のアドレス線、従来のデータ線、及び1つ以上の従来の制御線を有する。
システムは、Linux(登録商標)、UNIX(登録商標)、又はMicrosoft Windows(登録商標)といったさまざまなオペレーティングシステムと接続されて使用され得る。
システム制御は、C、C++、BASIC、Pascal、又はJavaといった任意の従来のプログラミング言語で書かれることができ、従来のオペレーティングシステムの下で実行され得る。C、C++、BASIC、Pascal、Java、及びFORTRANは、実行可能なコードを作成するために多くの商用コンパイラが使用され得る業界標準プログラミング言語である。システム制御はまた、Perl、Python、又はRubyといったインタープリタ型言語を使用して書かれ得る。
また、当業者は、本明細書に開示された実施形態に関連して記載された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータ読取り可能な媒体に記憶されかつプロセッサにより実行可能なソフトウェア、又はその両方の組合せとして実装され得ることを認めるであろう。ハードウェアとソフトウェアのこの交換可能性を明確に説明するために、種々の例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、一般的にそれらの機能の点から上記において説明されている。これらの機能がハードウェアとして実装されるか又はソフトウェアとして実装されるかは、特定の用途及びシステム全体に課された設計制限に依存する。当業者は、上記記載された機能を特定の各用途に応じて異なる方法で実装することができるが、このような実施形態の決定は、本発明の範囲から逸脱するものとして解釈されるべきではない。
本明細書に開示された実施形態に関連して記載された種々の例示的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)又は他のプログラマブル論理装置、個別ゲート又はトランジスタロジック、個別ハードウェアコンポーネント、又は本明細書に記載の機能を実行するよう設計された、それらの任意の組合せにより、実装又は実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとし得るが、代わりに、プロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、又は状態機械とし得る。プロセッサはまた、コンピューティング装置の組合せとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1以上のマイクロプロセッサ、又はこのような他の任意の構成として実装され得る。
ソフトウェアに実装されるならば、該機能は、コンピュータ読取り可能な媒体上の1以上の命令又はコードとして記憶又は送信され得る。本明細書に開示された方法又はアルゴリズムのステップは、コンピュータ読取り可能な媒体上に存在し得るプロセッサ実行可能なソフトウェアモジュールにて実行することができる。コンピュータ読取り可能な媒体は、コンピュータプログラムを1つの場所から別の場所に転送可能にする任意の媒体を含めて、コンピュータ記憶媒体と通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによりアクセスできる任意の利用可能な媒体とし得る。例として、限定するものではないが、このようなコンピュータ読取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM若しくは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は所望のプログラムコードを命令若しくはデータ構造の形式で記憶するのに使用できかつコンピュータによりアクセスできる他の任意の媒体を含むことができる。また、任意の接続が、コンピュータ読取り可能な媒体と適当に称され得る。本明細書で用いられているディスクは、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピーディスク、及びブルーレイディスクを含む。ここで、フロッピーディスクは、通常、データを磁気的に再生し、他のディスクはデータをレーザにより光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取り可能な媒体の範囲に含まれるべきである。さらに、方法又はアルゴリズムのオペレーションは、コンピュータプログラム製品に組み込み得る機械読取り可能な媒体及びコンピュータ読取り可能な媒体上の1つ又は任意の組み合わせ又は1組のコード及び命令として存在することができる。
上記説明は、本明細書に開示されたシステム、装置、及び方法の、ある特定の実施形態を詳述している。しかしながら、上述したものが文中でどれほど詳細なものに見えようと、システム、デバイス、及び方法が多くの手法で実現され得ることが理解されるだろう。また上述したように、本発明のある特定の特徴又は態様を説明する際の特定の専門用語の使用は、その専門用語が関連づけられた技術の特徴又は態様の任意の特定の特性を含むことに限定されるように、専門用語が本明細書において再定義されている、ということを暗に示しているとみなされるべきではないことが注意されるべきである。
さまざまな変更及び変形が説明された技術の範囲から逸脱せずに行われ得ることが当業者によって理解されるだろう。そのような変更及び変形は、実施形態の範囲内に含まれるように意図される。一実施形態に含まれたパーツが他の実施形態と置き換え可能であること、示された実施形態からの1つ以上のパーツが任意の組み合わせで、示された他の実施形態とともに含まれ得ることもまた、当業者によって理解されるだろう。たとえば、本明細書に説明された及び/又は図面に示されたさまざまなコンポーネントのいずれかは、組み合わせられ、置き換えられ、又は他の実施形態から排除され得る。
