画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末

 

本発明の実施形態は、画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末を開示し、データ処理の分野に関するものであり、これにより、写真撮影画像をより明瞭にすることができ、そのため、画像処理効率が実質上改善される。本方法は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップと、露光パラメータおよび前記ゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理するステップとを含む。本発明はデータ処理技術に適用することができる。

 

 

本出願は、参照によりその全体が本明細書に組み入れられる、2013年7月8日付で中国特許庁に出願された、「IMAGE PROCESSING METHOD AND APPARATUS, AND TERMINAL」という名称の中国特許出願第201310284374.6号の優先権を主張するものである。
本発明は、データ処理の分野に関し、詳細には、画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末に関する。
携帯電話やタブレットコンピュータといった現在の端末はすべてカメラを装備しており、ユーザは端末を用いていつでもどこでも写真を撮影することができる。
しかし、サイズ制限のために、携帯電話のような端末は小型開口を有するカメラを装備しており、非常に短いシャッター時間(露光時間)が設定されるときに十分な露光を維持することができない。このように、移動物体が端末を用いて写真撮影されるときに、明らかな目に見える影およびストリーキング現象が一般に発生し、そのため、写真撮影画像が非常に不明瞭になり、それによって画像処理効率が低下する。
本発明の実施形態は、画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末を提供し、これにより、写真撮影画像をより明瞭にすることができ、そのため、画像処理効率が実質上改善される。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は写真撮影方法を提供し、本方法は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップと、
露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理するステップと
を含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様において、対象物体が移動し、画像処理装置が静止したままである場合に、対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップは、
対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップと、
2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得するステップと、
対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと
を含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様において、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップは、
撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定するステップと、
2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置を取得するステップと、
2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定するステップと
を含む。
第1の態様の第3の可能な実施態様においては、対象物体が静止したままであり、画像処理装置が移動状態にある場合に、画像処理装置の移動速度が対象物体の写真撮影移動速度として使用される。
第1の態様の第4の可能な実施態様において、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合しない場合に、対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップは、
対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップと、
2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得するステップと、
対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと
を含み、
対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合する場合に、対象物体の取得される写真撮影移動速度はゼロである。
第1の態様の第5の可能な実施態様において、現在の写真撮影環境の輝度および移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップは、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定するステップと、
露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定するステップと
を含む。
第1の態様の第1の可能な実施態様または第2の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第6の可能な実施態様において、本方法は、
写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行うステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は画像処理装置を提供し、本装置は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得する取得部と、
取得部によって取得される現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する決定部と、
決定部によって決定される露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する処理部と
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様において、対象物体が移動し、画像処理装置が静止したままである場合に、取得部は、
対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得する第1の取得モジュールと、
2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得する第2の取得モジュールと、
対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得する第3の取得モジュールと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、第1の取得モジュールは、具体的には、
撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定し、
2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置を取得し、
2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定する。
第2の態様の第3の可能な実施態様において、対象物体が静止したままであり、画像処理装置が移動状態にある場合に、取得部は、画像処理装置の移動速度を対象物体の写真撮影移動速度として使用する。
第2の態様の第4の可能な実施態様において、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合しない場合に、
第1の取得モジュールはさらに、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得し、
第2の取得モジュールはさらに、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得し、
第3の取得モジュールはさらに、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得し、
対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合する場合に、対象物体の、第3の取得モジュールによって取得される写真撮影移動速度はゼロである。
第2の態様の第5の可能な実施態様において、決定部は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定する第1のパラメータ取得モジュールと、
