通信ネットワークにおけるインター周波数測定のための方法および装置

著者らは特許

H04W24/08 - 実際のトラヒックを使った試験
H04W24/10 - 測定報告のスケジューリング
H04W88/06 - 複数のネットワークでの運用に適応したもの,例.マルチモード端末

の所有者の特許 JP2016528833:

テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル)

 

ここでの教示の一つの観点によれば、無線通信ネットワークにおいて動作している無線デバイス(22)は、所与の周波数レイヤーのために指定されている性能要件に基づいて、当該レイヤー上でインター周波数測定を実行するために使用される測定レートを決定する。たとえば、無線デバイス(22)は、インター周波数測定を実行するレイヤーのうちの他の一つについて指定されている性能要件よりも高い性能要件を有する周波数レイヤーについてより高い測定レートを使用する。同様に、例示的なシナリオによれば、ネットワークノードは、ターゲットとなるデバイスに対してコンフィギュレーション情報を送信し、ここで当該情報は当該デバイスがインター周波数測定を実行すべきレイヤーを示し、かつ、これらのレイヤーの一つ一つに対応する性能要件を示している。一例として、ネットワークノードは基地局、リレー無線デバイスまたは他の無線デバイスであってもよい。

 

 

本願は一般に無線通信ネットワークに関連し、とりわけそのようなネットワークにおいてインター周波数測定を設定および実行することに関連する。
今日の典型的な通信事業者は異なる搬送波周波数上で同時並行的に運用されているGSM、WCDMA(登録商標)/HSPAおよびLTEのキャリア(搬送波)を有しているかもしれない。しかし、これらの異なる無線アクセス技術、RAT、とそれ対応する搬送波は異なる地理的カバレッジを有しうる。たとえば、LTEは都会エリアでだけで展開され、それに対してGSM(登録商標)やHSPAのカバレッジは都会と郊外地域との両方で展開されているかもしれない。
さらに、LTEについては3GPP規格において40個を超える周波数バンドが規定されており、これらのほとんどは広く利用可能な周波数バンドではない場合であっても、近い将来において通信事業者はLTEを複数の搬送波周波数上で展開するかもれしない。カバレッジのために一つまたは二つの搬送波が使用されるかもしれず、つまりこれはマクロセルにおいて展開され、一方で、残りの搬送波はホットスポットやピコセルのカバレッジのために利用されることもあろう。この展開シナリオは、とりわけ、追加の周波数レイヤー上のいくつかのLTE搬送波が展開されうる都会エリアにおいて適用可能であり、これにより高いキャパシティ要求を実現するためにホットスポットが提供される。
図1は上記のシナリオの一例を示している。当該図において無線通信ネットワーク10は第一の搬送波f0上で展開されるいくつかの大きなマクロセル12を有している。例示として、当該図は少なくとも一部がオーバラップしているマクロで大きなカバレッジエリアを有する、マクロセル12−1、12−2を示している。それぞれ搬送波周波数f1、f2、f3およびf4のうちの一つを使用する、いくつかのホットスポットまたはピコセル14も見られる。例示として、搬送波f1上ではホットスポット14−1ないし14−4が見られ、搬送波f2上ではホットスポット14−5ないし14−8が見られ、搬送波f3上ではホットスポット14−9ないし14−12が見られ、搬送波f4上ではホットスポット14−13ないし14−15が見られる。
いくつかのホットスポットの搬送波は同一のカバレッジエリア内で展開されてもよい。つまり、一つのホットスポット搬送波上で動作している所与のスポット14は他の一つのホットスポット搬送波上で動作している他のホットスポットと、地理的にオーバラップしていてもよい。たとえば、所与のカバレッジエリアにおいて搬送波f1、f2を介したホットスポットカバレッジがオーバラップしており、その一方で他のカバレッジエリアにおいて搬送波f3、f4が同一のまたはオーバラップしたホットスポットサービスを提供してもよい。
図1の例において示されているような展開において複数の搬送波の使用を最適化するために、ネットワーク10において動作する無線通信デバイスはインター周波数測定(周波数間測定)を実行することに基づいて搬送波を監視することが必要とされる。これらのインター周波数測定を実行することに基づいて、デバイスは、個々の搬送波上で検出されたセルについての信号強度を、ネットワーク10におけるサポーティング基地局などの、ネットワーク、NW、ノードに対して報告する。NWノードはサービング(在圏)搬送波および在圏セルであるベストな搬送波およびセルに対する当該デバイスのハンドオーバ、HO、を開始する。
しかし、典型的なローエンドのデバイスは、一つの受信機を装備しているだけであり、同時並行して異なる搬送波周波数を受信することができない。よって、このようなデバイスは、他の搬送波周波数の測定を実行するために、所与の搬送波周波数上でのデータ受信を中断する必要がある。このような測定は、他の搬送波周波数上での測定を実行するために指定され、設定された測定ギャップを使用して実行される。3GPP技術規格TS36.300は、当該デバイスが他のセルからの送信を受信できるようにするために、在圏セルについて受信機と送信機とをスイッチオフする期間である、測定ギャップに関する例示的な詳細を含んでいる。在圏基地局は当該デバイスがいつインター周波数測定を実行するかを把握していなければならないため、これらのギャップは当該デバイスの在圏基地局に対して同期している。知られているように、無線リソース制御、RRC、シグナリングは当該デバイスによって使用されるギャップ期間を設定するために使用されている。
図2はLTEに実装されている測定ギャップの原理を示している。6ミリ秒のギャップは40ミリ秒または80ミリ秒ごとに配置されており、このギャップごとに一度インター周波数測定がトリガーされる。6ミリ秒のギャップは、当該デバイスに対して、LTEのインター周波数測定における同期信号および共通基準信号、CRS、を発見したり、または、たとえば、WCDMA/HSPA上でインター周波数測定をデバイスが実行するような、インターRAT測定における同種の信号を発見したりすることを可能にする。ギャップの長さは切り替え時間が考慮されている。
LTEの初期のリリースでは同一RAT内や異なるRATをまたいだインター周波数測定は、たとえば、相対的に限られたLTEカバレッジエリアからデバイスが出て行ってしまうことなど、デバイスがカバレッジエリアの外に出て行ってしまう問題に着目して主に利用されていた。LTEカバレッジが非常に限られており、その拡大に時間がかかっていた、LTE展開の初期において、この問題はより大きなものであった。たとえば、都会エリアは他の一つ以上のRATのカバレッジに沿ったLTEカバレッジを有しうるが、LTEのカバレッジは都会エリアの境界またはその付近で終わっていた。そのようなケースでは、デバイスがLTEカバレッジの限界に近づくことでインター周波数測定がトリガーされ、デバイスはLTEカバレッジを逸脱する前にインター周波数測定を開始し、最終的にはLTEからGSMまたはWCDMAへのハンドオーバが実行される。このような場合、インター周波数測定は必要になったときにのみトリガーされ、測定ギャップやそれに対応するインター周波数測定は実際に必要とされるときにのみ使用されるが、これは測定ギャップが利用可能な最大スループットを減少させ、データスケジューリングをより複雑にしてしまうからである。
たとえば、データスケジューリングを担当しているネットワークノードはハイブリッド自動再送要求、HARQ、のラウンドトリップ時間を考慮に入れる必要があり、よって、一例としてLTEタイミングを使用することで、インター周波数測定を使用するデバイスに現実的なスケジューリングギャップは10ミリ秒であり、これは6ミリ秒のギャップ時間に4ミリ秒のHARQラウンドトリップ時間が加算されることに基づく。測定ギャップ間が40ミリ秒であるケースでは、このタイミングは25%のスループットロス/スケジューリング時間のロスに置き換えられる。
さらに詳細には、デバイスはいくつかの周波数搬送波を監視してもよく、これは周波数レイヤーと理解されてもよい。3GPP規格のリリース11によれば、デバイスの能力に応じて、LTE TDD/FDD、WCDMA、GSMなどを含む7つの異なる周波数レイヤーまで測定することができる。各周波数レイヤーは当該レイヤー上のセルの検出と検証にある程度の無線時間を必要とし、現時点の3GPP規格はドップラーおよび遅延スプレッドだけでなく、当該レイヤー上のセルについての信号対雑音比(SNR)の要件についてワーストケースに基づいている。
