マルチチャネルのオーディオ出力が可能なオーディオ出力装置及びそれを適用したディスプレイ装置。

 

マルチチャネルのオーディオ出力が可能なオーディオ出力装置及びそれを適用したディスプレイ装置が改善される。本発明に係るディスプレイ装置は、映像データをディスプレイするディスプレイ部と、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する複数の一体型スピーカとを含み、複数の一体型スピーカのそれぞれは、低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカとを含む。それにより、本発明は、単一のスピーカを介してマルチチャネルのオーディオ信号を出力することにより、ユーザの聴取位置及びディスプレイ装置と後壁の間の距離によらず低域損失のない高音質の音響を提供することができる。

 

 

本発明は、オーディオ出力装置及びそれを適用したディスプレイ装置に関し、より詳細には、マルチチャネルのオーディオ出力が可能なオーディオ出力装置及びそれを適用したディスプレイ装置に関する。
近代のデジタルテレビのようなディスプレイ装置は、薄型ディスプレイパネル技術の発展に伴い、ディスプレイ装置を構成するハウジングが次第にスリム化している。このように、ディスプレイ装置がスリム化するにつれ、ディスプレイ装置を構成する様々な構成も、スリム化したディスプレイ装置に適するように開発されている。特に、オーディオを出力するスピーカの場合、ディスプレイ装置がスリム化するにつれ、ディスプレイ装置の前面に出力するための内部の空間が狭くなったため、多様なやり方が適用されている。
詳細には、最近のディスプレイ装置は、下方放射及び後方放射方式でディスプレイ装置内に取り付けられたスピーカを介してオーディオを出力する方法が用いられている。具体的に、ディスプレイ装置内には、低音帯域のオーディオを出力するウーファスピーカがディスプレイ装置の背面に形成され、レフトチャネルとライトチャネルとに対応する中高音帯域のオーディオを出力するそれぞれの前面スピーカは、ディスプレイ装置の下部領域の左右にそれぞれ形成される。よって、ウーファスピーカを介して出力されたオーディオ信号はディスプレイ装置の背面を通じて放射され、放射されたオーディオ信号はディスプレイ装置と隣接する後壁及び側壁によって回折されてディスプレイ装置の前面に伝達される。そして、それぞれの前面スピーカを介して出力されるオーディオ信号はディスプレイ装置の下部面を介して放射され、放射されたオーディオ信号はディスプレイ装置と隣接する下部面によって回折及び反射されてディスプレイ装置の前面に伝達される。
よって、ディスプレイ装置の前面に位置するユーザは、ウーファスピーカ及び前面スピーカを介して出力されたオーディオを聴くことができる。
しかし、このような従来のオーディオ出力方式は、次のような問題がある。
まず、ウーファスピーカ及び前面スピーカは、オーディオ信号を出力する出力方向が相互異なるため、ウーファスピーカから出力されたオーディオ信号と前面スピーカから出力されたオーディオ信号とがディスプレイ装置の前面に伝達されるまでの距離に差が生じかねない。それにより、このような距離差を考慮して設定された位置を外れた領域には低音帯域と中高音帯域上で共通してオーディオ信号が出力されるクロスオーバー帯域の位相変化が生じる。結果、ユーザはクロスオーバー帯域の位相変化の生じる領域に位置する場合、クロスオーバー帯域に該当する区間に対して低音質のオーディオを聴かざるを得ないという不都合があった。
次に、ディスプレイ装置と後壁との間の距離に応じて、ウーファスピーカを介して放射された直接音と後壁によって反射された反射音との位相差が生じる可能性がある。このように、直接音と反射音との位相差が発生する場合、特定帯域に対する相殺及び補強されるべき区間が変化することにより、所望の低音帯域のオーディオ信号を発生できないという問題があった。
最後に、従来のウーファスピーカは、ヘルムホルツ共鳴(Helmholtz Resonance)方式が適用された低音反射型スピーカボックス(Bass Reflex Enclosure or Vented Enclosure)を使用して一般的なウーファスピーカに比べて、低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができる。すなわち、従来のウーファスピーカは、ウーファユニットから発生する前方音とウーファユニットの後から再生される後方音とがヘルムホルツ共鳴によって増幅されたダクト音を合成して低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができる。しかし、このようなダクト音は、後方放射方式で放射される前方音と違って、ディスプレイ装置を構成する内部の構造物によって減衰した後、ハウジングの隙間から漏れ出るため、前方音と合成される過程で一部が損なわれる。その結果、ダクト音と前方音とが合成された合成音は低域損失が発生したりノイズが発生するという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、従来のディスプレイ装置に適用されたスピーカの短所を補うことにある。
更に、もうひとつの目的は、ディスプレイ装置に適用された単一スピーカを介してマルチチャネルのオーディオを出力することにある。
前記目的を達成するための本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置は、映像データをディスプレイするディスプレイ部と、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する複数の一体型スピーカとを含み、前記複数の一体型スピーカのそれぞれは、低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、前記ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカとを含む。
そして、前記複数の一体型スピーカは、前記ディスプレイ装置の終端領域に位置し、前記ウーファスピーカ及び前記少なくとも1つの前面スピーカから出力されるオーディオ信号は下方に放射されてよい。
なお、前記複数の一体型スピーカのうちの第1一体型スピーカに含まれた第1前面スピーカは、レフトチャネルのオーディオ信号を出力し、前記複数の一体型スピーカのうちの第2一体型スピーカに含まれた第2前面スピーカは、ライトチャネルのオーディオ信号を出力してよい。
そして、前記第1及び第2一体型スピーカのそれぞれは、第1及び第2ウーファスピーカをそれぞれ更に含み、前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、低音帯域の同一のオーディオ信号を出力してよい。
なお、前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の音響を共鳴させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するダクトとを含み、前記ウーファユニット及び前記ダクトは、帯域通過エンクロージャ(Bandpass Enclosure)方式またはベント型エンクロージャ(Vented Enclosure)方式で形成されてよい。
そして、前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の振動を共振させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する振動板とを含み、前記ウーファユニット及び前記振動板は、帯域通過型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式またはベント型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されてよい。
なお、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、密閉型のエンクロージャ(Sealed Enclosure)方式で形成されてよい。
そして、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、出力される中高音帯域のオーディオ信号の音響を共鳴させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するベント型エンクロージャ方式で形成されてよい。
なお、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、出力される中高音帯域のオーディオ信号の振動を共振させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されてよい。
そして、前記第1及び第2一体型スピーカのそれぞれは、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれに隣接して前記第1及び第2前面スピーカを介して出力されるオーディオ信号の出力方向と同一の出力方向に高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ(Tweeter)を更に含んでよい。
一方、前記目的を達成するための本発明の別の実施形態に係るディスプレイ装置は、映像データをディスプレイするディスプレイ部と、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカとを含み、前記一体型スピーカは、低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、前記ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカとを含む。
そして、前記一体型スピーカは、前記ディスプレイ装置の終端領域に位置し、前記ウーファスピーカ及び前記少なくとも1つの前面スピーカから出力されるオーディオ信号は下方に放射されてよい。
なお、前記一体型スピーカは、レフトチャネルのオーディオ信号を出力する第1前面スピーカと、ライトチャネルのオーディオ信号を出力する第2前面スピーカとを含み、前記ウーファスピーカは、前記第1及び第2前面スピーカの間に位置してよい。
そして、前記ウーファスピーカは、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の音響を共鳴させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するダクトとを含み、前記ウーファユニット及び前記ダクトは、帯域通過エンクロージャ(Bandpass Enclosure)方式またはベント型エンクロージャ(Vented Enclosure)方式で形成されてよい。
なお、前記ウーファスピーカは、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の振動を共振させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する振動板とを含み、前記ウーファユニット及び前記振動板は、帯域通過型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式またはベント型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されてよい。
そして、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、密閉型のエンクロージャ(Sealed Enclosure)方式で形成されてよい。
なお、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、出力される中高音帯域のオーディオ信号の音響を共鳴させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するベント型エンクロージャ方式で形成されてよい。
そして、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、出力される中高音帯域のオーディオ信号の振動を共振させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されてよい。
なお、前記一体型スピーカは、前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれに隣接して前記第1及び第2前面スピーカを介して出力されるオーディオ信号の出力方向と同一の出力方向に高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ(Tweeter)を更に含んでよい。
一方、前記目的を達成するための本発明の更に別の実施形態に係る低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力するオーディオ出力装置は、低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、前記ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカとを含む。
以上説明したように、本発明によれば、ディスプレイ装置に適用されたスピーカ は、単一で構成されてマルチチャネルのオーディオ信号を出力することができる。更に、本発明は、単一のスピーカを介してマルチチャネルのオーディオ信号を出力することにより、ユーザの聴取位置及びディスプレイ装置と後壁の間の距離によらず低域損失のない高音質の音響を提供することができる。
