ニッケル鉄電池

 

密閉式セル間接続を有するセルを有するモノブロックハウジングを用いるニッケル鉄電池。セル間接続は、セル間の流体移動を防ぐために、圧縮グロメットを用いる。各セルは、電荷を発生させ、必要に応じて直列または並列に接続することができる。セルは、高効率、高スループットおよび極めて低い電池コストをもたらす製造工程を可能にする電極板を用いる。セルのアノード組成物は、カソードの利用性を向上させることにより、カソード物質の使用量低減および製造費用の低下をもたらすために鉄粉を有する。
【選択図】図1

 

 

関連出願の相互参照
本出願は、2013年6月20日に出願された特許文献1および2014年6月18日に出願された特許文献2の優先権を主張するものであり、両出願の全体を参照により本明細書に援用する。
本開示は、電池に関する。より詳細には、本開示は、ニッケル鉄モノブロック電池を扱う。
本項の記述は、本開示に関連する背景情報を提供するにすぎない。したがって、当該記述は、先行技術の自認を構成するものではない。
ニッケル鉄電池は、堅固で、乱用時の耐久性があり、大規模用途にも安全である。他の電池に比べ、極めて長いカレンダー寿命およびサイクル寿命を有することが知られている。ニッケル鉄電池は、あらゆる他の電池化学作用と比較して、深い放電および過充電での高電圧の複数セル使用における電気的乱用に対する耐久性が極めて優れているため、繰り返し用途にて、再生可能エネルギーならびにフォークリフトおよび機関車推進用の牽引力のための主補助電源として良好に機能する。
米国仮通常出願第61/837209号 米国非仮通常出願第14/308441号
一実施形態において、本開示のニッケル鉄電池は、1つまたは複数のセルに仕切る隔壁を有するハウジングを含み、セルがセル間接続を用いて接続され、さらに、それぞれのセルが、複数の正極板であって、それぞれの正極板が、複数の正極ペレットを収める多孔集電体および正極集電体タブから構成される正極板;複数の負極板であって、それぞれの負極板が、複数の負極ペレットを収める多孔集電体および負極集電体タブから構成される負極板;正極板と負極板との間に配置されたセパレータ;ならびにセルを統合アセンブリに保持するように構成された複数のバンドを含み、当該ハウジング内に配置された電解質を含む。
ハウジングは、上述した他の電池要素を収容することができる。ハウジング構造材料は、プラスチック、プラスチック被覆金属またはアルカリ電解質に適合する任意の他の材料であり得る。
セル間接続は、鋼鉄、ニッケル、ニッケルめっき鋼などの導電性である構造材料を有し得る。セル間接続は、金属圧着、リベット、ナットおよびボルト、溶接などを用いる固着方法を有し得る。
正極板は、ニッケルめっき鋼などである構造材料を有し得る。1つまたは複数のペレットを含み得る。
多孔集電体は、鋼鉄、ニッケル、ニッケルめっき鋼などの導電性である構造材料を有し得る。
正極ペレットは、水酸化ニッケル、酸化マンガンなどである構造材料を有し得る。
正極集電体は、ニッケル、ニッケルめっき鋼などである構造材料を有し得る。
負極ペレットは、酸化鉄などである構造材料を有し得る。
負極集電体は、ニッケル、ニッケルめっき鋼などである構造材料を有し得る。
セパレータは、繊維もしくは不織布のナイロン、ポリプロピレンまたはアルカリ電解質に適合する任意の他の材料である構造材料を有し得る。
バンドは、ポリプロピレンプラスチックなどの構造材料を有し得る。
