ユーザ・トラフィック・プロファイルに基づいたlteマルチキャリアの負荷均衡化のための方法およびシステム

 

無線通信ネットワーク内のキャリア間で負荷均衡化するための方法であって、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を収集するステップであって、このユーザ・トラフィック・プロファイルは、第1のキャリア周波数を通じて無線通信ネットワークへと接続されているユーザ機器に関連している、ステップと、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報に少なくとも基づいて、ユーザ機器のトラフィックを第1のキャリア周波数から第2のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するステップと
を含む、方法。

 

 

本発明は、マルチキャリアの無線通信システムにおける負荷均衡化のための方法およびシステムに関する。
急速なユーザのLTE(ロング・ターム・エボリューション:Long Term Evolution)の浸透に伴い、期待される/現在のユーザのサービス品質を維持する(例えば、競争力のあるユーザスループットを提供する)ために、オペレータは(加入者の増加に伴って要求される容量を増加させるために)追加のキャリアを配備することを計画している。マルチLTEキャリアの配備に伴い(マクロおよびメトロセル配備に伴い)、オペレータは、全てのユーザにとって期待されるサービス品質を満たすために、全てのキャリアにおける効果的な負荷/トラフィック均衡化が追加のキャリアの使用を最適化することを期待している。
そうでない場合、過負荷のセルにスケジューリングされたUEは、配備された追加のキャリアを用いない場合よりもむしろ悪いサービス品質(QoS:quality−of−service)を経験することになる。
したがって、LTEマルチキャリアの負荷均衡化は、絶対的に必要である。実際、加入者の期待を満足させるのが主な関心であるセルラー・ネットワーク・オペレータにとって、配備された複数のキャリア間でのトラフィック/負荷の均衡化は最も重要な課題の1つである。
LTEネットワーク内のキャリア間での負荷均衡化のための最新の解決策は、接続されるUEの数か、またはダウンリンクスループット(フレームごとの利用される物理的なリソースブロックの数)のいずれかに基づいている。それにもかかわらず、どのUEを1つのキャリア周波数から別のキャリア周波数へと移動させるかをeNodeBが決定することは困難なままである。
様々な実施形態は、上述の問題のうちの1つまたは複数の影響への対処に関する。様々な実施形態のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために、以下に簡略化された実施形態の概要を提示する。この概要は、これらの様々な実施形態の網羅的な概観ではない。重要な要素の手がかりを識別すること、またはこれらの様々な実施形態の範囲を図示することを意図したものではない。この唯一の目的は、後に述べるより詳細な説明の前置きとして、簡略化した形態でいくつかの概念を提示することである。
いくつかの実施形態は、異機種サービスを提供しているLTEネットワークの異なるキャリア間で適切に負荷均衡化するための、特定のおよび唯一のケーパビリティを提供するための方法ならびに装置に関する。
いくつかの実施形態は、ユーザ・トラフィック・プロファイルに基づいたLTEマルチキャリアの負荷均衡化のための方法および装置を提供する。
いくつかの実施形態は、連結された各UEについてサービス品質(QoS)を最大化するために、LTEネットワーク内に配備されたキャリア間でリアルタイムの負荷を均衡化するための方法および装置を提供する。
様々な実施形態は、無線通信ネットワーク内のキャリア間で負荷均衡化するための方法に関し、これらの方法は以下のステップ、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を収集するステップであって、このユーザ・トラフィック・プロファイルは、第1のキャリア周波数を通じて無線通信ネットワークへと接続されているユーザ機器に関連している、ステップと、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報に少なくとも基づいて、ユーザ機器のトラフィックを第1のキャリア周波数から第2のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するステップと、を含む。
1つの広範な態様によると、上記の方法は、ユーザ・トラフィック・プロファイルを高データトラフィックのユーザ、中トラフィックデータのユーザ、または低トラフィックデータのユーザへとカテゴリ分けするステップを更に含む。このカテゴリ分けステップは、ユーザ・トラフィック・プロファイルのカテゴリ分けに関して少なくとも閾値を設定するステップと、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を設定された閾値と比較するステップとを含む。
別の広範な態様によると、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報が、以下の情報のうちの少なくとも1つを含む。
− 事前設定された先行する期間中のユーザのダウンリンク・トラフィック量。このユーザのダウンリンク・トラフィック量を、ベアラのサービス品質クラス識別子(QCI)タイプごとに収集してよい。