さらに、上述したように、ギャップ測定要件は主にカバレッジ問題をターゲットにしている。したがって、インター周波数測定に関するこの要件は、現在の搬送波周波数上でのカバレッジを逸脱する前に信頼性の高いHOが実行されることを確かにするために、より弱い他の搬送波周波数上のセルを検出したことに基づいている。たとえば、3GPP TS 36.133のセクション8.1.2.1.1.1によれば、セルを探索するための現在の測定要件は、3.84*Nfreq秒程度であり、ここでNfreqは測定を必要とされるレイヤーの数を示しており、検出は、たとえばEs/lot=−4dBといった弱い信号の検出を対象としている。したがって、図1において例示したようにいくつかのレイヤーを設けることは、規格上の観点から、デバイスがHOのための適切なセルを発見するためにギャップモードにおいて数十秒を必要とすることを暗示している。この時間はキャパシティ減少や他の考慮の観点から問題である。
このような問題の知られた軽減策によれば、デバイスは、莫大な数の利用可能な周波数レイヤーのうちで、たとえばたった二つの周波数レイヤーなど、周波数レイヤーのサブセットについてだけ測定を実行するように構成されうる。しかし、この軽減策は、いくつかの観点から複雑なものである。たとえば、ネットワークは、通常、デバイスに監視されるために最も適切なまたは使用可能な周波数のサブセットがどれであるかを知らない。たとえば、2GHzないし3GHzにおいて運用されている搬送波では、デバイスの位置がたった数メートルだけ違うことで、デバイスがキャンプオンする上でf1、f2およびf3のうちでどれが好ましい周波数であるかが変化してしまう。
ここでの教示の一つの観点によれば、無線通信ネットワークにおいて動作している無線デバイスは、所与の周波数レイヤーのために指定されている性能要件に基づいて、当該レイヤー上でインター周波数測定を実行するために使用される測定レートを決定する。たとえば、無線デバイスは、インター周波数測定を実行するレイヤーのうちの他の一つについて指定されている性能要件よりも高い性能要件を有する周波数レイヤーについてより高い測定レートを使用する。同様に、例示的なシナリオによれば、ネットワークノードは、ターゲットとなるデバイスに対してコンフィギュレーション情報(設定情報)を送信し、ここで当該情報は当該デバイスがインター周波数測定を実行すべきレイヤーを示し、かつ、これらのレイヤーの一つ一つに対応する性能要件を示している。一例として、ネットワークノードは基地局、リレー無線デバイスまたは他の無線デバイスであってもよい。
例示的な実施形態によれば、3GPPのユーザ装置、UE、などの無線デバイスは、二つ以上の周波数レイヤーに関してインター周波数測定を実行するための方法を実行するように構成されている。当該方法は、無線通信ネットワークにおけるノードから測定コンフィギュレーション情報を受信することを含み、ここで当該測定コンフィギュレーション情報は第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件を示し、かつ、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための、異なる第二の性能要件を示している。本方法は、さらに、第一および第二の性能要件にそれぞれ基づき第一および第二の測定レートを決定することと、第一および第二の測定レートに比例して、第一および第二の周波数レイヤー上でそれぞれインター周波数測定を実行するための測定ギャップを割り当てることと、それぞれ割り当てられた測定ギャップにおいて第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行することとを有する。
ネットワーク側の処理に関与する対応する例示的な実施形態によれば、ネットワークノードは、無線通信ネットワークにおいて動作するように構成されており、第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを決定することを有する方法を実行する。本方法は、さらに、それぞれ第一および第二の周波数レイヤーのための第一および第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を生成することを有する。本方法にしたがった処理は、さらに、無線通信ネットワークにおいて動作しているターゲットとなる無線デバイスに、測定コンフィギュレーション情報を送信することを有し、これにより、無線デバイスが第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第一の性能要件を使用し、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第二の性能要件を使用するように設定される。
もちろん、本発明は上記の特徴や利点にのみ限定されることはない。また、当業者であれば以下の詳細な説明を読み、添付の図面を見ることで追加の特徴や利点を理解するであろう。
異種無線通信ネットワークのための既知の構成を示す図。 設定された測定ギャップを使用してインター周波数測定を実行するための既知の構成を示す図。 ここでの教示に従って構成されたネットワークノードを含む無線通信ネットワークの例示的な実施形態を示す図。 図3において導入された一つのような無線デバイスの例示的な実施形態を示す図。 無線デバイスにおいてインター周波数測定を実行する方法の例示的な実施形態を示す図。 図3に示した例示的なネットワークにおける基地局、リレーノードまたは他の無線デバイスなどのネットワークノードの例示的な実施形態を示す図。 ターゲットとなる無線デバイスについてインター周波数測定を設定するための、ネットワークノードにおける方法の例示的な実施形態を示す論理的なフローを示す図。 信号強度に依拠した例示的なセル検出時間のプロットを示す図。 対応する性能要件に比例した異なる周波数レイヤー上でのインター周波数測定のための測定ギャップの割り当てを示す図。 無線デバイスにおけるインター周波数測定を実行する他の例示的な実施形態を示す図。
図3は典型的なLTEネットワークにおける用語と構成とを使用して例示的に記述された無線通信ネットワーク20の一つの実施形態を示している。ネットワーク20はインターネットまたは他のパケットデータネットワーク、PDN、などの一つ以上の外部ネットワーク24と通信可能なように無線デバイス22を接続している。
ネットワーク20は無線アクセスネットワーク、RAN、26およびコアネットワーク、CN、28を有する。図示したLTEの実施形態については、RAN26は、進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワークまたはU−UTRANを含み、CN28は進化型パケットコアまたはEPCを含む。この例によれば、RAN26はLTEの内容に沿って、「eNB」または「eNodeB」32として図示された対応する基地局によって制御されるいくつかのセル30においてサービスを提供する。例示的なLTEの内容に沿って、CN28は、移動管理エンティティ、MME、34と、ホーム加入者サーバ、HSS、36と、一つ以上のサービングゲートウェイ、SGW、38−1、38−2と、CN28と外部ネットワーク24との間にあるパケットインタフェース、SGiにあるパケットゲートウェイ、PGW、40とを含む。
ネットワーク20のある種の観点は、説明目的のために簡単化されており、実際の実装では他の複数のエンティティおよび/または実際の実装に応じて変化しうるこれらの間にはある種のエンティティまたはコネクションが設けられうる。さらに、所与のネットワーク実装は、同様の機能を提供するために他の用語またはエンティティ配置を使用してもよく、ここでの教示は図3に示した例示的なネットワーク配置にのみ限定されるわけではない。
一般に、各eNodeB32は、例示目的でセル30−1ないし30−3として示した一つ以上のセル30においてサービスを提供する。より具体的には、当該図は一つ以上のeNodeB32が異なる搬送波周波数または周波数バンド/サブバンドを使用して複数のセルを提供してもよいことを示している。例示として、図示された一つ以上のeNodeB32が周波数f1、f2、f3上の搬送波を使用するが、これはそのような周波数のそれぞれで対応する一つ以上のセル30が存在することを意味している。たとえば、所与のeNodeB32は三つのセル30を提供してもよく、そのようなセル30のそれぞれは搬送波周波数f1、f2、f3のうちの個別の一つにおいて動作しよう。さらに一般的には、所与のeNodeB32はいずれかの数のセル30を提供し、そのような各セル30はそれぞれ異なる搬送波周波数上で動作し、それゆえに異なる周波数レイヤーに属していてもよい。
もちろん、他の構成も可能であり、たとえば、図1に示したような異種ネットワーク構成など、RAN26においてマクロ基地局とマイクロ基地局とが混在していてもよい。複数のRANが重畳配置されていてもよく、すなわち、各RATが特定のRATにしたがって動作することでセルを提供するように異なるRATが重畳配置されていてもよい。より広い意味の用語によれば、ネットワーク20の地理的なカバレッジエリア内での一つ以上の位置において、所与の無線デバイス20は、複数の周波数レイヤーの個々の一つ上での一つ以上のセルと見られてもよく、ここで「周波数レイヤー」は特定の搬送波周波数または周波数バンドを指しており、また、異なる周波数レイヤーは同一のRATに属していてもよいし、異なる複数のRATに属していてもよい。