電解質は、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化リチウムなどを含有する溶液であり得る。
本発明の範囲は、特許請求の範囲で定義され、当該特許請求は参照により本項に組み込まれる。以下の1つまたは複数の実施形態についての詳細な説明を検討することで、本開示に関する実施形態のより完全な理解およびさらなる利点の実現が当業者にもたらされるであろう。まず簡単に説明される添付の図面について言及する。
本発明の方法およびシステムを例示する添付の図面を参照することで、上記に概要を示した本発明の主な特徴についての明瞭な理解が得られるであろう。ただし、当該図面が本発明の好ましい実施形態を示すものであり、本発明により企図が可能な他の実施形態に関して、その範囲を限定するものとみなされないことは理解されるであろう。
内部にセル間接続を有するモノブロックニッケル鉄電池のハウジング設計の断面図である。 圧着させたセル間接続の断面図である。 圧着させたセル間接続の拡大断面図である。 圧着させたセル間接続の断面展開図である。 穿孔領域および非穿孔領域を有する電極板を示す。 電極板の分解斜視図である。 電極板の側面断面図である。 電極板の正面図である。 穿孔鋼板の片側ルーバ実施形態の断面図である。 穿孔鋼板の片側ルーバ実施形態の斜視図である。 穿孔鋼板の両側ルーバ実施形態の断面図である。 穿孔鋼板の両側ルーバ実施形態の斜視図である。 セルスタックの斜視図である。 セルスタックの断面図である。 折りたたみ式セパレータの断面図である。 代替のセルスタック実施形態を示す。 代替のセルスタック実施形態の断面図である。 代替の折りたたみ式セパレータ実施形態の断面図である。 鉄粉の事前添加なしのアノード性能を示す。 鉄粉の事前添加ありのアノード性能を示す。 鉄粉の添加ありおよび添加なしの両方におけるニッケル鉄セル性能の比較を示す。
以下の本発明の詳細な説明は、本質的に例示にすぎず、本発明または本発明の適用および使用を限定するものではない。さらに、上記の本発明の背景または以下の本発明の詳細な説明において記載するいかなる理論にも拘束されるものではない。
他の電池技術に優る多数の性能上の利点があるが、ニッケル鉄電池は、極板製造工程が極めて複雑であり、そのため、製造コストが極めて高い。
本開示は、上述した製造上の限界を克服しつつ、記載の利点を活用する新規かつ非自明のニッケル鉄電池について記載する。ニッケル鉄電池に関する本開示の発明は、3つの異なる領域にて、現況技術に優る改善点がある。すなわち、1)密閉式セル間接続を備える、高電圧のニッケル鉄モノブロック設計;2)高効率、高スループットおよび極めて低い電池コストをもたらす電極板設計法および製造工程;ならびに3)カソードの利用性を向上させることにより、カソード物質の使用量低減および製造費用の低下をもたらすために鉄粉を有するアノード組成物である。
現況技術のニッケル鉄電池は、カソード;アノード;セパレータ;電解質;およびハウジングを含む。
本開示は、図1に示すように、内部にセル間接続を有する、ニッケル鉄電池のモノブロックハウジング設計を提供する。本モノブロック設計は、電池内に密閉式セル間接続を備える。
本モノブロック設計では、電力要件に応じて、電池電圧を1Vから6V、12V、48Vまたはそれ以上に設定することができる。モノブロックニッケル鉄の利点には、下記の表1に示す通り、電池のエネルギー密度が高いこと、物質消費量が小さいこと、これにより製造費用が低いことが挙げられる。