露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定する第2のパラメータ取得モジュールと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様または第2の態様の第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実施態様において、処理部はさらに、写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行う。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は端末を提供し、本端末は、第2の態様または第2の態様の可能な実施態様のうちのいずれか1つの実施態様による画像処理装置を含む。
本発明の実施形態において提供される画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末によれば、まず、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が取得され、次に、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータが決定され、次いで、決定された露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像が処理される。以上の説明から、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を用いて露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができる方式では、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
本発明の実施形態における技術的解決策をより明確に説明するために、以下で、これらの実施形態を説明するのに必要な添付の図面について簡単に述べる。明らかに、以下の説明の添付の図面は、単に、本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、これら添付の図面から難なく他の図面をさらに導出することができる。
本発明の実施形態1による画像処理方法の概略的流れ図である。 本発明の実施形態1による画像処理方法の表の概略図である。 本発明の実施形態2による画像処理装置の概略的構造図である。 本発明の実施形態2による画像処理装置の別の概略的構造図である。 本発明の実施形態2による画像処理装置の別の概略的構造図である。 本発明の実施形態3による画像処理装置の概略的構造図である。 本発明の実施形態4による画像処理方法の概略的流れ図である。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確に、十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、一部であるにすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
実施形態1
本発明の実施形態1は画像処理方法を提供する。本方法は端末によって実行され、具体的には、端末にインストールされた画像処理装置によって実行される。図1に示すように、本方法は、具体的には、以下のステップを含む。
S11.現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得する。
このステップでは、対象物体とは、画像処理装置の撮影範囲内の1または複数の人物、動物、場面などをいう。対象物体の写真撮影移動速度とは、画像処理装置に対する写真撮影される対象物体の移動速度をいう。画像処理装置は、撮影範囲内のすべての画像を取得することができ、当然ながら、すべての画像は対象物体の画像を含むことに留意すべきである。画像処理装置は、カメラ、光センサ、画像プロセッサといった構成要素を含むことができる。
画像処理装置および対象物体の様々な状態に従って、以下の3つの場合を具体的に分類することができる。
第1の場合には、対象物体は移動状態にあり、画像処理装置は静止状態のままである。第2の場合には、対象物体は静止状態のままであり、画像処理装置は移動状態にある。第3の場合には、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にある。
本発明の本実施形態では、前述の3つの場合における対象物体および画像処理装置の状態は地面に対するものであることに留意すべきである。
前述の3つの場合における対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップの具体的な実現プロセスは以下のとおりである。
第1の場合に、対象物体が移動状態にあり、画像処理装置が静止状態のままであるときには、対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップは以下のプロセスを含むことができる。
11.対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得する。
12.2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得する。
13.対象物体が移動する距離および時間間隔に従って、2つの隣接するフレームの画像間での対象物体の写真撮影移動速度を取得する。
ステップ11で対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップの1つの具体的プロセスを以下とすることができる。
111.撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定する。
本発明の本実施形態では、画像処理装置においてRGB(Red Green Blue、赤緑青)色標準を使用することができる。RGB原理によれば、3原色、すなわち、赤、緑、および青を異なる割合に従って混合することにより、何百万もの色を生成することができ、RGBモードでは、画像内の各画素に、0から255までの範囲の強度値を割り振ることができる。画像内の各画素に異なる色および強度が割り振れられるため、撮影範囲内の情報ポイントの色および輝度が周囲環境の色および輝度と異なり、そのため、情報ポイントをキー情報ポイントとして決定することができる。例えば、キー情報ポイントは、緑の草地の上の花や、人物の黒髪や、顔の特徴などとすることができる。
112.2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置を取得し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定する。
本発明の1つの具体的実施形態において、ステップ112は、以下の2つのステップにさらに分けることができる。
1121.第1のフレームの画像内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定する。第2のフレームの画像または第2のフレームの後の画像については、第1のフレームのキー情報ポイントと同じキー情報ポイントを解析のために取得することができる。
例えば、第1のフレームの画像において2つのキー情報ポイントが決定される。その場合、対象物体上のキー情報ポイントの量を1であると決定することができ、また、周囲領域内のキー情報ポイントの量を1であると決定することができる。
1122.2つの隣接するフレームの画像における2つのキー情報ポイントの位置を決定し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定する。
対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定するのに座標軸法を使用することができる。例えば、第1のフレームの画像においては、対象物体のキー情報ポイントaの座標は(0,4)であり、周囲領域内のキー情報ポイントbの座標は(2,6)であり、第2のフレームの画像においては、キー情報ポイントaの座標は(3,8)であり、キー情報ポイントbの座標はやはり(2,6)であるとする。キー情報ポイントbの座標の値は不変であるため、キー情報ポイントbによって表される周囲領域は移動せず、そのため、対象物体が移動する距離は5であることが得られる。
このステップでは、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔は、現在の環境の輝度に従って画像処理装置によって設定される。具体的には、写真撮影の前のプレビュー段階において、写真撮影環境の輝度が低い場合には、各フレームの画像が必要とする露光時間をしかるべく増やす必要がある。画像処理装置は、画像出力フレームレートが低減されるように、すなわち、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔が増大するように、現在の露光時間に従ってリアルタイムで画像出力フレームレートを調整する。そうではなく、写真撮影環境の輝度が高い場合には、出力フレームレートが改善されるように、すなわち、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔が短くなるように、露光時間をしかるべく短くする必要がある。