一般的なディスプレイ装置に搭載されたスピーカを介してオーディオ信号を出力する第1例示図である。 一般的なディスプレイ装置に搭載されたスピーカを介してオーディオ信号を出力する第2例示図である。 本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置のブロック図である。 本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置で複数の一体型スピーカを介して低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号が放射されることを示す例示図である。 本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置で一体型スピーカを介して出力されるオーディオ信号の出力方向を示す例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカの投影図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカで帯域通過エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第1例示図である。 本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカで帯域通過型受動放射器エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第2例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカでベント型エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第1例示図である。 本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカでベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第2例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカで密閉型エンクロージャ方式が適用された前面スピーカの例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカからベント型エンクロージャ方式が適用されて低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第1例示図である。 本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカからベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されて低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第2例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカから高音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの例示図である。 本発明の一実施形態に係る一体型スピーカから低音ないし高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第1例示図である。 本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカからベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されて低音ないし高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第2例示図である。 本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置でレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中低音帯域及び低音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカの例示図である。 本発明の別の実施形態に係るディスプレイ装置で中低音帯域及び低音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカの例示図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
本発明に対する詳細な説明をするにあたり、従来のディスプレイ装置内に搭載されたスピーカを介してオーディオ信号を出力する動作について概略に説明する。
図1は、一般的なディスプレイ装置に搭載されたスピーカを介してオーディオ信号を出力する第1例示図である。
図1に示すように、ディスプレイ装置10は、ウーファスピーカ20及び前面スピーカ30a、30bを含む。具体的に、ウーファスピーカ20は、ディスプレイ装置10の背面の一側面に搭載されて外部から印加された低音帯域のオーディオ信号を出力するスピーカである。このようなウーファスピーカ20は、ウーファユニット21を含んでよく、ウーファユニット21は外部から印加された低音帯域のオーディオ信号に関連して音響振動を発生させる。よって、ウーファスピーカ20は、ウーファユニット21によって発生した音響振動に対する前方音を後方放射(Back−Firing)方式で放射させることで、外部から印加された低音帯域のオーディオ信号を出力する。それにより、ウーファスピーカ20を介して出力される低音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置10に隣接する後壁面或いは後壁面及び側壁面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達される。
そして、前面スピーカ30a、30bは、ディスプレイ装置10の下部面の両側面にそれぞれ搭載されて外部から印加された中高音帯域のオーディオ信号を出力するスピーカである。具体的に、前面スピーカ(以下、第1前面スピーカという)30aは、ディスプレイ装置10の下部面の左側領域に搭載されて中高音帯域のレフトオーディオ信号を出力し、もう一方のスピーカ(以下、第2前面スピーカという)30bは、ディスプレイ装置10の下部面の右側領域に搭載されて中高音帯域のライトオーディオ信号を出力する。このように、ディスプレイ装置10の下部面左右に搭載される第1及び第2前面スピーカ30a、30bは、下方放射(Down−Firing)方式で中高音帯域のレフトオーディオ信号及びライトオーディオ信号を出力する。それにより、第1及び第2前面スピーカ30a、30bを介して出力される中高音帯域のレフト及びライトオーディオ信号のそれぞれはディスプレイ装置10に隣接する下部面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達される。
このように、ディスプレイ装置10は、ウーファスピーカ20及び第1、第2前面スピーカ30a、30bを介して低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、ユーザは高音質のオーディオ音響を楽しむことができる。しかし、このようなディスプレイ装置10のウーファスピーカ20及び第1、第2スピーカ30a、30bを介して出力される低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号はユーザの聴取位置に応じて特定帯域における位相差が発生して当該特定帯域に対するオーディオ音質が低下するという問題があった。
具体的に、上述のように、ウーファスピーカ20はディスプレイ装置10の背面の一側面に搭載されて後方放射でオーディオ信号を出力し、第1及び第2前面スピーカ30a、30bはディスプレイ装置10の下部面左右領域にそれぞれ搭載されて下方放射でオーディオ信号を出力する。よって、ウーファスピーカ20及び第1及び第2前面スピーカ30a、30bから出力されたそれぞれのオーディオ信号がディスプレイ装置10の前面に伝達されるまでの距離に差が生じる可能性があり、このような距離差によって特定帯域の周波数応答がユーザの聴取位置に応じて異なってよい。ここで、特定帯域は、低音帯域と中高音帯域上で共通してオーディオ信号が出力される区間として、クロスオーバ(X−over)帯域と呼んでよい。このようなクロスオーバ帯域は、両端の位相差が0°である場合、補償干渉によって当該帯域が埋まり、両端の位相差が180°である場合、相殺干渉によって当該帯域に深い溝(Dip)が発生する。よって、一般的なディスプレイ装置10は、画面の中央を基準にウーファスピーカ20と第1及び第2前面スピーカ30a、30b間の帯域中クロスオーバの生じる区間の位相差が0°になるようにPEQ(Parametric Equalizer)チューニングされている。しかし、このような方式でチューニングされる場合、ユーザの聴取位置がディスプレイ装置10の左側或いは右側である場合、クロスオーバ帯域の位相変化が生じることで、ディスプレイ装置10の左側或いは右側にあるユーザはクロスオーバ帯域に該当する区間に対して低音質のオーディオを聴取せざるを得ないという不都合が生じる。
なお、ディスプレイ装置10のウーファスピーカ20を介して出力される低音帯域のオーディオ信号はウーファスピーカ20を介して放射された直接音と後壁によって反射された反射音とが合成されて回折を通じてディスプレイ装置10の前面に伝達される。このとき、ディスプレイ装置10の後壁間の距離に応じて、ウーファスピーカ20を介して放射された直接音と後壁によって反射された反射音の位相差が生じかねない。直接音と反射音とに位相差が生じる場合、特定帯域に対する相殺及び補強されるべき区間が変化することで、所望の低音帯域のオーディオ信号を発生することができないという問題があった。
図2は、一般的なディスプレイ装置に搭載されたスピーカを介してオーディオ信号を出力する第2例示図である。
図2に示すように、ディスプレイ装置10はウーファスピーカ20及び第1、第2前面スピーカ30a、30bを含む。上述のように、第1前面スピーカ30aはディスプレイ装置10の下部面の左側領域に搭載されて中高音帯域のレフトオーディオ信号を出力し、第2前面スピーカ30bはディスプレイ装置10の下部面の右側領域に搭載されて中高音帯域のライトオーディオ信号を出力する。このように、ディスプレイ装置10の下部面左右に搭載される第1及び第2前面スピーカ30a、30bは下方放射方式で中高音帯域のレフトオーディオ信号及びライトオーディオ信号を出力する。それにより、第1及び第2前面スピーカ30a、30bを介して出力される中高音帯域のレフト及びライトオーディオ信号のそれぞれはディスプレイ装置10に隣接する下部面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達される。
そして、ウーファスピーカ20はディスプレイ装置10の背面の一側面に搭載されて外部から印加された低音帯域のオーディオ信号を出力するスピーカである。このとき、ウーファスピーカ20はヘルムホルツ共鳴(Helmholtz Resonance)方式を用いて図1で上述したウーファスピーカ20に比べて、低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができ、そのために、ウーファユニット21及びダクト(Duct)13を含んでよい。ウーファユニット21は外部から印加された低音帯域のオーディオ信号に対する音響振動を発生させる。そして、ダクト23は、ウーファユニット21の後から再生される逆位相の後方音を共鳴周波数以上の帯域で再度180°反転させて低音帯域の補強されたダクト音を放射する。
よって、ウーファスピーカ20は、ウーファユニット21から発生する音響振動に対する前方音とダクト23から放射されたダクト音とが合成された合成音を後方放射方式で放射させることで、低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができる。
一方、ウーファユニット21から発生した音響振動に対する前方音と合成されるダクト音は別途の経路を通じて前方音と合成されるものではなく、ディスプレイ装置10を構成するハウジングの隙間の間から漏れ出て前方音と合成される。よって、ダクト音が前方音と合成される過程で一部損失されることで、ウーファスピーカ20を介して出力されるオーディオ信号に対する低域損失及びノイズが発生するという問題があった。
これまで、一般的なディスプレイ装置10からディスプレイ装置10に搭載されたスピーカを介して低音及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する動作について説明した。
以下では、本発明に係る低音及び中高音帯域のオーディオを出力するオーディオ出力装置を含むディスプレイ装置100について詳細に説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置のブロック図である。
図3に示すように、ディスプレイ装置100は、スマートテレビ、デジタルテレビ、スマートフォンのように映像及びオーディオ出力が可能な再生装置であってよい。このようなディスプレイ装置100は、入力部110と、通信部120と、信号処理部130と、ディスプレイ部150と、一体型スピーカ160及び制御部170を含む。
入力部110は、ディスプレイ装置100に備えられた操作部(図示せず)或いはタッチパネル(図示せず)のような入力手段から入力されるユーザ命令を受信して制御部170に伝送する。
通信部120は、映像データ及びオーディオデータを含むコンテンツを提供するコンテンツサーバ(図示せず)と通信を行ってユーザの要請したコンテンツを受信したり、または、ディスプレイ装置100の動作を制御する遠隔制御装置(図示せず)と通信を行ってユーザ命令を受信することができる。
このような通信部120は、近距離無線通信モジュール(図示せず)、無線通信モジュール(図示せず)等のような多様な通信モジュールを含んでよい。ここで、近距離無線通信モジュールとは、ブルートゥース、Zigbee(登録商標)方式等のような近距離無線通信方式によって、近距離に位置した外部機器と無線通信を行うためのモジュールである。なお、無線通信モジュールとは、WiFi、IEEE等のような無線通信プロトコールによって、外部ネットワークに接続されて通信を行うモジュールである。その他に、無線通信モジュールは、3G(3rd Generation)、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evolution)等のような多様な移動通信規格に応じて移動通信網に接続して通信を行う移動通信モジュールを更に含んでよい。
一方、上述の実施形態においては、通信部120が無線通信方式で外部機器と通信することについて説明したが、それは一実施形態に過ぎず、有線通信方式を通じて外部機器と通信を行うことができる。
信号処理部130は、通信部120を介して外部から受信されたコンテンツのオーディオおよび映像データを後述するディスプレイ部150及び一体型スピーカ160を介して出力可能な形態で信号処理する。特に、コンテンツに含まれたオーディオデータに対する信号処理を行う場合、信号処理部130は当該オーディオデータを一体型スピーカ160の類型に対応するように信号処理することができる。例えば、一体型スピーカ160が低音帯域、中高音帯域及び高音帯域のオーディオを出力するマルチチャネルのオーディオを出力する場合、信号処理部130は当該オーディオデータを各チャネルに対応するオーディオ信号にフィルタリングして一体型スピーカ160に出力することができる。
ディスプレイ部150は、コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち、信号処理部130によって信号処理された映像データ、制御動作を行うための各種UIメニューを画面上にディスプレイする。このようなディスプレイ部150は、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)、有機電気発光ダイオード(Organic Light Emitting Display:OLED)またはプラズマ表示パネル(Plasma Display Panel:PDP)等で実現されてよい。特に、ディスプレイ部150は、ユーザのタッチ命令を受信するタッチパッドで実現される場合、タッチパッドである入力部110とともに相互レイヤ構造をなすタッチスクリーンで実現されてよい。
一体型スピーカ160は、コンテンツに含まれた映像及びオーディオデータのうち、信号処理部130によって信号処理された低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する。このように、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力するために、一体型スピーカ160はウーファスピーカ161及び少なくとも1つの前面スピーカ163を含んでよい。ウーファスピーカ161は、信号処理部130を介して信号処理された低音帯域のオーディオ信号を出力する。少なくとも1つの前面スピーカ163はウーファスピーカ161に隣接して信号処理部130を介して信号処理された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。実施形態によって、少なくとも1つの前面スピーカ163はウーファスピーカ161に隣接し、ウーファスピーカ161のオーディオ出力方向と同一の出力方向に信号処理部130を介して信号処理された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。よって、一体型スピーカ160は、ウーファスピーカ161及びウーファスピーカ161に隣接する少なくとも1つの前面スピーカ162を介して低域帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を同一の出力方向に出力することができる。