信頼性の高いモノブロックニッケル鉄電池には、密閉式セル接続が必要とされる。アルカリ電解質は、導電性金属表面に沿って流れる傾向がある。本モノブロック設計の発明は、図2A、2Bおよび2Cに示す密閉式セル間接続について開示する。
本開示は、モノブロック電池における低費用の恒久的な密閉性セル間接続を提供する。セル間接続は、正極タブと負極タブの間のプラスチック製グロメットの圧縮を介して達成され、これによりグロメットがセル間隔壁中の穴の体積に適合することになる。セル間隔壁穴の内部でのグロメット材料の捕捉および圧縮により、液体電解質の通過を恒久的に密閉する静水圧がグロメット内に生じる(すなわち、液体が隔壁穴を通過しない)。また、本設計により、グロメットが完全に捕捉されて、グロメットにかかる静水圧を低減させ得る継続的な塑性クリープならびにグロメットと正極タブ突出部および/またはセル間隔壁との間の密閉性の損失が生じないため、長期間の密閉接続がもたらされる。
正極タブは、球放射状部分に囲まれた円筒形部分を有する成形突出部を有する。球状部分は、圧着の際に平らにされリベットヘッドに類似した「ヘッド」となる。この「ヘッド」は、アセンブリを圧縮状態に保持するアノードタブへのサポートを提供する。本実施形態における正極タブの材料は、ニッケルめっきが施された冷間圧延鋼である。使用することができる代替の材料には、ステンレス鋼およびニッケルまたは対象の化学作用に適合する任意の他の材料が挙げられる。
本実施形態におけるグロメットはフランジを有するが、フランジなしで作製し、同様の密閉特性を変わらずにもたらすようにしてもよい。本実施形態の材料はPTFEである。代替材料には、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリアミドまたは本用途に適した他のポリマーが挙げられる。
負極タブは、正極タブ成形突出部を受け、かつ成形正極タブ突出部の「ヘッド」を保持する大きさに形成された穴を有する。本実施形態において、負極タブは、球放射状部分に囲まれた円筒形部分を有する。この特徴は、負極タブの位置決めを補助するために、アセンブリ工程にて使用される。代替の実施形態では、この特徴をなくしてもよいし、特徴の種類を変えてもよい。
本開示は、正極タブ自体および負極タブ自体を用いることによって、密閉性の恒久的に封止されたセル間接続を提供する。可能な限り低価格のより簡易なアセンブリには追加の密封柱は必要とされない。
ニッケル鉄ポケット式極板電池向けの従来の設計は、電極板を製造するための製造工程が複雑なため、製造費用が極めて高い。ポケット式極板製造工程の従来技術では、個々の鋼鉄ストリップを形成、穴開けまたは穿孔し、次いで電極板に連結させる。これは、複雑で費用のかかる極板製造工程である。
対照的に、本開示のニッケル鉄電池は、単一構成要素中に特定の形状および寸法ならびに電極板ポケットを有する完全な電極板を形成することによって、高効率かつ高スループットの電極製造工程を提供する。図3に示すように、本電池は、電極板の寸法に適合する鋼鉄板を使用する。穿孔およびポケットは、水圧または機械的圧力によって複数の板に施すことができる。特定の形状および寸法を有する板の形成作業ならびに穿孔作業は、双方を同時に行うことができる。代替法では、同等の結果を有するすでに穿孔が施された板を使用することができる。すでに穿孔された鋼鉄板は、エキスパンドメタル剪断プレスまたは回転成形ダイにより製造されたエキスパンドメタルを含み得る。図3は、電極ポケット402を構成する各穿孔部分301の間に非穿孔部分302を示すが、連続的な穿孔パターンを有する代替の実施形態も可能である。
電極板は、複数の電極ペレットおよび集電体である穿孔鋼鉄板から構成される。図4Aおよび図4Bに示す、複数の電極ポケット402を有する2つの個別の穿孔鋼板要素および電極ペレット404は、高効率で高スループットの費用対効果の高いアセンブリによる堅固な電極製造工程をもたらすことができる。この構造体は、クリンチング、抵抗溶接などを含めた複数の製造方法によって接合することができる。集電体サイドレール405および集電体タブ403が最終工程として加えられる。集電体401、集電体サイドレール405および集電体タブ403は、本実施形態では、抵抗溶接によって接合される。別の実施形態において、接合工程を機械的クリンチング法によって行うこともできる。