第2の場合に、対象物体が静止状態のままであり、画像処理装置が移動状態にあるときには、装置の移動速度が対象物体の写真撮影移動速度として使用される。
すべての、またはほとんどのキー情報ポイントが2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離が同じである場合、対象物体は静止状態のままであると判定することができる。
この場合には、装置の移動速度は先行技術において容易に取得することができ、例えば、装置の移動速度を直接測定することができ、このように、装置の取得される移動速度は対象物体の写真撮影移動速度である。対象物体の写真撮影移動速度をどのようにして取得すべきかについては、本発明では特に制限されない。
第3の場合に、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合しないときには、対象物体と画像処理装置との間の相対移動速度が対象物体の写真撮影移動速度として使用される。
この場合には、対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップは、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップと、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得するステップと、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップとを含む。
当然ながら、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合するときには、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離はゼロである。というのは、対象物体と装置との間の相対移動速度はゼロであり、そのため、対象物体の写真撮影移動速度がゼロになるからである。
加えて、写真撮影移動速度の演算結果の平滑性および正確さを向上させるために、写真撮影の前に、複数の隣接するフレームの画像間での対象物体の写真撮影移動速度の、測定および計算によって得られる結果に対して、対応する平滑化処理をさらに行うこともでき、これにより、写真撮影時に対象物体のより正確な写真撮影移動速度が得られる。
データに対して平滑化処理を行うための方法は複数あり、例えば、計算のために速度平滑化式を選択することもできる。具体的には、平滑化処理は、以下の速度平滑化式に従って移動速度の結果に対して行うことができる。
速度平滑化式:
Vc=a*Vo+(1−a)*Vnow、および
Vo=Vc、
式中、Vcは平滑化後に得られる移動速度であり、Voは最後に計算された、平滑化後に得られる移動速度であり、Vnowは現在計算されている移動速度であり、aは比例係数であり、aの値の範囲は(0,1)である。
例えば、aの値を0.5とすることができ、このようにして、現在の計算によって得られるVnowは、使用される最後に使用されたVcのわずか50%になる。例えば、前の速度が100であり、Vnowがある理由(例えば、可能な計算誤り)により200であるが、実際の速度がわずか120であると場合がある。平滑化式を用いて処理が行われた後で、計算によって得られるVcの値は150である。すなわち、Vnowが到達しうるピーク値がある程度まで平滑化され、それによって、Vnowと実際の移動速度との間の誤差が低減される。
S12.現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する。
本発明の本実施形態では、露光パラメータは写真撮影画像の鮮明度を表す数値であり、ゲインパラメータは写真撮影画像の輝度を表す数値である。露光パラメータの数値およびゲインパラメータの数値は、環境の取得される輝度の値および取得される写真撮影移動速度の値に従って決定することができる。本発明の本実施形態における露光パラメータを露光時間と呼ぶ。
写真撮影移動速度が露光パラメータおよびゲインパラメータにどのように影響を及ぼすかを以下で説明する。本発明の本実施形態では、環境の輝度が不変のままである場合には、対象物体のより速い写真撮影移動速度とは、より短い設定露光時間を示す。しかし、露光時間を短くすることは写真撮影画像の輝度が低減されることを示し、写真撮影画像の輝度を保証するために、ゲインパラメータを増やす必要がある。
本発明の本実施形態では、露光パラメータ表を設けることができ、露光パラメータ表では、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が露光パラメータ表の入力パラメータとして使用され、露光パラメータは、露光パラメータ表の出力パラメータとして使用されることに留意すべきである。図2に示すように、A、B、およびCは環境の輝度の値を表し、V1、V2、およびV3は移動速度の値を表し、Eは露光パラメータの値を表す。移動速度がゼロでないとき、これらの3つの間の計算関係を、式=(M*輝度/速度)を用いて計算することができる。式中、Mは定数であり、実際の条件に従い、この計算値に基づいてわずかに調整することもできる。要するに、露光パラメータの値は移動速度の値に逆比例し、環境の輝度の値に比例する。当然ながら、前述の表は、本発明の本実施形態における一例として使用されるにすぎない。実際の適用に際して、輝度および速度は、例えば、どちらもより多くのレベルに分類することができ、これについて本発明では限定されない。
このように、露光パラメータは、現在の写真撮影環境の輝度、および対象物体の写真撮影移動速度に従い、露光パラメータ表を探索することによって取得することができる。露光パラメータをゲインパラメータで乗算することによりある特定の値が得られるため、ゲインパラメータは、露光パラメータに従って得ることができる。
露光パラメータ表内の数値は事前設定することができ、そのため、ユーザが対象物体を写真撮影するときに、ユーザは、現在の環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表において直接、対応する露光パラメータを見つけることができることに留意すべきである。
S13.露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する。
このステップでは、画像処理の内容は、画像収集および収集後の輝度処理を含む。収集および輝度処理のプロセスは先行技術におけるプロセスと同じであり、ここには詳細を記述しない。画像が処理された後で、処理画像はさらに圧縮され、記憶される必要がある。画像を圧縮するプロセスおよび画像を記憶するプロセスは先行技術におけるプロセスと同じであり、ここには詳細を記述しない。
本発明の本実施形態における画像処理方法によれば、まず、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が取得され、次に、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータが決定され、次いで、決定された露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像が処理される。以上の説明から、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を用いて露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができる方式では、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
実施形態2
対応して、本発明の実施形態2は画像処理装置20を提供する。図3に示すように、本装置20は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得する取得部21と、取得部21によって取得される現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する決定部22と、決定部22によって決定される露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する処理部23とを含む。
本発明の本実施形態における画像処理装置20によれば、まず、決定部22が、取得部21によって取得される現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定し、次いで、処理部23が、決定部22によって決定される露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する。以上の説明から、本装置は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができ、これにより、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体が移動し、画像処理装置が静止したままである場合に、図4に示すように、取得部21は、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得する第1の取得モジュール211と、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得する第2の取得モジュール212と、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得する第3の取得モジュール213とを含む。
