照明制御装置

 

照明制御装置が提供される。照明制御装置は、非可視光を含み、且つ可視光の少なくとも大部分によって構成される部分範囲を除外する第1のスペクトル範囲内の光を感知するように構成された第1の光センサ構成と、上記の部分範囲の少なくとも一部を含む第2のスペクトル範囲内の光を感知するように構成された第2の光センサ構成とを有する光センサデバイスを備える。更に、照明制御装置は制御ユニットを備え、制御ユニットは、光センサデバイスに接続され、第1の光センサ構成の出力信号と、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける所定の関数とに基づいて日光の量を決定し、第2の光センサ構成の出力信号及び第1の光センサ構成の出力信号に基づいて人工光の量を決定するように構成される。照明制御装置は、日光と人工光との上記の量に基づいて照明を制御するように構成される。

 

 

本発明は、照明制御装置に関する。
今日、照明制御装置によって行われる屋内照明デバイスに関する照明制御があり、照明制御装置が、構内での光のレベルを検出し、それに従って1組の照明デバイスの光出力レベルを制御し、ここで、1組の照明デバイスの光出力レベルは、検出された照明レベルに従って設定される。そのような照明制御の目的は、制御される照明デバイスによって提供される照明レベルを最小限にしつつも、1組の、即ち1つ又は複数の照明デバイスによってカバーされる領域内で望みの全照明を得ることによって、エネルギーを節約することである。しかし、日光と人工光との検出された光を容易に区別することが可能であることが有利となる。
全照明に対する日光の寄与を決定するための解決策を提供することが有利である。
この問題により良く対処するために、本発明の第1の態様では、照明制御装置であって、
− 非可視光を含み、且つ可視光の少なくとも大部分によって構成される部分範囲を除外する第1のスペクトル範囲内の光を感知するように構成された第1の光センサ構成と、上記の部分範囲の少なくとも一部を含む第2のスペクトル範囲内の光を感知するように構成された第2の光センサ構成とを備える光センサデバイスと、
− 光センサデバイスに接続され、第1の光センサ構成の出力信号と、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける既定の関数とに基づいて日光の量を決定し、第2の光センサ構成の出力信号、及び第1の光センサ構成の出力信号に基づいて人工光の量を決定するように構成された制御ユニットと
を備え、
− 照明制御装置が、日光と人工光との上記の量に基づいて照明を制御するように構成される
照明制御装置が提供される。
照明制御装置の動作は、現代の光源が、日光に存在する非可視光の量に比べて非可視光を全く又はごくわずかな量しか放出しないという条件を使用する。更に、日光における非可視光と可視光との関係は、予め求められており、関数として予め規定される。従って、第1の光センサ構成は、単に又は主に非可視光を検出し、この非可視光は、日光のみからのものであるか、少なくとも大部分が日光からのものである。第2の光センサ構成は、上記の部分範囲の少なくとも一部を含む第2のスペクトル範囲内の光を感知するように構成され、ここで、制御ユニットは、第2の光センサ構成の出力信号、第1の光センサ構成の出力信号、及び所定の関数に基づいて、光センサデバイスによって受け取られた日光と人工光とを区別するように構成される。
照明制御装置の一実施形態によれば、光センサデバイスは、非可視光と可視光との両方に対して感度を有する全範囲フォトセルと、フィルタデバイスとを備え、フィルタデバイスは、フォトセルの前に配置され、少なくとも2つの異なるスペクトルモード間で切替え可能であり、上記の第1のスペクトル範囲内の光をフィルタが通す第1のスペクトルモードと、第2のスペクトル範囲内の光をフィルタが通す第2のスペクトルモードとを備える。それにより、融通の利くコンパクトな解決策が得られている。
照明制御装置の一実施形態によれば、フィルタは、異なるスペクトルの光を放出する異なる光源に関係付けられる異なるスペクトルモードのために構成可能であり、異なる光源からの寄与を分別する。
照明制御装置の一実施形態によれば、切替え可能なフィルタは、通過する光を偏光するように構成された光学素子を備える。それにより、センサデバイスは、異なる種類の光源からの光の偏光特性に合うように調整され得る。偏光は、最初に設定された後に固定されてよく、又は調節可能でもよい。