正極板および負極板の双方のアセンブリは、電極ペレットの化学的組成および集電体材料の穿孔の点を除き、類似している。図4A、図4Bおよび図4Cに示す実施形態において、複数の電極ペレット404が、集電体401に形成された電極ポケット402中に収容される。
一実施形態において、カソード極板集電体の穿孔開口部の寸法は、高さ40〜60ミクロン×幅0.30〜0.50mmであるが、これらの寸法の許容範囲は、高さ20〜200ミクロン×幅0.10〜4.00mmである。
一実施形態において、孔表面あたりの開口部の総面積をカソードペレットの主要面の表面積で除算したものとして定義される、開口領域の割合は、5〜7%であるが、許容範囲は2〜20%である。
一実施形態において、アノード極板集電体の穿孔開口部の寸法は、高さ120〜150ミクロン×幅1.00〜2.00mmであるが、これらの寸法の許容範囲は、高さ20〜200ミクロン×幅0.10〜4.00mmである。
一実施形態において、孔表面あたりの開口部の総面積をアノードペレットの主要面の表面積で除算したものとして定義される、開口領域の割合は、5〜7%であるが、許容範囲は2〜20%である。
セルスタック600は、複数の電極板602、セパレータ601、導電性タブ604および圧縮バンド603から構成される。本実施形態では、セパレータ601材料が正極板606と負極板605の間に編み込まれるように配置される。本実施形態の場合、図6、7Aおよび7Bは、不織のスパンボンドナイロン材料で製造されるセパレータ材料を示すが、ポリプロピレン、ポリエチレンおよび対象の化学作用に適合する任意の他の材料などの代替の材料も用いることができる。
図8、9Aおよび9Bの代替のセルスタック実施形態800は、セパレータ材料の使用ではなく、電極板602の間の空隙に必要な電解質が入り込めるようにしながら、電極板602の間に必要な絶縁体をもたらすためのポリマーフレーム803の使用を示す。本代替実施形態の材料は、ポリプロピレンであるが、ポリアミド、ポリエチレンおよび対象の化学作用に適合する任意の他の材料などの代替の材料も用いることができる。さらに、複数のバンド603を使用して、効率的な導電性およびイオン伝導性のために必要である、代替のセルスタック実施形態800に圧力を加えることによって、代替のセルスタック実施形態800を締め付ける。本実施形態800において、バンド603はポリプロピレン製であるが、ゴム、ポリエチレンおよび対象の化学作用に適合する任意の他の材料などの代替の材料も用いることができる。
一実施形態において、セルスタックは、7枚の負極板および6枚の正極板を有する13枚の極板から構成される。電極板の総数は、セルの目的のアンペア時容量による。代替の実施形態は、セルの所要容量に応じた任意の数の電極板を有し得る。
鉄アノードの放電効率は、ニッケルカソードの放電効率ほどよくない。酸化鉄アノードのファラデー利用率は理論値の約30%であるが、水酸化ニッケルカソードのファラデー利用率は約100%である。電池放電容量が酸化鉄アノードによって制限されるため、最初の生成サイクル中に、相当量の高価な水酸化ニッケルが無駄になる。図10は、鉄粉の添加なしおよび添加ありのカソード放電深度を示す。セルの可逆容量は、鉄粉を添加すると、より大きくなる。
酸化鉄アノードに使用される鉄粉の好ましい量は、5%〜35%である。より好ましくは、10%〜20%である。鉄粉を用いる酸化鉄アノードの好ましい実施形態は、以下を含み得る。
マグネタイト酸化鉄粉 50%〜87.5%
硫黄 0.5%〜1%
グラファイト伝導体 5%〜10%
結合剤 2%〜4%
鉄粉 5%〜35%
鉄粉は、電気化学的に活性であり、したがって、酸化鉄アノードにおける効率損失を補填する放電容量をもたらすことができ、これによりカソード容量を完全に利用することができる。良好な放電効率のために好ましい鉄粉の粒径は、0.5〜5ミクロンであるが、より好ましくは1〜2ミクロンである。この方法により、十分に活用されていない水酸化ニッケルに比べて、電池エネルギーコストがより下がる。図11は、鉄粉の添加ありおよび添加なしのセル性能を示す。本開示における鉄粉には、アトマイズ鉄粉、カルボニル鉄粉、分散した炭素粉上に鉄化合物を液相から還元することによって合成した鉄粉−炭素複合体などを挙げることができる。これらの種類の鉄粉は極めて高い純度で製造することができ、充電中のガス発生の低下をもたらし、これにより高いサイクル効率をもたらすことができる。