図4は図3において紹介された無線デバイス20についての例示的な構成を示しており、ここで無線デバイス20は一つ以上のアンテナ50と、対応する通信装置52とを有し、これはさらにアンテナインタフェース回路54と、送信機回路56と、受信機回路58とを有している。図示された送信機回路56はサポートしているタイプの無線通信ネットワークの一つ以上において動作するように構成された完全な送信機として理解されてもよく、同様に、図示された受信機回路58はそのような同一のネットワークにおいて動作するように構成された完全な受信機として理解されてもよい。しかし、送信と受信の処理の観点は、図示された制御および処理回路60において実行されてもよく、これらは単に「一つ以上の処理回路60」または「処理回路60」として呼ばれてもよい。
もちろん、ある実施形態では、図示された送信機回路56と受信機回路58の代わりにある種のアナログで他の送信/受信、TX/RX回路が実装されてもよく、処理回路60内にベースバンドデジタルTX/RX処理が実装されてもよい。処理回路60は、ここでの教示に従ったインターRAT測定を含むインター周波数測定を実行するように構成された、一つ以上のマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP、FPGA、ASICまたは他のデジタル処理回路を含んでもよい。
一つの例示によれば、処理回路60は、少なくとも機能的に、たとえば、測定ギャップ設定にしたがってインター周波数測定を制御する測定制御回路62を含む。処理回路60は、また、たとえば、異なる周波数レイヤーで信号品質測定または信号強度測定を実行するなど、インター周波数測定を実行するための測定回路64を含んでいてもよい。測定回路64は、また、たとえば、アナログ信号測定が実行される限りにおいては、通信装置52に少なくとも部分的に実装されていてもよい。
例示された無線デバイス22は、メモリ/記憶装置66を含み、これはコンピュータ可読媒体のタイプの一つ以上を含み、一つ以上の実施形態によれば、FLASHやEEPROMなどの不揮発性メモリを含む。メモリ/記憶装置66は、少なくとも一つの実施形態において、コンピュータプログラム68を記憶する。少なくとも一つの実施形態によれば、処理回路60は、ここで教示されるインター周波数測定の制御および処理を実行するように構成され、これは少なくとも部分的にコンピュータプログラム68を含むコンピュータプログラムインストラクションの実行に基づいていてもよい。
いくつかの実施形態によれば、メモリ/記憶装置66はさらにコンフィギュレーション情報70を記憶し、少なくともいくつかの実施形態によれば無線デバイス22は追加的な処理回路および/またはインターフェース回路72を含む。そのような回路は、たとえば、アプリケーションプロセッサやユーザインターフェース回路などを含む。コンフィギュレーション情報70は、たとえば、インジケータ値とそれに対応する性能要件との間のマッピングを含んでもよく、たとえば無線デバイス22に送信されたコンフィギュレーション情報に含まれていた対応するインジケータを周波数レイヤーに関連づけることによって、所与の周波数レイヤーについての性能要件が無線デバイス22によって識別されてもよい。
これらの実装の詳細とは無関係に、無線デバイス20は、たとえば、ネットワーク20内で動作する一方で、無線通信ネットワークにおいて動作している間に二つ以上の周波数レイヤーに関してインター周波数測定を実行するように構成されている。無線デバイス22は上述した通信装置52と、一つ以上の処理回路60とを有し、ここで通信装置52はネットワーク20に対して信号を送信し、ネットワーク20から信号を受信するように構成されている。
さらに、一つ以上の処理回路60は、ネットワーク20内のノードから測定コンフィギュレーション情報を受信するように構成されている。たとえば、ノードはサービング基地局、リレーデバイスまたは他のデバイス22であってもよい。測定コンフィギュレーション情報は、第一の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、これとは異なる、第二の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを示し、一つ以上の処理回路60は、これに応じて、第一の性能要件に基づいて第一の測定レートを決定し、第二の性能要件に基づいて第二の測定レートを決定し、第一の測定レートに比例して第一の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための測定ギャップを割り当て、第二の測定レートに比例して第二の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための測定ギャップを割り当てるように構成されている。このような割り当てに基づいて、一つ以上の処理回路60は、第一の周波数レイヤーと第二の周波数レイヤーとでそれぞれに割り当てられた測定ギャップにおいてインター周波数測定を実行するように構成されている。ここで、測定を「実行すること」は受信機回路58と測定回路64とをギャップ割り当てにしたがって制御することを含みうると理解されよう。
ワーキングの例として、第一の性能要件は第二の性能要件よりも厳しいものである。ここで、一つ以上の処理回路60は、第二の周波数レイヤーと比較して第一の周波数レイヤーに関してより多くのインター周波数測定が実行されるように、第一の測定レートは第二の測定レートよりも高く設定される。この例を理解するために、いくつかの実施形態では第一および第二の性能要件は第一および第二の検出時間をそれぞれ定義し、あるいは、第一および第二の検出時間をそれぞれから導出可能な第一および第二のセル検出強度をそれぞれ定義していると考慮されてもよい。
いくつかの実施形態によれば、いくつかの事前に定義された性能要件は無線デバイス22に知らされ、処理回路60は、測定コンフィギュレーション情報によって搬送された一つ以上のインジケータに基づいて第一および第二の性能要件として使用される事前に定義された性能要件がどれであるかを決定するように構成される。たとえば、コンフィギュレーション情報70は、所与のインジケータ値と、事前に定義された性能要件の個々の一つとをマッピングするマッピング情報を含む。したがって、測定コンフィギュレーション情報は事前に定義された性能要件に対してマッピングされるインジケータを搬送することに基づいて、より効率よく性能要件を搬送してもよい。さらに、インジケーションは、たとえば、測定コンフィギュレーション情報が異なるものを指示するまで、無線デバイス22がデフォルトまたは公称の性能要件を所与の周波数レイヤーでのインター周波数測定に適用することを想定されていてもよい。
いくつかのケースによれば、処理回路60は、対応する性能要件に比例して個々の周波数レイヤーに対して測定ギャップを割り当てるように構成される。たとえば、便宜上、「第一」と「第二」の周波数レイヤーとして呼ばれる二つの周波数レイヤーについて、処理回路60は、第一の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するために、設定された複数の測定ギャップのうちで第一のパーセンテージの測定ギャップを割り当て、第二の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するために、当該設定された複数の測定ギャップのうちで第二のパーセンテージの測定ギャップを割り当てるように構成される。とりわけ、第一および第二のパーセンテージは第一および第二の測定レートに比例している。上述したように、第一の測定レートは、第一の周波数レイヤーでのインター周波数測定に適用される第一の性能要件にしたがって決定され、第二の測定レートは、第二の周波数レイヤーでのインター周波数測定に適用される第二の性能要件にしたがって決定される。
上述した説明における「設定された複数」の測定ギャップは、ネットワーク20によって決定され、無線デバイス22へシグナリングされたインター周波数測定コンフィギュレーションから定義されるか、把握されるものである。たとえば、ネットワーク20は、40ミリ秒または80ミリ秒ごとに6ミリ秒のギャップにおいてインター周波数測定を実行するように無線デバイス22を設定してもよく、したがって、いずれかの所与の時間のウインドウにわたる定義された数のそのようなギャップが存在し、利用可能なギャップの数はここでの教示にしたがって比例的に割り当てられてもよい。