照明制御装置の一実施形態によれば、光学素子の時間的スイッチング特性は、フォトセルによってその光が感知される周囲光源の既知の時間的変調に対して最適化されている。それにより、光センサデバイスによってその光が感知される近傍の光源の時間的変調に照明制御装置を適合させることが可能である。
照明制御装置の一実施形態によれば、第1の光センサ構成は、非可視光のみに対して感度を有する第1のフォトセルを備え、第2の光センサ構成は、可視光のみに対して感度を有する第2のフォトセルを備える。これは、フォトセルとフィルタとの上記の組合せの使用に対する代替形態である。
照明制御装置の一実施形態によれば、第1の光センサ構成は、赤外光のみを感知するように構成される。現代の光源では、赤外成分は、ゼロであるか、又は日光における赤外成分に比べて小さい。従って、赤外光センサの出力は、日光に関連付けられるとみなされ得る。
本発明の別の態様によれば、光源と、上記の照明制御装置とを備える照明デバイスが提供される。
本発明の別の態様によれば、全照明に対する日光と人工光との両方からの寄与に基づいて環境の照明を制御するための装置であって、上記の照明制御装置を備える装置が提供される。
本発明の別の態様によれば、エネルギー節約の可能性を推定するためのデータロガーであって、上記の照明制御装置を備えるデータロガーが提供される。
本発明の別の態様によれば、全照明に対する日光と人工光とからの寄与を決定するための方法であって、準備部分、動作中に繰り返される動作部分とを含み、準備部分が、
− 第1の光センサ構成によって、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布を測定するステップと、
− 第2の光センサ構成によって、日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布を測定するステップと、
− 日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける関数を決定するステップと
を含み、
動作部分が、
− 第1の光センサ構成によって、日光と人工光とを含む混合光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布として第1の因子を測定するステップと、
− 第2の光センサ構成によって、混合光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布として第2の因子を測定するステップと、
− 第1の因子に対して関数を適用することによって、第2の因子の日光成分を決定するステップと、
− 第2の因子とその日光成分との差として、第2の因子の人工光成分を決定するステップと、
− 日光成分によって日光照度を決定するステップと、
− 人工光成分によって人工光照度を決定するステップと
を含む方法が提供される。
以下、本発明をより詳細に、添付図面を参照して述べる。
本発明による照明制御装置の一実施形態のブロック図である。 照明制御装置が使用される環境の一例を示す図である。 典型的な日光と人工光とのスペクトルを示すグラフである。 本発明による照明制御装置の更なる実施形態を示すブロック図である。 本発明による照明制御装置の更なる実施形態を示すブロック図である。 本発明による照明制御装置の更なる実施形態を示すブロック図である。 照明制御装置を備える照明デバイスのブロック図である。 本発明による照明制御装置の基本的な実施形態のブロック図である。 日光のスペクトル分布を示すグラフである。 照明制御装置のある用途を示す図である。 照明制御装置の別の用途を示す図である。
照明制御装置100の一実施形態によれば、照明制御装置100は、光センサデバイス101と、第1の光センサ構成102と、第2の光センサ構成103と、制御ユニット104とを備える。第1の光センサ構成102は、第1のスペクトル範囲内の光を感知するように構成され、第1のスペクトル範囲は、非可視光を含み、且つ可視光の少なくとも大部分によって構成される部分範囲を除外する。第2の光センサ構成103は、第2のスペクトル範囲内の光を感知するように構成され、第2のスペクトル範囲は、上記の部分範囲の少なくとも一部を含む。現代の人工光源、例えばLED(発光ダイオード)ベースの光源は、可視光、即ちヒトの眼に知覚可能な波長に集中され、放出される可視光の量に対して非可視光を全く又はほとんど放出しない光スペクトルを有するように設計される。逆に、自然光、即ち日光は、比較的多量の非可視光、特に赤外光を含む。