さらに、本発明の一実施形態において、第1の取得モジュール211は、具体的には、撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置を取得し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定する。
さらに、本発明の一実施形態において、処理部23はさらに、写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行う。この処理方式は、写真撮影移動速度の演算結果の平滑性および正確さを向上させることができる。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体が静止したままであり、画像処理装置が移動する場合に、取得部21は、画像処理装置の移動速度を対象物体の写真撮影移動速度として使用する。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と対象物体の移動速度が整合しない場合に、第1の取得モジュール211はさらに、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得し、第2の取得モジュール212はさらに、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得し、第3の取得モジュール213はさらに、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得する。
対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置の移動速度が整合するときには、対象物体と装置との間の相対移動速度がゼロであるため、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する、第1の取得モジュール211によって取得される距離はゼロになり、そのため、対象物体の、第3の取得モジュール213によって取得される写真撮影移動速度はゼロになる。
任意選択で、本発明の一実施形態においては、図5に示すように、決定部22は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定する第1のパラメータ決定モジュール221と、露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定する第2のパラメータ決定モジュール222とを含む。
本発明の本実施形態で提供される画像処理装置20の各構造部の具体的機能については、前述の方法実施形態を参照するものであることに留意すべきである。
実施形態3
図6に、本発明による画像処理装置の別の実施形態を示す。図6に示す画像処理装置50は画像処理装置の一例にすぎず、画像処理装置50は、図6に示す構成要素より多数または少数の構成要素を有していてもよく、2つ以上の構成要素を組み合わせてもよく、異なる構成要素構成を有していてもよいことを理解すべきである。図6に示す様々な構成要素は、1つもしくは複数の信号処理回路および/もしくは特定用途向け集積回路を含むハードウェア、ソフトウェア、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって実現することができる。
図6に示すように、本実施形態で提供される画像処理装置50は、光センサ51、画像プロセッサ52、メモリ53、通信インターフェース54、バス55、およびカメラ56を含む。光センサ51はカメラ56に配備される。光センサ51、画像プロセッサ52、メモリ53、および通信インターフェース54は、通信を完了するためにバス55を用いて接続される。バス55は、産業標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略してISA)バス、周辺装置相互接続(Peripheral Component、略してPCI)バス、拡張ISA(Extended Industry Standard Architecture、略してEISA)などとすることができる。バス55は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類することができる。表現を容易にするために、図6ではバス55を太線のみを用いて表しているが、これは、ただ1本バスまたは1つのタイプのバスしかないことを示すものではない。
メモリ53は、実行可能プログラムコードを記憶し、プログラムコードはコンピュータ演算命令を含む。メモリ53は、高速RAMメモリを含むこともでき、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、1つまたは複数の磁気ディスク記憶デバイス、フラッシュメモリ、あるいは別の揮発性ソリッドステート記憶デバイスを含むこともできる。メモリ53は、画像プロセッサ52、通信インターフェース54などによってアクセスすることができる。
光センサ51は、現在の写真撮影環境の輝度を取得する。具体的には、光センサ51は、周囲光を電気信号に変換し、電気信号は圧縮され、次いでメモリ53によって保存される。
画像プロセッサ52は、信号処理部57、同期信号発生器58、符号器59などを含み、これにより、対象物体の写真撮影移動速度を取得し、対象物体の写真撮影移動速度および光センサ51によって取得される現在の写真撮影環境の輝度に従って、露光パラメータおよびゲインパラメータを取得し、対象物体の、カメラ56によって取得される画像を処理する。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体が移動し、画像処理装置50が静止したままである場合に、画像プロセッサ52は、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得し、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得し、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得する。
さらに、本発明の一実施形態において、画像プロセッサ52は、具体的にはさらに、撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置を取得し、2つの隣接するフレームの画像の各々におけるキー情報ポイントの位置に従って、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を決定する。
さらに、本発明の一実施形態において、画像プロセッサ52はさらに、写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行うことができる。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体が静止したままであり、画像処理装置50が移動状態にある場合に、画像プロセッサ52は、装置50の移動速度を対象物体の写真撮影移動速度として使用する。
任意選択で、本発明の一実施形態において、対象物体と画像処理装置50がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置50の移動速度が整合しない場合に、画像プロセッサ52は、対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得し、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔を取得し、対象物体が移動する距離および時間間隔に従って対象物体の写真撮影移動速度を取得する。
対象物体と画像処理装置50がどちらも移動状態にあり、対象物体の移動速度と画像処理装置50の移動速度が整合する場合には、対象物体の、画像プロセッサ52によって取得される写真撮影移動速度はゼロである。
任意選択で、本発明の一実施形態において、画像プロセッサ52は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の移動速度に従って、メモリ53を用いて事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定し、露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定する。
画像プロセッサ52は、中央処理装置(Central Processing Unit、略してCPU)とすることもでき、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、略してASIC)とすることもでき、本発明の本実施形態を実現するように構成された1つまたは複数の集積回路とすることもできる。