− 事前設定された先行する期間中のユーザのアップリンク・トラフィック量。このユーザのアップリンク・トラフィック量を、ベアラのサービス品質クラス識別子(QCI)タイプごとに収集してよい。
− 事前設定された先行期間中のダウンリンク・トラフィック量もしくはアップリンク・トラフィック量の送信または受信に用いるユーザアクティブ時間。
− 1時間ごとおよびそれぞれの接続期間ごとの接続数。
更に様々な実施形態は、無線通信ネットワーク内のキャリア間で負荷均衡化するためのシステムに関し、これらのシステムは、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を収集するよう構成されたユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャであって、このユーザ・トラフィック・プロファイルは、第1のキャリア周波数を通じて無線通信ネットワークへと接続されているユーザ機器に関連している、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャと、
− ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報に少なくとも基づいて、ユーザ機器のトラフィックを第1のキャリア周波数から第2のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するよう構成されたオフロード決定生成器と、を備える。
1つの広範な態様によると、ユーザ・トラフィック・プロファイルは、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す収集された情報をオフロード決定生成器へと送信するよう構成される。ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す収集された情報が、ユーザ機器から無線通信へのサービス要求中に(初期コンテキスト設定要求内で)オフロード決定生成器へと送信される。
別の広範な態様によると、ユーザ・トラフィック・マネージャは、無線ネットワークのモビリティ管理エンティティ内に備えられ、オフロード決定生成器が、ユーザ機器が接続されるeNodeB内に備えられる。
別の広範な態様によると、ハンドオーバ手順中、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報が、ハンドオーバ要求内で前記eNodeBからハンドオーバ目標のeNodeBへと送信される。
別の広範な態様によると、オフロード決定生成器は、ユーザ機器から無線通信ネットワークへのコンテキスト解放要求中に(コンテキスト解放完了メッセージ内で)、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャへと送信するよう更に構成される。
様々な実施形態が様々な改変および代替の形態に影響を与え得るが、その特定の実施形態が例として図面に示されている。しかしながら、特定の実施形態の本明細書中の説明は、様々な実施形態を開示される特定の形態に限定することを意図したものではないことを理解されたい。
任意のこのような実際の実施形態の開発では、システムおよびビジネスに関連する制約を伴うコンプライアンス等の開発者の特定の目標を達成するために、実装の具体的な決定を行うことが必要であることも当然理解されるであろう。このような開発努力は時間のかかるものであり得るが、それにも関わらず本開示の利益を得る者または当業者にとっては、慣例的な理解であり得ることを理解されたい。
様々な実施形態の目的、利点および他の特徴が以下の開示および請求項からより明確になるであろう。添付の図面を参照しながら単なる例示のために好適な実施形態の以下の非制約的な説明を提供する。
無線通信ネットワーク内のキャリア間の負荷均衡化のための機能的なエンティティを示す概略図である。 キャリア間の負荷均衡化のためのLTEネットワークノード間の相互作用を示す概略図である。 キャリア間の負荷均衡化のためのLTEネットワークノード間の相互作用を示す概略図である。
LTEダウンリンク/アップリンク・トラフィックトリガに対してユーザ・トラフィック・プロファイルを分析することにより、
− 「高」トラフィックデータのユーザ(即ち最大のLTE消費者)の約10%が、総ダウンリンク/アップリンク・トラフィック量の約80%をトリガすること、
− 次の40%の「中」トラフィックデータのユーザは、総ダウンリンク/アップリンク・トラフィック量の20%未満をトリガすること、
− 次の50%の「低」トラフィックデータのユーザは、総ダウンリンク/アップリンク・トラフィック量の1%未満をトリガすること
を観察できる。
これらの観察された分布に基づいて、ユーザ・トラフィック・プロファイルはLTEセル内のトラフィック負荷、およびしたがってキャリアの負荷に多大な影響を有していると言える。例えば、上述の10%の「高」トラフィックデータのユーザが異なるキャリアに亘って適切に均衡化されていない場合、(複数の配備されたキャリアに十分な容量が存在する場合でさえ)経験されるサービス品質は劣化したものになる。
実際、複数の高トラフィックデータのユーザ(即ち最大のLTE消費者)がキャリアAによりサービス提供されている場合、続いて、このキャリアAにより同時にサービス提供されているこれらのユーザおよび最終的には他のユーザは、(キャリアAを含む)異なるキャリアに亘って適切に均衡化された場合よりもかなり低いサービス品質を確かに経験することになる。