これは図3に例示されており、図3で、上側のグラフは、日光の相対スペクトル分布を表し、下側のグラフは、白色LEDの相対スペクトル分布を表す。一般に、約700nm〜1mmの範囲内の波長が赤外光と規定され、約100nm〜400nmの範囲内の波長が紫外光と規定される。したがって、上で規定されるような光センサ構成102、103を区別することによって、第1の光センサ構成102は、主に(非可視の)日光を検出し、その出力は、日光の総量を決定するために使用される。また、第2の光センサ構成103は、存在する場合には他の光源、即ち人工照明を感知し、第1の光センサ構成102と第2の光センサ構成103との出力を比較することによって、制御ユニット104は、日光と人工光との関係を決定することが可能である。制御ユニットは、照明制御装置100の出力端子105でその結果を提供する。全般的な規定として、第1の光センサ構成102は、第1のスペクトル範囲内の光を感知するように構成され、第1のスペクトル範囲は、非可視光を含み、且つ可視光の少なくとも大部分によって構成される部分範囲を除外し、第2の光センサ構成103は、第2のスペクトル範囲内の光を感知するように構成され、第2のスペクトル範囲は、上記の部分範囲の少なくとも一部を含む。例えば、第1のスペクトル範囲は、赤外スペクトルでよく、部分範囲は、可視光の全範囲及び紫外光の範囲である。第2のスペクトル範囲は、可視光と非可視光との両方の全範囲でよい。日光における赤外光と可視光との量の関係は、大気の様々な高度での日光のスペクトル分布を示す図9に示されるように既知であり、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける関数として予め規定され得る。更に、人工光源の波長成分は、可視波長のみによって近似され得る。それにより、制御ユニット104は、光センサデバイス101によって感知される日光の量と人工光の量を決定し、対応する制御情報を、照明制御装置100に接続された装置に提供することが可能であり、そのような装置の例は以下に示す。代替形態又は追加のオプションとして、光センサ構成102、103は、試運転動作として、日光の無い状態や最大限の日光等に関して較正され得る。
赤外光のみと可視光のみ又は可視範囲の一部だけとの組合せ;紫外光のみと可視光のみとの組合せ等、第1のスペクトル範囲と第2のスペクトル範囲の多くの他の組合せが実現可能であるが、スペクトル範囲の1つは、存在する日光の量を推定するための基礎として働くように非可視波長の範囲に集中されるべきである。日光は、当然、日光の無い状態から最大限の太陽光までの範囲内にあり得る。
例示的な状況が図2に示されており、図2において、照明制御装置100は、ここでは部屋によって例示される環境内に配置された装置200内に含まれており又は装置200を構成しており、部屋の照明を制御し、また、照明制御装置100は、ここでは幾つかの照明器具201を含む1組の照明デバイス201に接続されており、部屋又は少なくとも部屋の重要な部分、例えば作業場所やデスクを照明する。図2では、装置200は、独立したデバイスとして示されているが、代替形態として照明器具201と一体化され得る。照明制御装置100は、部屋の照明器具201と、窓202を通って部屋に入る日光との両方によって引き起こされる照明を検出する。また、時として部屋の照明に寄与する室外の他の人工照明デバイス203も存在し得る。全照明を測定することのみによって照明器具の光出力レベルを制御するための従来技術のシステムは、日光と人工光とに対する光センサの異なる感度の問題がある。これは、全照明に対する日光の寄与が異なるときに、照明器具の最適でない設定を引き起こす。照明制御装置100は、全照明に対する日光と人工光とからのそれぞれの寄与を個別に決定することが可能であるので、様々な日光条件に関して照明器具201の光出力レベルをより正確に且つより最適に設定することが可能である。装置200は、いわゆる日光収集照明制御システムでよい。
図10に示されるような更なる実施形態として、部屋等の環境の照明を制御するための装置1000は、図2に示される装置と同様であるが、装置1000は、部屋の1組の照明デバイス1001に接続されることに加えて、窓1003にある電動式の窓ブラインド1002にも接続されて、ブラインドの設定を制御する。好ましくは、装置1000は、主としてブラインド1002を制御し、副次的に1組の照明デバイス1001を制御することによって、部屋の照度を増加するように構成される。それにより、日光が最大限に使用され、照明システムのエネルギー効率を最適化する。