ここには詳細を記述しないが、前述の機能に加えて、前述の画像プロセッサ52はさらに、前述の方法実施形態における他のプロセスを実行することもできることに留意すべきである。
ここには詳細を記述しないが、画像プロセッサ52内の機能部の分割については、画像処理装置の前述の実施形態を参照することができることにさらに留意すべきである。
対応して、本発明の本実施形態は端末をさらに提供し、本端末は、上述の画像処理装置の実施形態における任意の実施形態に記載されている画像処理装置を含む。
例えば、本発明の本実施形態で提供される本端末は、携帯電話、タブレットコンピュータ、携帯情報端末、PCといった、写真撮影機能を有する任意の種類のデバイスとすることができる。
実施形態4
図7は、本発明の本実施形態で提供される端末に関連した携帯電話70の一部の構造ブロック図である。図7に示すように、携帯電話70は、外部カメラセンサ71、マイクロプロセッサ72、メモリ73、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)ディスプレイ74、バス75、ISP(Image Signal Processor、画像信号処理)部76、イメージセンサ77、演算プロセッサ78、および画像符号器79を含む。
バス75は、MIPI(Mobile Industry Processor、モバイル・インダストリ・プロセッサ)バス751、および(Iner-Integrated Circuit)バス752を含む。
図7に示す携帯電話の構造は、本携帯電話に対する限定を構成するものではなく、本携帯電話は、図7に示されている構成要素より多数の構成要素または少数の構成要素を含んでいてよく、いくつかの構成要素が組み合わされてもよく、異なる構成要素配置が使用されてもよいことを当業者は理解することができる。
携帯電話70の構成要素を、図7を参照して以下で具体的に説明する。
プレビュー段階において、外部カメラセンサ71は画像を収集し、各フレームの収集画像が、MIPIバス751を介してマイクロプロセッサ72内のISP部76へ送られる。
演算プロセッサ78は、対象物体の写真撮影移動速度を決定し、得られた写真撮影移動速度の結果をマイクロプロセッサ72へ送る。同時に、ISP部76も、現在の写真撮影環境の、光センサによって取得される輝度をマイクロプロセッサ72へ送る。このように、マイクロプロセッサ72は、対象物体の写真撮影移動速度および現在の写真撮影環境の輝度に従って、写真撮影段階において必要とされる露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する。
写真撮影段階において、一態様では、マイクロプロセッサ72は、バス752を介して、前のプレビュー段階に従って得られた露光パラメータを、設定のために外部カメラセンサ71へ送り、これにより、ISP部76は、露光パラメータに従って画像を収集することがでる。また別の態様では、マイクロプロセッサ72は、ゲインパラメータを設定のためにISPモジュールへ送り、これにより、ISP部76は、ゲインパラメータに従って収集された画像に対する輝度処理を行うことができる。
輝度処理後に得られる画像は画像圧縮のために画像符号器79へ送られ、メモリ73が画像を記憶し、または画像はLCDディスプレイ74を用いて表示される。実施形態1における具体的方法を携帯電話70によって実現することができる。ここには詳細を記述しない。
図には示されていないが、携帯電話70は、カメラ、Bluetooth(登録商標)モジュールなどをさらに含むことができる。これらについてここには記述しない。
本明細書における実施形態はすべて累進的に記述されており、各実施形態における同じ部分または類似した部分については、これらの実施形態を参照することができ、各実施形態は他の実施形態との差異に焦点を当てている。特に、装置実施形態は、基本的には、方法実施形態と同様であり、したがって、簡潔に記述されている。関連した部分については、方法実施形態における部分の記述を参照することができる。
説明した装置実施形態は単なる例示にすぎないことに留意すべきである。別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離していてもそうでなくてもよく、ユニットとして表示された部品は、物理的ユニットであってもそうでなくてもよく、1つの位置に配置されていてもよく、複数のネットワークユニット上に分散されていてもよい。モジュールの一部または全部を、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の要件に従って選択することもできる。加えて、本発明で提供される装置実施形態の添付の図面において、モジュール間の接続関係は、各モジュールが相互に通信接続を有することを指示し、これらの通信接続は、具体的には、1つまたは複数の通信バスまたは信号ケーブルとして実現することができる。当業者は、本発明の実施形態を難なく理解し、実現することができる。
前述の実施態様の説明に基づけば、当業者は、本発明が、必要な汎用ハードウェアにソフトウェアを加えたものによっても、専用集積回路、専用CPU、専用メモリ、専用構成部品などを含む専用ハードウェアによっても実現できることを明確に理解することができる。一般に、コンピュータプログラムが果たすことのできるあらゆる機能は、対応するハードウェアを用いて容易に実現することができる。さらに、同じ機能を実現するのに使用される具体的なハードウェア構造は様々な形態のものとすることができ、例えば、アナログ回路、デジタル回路、専用回路などの形態とすることができる。しかし、本発明については、ほとんどの場合においてソフトウェアプログラムによる実施がより適切な実施態様である。この理解に基づき、本発明の技術解決策を本質的に、または先行技術に寄与する部分を、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。コンピュータソフトウェア製品は、コンピュータのフロッピー(登録商標)ディスク、USBフラッシュドライブ、取り外し可能ハードディスク、読取り専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、または光ディスクといった可読記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどとすることができる)に、本発明の各実施形態において記述されている方法を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。
以上の説明は、単に、本発明の具体的実装態様であるにすぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。本発明で開示される技術的範囲内で当業者によって容易に考案されるいかなる変形も置換も、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
20 画像処理装置
21 取得部
22 決定部
23 処理部
50 画像処理装置
51 光センサ
52 画像プロセッサ
53 メモリ
54 通信インターフェース
55 バス
56 カメラ
57 信号処理部
58 同期信号発生器
59 符号器
70 携帯電話
71 外部カメラセンサ
72 マイクロプロセッサ
73 メモリ
74 LCDディスプレイ
75 バス
76 ISP部
77 イメージセンサ
78 演算プロセッサ
79 画像符号器
211 第1の取得モジュール
212 第2の取得モジュール
213 第3の取得モジュール
221 第1のパラメータ決定モジュール
222 第2のパラメータ決定モジュール
751 MIPIバス
752 I2Cバス
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は画像処理方法を提供し、本方法は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップと、
露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理するステップと
を含む。
第1の態様の第5の可能な実施態様において、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップは、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定するステップと、
露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定するステップと
を含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は画像処理装置を提供し、本装置は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得する取得部と、
取得部によって取得される現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する決定部と、
決定部によって決定される露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する処理部と
を含む。
第2の態様の第5の可能な実施態様において、決定部は、