図1は、内部にセル間接続を有するモノブロックニッケル鉄電池のハウジング設計の断面図である。セルスタック101、電槽102、電池蓋103、液口栓104、電池端子105およびセル間接続106が示されている。セル間接続106は、セルスタック101間の流体流れを防ぐように構成される。
図2Aは、圧着させたセル間接続200の断面図である。セル間隔壁201、負極タブ202、グロメット203、負極タブ204および圧着突出部205が示されている。グロメット203は、圧縮され、圧着させたセル間接続200を流体が通過しないように構成される。
図2Bは、圧着させたセル間接続200の拡大断面図である。セル間隔壁201、負極タブ202、グロメット203、正極タブ204および圧着突出部205が示されている。グロメット203は、圧縮され、圧着させたセル間接続200を流体が通過しないように構成される。
図2Cは、圧着させたセル間接続200の断面展開図である。セル間隔壁201、負極タブ202、グロメット203および正極タブ204が示されている。
図3は、穿孔領域301および非穿孔領域302を有する電極板を示す。また、穿孔領域301内の電極ポケット402を示す。
図4Aは、電極板の分解斜視図である。集電体401、電極ポケット402、集電体タブ403、電極ペレット404および集電体サイドレール405が示されている。
図4Bは、電極板の側面断面図である。集電体401、集電体タブ403、電極ペレット404および集電体サイドレール405が示されている。
図4Cは、電極板の正面図である。電極板の接合位置406が示されている。電極板は、接合位置406の間にポケット402が形成されるように対にされ、合わせられる。ポケットは電極ペレット404を保持する。
図5Aは、穿孔鋼板の片側ルーバ実施形態の断面図である。片側ルーバ501が示されている。片側ルーバ501は、単一の開口部がある半円錐の形状を有し得る。
図5Bは、穿孔鋼板の片側ルーバ実施形態の斜視図である。片側ルーバ501が示されている。片側ルーバ501は、単一の開口部がある半円錐の形状を有し得る。
図5Cは、穿孔鋼板の両側ルーバ実施形態の断面図である。両側ルーバ502が示されている。両側ルーバ502は、2つの開口部がある台形の形状を有し得る。
図5Dは、穿孔鋼板の両側ルーバ実施形態の斜視図である。両側ルーバ502が示されている。両側ルーバ502は、2つの開口部がある台形の形状を有し得る。
図6は、セルスタック600の斜視図である。セパレータ601、電極板602、バンド603および導電性タブ604が示されている。
図7Aは、セルスタックの断面図である。セパレータ601、負極板605、正極板606およびバンド603が示されている。
図7Bは、折りたたみ式セパレータの断面図である。負極板605、正極板606および折りたたみ式セパレータ701が示されている。
図8は、代替のセルスタック実施形態800を示す。ポリマーフレーム803、電極板602、バンド603および導電性タブ604が示されている。
図9Aは、代替のセルスタック実施形態の断面図である。ポリマーフレーム803、負極板605、正極板606およびバンド603が示されている。
図9Bは、代替の折りたたみ式セパレータ実施形態の断面図である。負極板605、正極板606およびポリマーフレーム803が示されている。
図10Aは、鉄粉の事前添加なしのアノード性能を示す。
図10Bは、鉄粉の事前添加ありのアノード性能を示す。
図11は、鉄粉の添加ありおよび添加なしの両方におけるニッケル鉄セル性能の比較を示す。
従来技術にて言及したすべての特許および公表物は、本発明が属する技術分野の当業者の水準を示すものである。すべての特許および公表物は、本開示と矛盾しない限り、それぞれ個々の公表物が参照により援用されることが明確にかつ個別に示された場合と同様に、参照により本明細書に援用される。
本発明について、例示的な実施形態を参照して説明してきたが、当業者には、本発明が開示したまたは例示した実施形態に限定されるものではなく、反対に、多数の他の修正、置換、変形および幅広い同等の構成も含むことが意図されていることが明らかであろう。