更に、照明制御装置100は、エネルギー節約の可能性を推定するためのデータロガーに適用可能であり、データロガーは、環境内の照度の突然の変化を検出するように構成される。照明制御装置100によって行われる日光と人工光との個別化された検出によって、データロガーは、照明制御装置を用いて、照度の突然の変化が日光の変化によって引き起こされたものであるか、それとも人工光の変化によって引き起こされたものであるかを判断することが可能である。それにより、例えば、高速で流れる雲が太陽を覆うときに生じる照明の突然の低下が正しく解釈され、人工光がオフに切り替えられたものと解釈されることがない。
図11に示されるような照明デバイス1100の一実施形態によれば、照明制御装置1101は、照明デバイス1100と一体化され、又は照明デバイス1100の何らかの他の位置に取り付けられ、そのただ1つの照明デバイス1100の光出力を制御するように構成される。照明制御装置1101の視野(FoV)1102は、照明デバイス1100内に含まれる光源のフットプリント1103と一致されている。照明制御装置1101の視野が、照明デバイス1100によって照明される領域と少なくとも実質的に一致していることが、測定の精度に関して有利である。しかし、時間や時季により、日光や近隣の人工光源1104等、照明制御装置1101の視野1102内の全照明に寄与する幾つかの光源が存在することがあり得る。照明制御装置1101は、典型的には、寄与する他の全ての照明を考慮に入れて光源1102の光出力を制御するために使用される。日光と人工光の関係に関する詳細な知識により、従来技術の光源制御に比べて制御が改良される。
図4に示されるような照明制御装置400の一実施形態によれば、照明制御装置400は光センサデバイス401を備え、光センサデバイス401は、フォトセル402と、フォトセル402の前に配置された切替え可能なフィルタ403とを含む。照明制御装置400は、光センサデバイス401に接続された制御ユニット404と、制御ユニット404に接続された出力端子405とを更に備える。フォトセル402は、全範囲フォトセルであり、即ち非可視光と可視光の両方に対して感度を有する。この実施形態では、フォトセル402と切替え可能なフィルタ403が合わさって、上述した第1の光センサ構成102及び第2の光センサ構成103を実装する。フィルタ403は、少なくとも2つの異なるスペクトルモードの間で切替え可能である。第1のスペクトルモードでは、フィルタ403は、上述した第1のスペクトル範囲に従って光を通すように構成され、第2のスペクトルモードでは、フィルタ403は、上述した第2のスペクトル範囲に従って光を通すように構成される。
照明制御装置400の視野内に照明を提供する近隣の光源が存在し、近隣の光源が異なるスペクトルを有する光を放出するとき、更なる実施形態によれば、切替え可能なフィルタ403は、それらの異なるスペクトルに適合する異なるスペクトルモードのために構成可能である。それにより、異なる光源からの寄与を分別し、それに基づいて、照明制御装置400が接続されている光源を制御することが可能である。例えば、特定の全照明レベルや特定の色温度等を取得することが望ましいことがある。
図5に示されるような照明制御装置500の更なる実施形態によれば、照明制御装置500は、光センサデバイス501と、光センサデバイス501に接続された制御ユニット504とを備える。光センサデバイス501は、フォトセル502と、フォトセル502の前に配置された切替え可能なフィルタ503と、フィルタ503の前に配置された光学素子504とを備える。光学素子は、調節可能な偏光特性を有する。光学素子504を調節することによって、その偏光特性は、日光又は異なる種類の光源からの光の偏光特性と一致され得る。オプションとして、光学素子504は、固定された偏光特性を有するか、又は最初に設定され、その後は変更されない。
光学素子504は、その時間的スイッチング特性を周囲の光源の時間的変調に合わせるために、時間的スイッチングの追加機能を装備され得る。これは、ある光源を別の光源と区別する別の又は追加の方法である。従って、上述のフォトセルをサンプリングすることによって同様の効果が実現され得る。