現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定する第1のパラメータ決定モジュールと、
露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定する第2のパラメータ決定モジュールと
を含む。
第2の態様の第1の可能な実施態様または第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第6の可能な実施態様において、処理部はさらに、写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行う。
本発明の実施形態において提供される画像処理方法および画像処理装置、ならびに端末によれば、まず、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が取得され、次に、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータが決定され、次いで、決定された露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像が処理される。以上の説明から、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を用いて露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができる方式では、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確に説明する。明らかに、説明される実施形態は、本発明の実施形態の全部ではなく、一部であるにすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者によって難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
このステップでは、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔は、現在の写真撮影環境の輝度に従って画像処理装置によって設定される。具体的には、写真撮影の前のプレビュー段階において、写真撮影環境の輝度が低い場合には、各フレームの画像が必要とする露光時間をしかるべく増やす必要がある。画像処理装置は、画像出力フレームレートが低減されるように、すなわち、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔が増大するように、現在の露光時間に従ってリアルタイムで画像出力フレームレートを調整する。そうではなく、写真撮影環境の輝度が高い場合には、画像出力フレームレートが改善されるように、すなわち、2つの隣接するフレームの画像間の時間間隔が短くなるように、露光時間をしかるべく短くする必要がある。
本発明の本実施形態では、露光パラメータは写真撮影画像の鮮明度を表す数値であり、ゲインパラメータは写真撮影画像の輝度を表す数値である。露光パラメータの数値およびゲインパラメータの数値は、現在の写真撮影環境の取得される輝度の値および取得される写真撮影移動速度の値に従って決定することができる。本発明の本実施形態における露光パラメータを露光時間と呼ぶ。
写真撮影移動速度が露光パラメータおよびゲインパラメータにどのように影響を及ぼすかを以下で説明する。本発明の本実施形態では、現在の写真撮影環境の輝度が不変のままである場合には、対象物体のより速い写真撮影移動速度とは、より短い設定露光時間を示す。しかし、露光時間を短くすることは写真撮影画像の輝度が低減されることを示し、写真撮影画像の輝度を保証するために、ゲインパラメータを増やす必要がある。
本発明の本実施形態では、露光パラメータ表を設けることができ、露光パラメータ表では、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が露光パラメータ表の入力パラメータとして使用され、露光パラメータは、露光パラメータ表の出力パラメータとして使用されることに留意すべきである。図2に示すように、A、B、およびCは現在の写真撮影環境の輝度の値を表し、V1、V2、およびV3は移動速度の値を表し、Eは露光パラメータの値を表す。移動速度がゼロでないとき、これらの3つの間の計算関係を、式(M*輝度/速度)を用いて計算することができる。式中、Mは定数であり、実際の条件に従い、この計算値に基づいてわずかに調整することもできる。要するに、露光パラメータの値は移動速度の値に逆比例し、現在の写真撮影環境の輝度の値に比例する。当然ながら、前述の表は、本発明の本実施形態における一例として使用されるにすぎない。実際の適用に際して、輝度および速度は、例えば、どちらもより多くのレベルに分類することができ、これについて本発明では限定されない。
本発明の本実施形態における画像処理方法によれば、まず、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度が取得され、次に、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータが決定され、次いで、決定された露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像が処理される。以上の説明から、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を用いて露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができる方式では、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
本発明の本実施形態における画像処理装置20によれば、まず、決定部22が、取得部21によって取得される現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定し、次いで、処理部23が、決定部22によって決定される露光パラメータおよびゲインパラメータに従って対象物体の取得画像を処理する。以上の説明から、本装置は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定することができ、これにより、写真撮影される対象物体が移動物体である場合に写真撮影画像に目に見える影またはストリーキングが発現する事例が回避され、そのため、写真撮影画像がより明瞭になり、それによって画像処理効率が実質上改善されることが分かる。
任意選択で、本発明の一実施形態においては、図5に示すように、決定部22は、現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって露光パラメータを決定する第1のパラメータ決定モジュール221と、露光パラメータに従ってゲインパラメータを決定する第2のパラメータ決定モジュール222とを含む。
図6に示すように、本実施形態で提供される画像処理装置50は、光センサ51、画像プロセッサ52、メモリ53、通信インターフェース54、バス55、およびカメラ56を含む。光センサ51はカメラ56に配備される。光センサ51、画像プロセッサ52、メモリ53、および通信インターフェース54は、通信を完了するためにバス55を用いて接続される。バス55は、産業標準アーキテクチャ(Industry Standard Architecture、略してISA)バス、周辺装置相互接続(Peripheral Component Interconnect、略してPCI)バス、拡張ISA(Extended Industry Standard Architecture、略してEISA)などとすることができる。バス55は、アドレスバス、データバス、制御バスなどに分類することができる。表現を容易にするために、図6ではバス55を太線のみを用いて表しているが、これは、ただ1本バスまたは1つのタイプのバスしかないことを示すものではない。
実施形態4
図7は、本発明の本実施形態で提供される端末に関連した携帯電話70の一部の構造ブロック図である。図7に示すように、携帯電話70は、外部カメラセンサ71、マイクロプロセッサ72、メモリ73、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)ディスプレイ74、バス75、ISP(Image Signal Processor、画像信号プロセッサ)部76、イメージセンサ77、演算プロセッサ78、および画像符号器79を含む。
バス75は、MIPI(Mobile Industry Processor Interface、モバイル・インダストリ・プロセッサ・インターフェース)バス751、およびI2C(Iner-Integrated Circuit)バス752を含む。
写真撮影段階において、一態様では、マイクロプロセッサ72は、バス752を介して、前のプレビュー段階に従って得られた露光パラメータを、設定のために外部カメラセンサ71へ送り、これにより、ISP部76は、露光パラメータに従って画像を収集することがでる。また別の態様では、マイクロプロセッサ72は、ゲインパラメータを設定のためにISPへ送り、これにより、ISP部76は、ゲインパラメータに従って収集された画像に対する輝度処理を行うことができる。