一般的なケースでは、一つ以上の処理回路60は、それぞれ第一および第二の周波数レイヤーに対応する第一および第二の性能要件を含むいくつかの異なる性能要件にしたがって、第一および第二の周波数レイヤーを含むいくつかの周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するように構成される。この説明において、一つ以上の処理回路60は、周波数レイヤーについてインジケータにより示されたかまたは把握された対応する性能要件に基づいて、各周波数レイヤーについて使用する測定レートを決定するように構成される。
もちろん、二つ以上の周波数レイヤーに対して同一の性能要件が適用されてもよく、一つ以上の実施形態において、一つ以上の処理回路60は同一の性能要件を有する複数の周波数レイヤーに対して同一の測定レートを使用するように構成される。さらに、少なくとも一つの実施形態において、一つ以上の処理回路60は、少なくとも一つの周波数値および無線アクセス技術(RAT)によってインター周波数測定をグループ化するように構成される。この技術を使用すると、隣接または近接した周波数バンドにおける周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化され、同一のRATでの周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化される。
換言すれば、処理回路60の一つ以上のコンフィギュレーションにおいて、無線デバイス22は、隣接または連続して測定ギャップを使用して同一の周波数バンド内の周波数レイヤーまたは周波数を増加もしくは減少させることで順番にされた周波数レイヤーでインター周波数測定を実行し、これにより簡潔化または受信機の周波数調整をより効率化できる。追加的にまたは代替え的に、無線デバイス22は、同一のRAT内の周波数レイヤーでインター周波数測定のために隣接または連続した測定ギャップを使用し、これはRAT間の切り替えや切り戻しを削減する。この観点では、上述した第一および第二の周波数レイヤーは異なるRATにあってもよいし、または同一のRATにあってもよい。無線デバイス22がインター周波数測定を実行する所与の数の周波数レイヤーについて、すべての周波数レイヤーが同一のRAT上に存在してもよいし、または、これらが二つ以上のRATにまたがって存在していてもよい。
図5は、無線デバイス22について意図されたインター周波数測定の制御および処理の一例を提供する方法500を示している。特に断りがない限り、図示された処理ステップまたは動作は図示された順番で実行されることは必須ではなく、および/または、いくつかの動作は並列に実行されたり、バックグラウンドで実行されたり、もしくは、無線デバイス22での全体の動作の一部として実行される。さらに、図示された方法500は、繰り返されるか、または、継続的に実行されてもよいが、少なくとも周波数測定がアクティブ化されると実行される。
上述したことを考慮して、方法500は、二つ以上の周波数レイヤーに関してインター周波数測定を実行するように仕向けられており、本方法は、無線通信ネットワーク20におけるノードから測定コンフィギュレーション情報を受信すること(ブロック502)を含む。ノードは、たとえば、サービングeNodeB32のような在圏基地局である。受信された測定コンフィギュレーション情報は第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件を示し、かつ、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための、異なる第二の性能要件を示している(ブロック502)。
同様に、本方法500は、さらに、第一および第二の性能要件にそれぞれ基づいて第一および第二の測定レートを決定すること(ブロック504)を含む。測定レートは、対応する性能要件に依拠して即座に算出されるか、または所与の性能要件について使用される測定レートが事前に定義されており、それらから選択されてもよく、たとえば、デフォルトの測定レートはデフォルトの性能要件を適用し、より高い測定レートまたは測定オフセットがより厳しい性能要件に対して定義されている。いずれのケースでも、本方法500は、第一および第二の測定レートに比例して、第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するためのそれぞれの測定ギャップを割り当てること(ブロック506)と、それぞれ割り当てられた測定ギャップにおいて第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行すること(ブロック508)とを有する。
図6は例示的なネットワークノード80を示し、たとえば、ネットワーク20において動作するために構成されたノードであり、とりわけ、ネットワーク20内で動作している一つ以上の無線デバイス22に対して上述した測定コンフィギュレーション情報を提供するように構成されている。限定しない一例によれば、ノード80は図3において紹介されたeNodeB32の所与の一つとして理解可能である。しかし、より一般的には、ノード80は、基地局、リレーノード、デバイスツーデバイス、D2D、通信における他の無線デバイス22など、無線デバイス22に対してリモートである、いずれかのノードであればよい。
ノード80に含まれている通信インターフェース82はシグナリングを送信したり、受信したりするように構成されており、「一つ以上の処理回路84」または「処理回路84」と呼ばれる処理および制御回路84と動作可能に関連付けられている。ノード80が無線通信ネットワーク22において使用される基地局または他の無線ノードである例示的なケースでは、通信インターフェース82は、無線周波数回路を含み、たとえば、シグナリングをブロードキャストしたり制御したり、共用チャネルおよび/または専用チャネル上でユーザトラフィックを送信したり受信したりする送信および受信回路の集合体を含む。より一般的には、そのようなケースにおいて、通信インターフェース82は、無線デバイス22をネットワーク20に接続するために使用されるアップリンク/ダウンリンクエアインタフェースを実装するためのセルラー通信回路を含むものとして理解可能である。通信インターフェース82はマルチキャリア/マルチ周波数無線回路を含んでもよい。
さらに、例示的な構成によれば、処理回路84は、ここで説明するネットワーク側でのインター周波数測定処理設定および制御を実行するように構成された、測定設定回路86を有している。処理回路84は、さらに、不揮発性メモリやディスク記憶装置などのタイプの一つ以上のコンピュータ可読媒体を含むメモリ/記憶装置88を含むか関連付けられていてもよく、また、ワーキングメモリも含んでもよい。いくつかの実施形態によれば、メモリ/記憶装置88は、処理回路84によって実行されると、ここでのネットワーク側の教示にしたがってノード80を機能させるコンピュータプログラム90を記憶している。例示的な実施形態によれば、処理回路84は、ここでの教示にしたがってネットワーク側の処理を実行するように構成されたマイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、DSP,FPGA、ASICまたは他のデジタル処理回路の一つ以上を含み、たとえば、インター周波数測定を実行する際に一つ以上の無線デバイス22によって使用される測定コンフィギュレーションを決定し、対応する測定コンフィギュレーションメッセージを生成して送信する。
さらに、いくつかの実施形態によれば、ネットワークノード80は、LTEの内容においてインターeNodeB通信(eNodeB間通信)を提供するために使用される「X2」インターフェースのような、追加の通信インターフェース92を有し、および/または、ネットワーク20におけるCN28における他のノードに対する一つ以上のインターフェースを有している。上述したように例示的な実施形態によれば、ネットワークノード80は、ネットワーク20において動作するように構成されており、通信インターフェース82はターゲットとなる無線デバイス22に対してシグナリングを送信するように構成されている。もちろん、二つ以上の無線デバイス22がそのようなデバイスにおけるインター周波数測定を設定するために、ここで考慮されている処理やシグナリングに関して、ターゲットとされてもよい。
例示の説明を続けるが、一つ以上の処理回路84は、通信インターフェース82と動作可能に関連しており、第一の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、第二の周波数レイヤーでインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを決定するように構成されている。一つの例示によれば、性能要件を「決定すること」は性能要件を演算することを含む。他の例示によれば、性能要件を「決定すること」は二つ以上の事前に定義された性能要件のうちから選択するか、または、デフォルトもしくは公称の性能要件とは異なる性能要件を選択することを含む。