  1. ニッケル鉄電池であって、
    1つまたは複数のセルに仕切る隔壁を有するハウジングを含み、
    前記セルがセル間接続を用いて接続され、さらに、それぞれのセルが、
    複数の正極板であって、それぞれの正極板が、1つまたは複数の正極ペレットを収める多孔集電体および正極集電体タブから構成される正極板;
    複数の負極板であって、それぞれの負極板が、1つまたは複数の負極ペレットを収める多孔集電体および負極集電体タブから構成される負極板;
    前記正極板と前記負極板との間に配置されたセパレータ;ならびに
    前記セルを統合アセンブリに保持するように構成された複数のバンドを含み、
    前記ハウジング内に配置された電解質を含む、電池。

  2. 前記負極ペレットが、5重量%〜50重量%の鉄粉からなる酸化鉄アノードを含む、請求項1に記載の電池。

  3. 前記負極ペレットが、10重量%〜20重量%の鉄粉からなる酸化鉄アノードを含む、請求項1に記載の電池。

  4. 正極拡張タブおよび負極拡張タブをさらに含み、前記正極拡張タブが前記正極集電体タブに接続され、前記負極拡張タブが前記負極集電体タブに接続される、請求項1に記載の電池。

  5. 拡張タブと隣接セル間に存在するセル間隔壁との間を密閉するために圧縮されたプラスチック製グロメットを用いて、前記セル間接続が達成される、請求項4に記載の電池。

  6. 前記正極拡張タブが、球放射状部分に囲まれた円筒形部分を有する所定の突出部を有し、前記円筒形部分の外径が2〜30mmであり、前記円筒形部分の長さが前記セル間隔壁の厚さの100〜300%である、請求項4に記載の電池。

  7. 前記圧縮されたグロメット封止が、前記正極拡張タブ突出部を成形ヘッドに形成することによって達成され、前記ヘッドの直径が前記円筒形部分の外径の105〜200%である、請求項5に記載の電池。

  8. それぞれの正極板集電体が片側ルーバの形状で穿孔を有し、前記穿孔が20〜200ミクロンの長さで、0.1〜4.0mmの幅である、請求項1に記載の電池。

  9. それぞれの正極板集電体が両側ルーバの形状で穿孔を有し、前記穿孔が20〜200ミクロンの長さで、0.1〜4.0mmの幅である、請求項1に記載の電池。

  10. それぞれの正極板集電体が2〜20%の開口領域を有する、請求項1に記載の電池。

  11. それぞれの正極板集電体が非穿孔領域を有する、請求項1に記載の電池。

  12. それぞれの正極板集電体が連続した穿孔を有する、請求項1に記載の電池。

  13. それぞれの負極板集電体が片側ルーバの形状で穿孔を有し、前記穿孔が20〜200ミクロンの長さで、0.10〜4.0mmの幅である、請求項1に記載の電池。

  14. それぞれの負極板集電体が両側ルーバの形状で穿孔を有し、前記穿孔が20〜200ミクロンの長さで、0.10〜4.0mmの幅である、請求項1に記載の電池。

  15. それぞれの負極板集電体が2〜20%の開口領域を有する、請求項1に記載の電池。

  16. それぞれの負極板集電体が非穿孔領域を有する、請求項1に記載の電池。

  17. それぞれの負極板集電体が連続した穿孔を有する、請求項1に記載の電池。

 

 