  1. 現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得するステップと、
    前記現在の写真撮影環境の前記輝度および前記対象物体の前記写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定するステップと、
    前記露光パラメータおよび前記ゲインパラメータに従って前記対象物体の取得画像を処理するステップと
    を含む、画像処理方法。

  2. 前記対象物体が移動し、画像処理装置が静止したままである場合に、前記対象物体の写真撮影移動速度を取得する前記ステップは、具体的には、
    前記対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップと、
    2つの隣接するフレームの前記画像間の時間間隔を取得するステップと、
    前記対象物体が移動する前記距離および前記時間間隔に従って前記対象物体の前記写真撮影移動速度を取得するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。

  3. 前記対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得する前記ステップは、具体的には、
    撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定するステップと、
    2つの隣接するフレームの前記画像の各々における前記キー情報ポイントの位置を取得するステップと、
    2つの隣接するフレームの前記画像の各々における前記キー情報ポイントの前記位置に従って、前記対象物体が2つの隣接するフレームの前記画像間で移動する前記距離を決定するステップと
    を含む、請求項2に記載の方法。

  4. 前記対象物体が静止したままであり、画像処理装置が移動状態にある場合に、前記画像処理装置の移動速度が前記対象物体の前記写真撮影移動速度として使用される、請求項1に記載の方法。