図6に示されるような照明制御装置600の更に別の実施形態によれば、照明制御装置600は、光センサデバイス601と、制御ユニット604とを備える。光センサデバイス601は、第1のフォトセル602と第2のフォトセル603とを備える。第1のフォトセル602は、非可視光のみに対して感度を有し、第2のフォトセル603は、可視光のみに対して感度を有する。
図7に示されるように、照明制御装置は、照明デバイス700で有利に使用され、照明デバイス700は、LED等の少なくとも1つの光源701と、光出力制御装置702とを備え、光出力制御装置702は、照明制御装置703と、照明制御装置703に接続された光源制御装置704と、駆動ユニット705とを備え、駆動ユニット705は、光源制御装置704及び光源701に接続されて、上記の少なくとも1つの光源701、従って照明デバイス700の光出力を制御する。従って、照明制御装置703は、駆動ユニット705の出力信号レベルを設定する。
全照明に対する日光と人工光とからの寄与を決定する方法の一実施形態は、準備部分と動作部分を備える。この方法は、照明制御装置によって行われる。しかし、準備部分は、他のデバイス及びユーザアクションにも関わる。
上述したように、日光スペクトルの可視成分は、IRスペクトル測定を使用して近似され得る。これは、それらの間に比例関係があるためである。本実施形態により実際に測定されるものはスペクトルパワー分布(SPD:Spectral Power Distribution)であり、これは、照明の単位波長当たり、単位面積当たりのパワー(放射発散度)を表す。測定の精度を保証するために、準備部では、上述の実施形態の任意の1つに従って、日光の赤外スペクトルのSPD、即ちI(λ)が第1の光感知構成によって測定され、日光の可視スペクトルのSPD、即ちS(λ)が第2の光センサ構成によって測定される。ここで、日光の赤外スペクトルのSPDと日光の可視スペクトルのSPDとの関係を特徴付ける関数が、以下のように決定される。
S(λ)=F(I(λ)) 式1
上の関数は、所与の日光のIR成分のSPDに対して、日光の可視成分のSPDを近似する。関数Fは、回帰分析等の既知の数学的技法に基づいて導出される。関数Fは、IRセンサの種類に特有のものでよい。異なるタイプのIRセンサに関して、関数Fは異なることがある。関係が特徴付けられた後、その関係は、以下に説明するように使用され得る。
動作部分は、以下の動作を含む。混合の全光から、日光と人工光のSPDが分別されなければならない。これは、第1の光センサ構成によって、混合光のIRスペクトルのSPD、即ちI(λ)として第1の因子を測定し、第2の光センサ構成によって、混合光の可視スペクトルのSPD、即ちM(λ)として第2の因子を測定することによって行われる。次いで、第1の因子に適用される式1、即ちS(λ)=F(I(λ))を使用して、日光の可視スペクトルのSPDが決定される。
次いで、A(λ)として表される人工光の可視スペクトルのSPDが、第2の因子から可視日光のSPDを引いた値として決定される。即ち以下のようである。
A(λ)=M(λ)−F(I(λ)) 式2
日光照度Iは、以下の式に従って、可視スペクトルのSPD、即ちS(λ)によって決定される。
Id=683∫V(λ)S(λ)dλ
人工光照度Iは、以下の式に従って、人工光のSPD、即ちA(λ)によって決定される。
Ia=683∫V(λ)A(λ)dλ
V(λ)は、CIEによって標準化されたスペクトル照度効率関数であり、視感関数としても知られている。
本発明を、図面及び上記の説明で詳細に例示して述べてきたが、そのような例示及び説明は、例示的又は例説的なものであり、限定的なものとみなされるべきではない。本発明は、開示される実施形態に限定されない。
開示される実施形態に対する他の変形形態は、図面、本開示、及び添付の特許請求の範囲を検討すれば、当業者によって理解され得て、特許請求される発明を実践する際に実施され得る。特許請求の範囲において、用語「備える」は、他の要素又はステップを除外せず、単数詞は、複数を除外しない。単一の処理装置又は他のユニットが、特許請求の範囲に記載される複数の要素の機能を満たすことがある。特定の手段が相互に異なる従属請求項に記載されていることだけでは、これらの手段の組合せが有利に使用され得ないことを示さない。コンピュータプログラムは、他のハードウェアと共に又はその一部として提供される光記憶媒体又はソリッドステート媒体等の適切な媒体に記憶又は分散され得るが、インターネット又は他の有線若しくは無線電気通信システムを介して等、他の形態で分散されてもよい。特許請求の範囲内の任意の参照符号は、範囲を限定するものとみなされるべきではない。