一方、複数の一体型スピーカ160は、ディスプレイ装置の終端領域に位置する。よって、複数の一体型スピーカ160のそれぞれに含まれたウーファスピーカ161及び少なくとも1つの前面スピーカ163から出力される低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号は下方に放射され、下方に放射された低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。
図4は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置で複数の一体型スピーカを介して低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号が放射されることを示す例示図である。
図4に示すように、ディスプレイ装置100の終端領域には、複数の一体型スピーカ160が搭載されてよい。具体的に、複数の一体型スピーカ160のうちの第1一体型スピーカ160aはディスプレイ装置100の終端領域中の左側領域に搭載され、第2一体型スピーカ160bはディスプレイ装置200の終端領域中の右側領域に搭載されてよい。よって、ディスプレイ装置100の下部左側領域に搭載された第1一体型スピーカ160a、160bは、第1ウーファスピーカ161a及び第1前面スピーカ163aを含み、ディスプレイ装置100の下部右側領域に搭載された第2一体型スピーカ160bは第2ウーファスピーカ161b及び第2前面スピーカ163bを含んでよい。
ここで、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bは、低音帯域の同一のオーディオ信号を下方に放射させるスピーカであり、第1及び第2前面スピーカ163a、163bは中高音帯域のオーディオ信号を下方に放射させるスピーカである。ここで、第1前面スピーカ163aを介して放射される中高音帯域のオーディオ信号はレフトチャネルのオーディオ信号であり、第2前面スピーカ163bを介して放射される中高音帯域のオーディオ信号はライトチャネルのオーディオ信号であってよい。そして、第1ウーファスピーカ161aを介して低音帯域のオーディオ信号を出力するオーディオ出力端と第1前面スピーカ163aを介してレフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力するオーディオ出力端とは、最大限に密着して同一の方向にそれぞれのオーディオ信号を出力する。同様に、第2ウーファスピーカ161bを介して低音帯域のオーディオ信号を出力するオーディオ出力端と第2前面スピーカ163bを介してライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力するオーディオ出力端とは、最大限に密着して同一の方向にそれぞれのオーディオ信号を出力する。
よって、第1ウーファスピーカ161aを介して下方に放射された低音帯域のオーディオ信号及び第1一体型スピーカ160aを介して下方に放射されたレフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。同様に、第2ウーファスピーカ161bを介して下方に放射された低音帯域のオーディオ信号及び第2一体型スピーカ160bを介して下方に放射されたライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。
一方、本発明に係る第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれに含まれた第1及び第2前面スピーカ163a、163bは複数からなってよい。このように、第1及び第2前面スピーカ163a、163bは複数個で構成された場合、複数の第1前面スピーカ163aはレフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力し、複数の第2前面スピーカ163bはライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する。このように、第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれが複数個で構成された場合、単一で構成されるより、レフト及びライトチャネルそれぞれに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量が大きくなる。
図5は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置で一体型スピーカを介して出力されるオーディオ信号の出力方向を示す例示図である。
図5の(a)は、上述の従来のディスプレイ装置10でウーファスピーカ20と、第1及び第2前面スピーカ30a、30bを介して出力されたオーディオ信号が外部要素によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達されることを示している。そして、図5の(b)は、本発明に係るディスプレイ装置100で複数の一体型スピーカ160a、160bを介して出力された低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号がディスプレイ装置100の前面に伝達されることを示している。
図5の(a)に示すように、従来のディスプレイ装置10のウーファスピーカ20は後方放射方式で低音帯域のオーディオ信号を出力し、低音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置10に隣接した後壁面及び側壁面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達する。そして、従来のディスプレイ装置10の第1及び第2前面スピーカ30a、30bは下方放射方式でレフトチャネル及びライトチャネルのそれぞれに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力し、それぞれの中高音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置10に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達される。
このように、従来のディスプレイ装置10のウーファスピーカ20と第1及び第2前面スピーカ30a、30b間のオーディオ出力のための方式が相互異なることにより、低音帯域のオーディオ信号がディスプレイ装置10の前面に伝達される距離と中高音帯域のオーディオ信号がディスプレイ装置10の前面に伝達されるまでの距離に差が生じる。よって、ユーザの聴取位置に応じて低音帯域のオーディオ信号と中高音帯域のオーディオ信号が共通して出力されるクロスオーバ帯域区間に対する位相変化が発生することで、クロスオーバ帯域区間の位相変化が発生する位置にユーザがあった場合、当該ユーザはクロスオーバ帯域区間に対して低音質のオーディオを聴取せざるを得ないという不都合があった。
一方、図5の(b)に示すように、本発明に係るディスプレイ装置100の第1及び第2一体型スピーカ160a、160bを介して下方放射方式で低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する。具体的に、第1一体型スピーカ160aは、第1ウーファスピーカ161aを介して出力された低音帯域のオーディオ信号と、第1前面スピーカ163aを介して出力されたレフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を下方放射方式で出力する。同様に、第2一体型スピーカ160bは、第2ウーファスピーカ161bを介して出力された低音帯域のオーディオ信号と、第2前面スピーカ163bを介して出力されたライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を下方放射方式で出力する。それにより、第1及び第2一体型スピーカ160a、160bを介して出力されたそれぞれの低音及び中高音帯域のオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置10の前面に伝達される。
このように、本発明に係るディスプレイ装置100の第1及び第2一体型スピーカ160a、160bは同一の下方放射方式で低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号がディスプレイ装置10の前面に伝達されるまでの距離に差がほとんど生じない。よって、ユーザの聴取位置に応じて、低音帯域のオーディオ信号と中高音帯域のオーディオ信号とが共通して出力されるクロスオーバ帯域区間に対する位相変化が発生する従来の問題点を改善することができる。
以下では、上述の一体型スピーカ160についてより詳細に説明する。
図6は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカの投影図である。
上述のように、ディスプレイ装置100の終端の左側及び右側領域には低音帯域のオーディオ信号及び中高音帯域のオーディオ信号を同一の方向に出力する第1及び第2一体型スピーカ160a、160bが搭載される。ディスプレイ装置100の終端の左側領域に搭載された第1一体型スピーカ160aは、低音帯域のオーディオ信号を出力する第1ウーファスピーカ161a及び第1ウーファスピーカ161aのオーディオ信号の出力方向と同一の出力方向にレフトチャネルに対する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163aを含む。同様に、ディスプレイ装置100の終端の右側領域に搭載された第2一体型スピーカ160bは、低音帯域のオーディオ信号を出力する第2ウーファスピーカ161b及び第2ウーファスピーカ161bのオーディオ信号の出力方向と同一の出力方向にライトチャネルに対する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163bを含む。
具体的に、図6に示すように、低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれは、ウーファチェンバ500及び前面スピーカチェンバ600からなる。ウーファチェンバ500は、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれが実行される領域であり、前面スピーカチェンバ600は第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれが実装される領域である。
一方、ウーファチェンバ500に実装される第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれはウーファユニット511及びダクト521を含んでよい。ウーファユニット511は低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力し、ダクト521はウーファユニット511から出力されたウーファ音の音響を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅する。このようなウーファユニット511及びダクト521は帯域通過エンクロージャ方式またはベント型エンクロージャ方式で形成されてよい。
図6は、ウーファユニット511及びダクト521を含む第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれが帯域通過エンクロージャ方式で形成されることを示すものである。この場合、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれが実装されるウーファチェンバ500は、後方チェンバ510及び前方チェンバ520に区画されてよい。よって、後方チェンバ510内には低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニット511が形成され、前方チェンバ520はウーファユニット511から出力されたウーファ音の音響を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅するダクト521が形成されてよい。
具体的に、後方チェンバ510はウーファユニット511のウーファ音が前方チェンバ520側に伝達される領域を除く残りの領域が密閉型構造からなり、後方チェンバ520はウーファユニット511のウーファ音が伝達される領域及びダクト521を介して低音帯域が増幅されたウーファ音が放射される領域を除く残りの領域が密閉型構造からなってよい。よって、ウーファユニット511を介して出力されたウーファ音は前方チェンバ520側に伝達され、ダクト521は前方チェンバ520内に流入されたウーファ音の音響を共鳴させて外部に放射させることができる。このとき、後方チェンバ510に形成されるダクト521はディスプレイ装置100の下部面を向くように設計されることで、ダクト521を介して放射されるウーファ音はディスプレイ装置100の下方に放射されてよい。
このように、本発明に係る第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれはヘルムホルツ共鳴器でモデリングされた帯域通過エンクロージャ方式でウーファユニット511及びダクト521を形成することで、ウーファユニット511から出力されたウーファ音の中で共鳴周波数に該当する音を増幅させ、それ以上の音を遮断する帯域通過フィルタの役割を果たすことができる。それにより、本発明は、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニット511が形成される領域の体積を減らしつつ、低音帯域を増幅させることができる。更に、本発明は、低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音が低音帯域を増幅させるダクト521に直接伝達されることで、従来のウーファ音とダクト音とが合成される過程で発生する低域損失及びノイズの問題を改善することができる。
一方、第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれが実装される前面スピーカチェンバ600は、第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力されるスピーカユニット620−1、620−2を除く残りの領域が密閉される密閉型エンクロージャ方式で行われてよい。ここで、第1及び第2前面スピーカ163a、163bは、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個で構成されてよい。この場合、複数の第1前面スピーカ163aと複数の第2前面スピーカ163bのそれぞれは、スピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネル及びライトチャネルのそれぞれに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
このように、スピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネル及びライトチャネルのそれぞれに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bはウーファ音の低音帯域を増幅させるダクト521に近接するように配置され、ダクト521を介して低音帯域が増幅されたウーファ音が放射される出力方向と同一の出力方向に中高音帯域のオーディオ信号を出力することが望ましい。