「ユーザ・トラフィック・プロファイル」がここで意味するものは、LTEが可能なUEを備えたユーザのLTE通信の挙動を説明する情報の集合である。ユーザ・トラフィック・プロファイルは、ユーザ・トラフィック・プロファイル、例えば、以下を示す任意の情報を含んでよい。
− 直近のk分間の直近のn回の接続(例えば直近の20分間の直近の5回の接続)に関するユーザのダウンリンク/アップリンク・トラフィック量(即ち、受信された/送信されたKbyte)、またはより一般的には、UEの最近の通信履歴のユーザのダウンリンク・トラフィック量および/もしくはアップリンク・トラフィック量。これらのダウンリンク/アップリンク・トラフィック量を、(例えばVoLTE呼び出し、ビデオ、リアルタイムのゲーム等のユーザアプリケーション/サービス、およびウェブブラウジング、ファイルダウンロード、オーディオ・ストリーミング等のベストエフォート型の他のアプリケーションの、ユーザトラフィックの特徴を決定する)ベアラのQoSクラス識別子(QCI)タイプごとに収集してよい。この情報を用いて負荷均衡化を最適化できる。
− 先行する期間(例えば直近のk分間)の全てのダウンリンク/アップリンク・トラフィック量の送信または受信に使用される、ユーザ「アクティブ時間」(即ち、再伝送を含む、ユーザのパケットを送信または受信するのに要求される時間)。
− 接続レート(即ち時間ごとの接続数)および接続期間。これは、次の接続について他のキャリアで接続を保持するのに十分長く、UEのキャリア優先順位を変更するのに使用できる(例えば、アイドルモード・モビリティ管理情報のタイマーT320)。
ユーザ・トラフィック・プロファイルを、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す上記情報のうちのいずれかに関する事前定義された閾値に基づいて異なるグループへとカテゴリ分けしてよい。いくつかの実施形態では、ユーザ・トラフィック・プロファイルは、以下のようなユーザのダウンリンク・トラフィック量またはアップリンク・トラフィック量に関する閾値に基づいて、3つの主なグループ(即ち、高トラフィックデータのユーザ、中トラフィックデータのユーザ、または低トラフィックデータのユーザ)へと分類される。
− (収集期間中の)ユーザのダウンリンクデータ量が、
・ 5Mbを超える場合、このユーザは「高トラフィックデータのユーザ」グループに属し、
・ 1〜5Mbの場合、このユーザは「中トラフィックデータのユーザ」グループに属し、
・ 1Mb未満の場合、このユーザは「低トラフィックデータのユーザ」グループに属し、
− あるいは(収集期間中の)ユーザのアップリンクデータ量が、
・ 500Kbを超える場合、このユーザは「高トラフィックデータのユーザ」グループに属し、
・ 100Kb〜500Kbの場合、このユーザは「中トラフィックデータのユーザ」グループに属し、
・ 100Kb未満の場合、このユーザは「低トラフィックデータのユーザ」グループに属する。
マクロ/ミクロeNodeBは、eNodeBに連結されたUEのそれぞれで上記定義された「ユーザ・トラフィック・プロファイル」を用いて、これらのUEが代表するLTE負荷を複数のキャリア間で均衡化する。
このために、および図1を参照して、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1はユーザ・トラフィック・プロファイル情報を収集して保持するよう構成される。実際、UE6がLTEネットワーク5に連結している場合、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1は、このUEに関するユーザ・トラフィック・プロファイルを生成するか、またはこのようなユーザ・トラフィック・プロファイルが既に存在する場合、これを更新する。ユーザ・トラフィック・プロファイル情報を、サービス提供ゲートウェイから、eNodeBから、またはLTEネットワーク5内の任意の他のネットワークノードから取り出されたモビリティ管理エンティティ(MME)により推測してよい。
ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1は、モビリティ管理エンティティ(MME)2に備えられているのが好適である。有利には、UE6が接続状態からアイドル状態になった時に、MME2は(マクロ/ミクロeNodeBとは対照的に)、コンテキスト情報を保存できる。
ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1は、保持されたユーザ・トラフィック・プロファイルをオフロード決定生成器3へと送信するよう更に構成される。このオフロード決定生成器3は、UE6のトラフィックをLTE5に接続されているキャリア周波数から別のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するよう構成される。オフロード決定生成器3の決定は、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1から受信したユーザ・トラフィック・プロファイルに基づいている。好適には、オフロード決定生成器は、UE6が接続されるeNodeB4内に備えられている。
オフロード決定生成器3は、ユーザ機器6から無線通信ネットワーク5へのコンテキスト解放要求中に、ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ1へと送信するよう更に構成される。