Patent trol of patentswamp
類似の特許
様々な温度範囲による2つ以上のレベルの内部抵抗を特徴とする蓄電池が開示される。
本明細書では、バッテリー及び電極が提供される。バッテリーは、2つの電極と電解質とを含んでいてもよく、少なくとも1つの電極はさらに、ナノスケール網状構造が形成されるように、1つ又は複数の第2のカーボンナノチューブに電気的に接続された1つ又は複数の第1のカーボンナノチューブを含み、1つ又は複数の第2のカーボンナノチューブの少なくとも1つは、1つ又は複数の第2のカーボンナノチューブの別のカーボンナノチューブに電気接触しているナノスケールコーティング付き網状構造を含む。バッテリーはさらに、1つ又は複数の第1のカーボンナノチューブの部分及び1つ又は複数の第2のカーボンナノチューブの部分を覆うように分布させた活物質コーティングであって、1つ又は複数の第2のカーボンナノチューブのうちの複数は、活物質コーティングの下で他の第2のカーボンナノチューブに電気連絡している活物質コーティングを含んでいてもよい。本明細書では、バッテリー及び電極を作製する方法も提供される。
無血清細胞培養培地 // JP2016514452
本明細書は、目的のタンパク質の生成のために使用され得る、改善された無血清動物細胞培養培地について記載する。オルニチン、またはオルニチンおよびプトレシンの組合せが、生存細胞密度を改善するため、細胞倍加時間を低減させるため、および目的のタンパク質の生成を増加させるために、無血清培地または化学的に規定された培地に添加され得る。一局面において、≧0.09mM±0.014mMのオルニチンを含む、無血清である細胞培養培地が提供される。
鉄活物質及び結合剤を含むコーティングによって少なくとも1つの面の上をコーティングされた導電性基材の単一層を備える、鉄系電極が提供される。鉄系電極は、Ni−Feバッテリー中のアノードとして有用である。この電極は、鉄活物質及び結合剤を含むコーティング用混合物によって基材の各面を連続的にコーティングすることにより、調製することもできる。
【解決手段】電池セル(例えばニッケル−亜鉛セル及びニッケル−金属水素化物セル)に使用するためのペースト式水酸化ニッケル正極は、水酸化ニッケル粒子と、コバルト金属及び/又はコバルト化合物と、コバルトと錯体を形成することができる硫黄含有錯化剤とを含む。ジアルキルジチオカルバミン酸(例えばジエチルジチオカルバミン酸ナトリウム)などの硫黄含有錯化剤の存在は、ニッケル電極の寿命及び容量利用性を向上させる。結果として得られるペースト式水酸化ニッケル電極は、形成後、導電性CoOOHマトリックスを含む。電極内の水酸化ニッケル粒子の表面は、一部の実施形態では、水酸化ニッケル粒子の表面上にコバルト含有被覆を提供し次いで強酸化剤で酸化することによって改質される。錯化剤は、酸化の前、最中、又は後に添加することができる。
【選択図】図1
【課題】組換え細胞の効率的な、細胞培養のための無タンパク質かつ無血清培地の提供。
【解決手段】細胞、特に哺乳動物細胞の無タンパク質かつ無血清の培養のための培地であって、該培地が一定比率のダイズ加水分解産物を含む培地。限外濾過されたダイズ加水分解産物で500U/g未満の内素含量を有する、精製されたダイズ加水分解物で、その内の少なくとも40%が500ダルトン以下の分子量を有する培地。該培地を用いた哺乳動物細胞(CHO細胞およびBHK細胞)により第II因子、第V因子、第VII因子、第VIII因子、第IX因子、第X因子、第XI因子、プロテインS、プロテインC、これらの因子のうちの活性化形態、およびvWFから選択される組換えタンパク質を産生する方法。
【選択図】なし
【課題】細胞培養物に蓄積するアンモニアの主要供給源であるグルタミンをコントロールしたグルタミンフリー細胞培養培地、及び、グルタミンフリー哺乳動物細胞培養における組換えタンパク質(例えば抗体)の生産方法の提供。
【解決手段】ポリペプチドを、該ポリペプチドを発現している哺乳動物宿主細胞において産生する方法において、アスパラギン含有のグルタミンフリー産生培養培地における培養の産生期で哺乳動物宿主細胞を培養することを含んでなる方法。産生期におけるポリペプチドの産生のための使用準備済のグルタミンフリー細胞培養培地。
【選択図】なし
本発明は、テープを用いて電極組立体をなしている各層が互いに動かないように電極組立体を固定する方法に関し、本発明の好ましい実施例に係る電極組立体の固定方法は:複数個の電極と、前記電極より広い面積を有する複数個の分離膜とが交互に積層された構造を有する電極組立体を製造するステップ;前記電極及び分離膜が積層された方向に対して傾いている中央区間を有する固定用テープを前記分離膜の縁部側に配置するステップ;及び前記固定用テープの中央区間に前記分離膜の縁部部位を押しつつ、前記固定用テープを前記電極組立体に付着するステップ;を含むことができる。
【選択図】図7
本発明は、真核細胞を培養するための培養培地における、増殖及び産生促進成分としての、L−3−フェニル乳酸、ムチン(ガラクタル)酸、グルコン酸、グルカル酸、グリセリン酸、2−ヒドロキシ酪酸、アルファ−ヒドロキシイソ吉草酸、アルファ−ヒドロキシイソカプロン酸及びエリトロン酸並びにそれらの組合せから選択されるC〜Cアルファ−ヒドロキシ酸の使用に関する。本発明は、少なくとも0.001mg/lのレベルで、これらのアルファ−ヒドロキシ酸誘導体を含有する培養培地にさらに関する。
【選択図】なし
To top