本明細書におけるおおむね任意の複数形及び/又は単数形の用語の使用に関し、当業者は、文脈及び/又は応用例に応じて、複数形から単数形に、及び/又は単数形から複数形に、翻訳することができる。さまざまな単数形/複数形の交換が、明確性のために本明細書において特に説明され得る。
一般に、本明細書において使用される用語が一般的に、「オープン」な用語として意図されることが、当業者によって理解されるだろう(たとえば、「含む(including)」という用語は、「含むが、限定されない」と解釈されるべきであり、「有する(having)」という用語は、「少なくとも〜を有する」と解釈されるべきであり、「含む(includes)」という用語は、「含むが、限定されない」と解釈されるべきである、といった具合である)。特定の数の前置きをつけられた請求項の記載が意図される場合、そのような意図は請求項において明示的に記載されること、そのような記載がない場合にはそのような意図が存在しないことが、当業者によってさらに理解されるだろう。たとえば、理解の補助として、以下の添付の請求項は、請求項の記載に前置きをつけるために、「少なくとも1つの」及び「1つ以上の」という前置きの句の使用を含み得る。しかしながら、そのような句の使用は、「a」又は「an」といった不定冠詞による請求項の記載の前置きが、そのような前置きをつけられた請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、たとえ同一の請求項が「1つ以上の」又は「少なくとも1つの」といった序詞の句及び「a」又は「an」といった不定冠詞を含む場合であっても、そのような1つの記載のみを含む実施形態に限定する、ということを暗に示すものと解釈されるべきではない(たとえば、「a」及び/又は「an」は典型的に、「少なくとも1つの」又は「1つ以上の」を意味するものと解釈されるべきである)。請求項の記載に前置きをつけるために使用された定冠詞の使用についても同じことが言える。加えて、たとえ特定の数の前置きをつけられた請求項の記載が明示的に記載されていたとしても、当業者は、そのような記載が典型的に少なくとも記載された数を意味するものと解釈されるべきであることを認識するだろう(たとえば、他の修飾語のない「2つの記載」というただそれだけの記載は典型的に、少なくとも2つの記載、又は2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、B、及びC、等の少なくとも1つ」といった慣例が使用される例において、一般にそのような構文は、当業者がその慣例を理解するであろう意味で意図される(たとえば、「A、B、及びCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを、Bのみを、Cのみを、A及びBを共に、A及びCを共に、B及びCを共に、及び/又はA、B、及びCを共に有する、といったシステムを含むが、これに限定されないだろう)。「A、B、又はC、等の少なくとも1つ」といった慣例が使用される例では、一般にそのような構文は、当業者がその慣例を理解するであろう意味で意図される(たとえば、「A、B、又はCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみを、Bのみを、Cのみを、A及びBを共に、A及びCを共に、B及びCを共に、及び/又はA、B、及びCを共に有する、といったシステムを含むが、これに限定されないだろう)。2つ以上の代替の用語を提示するほとんど任意の離接的な語及び/又は句は、明細書においても、請求項においても、又は図面においても、用語の1つ、用語のいずれか、又は両方の用語を含む可能性を意図するように理解されるべきである、ということが当業者によってさらに理解されるだろう。たとえば、「A又はB」という句は、「A」又は「B」又は「A及びB」の可能性を含むものと理解されるだろう。
本明細書において引用されたすべての参考文献は、それらの全内容が参照により本明細書に組み込まれる。参照により組み込まれた刊行物及び特許又は特許出願明細書が本明細書に含まれた開示と矛盾する限りにおいて、本明細書は、任意のそのような矛盾のある材料に、取って代わり、及び/又は、優先するように意図される。
本明細書において使用される「備える」という用語は、「含む」、「包含する」、又は「〜ことを特徴とする」と同義であり、包括的又はオープンエンドであり、追加の記載されていない要素又は方法のステップを排除しない。
本明細書及び請求項において使用される原料の量、反応条件、等を表すすべての数は、すべての例において「およそ」という用語によって修飾されるものとして理解されるべきである。したがって、そうでないと示されていない限り、本明細書及び添付の請求項において説明される数字のパラメータは、本発明によって得られようとする所望の特性に依存して異なり得る近似値である。最低限でも、そして均等物の原則の応用例を請求項の範囲に限定しようとする試みとしてではなく、各々の数字のパラメータは、有効桁の数字及び一般的な丸めのアプローチを考慮して解釈されるべきである。
上記説明は、本発明のいくつかの方法及び材料を開示する。本発明は、方法及び材料の変更ならびに製造方法及び設備の改変を許容する。そのような変更は、本開示の考慮又は本明細書に開示された発明の実施から当業者に明らかになるだろう。したがって、本発明が本明細書に開示された特定の実施形態に限定されることは意図されないが、本発明が添付の請求項において具体化された本発明の真の範囲及び精神内に入るすべての変更及び代替例をカバーすることが意図される。