  1. − 非可視光を含み、且つ可視光の少なくとも大部分によって構成される部分範囲を除外する第1のスペクトル範囲内の光を感知する第1の光センサ構成と、前記部分範囲の少なくとも一部を含む第2のスペクトル範囲内の光を感知する第2の光センサ構成とを備える光センサデバイスと、
    − 前記光センサデバイスに接続され、前記第1の光センサ構成の出力信号と、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける既定の関数とに基づいて日光の量を決定し、前記第2の光センサ構成の出力信号、及び前記第1の光センサ構成の出力信号に基づいて人工光の量を決定する制御ユニットと
    を備え、
    − 前記日光の量と前記人工光の量とに基づいて照明を制御する、照明制御装置。

  2. 前記光センサデバイスは、非可視光と可視光との両方に対して感度を有する全範囲フォトセルと、フィルタデバイスとを備え、前記フィルタデバイスは、前記フォトセルの前に配置され、少なくとも2つの異なるスペクトルモード間で切替え可能であり、前記第1のスペクトル範囲内の光を前記フィルタデバイスが通す第1のスペクトルモードと、前記第2のスペクトル範囲内の光を前記フィルタデバイスが通す第2のスペクトルモードとを備える、請求項1に記載の照明制御装置。

  3. 前記フィルタデバイスは、異なる光源からの寄与を分別するために、異なるスペクトルの光を放出する異なる光源に関係付けられる異なるスペクトルモードのために設定可能である、請求項2に記載の照明制御装置。