よって、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれから出力される低音帯域のオーディオ信号並びに第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれから出力される中高音帯域のオーディオ信号がディスプレイ装置100の前面に伝達される伝達経路が略同一であるため、両オーディオ信号間の距離差が発生しない。よって、ユーザの聴取位置に応じて、低音帯域のオーディオ信号と中高音帯域のオーディオ信号とが共通して出力されるクロスオーバ帯域区間に対する位相変化が発生する従来の問題点を改善することができる。
一方、本発明においては、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれが帯域通過エンクロージャ方式で形成されることについてのみ具体的に説明した。しかし、本発明はそれに限定されるものではなく、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれは帯域通過エンクロージャ方式だけでなく、多様なエンクロージャ方式でも実現されてよい。
以下では、図7ないし図10を通じて多様なエンクロージャ方式で実現される第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bについて説明する。
図7は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカで帯域通過エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第1例示図である。
図7に示すように、ウーファチェンバ500は帯域通過エンクロージャ方式で第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれから低音帯域のオーディオ信号を出力する領域である。そのために、ウーファチェンバ500は、後方チェンバ510及び前方チェンバ520を含む。後方チェンバ510上には低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニット511が形成され、前方チェンバ520はウーファユニット511から出力されたウーファ音の音響を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅するダクト521が形成される。このような後方チェンバ510は、ウーファユニット511から出力されたウーファ音を前方チェンバ520側に伝達するための領域を除く残りの領域が外部と遮断することができるように密閉型構造からなってよい。なお、前方チェンバ520は、ウーファユニット511から出力されたウーファ音を流入する領域を除く残りの領域が外部と遮断できるように密閉型構造からなってよい。
よって、ウーファユニット511から出力されたウーファ音が前方チェンバ520に流入されると、前方チェンバ520に形成されたダクト521は帯域通過フィルタのような役割を果たして前方チェンバ520に伝達されたウーファ音の中で共鳴周波数に該当する音を増幅させ、それ以上の音を遮断して低音帯域の増幅された共鳴音を放射する。このように、ダクト521を介して共鳴音が放射されると、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bはダクト521を介して放射された共鳴音に基づいて低音帯域の増幅されたオーディオ信号をディスプレイ装置100の下部領域に出力する。それにより、低音帯域の増幅されたオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。
図8は、本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカで帯域通過型受動放射器エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第2例示図である。
図8に示すように、ウーファチェンバ500は帯域通過型受動放射器エンクロージャ方式で形成され、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれから低音帯域のオーディオ信号を出力する領域である。そのために、ウーファチェンバ500は、後方チェンバ510及び前方チェンバ520を含む。後方チェンバ510上には低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニット511が形成され、前方チェンバ520はウーファユニット511から出力されたウーファ音の振動を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅する振動板523が形成される。このような後方チェンバ510は、ウーファユニット511から出力されたウーファ音を前方チェンバ520側に伝達するための領域を除く残りの領域が外部と遮断することができるように密閉型構造からなってよい。なお、前方チェンバ520は、ウーファユニット511から出力されたウーファ音を流入する領域を除く残りの領域が外部と遮断できるように密閉型構造からなってよい。
よって、ウーファユニット511から出力されたウーファ音が前方チェンバ520側に流入されると、前方チェンバ520に形成された振動板523は帯域通過フィルタのような役割を果たして前方チェンバ520に伝達されたウーファ音の中で共鳴周波数に該当する音の振動を共振させ、オーディオ信号の低音帯域を増幅させる。このように、振動板523を介して共振音が放射されると、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bは振動板523を介して放射された共振音に基づいて低音帯域の増幅されたオーディオ信号をディスプレイ装置100の下部領域に出力する。それにより、低音帯域の増幅されたオーディオ信号はディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。
図9は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカでベント型エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第1例示図である。
図9に示すように、ウーファチェンバ500はベント型エンクロージャ方式で形成されて第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれから低音帯域のオーディオ信号を出力する領域である。このようなウーファチェンバ500は、単一チェンバからなってよく、ウーファチェンバ500内にはウーファユニット511及びダクト513が形成される。このようなウーファチェンバ500は、ウーファユニット511及びダクト513を介して前方音及び共鳴音が外部に放射される領域を除く残りの領域が外部と遮断できるように密閉型構造からなることが望ましい。
一方、ウーファチェンバ500内に形成されるウーファユニット511は、低音帯域のオーディオ信号に対する前方音を出力し、ダクト513はウーファユニット511の後から再生される逆位相の後方音の音響を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅して共鳴音を放射する。すなわち、ダクト513は、ウーファユニット511の後から再生される後方音の中で共鳴周波数に該当する音を増幅させ、それ以上の音を遮断して低音帯域の増幅された共鳴音を外部に放射することができる。このように、ウーファユニット511及びダクト513を介して後方音及び共鳴音が外部に放射されると、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれはウーファユニット511から出力された前方音とダクト513を介して放射された共鳴音とを合成して、前方音と共鳴音とが合成されたウーファ音を下方放射方式で放射させて低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができる。
図10は、本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカでベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されたウーファスピーカの第2例示図である。
図10に示すように、ウーファチェンバ500はベント型受動放射器エンクロージャ方式で形成されて第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれから低音帯域のオーディオ信号を出力する領域である。このようなウーファチェンバ500は、単一チェンバからなってよく、ウーファチェンバ500内にはウーファユニット511及び振動板515が形成される。このようなウーファチェンバ500は、ウーファユニット511及び振動板515を介して前方音及び共鳴音が外部に放射される領域を除く残りの領域が外部と遮断できるように密閉型構造からなることが望ましい。
一方、ウーファチェンバ500内に形成されるウーファユニット511は、低音帯域のオーディオ信号に対する前方音を出力し、振動板515はウーファユニット511の後から再生される逆位相の後方音の振動を共鳴させてオーディオ信号の低音帯域を増幅して共振音を放射する。すなわち、振動板515は、ウーファユニット511の後に出力される後方音の中で共鳴周波数に該当する音の振動を共振させ、オーディオ信号の低音帯域を増幅させることができる。このように、ウーファユニット511及び振動板515を介して前方音及び低音帯域の増幅された共振音が外部に放射されると、第1及び第2ウーファスピーカ161a、161bのそれぞれはウーファユニット511から出力された前方音と振動板515を介して放射された共振音とを合成して、前方音と共振音とが合成されたウーファ音を下方放射方式で放射させて低音帯域の補強されたオーディオ信号を出力することができる。
以下では、本発明に係る第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれから中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bについて詳細に説明する。
図11は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカで密閉型エンクロージャ方式が適用された前面スピーカの例示図である。
図11に示すように、前面スピーカチェンバ600は、第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれを実装し、レフト及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する領域である。このように、第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれが実装させる前面スピーカチェンバ600は、単一チェンバからなってよく、第1及び第2前面スピーカ163a、163bを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域に除く残りの領域が密閉される密閉型エンクロージャ方式からなってよい。
一方、本発明に係る前面スピーカチェンバ600に実装される第1及び2前面スピーカ163a、163bのぞれぞれはレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個で構成されてよい。この場合、複数の第1前面スピーカ163aと複数の第2前面スピーカ163bのそれぞれはスピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネル及びライトチャネルのそれぞれに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力する。それにより、前面スピーカチェンバ600は、複数の第1及び第2前面スピーカ163a、163bを介して音量の大きさが拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
このように、前面スピーカチェンバ600上に実装されてレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれは、次のような実施形態に通じて低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
図12は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカからベント型エンクロージャ方式が適用されて低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第1例示図である。
図12に示すように、第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれは、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bを含み、このような第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれは、前面スピーカチェンバ600領域に形成される。なお、前面スピーカチェンバ600領域上には第1または第2前面スピーカ163a、163bから出力される中高音帯域のオーディオ信号に関連して低音帯域のオーディオ信号を増幅させるためのダクト630が形成される。このようなダクト630は、第1及び第2前面スピーカ163a、163bの後から再生される後方音の中で共鳴周波数に該当する音を増幅させ、それ以上の音を遮断して帯域の増幅された共鳴音を外部に放射させる役割を担う。
そのために、前面スピーカチェンバ600は、ベント型エンクロージャ方式からなることが望ましい。前面スピーカチェンバ600がベント型エンクロージャ方式でなされることで、前面スピーカチェンバ600は第1または第2前面スピーカ163a、163bを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。
具体的に、前面スピーカチェンバ600は、レフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163a及び低音帯域のオーディオ信号を出力するダクト630を含んでよい。第1前面スピーカ163aは、レフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個からなってよい。この場合、複数の第1前面スピーカ163aは、スピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、音量の大きさが拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。そして、ダクト630は、第1前面スピーカ163aの後から再生される後方音の中で共鳴周波数に該当する帯域の音が増幅された共鳴音を外部に放射する。