ここで図2を参照すると、サービス要求中にUEがeNodeBに連結する(接続設定:図2のステップ1〜4)と、MMEはユーザ・トラフィック・プロファイルをeNodeBへと送信する(図2のステップ4)。実際、UEがサービス要求をトリガする(図2のステップ1および2)と、MMEは現時点のUEトラフィック・プロファイルを「S1−AP初期コンテキスト設定要求+UEトラフィック・プロファイル」メッセージ中に含み、これをeNodeBへと送信する。図1は、サービス要求に応答する更なる従来のステップを示し、このステップは、サービス提供ゲートウェイ(Serving GW)、パケットデータネットワーク・ゲートウェイ(PDN GW)、ポリシーおよび課金規定機能(PCRF)、ポリシーおよび課金執行機能(PCEF)、および加入者宅サーバ(HSS)を含む。
その後、「S1−AP初期コンテキスト設定要求+UEトラフィック・プロファイル」内のeNodeBにより受信されたユーザ・トラフィック・プロファイルに基づいて、eNodeB(より正確には、オフロード決定生成器)は、UEを高、中、または低トラフィックデータUEとして識別および「タグ付け(tag)」(即ちマーク付け)し、続いてeNodeBは(最終的には複数のキャリア間で)負荷均衡化/再均衡化を実行する。
例えば、セルのキャリアリソースが不均衡である(例えば、キャリアAのサービス品質が、キャリアBと比較して事前定義された閾値より低いか、または物理的なリソースブロック(PRB)利用が低い)場合、eNodeBは、キャリアBで「高トラフィックデータUE」としてタグ付けされたUEの負荷を、少なくともこの「高トラフィックデータUE」をキャリアAから移動/オフロードすることにより再均衡化する。したがって、eNodeBは、X2/S1ハンドオーバイベントがトリガされた場合、更新されたユーザ・トラフィック・プロファイルを目標のeNodeBへと送信する。UEがハンドオーバイベント(X2またはS1)をトリガした時、ソースeNodeBは、UEトラフィック・プロファイルを目標eNodeBへの「HANDOVER REQUEST」メッセージ内に含む。
サービス解放手順(図3)の間、eNodeBは、UEがアイドル状態に変化した時(S1解放手順の間)に、更新されたユーザ・トラフィック・プロファイルをMMEへと送信する(図3のステップ6)。実際、eNodeBが「S1−AP:S1 UEコンテキスト解放」をトリガした時(図3のステップ1)、eNodeBはユーザ・トラフィック・プロファイルを「S1−AP:S1 UEコンテキスト解放完了」メッセージ内に、「S1−AP:S1 UEコンテキスト解放完了+UEトラフィック情報」のように含む。図3に示される残りのステップは、S1解放要求に関する従来のステップである。
より一般的には、(MMEまたは任意の他のネットワークノードから受信された)UEトラフィック・プロファイルに基づいて、eNodeBは、UEを高、中、または低トラフィックデータUEとしてタグ付けする。例示的な実施形態では、eNodeBはユーザ・トラフィック・プロファイルから、総ユーザ(非GBRベアラ)トラフィック量(例えば、ベストエフォート型サービスに関する受信/伝送されたダウンリンク+アップリンクのKbyte)および直近のk分間に収集された直近のn回の接続から確保されたアクティブ時間を得てよい(例えば、「n」は1〜20回の接続であってよく、kは10〜60分であってよい)。したがって、この例示的な例では、eNodeBは、ユーザトラフィック量(ダウンリンク+アップリンク・トラフィック量)に基づいてUEトラフィック・プロファイルのクラス(即ち高、中または低トラフィックデータUEのいずれか)およびアクティブ時間(例えば直近の20分間)を決定し、このUEのトラフィックをオフロードするかどうかを決定する。
なお、ネットワークオペレータは、ネットワーク配備条件に基づいて、ユーザ・トラフィック・プロファイルを分類するために、事前構成された閾値/パラメータ/履歴深度(即ち先行する期間の持続期間)を承認する必要があり得ることに留意されたい。
UEの接続設定の間、eNodeBは、これに接続された状態の全ての高/中/低トラフィックデータUEが複数のキャリア間で適切に均衡化されることを検証する。そうでなければ、eNodeBは、これに接続された状態のUEの(前述したように、ベアラのQCI情報に基づいたトラフィックタイプを含んでよい)トラフィック・プロファイルに基づいて要求された負荷均衡化/再均衡化を実行する。
結果として、eNodeBは、通常の高データトラフィック利用を伴うUEを識別でき、その後この情報を用いてキャリアを適切に均衡化する。有利には、eNodeBに連結される全てのUEに最良のサービス品質を保証しながら、これはキャリアの最適な使用をもたらす。
一実施形態では、負荷均衡化は、過負荷のセルによりサポートされている高いQoSを要求するベアラに関して実行される。「不均衡な」セル/キャリアが、サービス提供されるUEに有意なQoSの劣化をもたらすことは明らかである。
負荷均衡化のための上述の実施形態は、異機種サービスを伴うLTEネットワークのパフォーマンスを有意に強化し、QoS要求を伴うユーザのコールブロックの可能性を低減させ、スループットを増加させることができる。
有利には、UEの通常のトラフィックレート(即ち、ユーザ・トラフィック・プロファイル)に基づいたキャリア負荷均衡化のための上述の方法およびシステムのおかげで、eNodeBは、高トラフィックデータのユーザを識別でき、必要であればこの情報を用いてキャリアを効果的に再均衡化できる。