処理回路84は、さらに、第一および第二の周波数レイヤーについての第一および第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を生成し、無線通信ネットワークにおいて動作しているターゲットとなる無線デバイス22に対して測定コンフィギュレーション情報を送信し、第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第一の性能要件を使用し、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第二の性能要件を使用するように当該無線デバイス22を設定するように構成される。
いくつかの実施形態によれば、一つ以上の処理回路84は、第一の周波数レイヤーがカバレッジ関連のものと考えられる搬送波に関連付けられており、第二の周波数レイヤーがキャパシティ関連のものと考えられる搬送波に関連付けられていることに基づき、第一の周波数レイヤーについてより厳しい性能要件を設定または選択し、第二の周波数レイヤーについてより厳しくない性能要件を設定または選択するように構成されていることに基づいて、第一および第二の性能要件を決定するように構成される。ここで、カバレッジ関連の搬送波は地理的なカバレッジの感覚でサービスを提供することに関連づけられたものであり、キャパシティ関連の搬送波は、所与のカバレッジエリア内で追加のサービスのキャパシティを提供するために関連づけられたもの、および/または、所与のカバレッジエリア内でホットスポット、オーバレイ、または、より高速なレートのサービスを提供することを意図された搬送波である。限定しない例示によれば、カバレッジ関連の搬送波はターゲットとなる無線デバイス20のハンドオーバの候補となる隣接セルの搬送波であってもよい。
少なくとも一つの実施形態によれば、一つ以上の処理回路84は、たとえば、ターゲットとなる無線デバイス20に対してコンフィギュレーションメッセージを送信することによって、インター周波数測定を実行するようターゲットとなる無線デバイス20をトリガーするように構成される。さらに、少なくとも一つの実施形態によれば、処理回路84は、ターゲットとなる無線デバイス22に対して測定コンフィギュレーションメッセージを送信するように構成されていることに基づき、ターゲットとなる無線デバイス22に対して測定コンフィギュレーション情報を送信するように構成され、ここで当該メッセージは第一および第二周波数レイヤーのそれぞれについての第一および第二の性能要件を示す一つ以上のインジケータを含む。
例示的なケースでは、測定コンフィギュレーション情報は、事前に定義された性能要件のいくつかに対する既知のマッピングを有する一つ以上のインジケータを搬送することによって第一および第二の性能要件を示してもよい。測定コンフィギュレーション情報は、さらに、第一および第二の周波数レイヤーを含み、ターゲットとなる無線デバイス22がインター周波数測定を実行することになる周波数レイヤーをターゲットとなる無線デバイス22に示し、そのような周波数レイヤーのそれぞれでインター周波数測定を実行するためにターゲットとなる無線デバイス22によって使用される対応する性能要件を示してもよい。
図7は、図6において紹介したネットワークノード80によって実行されうるような方法700を示している。特に断りがない限り、処理のステップまたは動作は、図面に示唆されたものとは異なる順番で実行可能であり、同一のまたは異なる、ターゲット無線デバイス22、個々のデバイスもしくはデバイスのグループについて一つ以上の動作が並列に実行されてもよい。さらに、いくつかの、またはすべての動作が繰り返し実行されてもよいし、必要に応じて実行されてもよく、また、ノート80によって実行される他の処理の一部として実行されてもよい。
上述した説明を考慮すると、本方法700は、第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを決定すること(ブロック702)と、第一および第二の周波数レイヤーについての第一および第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を生成すること(ブロック704)とを有する。本方法700は、さらに、無線通信ネットワーク20において動作しているターゲットとなる無線デバイス22に、測定コンフィギュレーション情報を送信すること(ブロック706)を有し、これにより、無線デバイス22が第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第一の性能要件を使用し、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために第二の性能要件を使用するように設定される。
上述した説明や関連する図面における例示的な実施形態によれば、無線デバイス22は、異なる周波数搬送波またはレイヤー上で測定を実行するために測定ギャップを使用し、ここで、無線デバイス22は、たとえば、通信装置52など、無線通信ネットワーク22に対して無線信号を送信し、無線通信ネットワーク20から無線信号を受信するように構成された通信インターフェースを有し、さらに、通信インターフェース52と関連して動作する一つ以上の処理回路60を有する。例示的な実施形態における処理回路60は、通信インターフェースを介して測定コンフィギュレーションメッセージを受信するように構成されており、ここで当該メッセージはそれぞれ異なる周波数搬送波もしくはレイヤーについてそれぞれ異なる性能要件を定義している。そのような回路は、測定コンフィギュレーションメッセージによって示された個々の性能要件にしたがって、それぞれ異なる搬送波周波数またはレイヤーについてそれぞれ異なる測定レートまたは他の測定コンフィギュレーションパラメータを決定するように構成される。
例示的なケースによれば、処理回路60は、比較的に高い性能要件、つまり、より厳しい要件、を有している周波数レイヤーのそれぞれが、比較的に低い性能要件、つまり、より厳しくない要件、を有している搬送波もしくはレイヤーのそれぞれよりも、高い測定レートを有することとなるように、それぞ異なる性能要件に依拠してそれぞれ異なる周波数搬送波またはレイヤー上で測定を実行するための測定ギャップ割り当てを決定する。たとえば、より高い性能要件を有する周波数レイヤーは、相対的に低い性能要件を有する周波数レイヤーの個々の一つ一つよりも、多くの測定ギャップを割り当てられる。処理回路60は、さらに、測定ギャップの割り当てにしたがって、それぞれ異なる周波数レイヤー上で、測定するか、または少なくとも測定を制御するように構成される。
一つ以上の実施形態によれば、測定コンフィギュレーションメッセージは、それぞれ異なる周波数レイヤーの個々の一つ一つについて搬送波のタイプまたは優先度を示し、一つ以上の処理回路60は、示された搬送波のタイプまたは優先度を事前に定義された性能要件に対してマッピングし、これに応じて測定ギャップを割り当てるように構成される。少なくとも一つの実施形態によれば、測定コンフィギュレーションメッセージは、信号検出のレベルまたは必要とされる検出時間の観点からそれぞれ異なる搬送波周波数またはレイヤーの個々の一つ一つについて性能要件を示し、デバイスは、一般に、より低い信号検出レベルまたはより少ない必要な検出時間を有するこれらの搬送波周波数またはレイヤーに対してより多くの測定ギャップを割り当てる。
このインジケーションはまた周波数レイヤーについてのタイプインジケータを搬送する。たとえば、所与の周波数レイヤーはカバレッジタイプのレイヤーであってもよく、他の周波数レイヤーはキャパシティタイプのレイヤーであってもよい。したがって、メッセージは、所与の周波数レイヤーのタイプを示してもよく、デバイスは、示されたタイプを当該タイプについて定義されている性能要件に対してマッピングするように構成されていてもよい。したがって、測定コンフィギュレーションメッセージは、たとえば、第一の周波数レイヤーについて「タイプ1」を示し、他の周波数レイヤーについて「タイプ2」を示してもよく、デバイスは、タイプ1のレイヤーについての性能要件を−4dBまたはTbase=xと認識し、タイプ2のレイヤーについての性能要件を0dBまたはTbase=yと認識するように構成されてもよい。
いずれのケースにおいても、例示的なネットワークノード80は、無線通信ネットワーク20において動作するように構成され、無線通信ネットワーク20において動作している無線デバイス22から信号を受信したり、送信したりするように構成された通信インターフェース82と、通信インターフェース82と関連して動作する一つ以上の処理回路84とを有する。処理回路84は、それぞれ異なる周波数レイヤーに対する無線デバイスの測定ギャップの割り当てを制御するなど、それぞれ異なる周波数レイヤーについてデバイス22によって使用される測定レートを制御するために、いくつかの異なる搬送波周波数またはレイヤーのうちの個々の一つ一つについて無線デバイス22に対するそれぞれ異なる性能要件を決定するように構成されている。処理回路84は、さらに、それぞれ異なる性能要件を示す測定コンフィギュレーションメッセージを無線デバイス22に対して生成し、無線デバイス22に測定コンフィギュレーションメッセージを送信するように構成されている。