  1. 中央プロセッサと通信するデータリポジトリであって、前記中央プロセッサは該データリポジトリへの入出力を制御する前記データリポジトリと、
    前記データリポジトリと通信する複数のアイテム処理装置であって、前記各アイテム処理装置が、
    前記アイテム処理装置で処理されているアイテム上のコンピュータ読取り可能コードをスキャンしてスキャンデータを生成するよう構成されたスキャナ、及び
    前記データリポジトリの前記中央プロセッサと通信し、リアルタイムで前記データリポジトリに記憶するために前記スキャンデータを前記中央プロセッサに与えるよう構成された通信モジュール、を含む前記複数のアイテム処理装置と、
    前記中央プロセッサと通信する少なくとも1つのモジュールであって、リアルタイムで前記データリポジトリから前記スキャンデータを要求し、受信し、操作し、及び前記操作したスキャンデータに基づいてリアルタイムで情報を生成するよう構成された前記少なくとも1つのモジュールと、
    前記少なくとも1つのモジュールと通信するインタフェースであって、前記生成した情報にリアルタイムでアクセスするよう構成された前記インタフェースと、
    を備えたアイテムのリアルタイム追跡システム。

  2. 前記スキャンデータは、前記コンピュータ読取り可能コードを示す情報と前記スキャナを示す情報とを含む、請求項1に記載のシステム。

  3. 前記スキャナを示す前記情報は、スキャナタイプ、スキャナ位置、及びスキャン時間を含む、請求項2に記載のシステム。

  4. 前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータに基づいて施設でのアイテムのリアルタイム又は略リアルタイムのインベントリを生成するよう構成されたインベントリモジュールを含む、請求項1に記載のシステム。

  5. 前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータに基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む、請求項1に記載のシステム。

  6. 前記データリポジトリは、複数の配送網システムと通信し、前記複数の配送網システムは、網情報を前記データリポジトリに提供するよう構成されている、請求項1に記載のシステム。

  7. 前記複数の配送網システムは、輸送リソース利用情報を提供するよう構成された輸送情報システムを含む、請求項6に記載のシステム。

  8. 前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータ及び前記輸送リソース利用情報に基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む、請求項7に記載のシステム。

  9. 前記複数の配送網システムは、アイテム処理設備情報を提供するよう構成されたアイテム処理設備システムを含む、請求項7に記載のシステム。

  10. 前記少なくとも1つのモジュールは、前記受信したスキャンデータ及び前記アイテム処理設備情報に基づいて施設でのアイテムの予想されるインベントリを生成するよう構成された予測仕事量モジュールを含む、請求項9に記載のシステム。

  11. 前記少なくとも1つのモジュールは、前記スキャンデータに基づいてサービス品質を分析するよう構成された品質測定モジュールである、請求項1に記載のシステム。

  12. 前記操作したスキャンデータに基づいて前記スキャンデータ又は前記生成した情報へのアクセスを利用者に提供するよう構成されたアクセスポータルをさらに含む、請求項1に記載のシステム。

  13. 前記アクセスポータルは、特定の利用者に関連付けられたアイテムからのスキャンデータに選択的にアクセス可能にするよう構成されている、請求項12に記載のシステム。

  14. 前記複数のアイテム上のコンピュータ読取り可能な識別子から生成された前記複数のアイテムのスキャンデータを受信し、
    前記スキャンデータをデータリポジトリに記憶し、
    プロセッサを用いて前記データリポジトリに記憶されたスキャンデータを操作してリアルタイム又は略リアルタイムでアイテム情報を生成し、及び
    前記生成したアイテム情報を伝達する、
    ことを含む、複数のアイテムを追跡する方法。

  15. 前記スキャンデータは、前記スキャンデータを生成するために用いられるスキャナを示す情報を含む、請求項14に記載の方法。

  16. 前記スキャナを示す前記情報は、スキャナタイプ、スキャナ位置、及びスキャン時間を含む、請求項15に記載の方法。

  17. 前記生成したアイテム情報は、施設でのアイテムのリアルタイムのインベントリを含む、請求項14に記載の方法。

  18. 前記生成したアイテム情報は、施設でのアイテムの予想されるインベントリを含む、請求項14に記載の方法。

  19. 前記アイテムの予想されるインベントリに基づいて前記施設の予測仕事量を生成することをさらに含む、請求項18に記載の方法。

  20. 複数のアイテムを追跡するシステムであって、
    前記複数のアイテム上のコンピュータ読取り可能な識別子から生成された前記複数のアイテムのスキャンデータを受信するための手段と、
    前記スキャンデータをデータリポジトリに記憶するための手段と、
    プロセッサを用いて、前記データリポジトリに記憶されたスキャンデータを操作してリアルタイム又は略リアルタイムでアイテム情報を生成するための手段と、
    前記生成したアイテム情報を伝達するための手段と、
    を含む前記複数のアイテムを追跡するシステム。

 

 

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