このような第1前面スピーカ163a及びダクト630を含む前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aのスピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネルのオーディオ信号が出力される領域と、ダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。よって、前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aのスピーカユニット620−1、620−2を介して出力されたレフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号とダクト630を介して放射された低音帯域の増幅された共鳴音を外部に出力する。それにより、レフトチャネルのオーディオ信号に関連して低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号が前面スピーカチェンバ600を介して外部に出力されてよい。
同様に、もう一方の前面スピーカチェンバ600は、ライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163b及び低音帯域のオーディオ信号を出力するダクト630を含んでよい。第2前面スピーカ163bは、ライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個からなってよい。この場合、複数の第2前面スピーカ163bは、スピーカユニット620−1、620−2を介してライトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、音量の大きさが拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。そして、ダクト630は、第2前面スピーカ163bの後から再生される後方音の中で共鳴周波数に該当する帯域の音が増幅された共鳴音を外部に放射する。
このような第2前面スピーカ163b及びダクト630を含む前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bのスピーカユニット620−1、620−2を介してライトチャネルのオーディオ信号が出力される領域と、ダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。よって、前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bのスピーカユニット620−1、620−2を介して出力されたレフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号とダクト630を介して放射された低音帯域の増幅された共鳴音を外部に出力する。それにより、レフトチャネルのオーディオ信号に関連して低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号が前面スピーカチェンバ600を介して外部に出力されてよい。
図13は、本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカからベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されて低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第2例示図である。
図13に示すように、第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれは、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bを含み、このような第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれは、前面スピーカチェンバ600領域に形成される。なお、前面スピーカチェンバ600領域上には第1または第2前面スピーカ163a、163bから出力される中高音帯域のオーディオ信号に関連して低音帯域のオーディオ信号を増幅させるための振動板640が形成される。このような
振動板640は、第1及び第2前面スピーカ163a、163bの後から再生される後方音の振動を共振させてオーディオ信号の低音帯域を増幅して共振音を放射させる役割を担う。
そのために、前面スピーカチェンバ600は、ベント型受動放射器エンクロージャ方式からなることが望ましい。前面スピーカチェンバ600がベント型受動放射器エンクロージャ方式でなされることで、前面スピーカチェンバ600は第1または第2前面スピーカ163a、163bを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域と振動板640を介して低音帯域の増幅された共振音が放射される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。
具体的に、前面スピーカチェンバ600は、レフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163a及び低音帯域の増幅された共振音を外部に放射させる振動板640を含んでよい。上述のように、第1前面スピーカ163aは、レフトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個からなってよい。この場合、複数の第1前面スピーカ163aは、スピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、音量の大きさが拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。そして、振動板640は、第1前面スピーカ163aの後から再生される後方音に関連して低音帯域の増幅された共振を外部に放射する。
このような第1前面スピーカ163a及び振動板640を含む前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aを介してレフトチャネルのオーディオ信号が出力される領域と、振動板640を介して低音帯域の増幅された共振音が外部に放射される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。よって、前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aを介して出力されたレフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号と振動板640を介して放射された低音帯域の増幅された共振音を外部に出力する。それにより、レフトチャネルのオーディオ信号に関連して低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号が前面スピーカチェンバ600を介して外部に出力されてよい。
同様に、もう一方の前面スピーカチェンバ600は、ライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163b及び低音帯域の増幅された共振音を外部に放射させる振動板640を含んでよい。第2前面スピーカ163bは、ライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個からなってよい。この場合、複数の第2前面スピーカ163bは、スピーカユニット620−1、620−2を介してライトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することで、音量の大きさが拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。そして、振動板640は、第2前面スピーカ163bの後から再生される後方音に関連して低音帯域の増幅された共振を外部に放射する。
このような第2前面スピーカ163b及び振動板640を含む前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bを介してライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域と、振動板640を介して低音帯域の増幅された共振音が外部に放射される領域とを除く残りの領域が遮断される密閉型構造からなってよい。よって、前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bを介して出力されたライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号と振動板640を介して放射された低音帯域の増幅された共振音を外部に出力する。それにより、ライトチャネルのオーディオ信号に関連して低音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号が前面スピーカチェンバ600を介して外部に出力されてよい。
一方、前面スピーカチェンバ600は、中高音帯域のオーディオ信号だけでなく、高音帯域の拡大されたオーディオ信号を外部に出力することができる。
図14は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカから高音帯域の拡大された中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの例示図である。
図14に示すように、第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれは、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bを含み、このような第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれは前面スピーカチェンバ600領域に形成される。なお、前面スピーカチェンバ600領域上には高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ(Tweeter)650を含んでよい。このようなツイータ650は、信号処理部130によって信号処理された高音帯域のオーディオ信号を出力する。
そのために、前面スピーカチェンバ600は、密閉型エンクロージャ方式で行われることが望ましい。前面スピーカチェンバ600が密閉型エンクロージャ方式で行われることで、前面スピーカチェンバ600は第1または第2前面スピーカ163a、163bを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とツイータ650を介して高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。
一方、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bはレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個で構成されてよい。この場合、複数の第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれはスピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネル及びライトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
具体的に、前面スピーカチェンバ600は、レフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163a及びレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第1前面スピーカ163a及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aを介してレフトチャネルのオーディオ信号が出力される領域とツイータ650を介してレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a及びツイータ650は、同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域のオーディオ信号を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a及びツイータ650は同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
同様に、もう一方の前面スピーカチェンバ600は、ライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163b及びライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第2前面スピーカ163b及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bを介してライトチャネルのオーディオ信号が出力される領域とツイータ650を介してライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b及びツイータ650は、同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域のオーディオ信号を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b及びツイータ650は同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
一方、前面スピーカチェンバ600は、中高音帯域のオーディオ信号だけでなく、低音及び高音帯域の拡大されたオーディオ信号を外部に出力することができる。
図15は、本発明の一実施形態に係る一体型スピーカから低音ないし高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第1例示図である。
図15に示すように、第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれは、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bを含み、このような第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれは前面スピーカチェンバ600領域に形成される。なお、前面スピーカチェンバ600領域上には低音帯域のオーディオ信号を出力するダクト630及び高音帯域のオーディオ信号を出力するためのツイータ(Tweeter)650を含んでよい。ここで、ダクト630は、第1または第2前面スピーカ163a、163bの後から再生される後方音の中で共鳴周波数に該当する帯域の音が増幅された共鳴音を外部に放射させる役割を担う。そして、ツイータ650は、信号処理部130によって信号処理された高音帯域のオーディオ信号を出力する役割を担う。
そのために、前面スピーカチェンバ600は、ベント型エンクロージャ方式で行われることが望ましい。前面スピーカチェンバ600がベント型エンクロージャ方式で行われることで、前面スピーカチェンバ600は第1または第2前面スピーカ163a、163bを介して中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域、ダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域、及びツイータ650を介して高音帯域のオーディオ信号が出力される領域を除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。
一方、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bはレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個で構成されてよい。この場合、複数の第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれはスピーカユニット620−1、620−2を介してレフトチャネル及びライトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