上述した教示についてのさらに詳しい例示によれば、3GPP技術規格のリリース11が新しいインター周波数セルの信号強度が所定レベルよりも一度強くなると(Es/lot>−4dB)、無線デバイスが当該セルを検出すべき時間に関する要件を定義していることが考慮される。当該時間は以下のように定義され、
TIdentify_Inter = TBasic_Identify_Inter * (480 / TInter1) * Nferq ナノ秒
ここでTBasic_Identify_Interは480ミリ秒であり、TInter1は60ミリ秒または30ミリ秒であり、これらはそれぞれインター周波数ギャップ距離として40ミリ秒が適用されるのか、80ミリ秒が適用されるのかに依存する。さらに、Nferqは無線デバイスが監視する必要がある周波数レイヤーの総数である。ゆえに、40ミリ秒のギャップ期間が適用されると仮定すると、検出時間は3.84*Nfreq秒となり、これはすべてのセルについてEs/lot>−4dBに維持するものであり、ここでEs/lotは信号対干渉雑音比(SINR)を示している。
しかし、セル検出時間は、図8に一例として示したように、SINRに重く依存しており、図8ではSINRの関数としてセル検出時間がプロットされており、単位はdBである。当該図面において、T_bとT_b/2は、たとえば、それぞれ異なるシナリオにおいて90%の確率など、所定の確率での検出時間を示している。とりわけ、現時点での3GPP規格における−4dBの要件は、インター周波数測定がカバレッジ問題に着目するために必要とされるだけの仮定から決定されている。しかし、キャパシティについて複数の周波数レイヤーを使用するネットワーク展開において、たとえば、セル検出強度閾値であるSINR=0dBは、十分なものであるかもしれないが、そのようなケースでのセル検出時間は半減されるか、さらに削減されうるだろう。
ゆえに、ここでの教示の一つの観点は、たとえば、SINRが0dBであるよりも強いセルを検出するための要件に対して、新しいセル検出要件を必要とする。そのようなケースにおいて、TBasic_Identify_Interは240ミリ秒であってもよい。もちろん、そのような値は単に一例を提供するものであり、他のまたは追加の要件が性能要件として利用可能である。この感覚にしたがって、ネットワークノード80は、それぞれ異なる検出要件に対してそれぞれ異なる周波数レイヤーを設定するだろう。図8に示した一例によれば、第一の周波数レイヤー、f1、は標準的なまたはデフォルトの要件である−4dBに設定され、第二および第三の周波数レイヤー、f2およびf3は、新しい0dBの要件に設定されてもよい。同様に、意図された無線デバイス22はこれらの例示的なレイヤーとそれに対応する性能要件とに基づいて、当該レイヤーについての対応する要件にしたがって測定ギャップを割り当てるだろう。たとえば、無線デバイス22は、設定された測定ギャップの50%をf1に対して割り当て、測定ギャップの25%をf2に対して割り当て、残りの25%をf3に対して割り当てる。個々の測定レート、つまり、単位時間あたりに割り当てられる測定ギャップの数は、様々なレイヤーについて異なりうる。この例では、f1の測定レートがf2およびf3の測定レートの2倍であり、これはf1に関連する検出要件がより厳しいことを反映している。
このシナリオは図9によく示されている。搬送波周波数f1は第一の周波数レイヤーであり、その性能要件はリリース11のセル信号検出強度である−4dBに基づいており、セル検出時間要件であるTBasic_Identify_Interは480ミリ秒である。搬送波周波数f2は第二の周波数レイヤーであり、その性能要件はセル信号検出強度である0dBに基づいており、セル検出時間要件であるTBasic_Identify_Interは240ミリ秒である。0dBという同一の値が第3の搬送波周波数f3について使用されるが、これは無線デバイス22がインター周波数測定を実行することになる第三の周波数レイヤーである。同様に、f3についてのセル検出時間要件はまた240ミリ秒である。
無線デバイス22は、f1上で測定を実行するために測定ギャップの50%を割り当て、f2上で測定を実行するために測定ギャップの25%を割り当て、f3上で測定を実行するために測定ギャップの残りの25%を割り当てる。利点があることに、無線デバイス22は、同時にf1、f2、f3といった三つの周波数をモニターし、二つの周波数の両方に標準的なセル検出時間を使用してこの二つの周波数を監視できる。また、一つ以上の実施形態において、カバレッジ問題に関連したインター周波数測定は、一般にキャパシティ問題に関連したインター周波数測定よりも、大きな測定ギャップの割り当てを受け取ることになろう。
図10は無線デバイス22における処理の他の実施形態を示すフローチャートである。図10に示された本方法1000はしたがって図5において紹介された方法500の拡張または改良版として理解可能である。
本方法1000にしたがって、無線デバイス22は、無線通信ネットワーク20における在圏セルに接続し、たとえば、無線デバイス22による信号強度の測定またはネットワーク20によって自律的に、インター周波数測定がトリガーされる(ブロック1002)。無線デバイス22は、N個のレイヤーで測定を実行する旨とともに個々のレイヤーに対応した測定要件を含む測定コンフィギュレーションメッセージをネットワーク20から受信する(ブロック1004)。たとえば、無線デバイス22は、要件のマトリクス(f_i,r_i)を受信してもよく、ここでi=1,....,Nであり、f_iは搬送波周波数に対応し、r_iは要件に対応する。要件はT_Basic_Identify_Interの値に応じて定義されてもよい。他の例によれば、要件は二つの値(1,2)のパラメータであってもよく、ここで1はリリース11の要件を示し、2は異なる要件を示す。なお、受信された情報が、個々の周波数レイヤーを示すとともに、関与するRATを示してもよい。
無線デバイス22は、対応する要件にしたがって周波数レイヤーの個々の一つ一つに測定ギャップを割り当てる(ブロック1006)。たとえば、N個の周波数レイヤーについて、レイヤーに割り当てられるギャップの数iは
割り当てられるギャップの比=r_i/(r_1+r_2+...r_N)
に比例する。
無線デバイス22は割り当てられたギャップにおいて個々のレイヤー上でギャップ測定を実行する(ブロック1008)。この割り当てはラウンドロビンタイプのものであってもよいが、他のアプローチが使用されてもよい。長期間にわたり、所与の周波数レイヤーに対して割り当てられるギャップの数は、対応する要件にしたがうことが意図されており、それゆえに本方法は無線デバイス22がレイヤー1にギャップの第一の部分を割り当て、レイヤー2に次の部分を割り当てるなどのケースもカバーしている。
ここでの教示に伴う様々な利点のうちで、一つ以上の他のレイヤーよりも相対的に厳しくない性能要件を有する一つ以上のレイヤーに関する限りにおいて、所与の数の周波数レイヤーにおけるインター周波数測定は他の可能なものよりも速く実行される。他の観点からは、ここでの教示にしたがって動作する無線デバイス22は、より厳しくない性能要件を有するレイヤー上ではより少ない測定を実行することによって、所与の時間のウインドウ内でより多くのレイヤー上でインター周波数測定を実行できる。これらの動作はより高速なハンドオーバを提供し、および/または、インター周波数測定を実行するのに消費する時間をより少なくすることを可能とする。
そのようなものとして、ここでの教示にしたがって構成された無線デバイスは、インター周波数測定を通じて、複数の搬送波のうちでベストな搬送波をより高速に検出できるようになり、これと同時に、無線デバイスが測定すべき搬送波の数を制限し、これにより、当該デバイスに課される測定の義務が軽減される。そのような技術は、ネットワークオペレータがある場所においていくつかの搬送波を使用し、これらのうちのいくつかの搬送波がマクロセルに割り当てられ、他の搬送波がホットスポット、たとえば、ピコセルまたはフェムトセルなどに割り当てられるような展開シナリオにおいて特定の利点を提供しうる。
とりわけ、上述の説明や添付の図面に示された教示の利益を有した当業者であれば、ここに開示されたものの変形例や他の実施形態を理解するであろう。したがって、本発明は、開示された特定の実施形態に限定されることはなく、変形例や他の実施形態についても本開示の範囲に含まれることが意図されている。ここでは特定の用語が使用されたものの、一般的で説明的なセンスでもって使用されており、限定の目的では使用されていない。
<関連出願>
本願は、引用によりここに取り込まれる出願である、2013年8月16日に出願され、出願番号61/866,675を割り当てられた米国仮出願からの優先権を主張する。