  5. 前記対象物体と画像処理装置がどちらも移動状態にあり、前記対象物体の移動速度と前記画像処理装置の移動速度が整合しない場合に、前記対象物体の写真撮影移動速度を取得する前記ステップは、
    前記対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得するステップと、
    2つの隣接するフレームの前記画像間の時間間隔を取得するステップと、
    前記対象物体が移動する前記距離および前記時間間隔に従って前記対象物体の前記写真撮影移動速度を取得するステップと
    を含み、前記対象物体と前記画像処理装置がどちらも前記移動状態にあり、前記対象物体の前記移動速度と前記画像処理装置の前記移動速度が整合する場合に、前記対象物体の前記取得される写真撮影移動速度はゼロである、請求項1に記載の方法。

  6. 前記現在の写真撮影環境の前記輝度および前記移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する前記ステップは、
    前記現在の写真撮影環境の前記輝度および前記対象物体の前記移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって前記露光パラメータを決定するステップと、
    前記露光パラメータに従って前記ゲインパラメータを決定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。

  7. 前記写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行うステップ
    をさらに含む、請求項2または3に記載の方法。

  8. 現在の写真撮影環境の輝度および対象物体の写真撮影移動速度を取得する取得部と、
    前記取得部によって取得される前記現在の写真撮影環境の前記輝度および前記対象物体の前記写真撮影移動速度に従って露光パラメータおよびゲインパラメータを決定する決定部と、
    前記決定部によって決定される前記露光パラメータおよび前記ゲインパラメータに従って前記対象物体の前記取得画像を処理する処理部と
    を含む、画像処理装置。

  9. 前記対象物体が移動し、前記画像処理装置が静止したままである場合に、前記取得部は、
    前記対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得する第1の取得モジュールと、
    2つの隣接するフレームの前記画像間の時間間隔を取得する第2の取得モジュールと、
    前記対象物体が移動する前記距離および前記時間間隔に従って前記対象物体の前記写真撮影移動速度を取得する第3の取得モジュールであって、前記対象物体が移動する前記距離は前記第1の取得モジュールによって取得され、前記時間間隔は前記第2の取得モジュールによって取得される、前記第3の取得モジュールと
    を含む、請求項8に記載の装置。

  10. 前記第1の取得モジュールは、具体的には、
    撮影範囲内の少なくとも1つのキー情報ポイントを決定し、
    2つの隣接するフレームの前記画像の各々における前記キー情報ポイントの位置を取得し、
    2つの隣接するフレームの前記画像の各々における前記キー情報ポイントの前記位置に従って、前記対象物体が2つの隣接するフレームの前記画像間で移動する前記距離を決定する
    請求項9に記載の装置。

  11. 前記対象物体が静止したままであり、前記画像処理装置が移動状態にある場合に、前記取得部は前記画像処理装置の移動速度を前記対象物体の前記写真撮影移動速度として使用する、請求項8に記載の装置。

  12. 前記対象物体と前記画像処理装置がどちらも移動状態にあり、前記対象物体の移動速度と前記画像処理装置の移動速度が整合しない場合に、
    第1の取得モジュールはさらに、前記対象物体が2つの隣接するフレームの画像間で移動する距離を取得し、
    第2の取得モジュールはさらに、2つの隣接するフレームの前記画像間の時間間隔を取得し、
    第3の取得モジュールはさらに、前記対象物体が移動する前記距離および前記時間間隔に従って前記対象物体の前記写真撮影移動速度を取得し、
    前記対象物体と前記画像処理装置がどちらも前記移動状態にあり、前記対象物体の前記移動速度と前記画像処理装置の前記移動速度が整合する場合に、前記対象物体の、前記第3の取得モジュールによって取得される前記写真撮影移動速度はゼロである、請求項8に記載の装置。

  13. 前記決定部は、
    前記現在の写真撮影環境の前記輝度および前記対象物体の前記移動速度に従って、事前設定の露光パラメータ表を探索することによって前記露光パラメータを決定する第1のパラメータ決定モジュールと、
    前記露光パラメータに従って前記ゲインパラメータを決定する第2のパラメータ決定モジュールと
    を含む、請求項8に記載の装置。

  14. 前記処理部はさらに、前記写真撮影移動速度に対する平滑化処理を行う、請求項7または8に記載の装置。

  15. 請求項8から14のいずれか一項に記載の画像処理装置を含む端末。

 

 

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