具体的に、前面スピーカチェンバ600は、レフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163a、低音帯域のオーディオ信号を出力するダクト630及びレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第1前面スピーカ163a、ダクト630及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aを介してレフトチャネルのオーディオ信号が出力される領域、ダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域及びツイータ650を介してレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a、ダクト630及びツイータ650は、同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域と低音帯域のオーディオ信号を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a、ダクト630及びツイータ650は同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域に関連して低音及び高音の拡大されたオーディオ信号を出力することができる。
同様に、もう一方の前面スピーカチェンバ600は、ライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163b、低音帯域のオーディオ信号を出力するダクト630及びライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第2前面スピーカ163b、ダクト630及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bを介してライトチャネルのオーディオ信号が出力される領域、ダクト630を介して低音帯域のオーディオ信号が出力される領域及びツイータ650を介してライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域とを除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b、ダクト630及びツイータ650は、同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域と低音帯域のオーディオ信号を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b、ダクト630及びツイータ650は同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域に関連して低音及び高音の拡大されたオーディオ信号を出力することができる。
図16は、本発明の別の実施形態に係る一体型スピーカからベント型受動放射器エンクロージャ方式が適用されて低音ないし高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカの第2例示図である。
図16は、上述の図15に関連し、前面スピーカチェンバ600が低音帯域のオーディオ信号が出力されるダクト630で振動板640が形成されることを示している。
具体的に、前面スピーカチェンバ600は、レフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1前面スピーカ163a、第1前面スピーカ163aの後から再生される後方音の振動を共振させてオーディオ信号の低音帯域の増幅された共振音を放射させるダクト630及びレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第1前面スピーカ163a、振動板640及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第1前面スピーカ163aを介してレフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号が出力される領域、振動板640を介して低音帯域のオーディオ信号に対する共振音が出力される領域及びツイータ650を介してレフトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域を除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a、振動板640及びツイータ650は、同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域と低音帯域のオーディオ信号に対する共振音を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第1前面スピーカ163a、振動板640及びツイータ650は同一の出力方向にレフトチャネルに対応する中高音帯域に関連して低音及び高音の拡大されたオーディオ信号を出力することができる。
同様に、もう一方の前面スピーカチェンバ600は、ライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第2前面スピーカ163b、低音帯域の増幅された共振音を放射させる振動板640及びライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ650を含む。このような第2前面スピーカ163b、振動板640及びツイータ650を含む前面スピーカチェンバ600は、第2前面スピーカ163bを介してライトチャネルのオーディオ信号が出力される領域、振動板640を介して低音帯域のオーディオ信号に対する共振音が出力される領域及びツイータ650を介してライトチャネルの高音帯域のオーディオ信号が出力される領域を除く残りの領域が外部と遮断される密閉型構造からなってよい。このとき、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b、振動板640及びツイータ650は、同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域及び高音帯域と低音帯域のオーディオ信号に対する共振音を出力することが望ましい。それにより、前面スピーカチェンバ600上に形成された第2前面スピーカ163b、振動板640及びツイータ650は同一の出力方向にライトチャネルに対応する中高音帯域に関連して低音及び高音の拡大されたオーディオ信号を出力することができる。
一方、本発明に係るレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中低音帯域のオーディオ振動低音帯域のオーディオ信号をそれぞれ出力する第1及び第2一体型スピーカ160a、160bは単一で実現されてよい。
図17は、本発明の一実施形態に係るディスプレイ装置でレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中低音帯域及び低音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカの例示図である。
単一形態で実現された一体型スピーカ160は、ディスプレイ装置100の終端の中央の搭載されてレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中低音帯域及び低音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
図17に示すように、単一の一体型スピーカ160はウーファチェンバ500と、第1及び第2前面スピーカチェンバ600a、600bを含む。ウーファチェンバ500は、低域帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカ161を実装する領域であり、第1及び第2前面スピーカチェンバ600a、600bは、レフトチャネル及びライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bのそれぞれを実装する領域である。
ウーファスピーカ161及び第1前面スピーカ163aをそれぞれ実装するウーファチェンバ500及び第1前面スピーカチェンバ600aは、上述の図6のように形成されてよい。一方、第2前面スピーカ163bを実装する第2前面スピーカチェンバ600bは、上述のウーファチェンバ500の前方チェンバ520に隣接して形成されてよい。具体的に、ウーファチェンバ500は、図6を参照して説明したように、ウーファユニット511の形成された後方チェンバ510及びダクト521の形成された前方チェンバ520に区画されてよい。よって、第2前面スピーカチェンバ600bは、後方チェンバ510から流入されたウーファユニット511のウーファ音を共鳴させて共鳴音を発生させるダクト512が形成された前方チェンバ520に隣接して形成されてよい。
一方、単一形態の一体型スピーカ160の第1及び第2前面スピーカチェンバ600a、600b上に形成される第1及び第2前面スピーカ163a、163bはレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさを拡大させるために複数個で構成されてよい。この場合、複数の第1前面スピーカ163aは、第1スピーカユニット620a−1、620a−2を介してレフトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することができ、複数の第2前面スピーカ163bは、第2スピーカユニット620b−1、620b−2を介してライトチャネルに対応する同一の中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
なお、単一形態の一体型スピーカ160の各チェンバ上に形成される第1及び第2前面スピーカ163a、163bとウーファスピーカ160とは同一の出力方向にオーディオ信号を出力することができる。すなわち、第1前面スピーカ163aの第1及び第2スピーカユニット620a−1、620a−2から出力されるレフトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号、第2前面スピーカ163a、163bの第1及び第2スピーカユニット620b−1、620b−2から出力されるライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号、及びダクト521を介して低音帯域のオーディオ信号の増幅されたウーファ音はディスプレイ装置100の下部領域に出力されてよい。
よって、第1及び第2前面スピーカ163a、163bを介して出力されたレフトチャネル及びライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号とウーファスピーカ160を介して出力されたウーファ音とは、ディスプレイ装置100に隣接した下部面によって回折されてディスプレイ装置100の前面に伝達されてよい。
一方、本発明においては、単一形態の一体型スピーカ160が図6を参照して説明した第1一体型スピーカ160aと、第1一体型スピーカ160aのウーファチェンバ500に隣接して第2前面スピーカ600bが形成されるものに限定して説明した。しかし、本発明はそれに限定されるわけでなく、単一形態の一体型スピーカ160においてウーファスピーカ161及び第2前面スピーカ163bのそれぞれを実装するウーファチェンバ500及び第2前面スピーカチェンバ600bは図6を参照して説明した第2一体型スピーカ160bのように形成されてよい。この場合、第1前面スピーカ163aを実装する第1前面スピーカチェンバ600aは、ウーファチェンバ500の前方チェンバ520に隣接して形成されてよい。更に、単一形態の一体型スピーカ160は図6を参照して説明した第1及び第2一体型スピーカ160a、160bのそれぞれが相互結合された形態で形成されてよい。
なお、本発明においては、第1及び第2前面スピーカチェンバ600a、600bがレフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する第1及び第2前面スピーカ163a、163bを含むものに限定した説明した。しかし、本発明はそれに限定されるわけでなく、上述のように、第1及び第2前面スピーカチェンバ600a、600bはダクト630及びツイータ650を更に含んでよく、この場合、レフトチャネル及びライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号に関連して低音帯域及び高音帯域の拡大されたオーディオ信号を出力することができる。
図18は、本発明の別の実施形態に係るディスプレイ装置で中低音帯域及び低音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカの例示図である。
図18に示すように、レフトチャネル或いはライトチャネルに対応する中低音及び低音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカ160は、ウーファチェンバ500、前面スピーカチェンバ600を含む。上述のように、ウーファチェンバ500は、低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカ161を実装する領域であり、前面スピーカチェンバ600はレフトチャネル或いはライトチャネルの中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカ163を実装する領域である。
具体的に、ウーファチェンバ500は、図6を参照して説明したように、ウーファユニット511の形成された後方チェンバ510及びダクト521の形成された前方チェンバ520に区画されてよい。そして、一体型スピーカ160の前面スピーカチェンバ600に形成されてレフトチャネル或いはライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカ163はN個のスピーカユニット620を介してレフトチャネル或いはライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力することができる。
図示のように、レフトチャネル或いはライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオ信号を出力する前面スピーカ163は、第1ないし第4スピーカユニット620−1〜620−4を含んでよい。この場合、前面スピーカ163は、単一のスピーカユニット620を介して出力される中高音帯域のオーディオに対する音量の大きさより拡大された音量で中高音帯域のオーディオを出力することができる。すなわち、本願発明は、レフトチャネル或いはライトチャネルに対応する中高音帯域のオーディオに対する音量が拡大させるために、当該音量が拡大される大きさに比例する数のスピーカユニット620が前面スピーカ163に形成されてよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明は以上の実施形態に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的趣旨の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。