  1. 無線通信ネットワーク(20)において動作する無線デバイス(22)において、二つ以上の周波数レイヤーについてインター周波数測定を実行する方法(500)であって、
    前記無線通信ネットワーク(20)におけるノード(80)から、第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件を示し、かつ、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための、異なる第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を受信すること(502)と、
    前記第一および第二の性能要件にそれぞれ基づいて第一および第二の測定レートを決定すること(504)と、
    前記第一および第二の測定レートにそれぞれ比例して、前記第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための測定ギャップを割り当てること(506)と、
    前記割り当てられたそれぞれの測定ギャップにおいて前記第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行すること(508)とを有する、方法(500)。

  2. 前記第一の性能要件は前記第二の性能要件よりも厳しく、前記方法(500)は、前記第二の周波数レイヤーと比較して前記第一の周波数レイヤーにおいてより多くインター周波数測定が実行されるよう前記第二の測定レートよりも高く前記第一の測定レートを設定することを有する、請求項1に記載の前記方法(500)。

  3. 前記第一および第二の性能要件は第一および第二のセル検出時間をそれぞれ定義しているか、あるいは、前記第一および第二のセル検出時間をそれぞれから導出可能な第一および第二のセル検出強度を定義している、請求項1または2に記載の方法(500)。

  4. 事前に定義された性能要件のいくつかは前記無線デバイス(22)に既知であり、前記方法(500)は、前記測定コンフィギュレーション情報によって搬送された一つ以上のインジケータに基づいて前記第一および第二の性能要件として使用される事前に定義された性能要件がどれであるかを決定することを有する、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の方法(500)。