  1. 無線通信ネットワーク内のキャリア間で負荷均衡化するための方法であって、以下のステップ、
    − ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を収集するステップであって、前記ユーザ・トラフィック・プロファイルは、第1のキャリア周波数を通じて前記無線通信ネットワークへと接続されているユーザ機器に関連している、ステップと、
    − 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報に少なくとも基づいて、前記ユーザ機器のトラフィックを前記第1のキャリア周波数から第2のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するステップと
    を含む、方法。

  2. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報が、以下の情報、
    − 事前設定された先行する期間中のユーザのダウンリンク・トラフィック量、
    − 事前設定された先行する期間中のユーザのアップリンク・トラフィック量、
    − 事前設定された先行する期間中の前記ダウンリンク・トラフィック量もしくは前記アップリンク・トラフィック量を送信または受信するために使用されるユーザアクティブ時間、
    − 1時間ごとの接続数および各接続の持続期間
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。

  3. 前記ユーザのダウンリンク・トラフィック量および前記ユーザのアップリンク・トラフィック量が、ベアラのサービス品質クラス識別子タイプごとに収集される、請求項2に記載の方法。

  4. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルをカテゴリ分けするステップを更に含み、
    前記カテゴリ分けステップが、
    ユーザ・トラフィック・プロファイルのカテゴリ分けに関して少なくとも閾値を設定するステップと、
    前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報を前記設定された閾値と比較するステップと
    を含む、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。