  1. ディスプレイ装置において、
    映像データをディスプレイするディスプレイ部と、
    低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する複数の一体型スピーカと
    を含み、
    前記複数の一体型スピーカのそれぞれは、
    低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、
    前記ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカと
    を含むディスプレイ装置。

  2. 前記複数の一体型スピーカは、
    前記ディスプレイ装置の終端領域に位置し、
    前記ウーファスピーカ及び前記少なくとも1つの前面スピーカから出力されるオーディオ信号は下方に放射されることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。

  3. 前記複数の一体型スピーカのうちの第1一体型スピーカに含まれた第1前面スピーカは、レフトチャネルのオーディオ信号を出力し、
    前記複数の一体型スピーカのうちの第2一体型スピーカに含まれた第2前面スピーカは、ライトチャネルのオーディオ信号を出力することを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置。

  4. 前記第1及び第2一体型スピーカのそれぞれは、
    第1及び第2ウーファスピーカをそれぞれ更に含み、
    前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、
    低音帯域の同一のオーディオ信号を出力することを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。

  5. 前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、
    低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、
    前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の音響を共鳴させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するダクトと
    を含み、
    前記ウーファユニット及び前記ダクトは、
    帯域通過エンクロージャ(Bandpass Enclosure)方式またはベント型エンクロージャ(Vented Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項4に記載のディスプレイ装置。

  6. 前記第1及び第2ウーファスピーカのそれぞれは、
    低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、
    前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の振動を共振させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する振動板と
    を含み、
    前記ウーファユニット及び前記振動板は、
    帯域通過型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式またはベント型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項4に記載のディスプレイ装置。

  7. 前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、
    密閉型のエンクロージャ(Sealed Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。

  8. 前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、
    出力される中高音帯域のオーディオ信号の音響を共鳴させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するベント型エンクロージャ方式で形成されることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。

  9. 前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれは、
    出力される中高音帯域のオーディオ信号の振動を共振させ、前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。

  10. 前記第1及び第2一体型スピーカのそれぞれは、
    前記第1及び第2前面スピーカのそれぞれに隣接して前記第1及び第2前面スピーカを介して出力されるオーディオ信号の出力方向と同一の出力方向に高音帯域のオーディオ信号を出力するツイータ(Tweeter)を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のディスプレイ装置。

  11. ディスプレイ装置において、
    映像データをディスプレイするディスプレイ部と、
    低音帯域及び中高音帯域のオーディオ信号を出力する一体型スピーカと
    を含み、
    前記一体型スピーカは、
    低音帯域のオーディオ信号を出力するウーファスピーカと、
    前記ウーファスピーカに隣接して中高音帯域のオーディオ信号を出力する少なくとも1つの前面スピーカと
    を含むディスプレイ装置。

  12. 前記一体型スピーカは、
    前記ディスプレイ装置の終端領域に位置し、
    前記ウーファスピーカ及び前記少なくとも1つの前面スピーカから出力されるオーディオ信号は下方に放射されることを特徴とする請求項11に記載のディスプレイ装置。

  13. 前記一体型スピーカは、
    レフトチャネルのオーディオ信号を出力する第1前面スピーカと、
    ライトチャネルのオーディオ信号を出力する第2前面スピーカと
    を含み、
    前記ウーファスピーカは、
    前記第1及び第2前面スピーカの間に位置することを特徴とする請求項11に記載のディスプレイ装置。

  14. 前記ウーファスピーカは、
    低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、
    前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の音響を共鳴させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅するダクトと
    を含み、
    前記ウーファユニット及び前記ダクトは、
    帯域通過エンクロージャ(Bandpass Enclosure)方式またはベント型エンクロージャ(Vented Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項11に記載のディスプレイ装置。