  4. 切替え可能な前記フィルタデバイスは、通過する光を偏光する光学素子を備える、請求項2又は3に記載の照明制御装置。

  5. 前記光学素子の時間的スイッチング特性は、前記フォトセルによってその光が感知される周囲光源の既知の時間的変調に対して最適化されている、請求項4に記載の照明制御装置。

  6. 前記第1の光センサ構成は、非可視光のみに対して感度を有する第1のフォトセルを備え、前記第2の光センサ構成は、可視光のみに対して感度を有する第2のフォトセルを備える、請求項1に記載の照明制御装置。

  7. 前記第1の光センサ構成は、赤外光のみを感知する、請求項1乃至6の何れか一項に記載の照明制御装置。

  8. 光源と、当該光源の光出力レベルを制御するために前記光源に接続された請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明制御装置とを備える、照明装置。

  9. 前記光センサデバイスの視野は、前記光源の照明のフットプリントと一致されている、請求項8に記載の照明装置。

  10. 請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明制御装置を備え、日光及び人工光の両方からのトータル照明の寄与に基づいて環境の照明を制御するための装置であって、少なくとも一つの照明装置を含む当該照明装置のセットの光出力を制御するために、前記照明装置のセットと接続可能である、装置。

  11. 前記照明装置の設定を制御するために窓ブラインドと更に接続可能である、請求項10に記載の装置。

  12. 主として前記窓ブラインドを制御し、副次的に前記照明装置のセットを制御することによって、前記環境の照度を増大する、請求項11に記載の装置。

  13. エネルギー節約の可能性を推定するためのデータロガーであって、前記データロガーは、環境内の照度の突然の変化を検出し、請求項1乃至7の何れか一項に記載の照明制御装置を備え、前記データロガーは、照度の突然の変化が前記照明制御装置によって日光又は人工光の変化によって引き起こされたものであるかを判断する、データロガー。

  14. 全照明に対する日光と人工光とからの寄与を決定するための方法であって、準備部分と、動作中に繰り返される動作部分とを含み、前記準備部分が、
    − 第1の光センサ構成によって、日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布を測定するステップと、
    − 第2の光センサ構成によって、日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布を測定するステップと、
    − 日光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布と日光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布との関係を特徴付ける関数を決定するステップと
    を含み、
    前記動作部分が、
    − 前記第1の光センサ構成によって、日光と人工光とを含む混合光の赤外スペクトルのスペクトルパワー分布として第1の因子を測定するステップと、
    − 前記第2の光センサ構成によって、混合光の可視スペクトルのスペクトルパワー分布として第2の因子を測定するステップと、
    − 前記第1の因子に対して関数を適用することによって、前記第2の因子の日光成分を決定するステップと、
    − 前記第2の因子と前記日光成分との差として、前記第2の因子の人工光成分を決定するステップと、
    − 前記日光成分によって日光照度を決定するステップと、
    − 前記人工光成分によって人工光照度を決定するステップと
    を含む、方法。

  15. 前記日光照度を決定するステップは、標準スペクトル照度効率関数及び日光成分の積分を決定するステップを有し、前記人工光照度を決定するステップは、前記標準スペクトル照度効率関数及び人工光成分の積分を決定するステップを有する、請求項14に記載の方法。

 

 