  5. 無線通信ネットワーク内のキャリア間で負荷均衡化するためのシステムであって、
    − ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を収集するよう構成されたユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ(1)であって、前記ユーザ・トラフィック・プロファイルは、第1のキャリア周波数を通じて前記無線通信ネットワーク(5)へと接続されているユーザ機器(6)に関連している、ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ(1)と、
    − 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報に少なくとも基づいて、前記ユーザ機器(6)のトラフィックを前記第1のキャリア周波数から第2のキャリア周波数へとオフロードするかどうかを決定するよう構成されたオフロード決定生成器と
    を備える、システム。

  6. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ(1)が、前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す収集された前記情報を前記オフロード決定生成器(3)へと送信するよう構成される、請求項5に記載のシステム。

  7. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す収集された前記情報が、前記ユーザ機器(6)から前記無線通信(5)へのサービス要求中に前記オフロード決定生成器(3)へと送信される、請求項6に記載のシステム。

  8. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報が、初期コンテキスト設定要求中で送信される、請求項7に記載のシステム。

  9. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ(1)が、前記無線ネットワーク(5)のモビリティ管理エンティティ(2)内に備えられる、請求項5乃至8のいずれか1項に記載のシステム。

  10. 前記オフロード決定生成器(3)が、前記ユーザ機器(6)が接続されるeNodeB(4)内に備えられる、請求項5乃至9のいずれか1項に記載のシステム。

  11. ハンドオーバ手順中、前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報が、前記eNodeB(4)から前記ハンドオーバ目標のeNodeBへと送信される、請求項5乃至10のいずれか1項に記載のシステム。

  12. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報が、前記ハンドオーバ要求中に含まれる、請求項11に記載のシステム。

  13. 前記オフロード決定生成器(3)は、前記ユーザ機器(6)から前記無線通信ネットワーク(5)へのコンテキスト解放要求中に、前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す情報を、前記ユーザ・トラフィック・プロファイル・マネージャ(1)へと送信するよう更に構成される、請求項5乃至12のいずれか1項に記載のシステム。

  14. 前記ユーザ・トラフィック・プロファイルを示す前記情報が、初期コンテキスト解放完了メッセージ中で送信される、請求項13に記載のシステム。

 

 

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ネットワークハンドオーバ方法を開示する。lteネットワーク中のueが回線交換フォールバックの要求を開始した後、mmeは、ueをlteネットワークから2gまたは3gネットワークに移すようenbに命令し、csfbのためにueをlteネットワークから2gまたは3gネットワークのcsドメインにハンドオーバするようmscに要求する。2gまたは3gネットワークは、ueにcsドメインリソースを割り当て、リソースは、ueがlteネットワークから2gまたは3gネットワークのcsドメインにハンドオーバするために使用される。ueは、lteネットワークから2gまたは3gネットワークのcsドメインにハンドオーバする様態で2gまたは3gネットワークのpsドメインにハンドオーバできる。psドメインにハンドオーバした後、ueは、csドメイン呼を実行し得る。ueが2gまたは3gネットワークのcsドメインにアクセスする際のアクセス遅延が短縮され、音声呼全体の持続時間が短くなり、ユーザ体験が向上する。
本発明は、回線交換フォールバック方法、UE、MSC及びMMEを開示する。当該方法は、UEが、eNodeBによって送信されたスイッチコマンドを受信し、ここで、スイッチコマンドはPSドメインからCSドメインにスイッチするようUEに命令し、UEがスイッチコマンドに従ってCSドメインにスイッチした後にUEのデフォルトCS呼を解放又は保持し、ここで、デフォルトCS呼はスイッチコマンドに従ってUEによって生成され、MSCを利用して、UEがCS呼を発信するか、又はCS呼を受信することを有する。本発明の実施例における回線交換フォールバック方法、UE、MSC及びMMEによると、回線交換フォールバックは、PSドメインからCSドメインへのUEによるスイッチの方式で実現され、遅延を低減可能である。
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