  15. 前記ウーファスピーカは、
    低音帯域のオーディオ信号に対するウーファ音を出力するウーファユニットと、
    前記ウーファユニットから出力されたウーファ音の振動を共振させて前記オーディオ信号の低音帯域を増幅する振動板と
    を含み、
    前記ウーファユニット及び前記振動板は、
    帯域通過型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式またはベント型受動放射器エンクロージャ(Passive Radiator Enclosure)方式で形成されることを特徴とする請求項11に記載のディスプレイ装置。

 

 

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入力チャネル設定の第1の入力チャネル及び第2の入力チャネルを出力チャネル設定の少なくとも1個の出力チャネルにマッピングするための装置であって、各入力チャネル及び各出力チャネルは対応するラウドスピーカが中央のリスナー位置に対して配置される方向を有し、前記装置は前記第1の入力チャネルを前記出力チャネル設定の第1の出力チャネルにマッピングする。前記装置は、更に、少なくともa)前記第2の入力チャネルを前記第1の出力チャネルにマッピングし、前記マッピングは少なくとも1個の等化フィルタ及び非相関フィルタを前記第2の入力チャネルに適用することにより前記第2の入力チャネルを処理するステップを備え、及び/又はb)前記第2の入力チャネルの方向と前記第1の出力チャネルの方向との間の角度差が、前記第2の入力チャネルの方向と前記第2の出力チャネルとの間の角度差より少ない、及び/又は前記第2の入力チャネルの方向と前記第3の出力チャネルの方向との間の角度差より少ないことに関わらず、前記第2の出力チャネルと前記第3の出力チャネルとの間のパニングにより、前記第2の入力チャネルを前記第2の出力チャネル及び前記第3の出力チャネルにマッピングするよう構成される装置を提供する。
音響信号処理方法 // JP2016527799
3次元音響環境を作る音声信号を処理する方法は、少なくとも一の音源から少なくとも一の入力信号を受信する工程と、前記受信した少なくとも一の入力信号に基づいて、地面又は床に反射する少なくとも一の入力信号のシミュレーションを表す模擬信号を少なくとも一部作る工程と、前記模擬信号及び前記受信した少なくとも一の入力信号に基づいて、複数の音声チャネルを含む出力信号を、少なくとも部分的に作る工程と、を少なくとも備え、前記出力信号の前記複数の音声チャネルのうち少なくとも二のチャネルは、基準聴手位置において聴取者の耳の高さよりも上にある音響変換器用の信号を表し、前記出力信号の前記複数の音声チャネルのうち少なくとも二のチャネルは、基準聴手位置において聴取者の耳の高さよりも下にある音響変換器用の信号を表すことを特徴とする方法。
【選択図】図2
【解決手段】複数のスピーカーの音波処理エリアの第1の領域の中での第1のオーディオ信号のより明快な分離は、この第1の領域でオーディオ信号の空間的に選択的な再生から結果として生じるオーディオ信号のそのバージョンを計算する計算機において、この領域で一つ以上の他のオーディオ信号から分離されるべきそのオーディオ信号のバージョンの関数として計算されるマスキング閾値において、及び一つ以上の他の、すなわち、スプリアスな、オーディオ信号のバージョンを有するマスキング閾値の比較の関数として影響を及ぼされる複数のスピーカーの出力への空間的に選択的な再生のためのオーディオ信号の放出において、達成される。
【選択図】図1
車両用オーディオシステムには、音源からオーディオ信号を受信及び処理し、処理されたオーディオ信号を増幅器に供給するように構成された信号プロセッサと、ヘッドレストスピーカを含み、運転席に結合された第1のヘッドレストと、ヘッドレストの前方の車両キャビンの左側コーナーの近傍に配置された第1の固定スピーカと、ヘッドレストの前方の車両キャビンの右側コーナーの近傍に配置された第2の固定スピーカと、助手席に配置されたヘッドレストのアクセサリポートとが含まれる。ポートは、車両用オーディオシステムを第2のヘッドレストスピーカに接続するように構成されている。プロセッサは、第1のヘッドレストスピーカが接続されていて第2のヘッドレストスピーカが接続されていないときには、受信されたオーディオ信号を処理するのに第1の処理パラメータセットを用い、第1のヘッドレストスピーカと第2のヘッドレストスピーカが両方とも接続されているときには、受信されたオーディオ信号を処理するのに第2の処理パラメータセットを用いる。
稼働させられるときに音波を作り出す第1の電気音響ドライバと;ドライバが固定される第1の側及び第1の側の反対側の第2の側を有するハウジングと;ハウジングの第1の側に固定される第1のパッシブラジエータ及びハウジングの第2の側に固定される第2のパッシブラジエータと;実質的に第1のパッシブラジエータと第2のパッシブラジエータとの間の領域においてハウジングに取り外し可能に固定される単一のバッテリーモジュールであって、バッテリーがドライバに電力を提供し、ドライバからの音波が第1のパッシブラジエータ及び第2のパッシブラジエータに音響的にエネルギーを与えることができる、バッテリーモジュールと、を備えるポータブルラウドスピーカー。
オーディオ処理装置は、オーディオ成分を含むオーディオデータを受信するレシーバ705と、オーディオトランスデューサのセット703のためのオーディオトランスデューサ位置データを含むレンダリング設定データとを有する。レンダリング部707は、オーディオデータからオーディオトランスデューサのセットのためのオーディオトランスデューサ信号を生成する。レンダリング部7010は、複数のレンダリングモードに従ってオーディオ成分をレンダリングすることができる。レンダリングコントローラ709は、オーディオトランスデューサ位置データに基づいて、複数のレンダリングモードからレンダリング部707のためのレンダリングモードを選択する。レンダリング部707は、オーディオトランスデューサのセットの異なるサブセットに対して異なるレンダリングモードを使用することができ、レンダリングコントローラ709は、オーディオトランスデューサのセット703のうちの異なるサブセットの各々に対してレンダリングモードを独立して選択することができる。レンダリングコントローラ709は、オーディオトランスデューサのための予め決められた位置に対する、オーディオトランスデューサのセット703のうちの第1のオーディオトランスデューサの位置に基づいて、第1のオーディオトランスデューサに対してレンダリングモードを選択することができる。本アプローチは、例えばほとんどのスピーカが所望の位置にあるがサブセットが所望の位置からずれているシナリオに対して、向上した適応を提供し得る。
リスニング機器に対するラウドスピーカの方向を判定するための方法が説明される。この方法は、それぞれのトランスデューサを同時に駆動し、別個の直交オーディオ信号に対応するビームパターンを放出する。リスニング機器は、直交オーディオ信号により生成された音を検知し、検知されたオーディオ信号を分析し、リスニング機器に対するラウドスピーカの空間定位を判定する。他の実施形態もまた説明される。
スピーカアレイを用いてクロストークキャンセルを実行するオーディオ受信機が記載されている。オーディオ受信機は、部屋におけるリスナの位置を検出し、1つ以上のビームパターン行列を用いて、スピーカアレイを通して出力される1本の音声プログラムコンテンツを処理する。ビームパターン行列は、1つ以上の制約条件によって、生成する。制約条件として、リスナの右の耳において、右のチャネルを増大させ、かつ、左のチャネルを減少させること、リスナの左耳において、左のチャネルを増大させ、かつ、右のチャネルを減少させること、及び、部屋の全ての他の領域における音声を減少させること、を挙げることができる。これらの制約条件によって、オーディオ受信機は、部屋の周波数応答に対する変動の影響を最小にしてクロストークキャンセルが達成されるように、部屋の他の領域ではなく、主にリスナの方へ音を放射する。他の実施形態もまた記載されている。
薄型スピーカ // JP2016516351
狭い形状の平衡サブウーファ、または類似のスピーカは、同一平面上に両サイドに配置された一方を向いているドライバの第1のセット、および反対方向を向いているドライバの第2のセットの複数のドライバを含む。これらの配置は、ドライバの第1のセットからの力の合計と、ドライバの第2のセットの力の合計の反対が等しくなるような配置であり、それゆえ相殺し、中心点、またはピボットに対しての全てのドライバからのモーメントの和がゼロである。スピーカは、3個以上のドライバを含んでもよく、対称、または非対称に間隔を空けている。ドライバは、同じでも、異なったサイズでも良く、オーディオ信号の振幅は、スピーカを平衡にするように調整されていてもよい。ドライバのセットのそれぞれは、分離したサウンドダクトの中に音を出力してもよく、1つ以上の開口部から音を出力してもよい。
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