Patent trol of patentswamp
類似の特許
本発明は、第1の電極11と第2の電極12との間の活性層13と、電気的コネクタ3、34と、少なくとも第1の電極11と電気的に接触するための複数の電流分配路21と、電気的コネクタ3、34と電流分配路21との間に延びる選択的にアドレス可能な複数の電流分配ライン24、25と、電気的コネクタ3、34に電気的に接続される電源100と、少なくとも1つのセンサ200とを含むOLED1であって、電源100は、電流分配路21の周りのOLED1の領域22の輝度を特徴付ける電気的パラメータに基づいて電流分配路21への電流フローを制御するコントローラ110を含み、センサ200は、OLED1の輝度分布に関するデータを測定し、コントローラ110は、センサ200によって測定されたデータに基づいて電気的パラメータを調整する、OLED1を説明する。本発明は、更に、OLED1の輝度分布を制御する対応する方法、及びOLED1を駆動する方法を説明する。センサは、電流分配路21によってOLED1の輝度を局所的に制御するためのフィードバックループを可能にする。
照明コントローラ及び方法は、繰り返される非オーバーラップシーケンスにおいて各自の照明継続時間の間、作動される光源を有する。1つの光源の照明継続時間の終了は、シーケンスにおける次の光源のスイッチオンをトリガするために検出される。これは、光源の非オーバーラップ制御を提供し、また、必要なコントローラを効率的かつ容易に実施することができる。
本開示は、一般的には照明制御を対象とし、より具体的には、光を用いて集計存在値を伝達するための様々な発明的方法、システム、コンピュータ可読媒体(一時的及び非一時的)、及び装置を対象とする。例えば、一部の実施形態では、ある期間にわたる存在センサの出力が集計され、LEDノードは、集計された取得出力を伝達する特性を有する光を1つ又は複数のLEDに出射させ得る。
向きの割り出し // JP2016526675
カメラによって捕捉される照明器具の画像に基づいてカメラの向きを割り出す際に使用するための照明器具が提供される。この照明器具は、光を放つオン状態及び光を放たないオフ状態を有する光源を含み、光源はオフ状態で対称性を有する形状のものである。この照明器具は、前述の対称性を破る照明効果を伴ってオン状態で前述の光を放つように光源を制御するように構成されるコントローラも含む。装置がカメラから光源の画像を受け取り、光源の画像に基づく幾何学的遠近計算を行うことにより、光源に対するカメラの向きを割り出す。光源によって放たれる光の非対称性を検出することにより、向きの曖昧さが解決される。
リソース制約付きデバイスから情報をキャッシュするためのネットワークシステム100及び方法が提供される。リソース制約付きデバイス110は、リソース制約付きデバイス110のステータスに関する発生されたデータdを、制御可能デバイス150を制御するためにネットワーク130を介して制御可能デバイス150に提供する。制御可能デバイス150は、データdの受信に応答して、動作コンポーネント154の動作を制御する。制御可能デバイス150はまた、キャッシュメモリ156を備え、そこに、受信されたデータdが記憶され、制御可能デバイス150は、記憶されているデータdを求めるリクエストrをリクエスト元デバイス170から受信するように構成され、且つ、記憶されているデータdをリクエスト元デバイス170に提供するように構成される。ネットワークシステム100は、リソース制約付きデバイス110にとってよりトランスペアレントなデータdのためのキャッシュソリューションを提供する。
本発明は、グラフィックユーザインターフェースを表示するためのスクリーンを有し、複数の照明ユニットのうちの或る照明ユニットの照明特性を制御するように構成された装置を提供する。上記装置は該装置のスクリーン上に複数の照明関連ユーザインターフェースエレメントを表示するように構成され、各照明関連ユーザインターフェースエレメントはアプリケーション環境内での対応する照明ユニットの写真ベースの画像を含む。各照明関連ユーザインターフェースエレメントは、対応する照明ユニットの照明ユニット光を制御するように構成されると共に、対応する照明ユニットの照明特性に対応する照明効果を示すように構成される。
電力供給システムは、太陽セル及び複数のモジュールを含むバッテリを有する。複数日の期間にわたるエネルギー需要と供給のデータに基づいて、 モジュールの再充電だけでなく、負荷に電力を供給するために使用されるモジュールの数が制御される。これは、バッテリ・モジュールがより効率的に用いられることを可能にし、それらは平均してより少ない頻度で充電及び再充電されることができ、それによって、バッテリ寿命を延長する。
本発明は、消費電力節減のための街灯の調光制御方法に関し、街灯の調光を制御する方法であって、上記街灯は各々調光制御可能な複数の照明部を含み、上記複数の照明部のうち少なくとも一つの照明部は、他の照明部に比べてその電力量が少ないことを特徴とする。本発明は、街灯に設けられた複数のLEDを車両の進行方向によって任意で分割し、分割されたLEDをそれぞれ相異なる度合いで調光制御して、運転手が感じる道路の輝度低下を最小化させてエネルギーを節減しながらも運転手が感じる不便を解消できる効果がある。
開示されているものは、照明制御のための方法及び装置である。光出力の1以上の特性が、携帯電話等のモバイル計算装置110,510のユーザ操作に基づいて制御される。モバイル計算装置からのデータを利用して、該データに基づく1以上のLED132に対する照明特性調整を実施することができる。該データは、ユーザによる空間内での当該モバイル計算装置の物理的移動に基づいたユーザジェスチャデータであり得る。
本願発明は、間欠パルスの光を発光する複数の照明装置と、複数の照明装置に接続され、同時に発光された間欠パルスの光を2つ以上の植物群が受光するように、複数の照明装置の動作を同期させる中央装置と、を備える屋内の敷地の植物へ照射するシステムを開示する。照明装置は、無線通信装置を備えてもよく、無線で同期される。本願発明はまた、中央サーバーからの様々な種類の情報に従って、植物の照明計画を調整することを開示する。本システムは一つ以上の敷地から受信した情報に従って照明計画を調整し、連続した画像から問題がある状況を予測する。
To top