  5. 前記測定ギャップを割り当てることは、前記第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために、設定された複数の測定ギャップのうちから第一のパーセンテージの測定ギャップを割り当てることと、前記第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために、前記設定された複数の測定ギャップのうちから第二のパーセンテージの測定ギャップを割り当てることとを有し、前記第一および第二のパーセンテージは前記第一および第二の測定レートに比例している、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の方法(500)。

  6. 前記方法(500)は、前記第一および第二の性能要件を含むいくつかの異なる性能要件にしたがって、前記第一および第二の周波数レイヤーを含むいくつかの周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行することを有し、前記方法は、各周波数レイヤーについて示されている対応する性能要件に基づいて当該各周波数レイヤーについて使用される前記測定レートを決定することを有する、請求項1ないし5のいずれか一項に記載の方法(500)。

  7. 同一の性能要件を有する周波数レイヤーに対して同一の測定レートを使用することをさらに有する、請求項6に記載の方法(500)。

  8. 隣接または近接した周波数バンドにおける周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化されるか、または、同一の無線アクセス技術(RAT)における周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化されるように、周波数値とRATとの少なくとも一つによってインター周波数測定をグループ化することをさらに有する、請求項6に記載の方法(500)。

  9. 前記第一および第二の周波数レイヤーはそれぞれ異なる無線アクセス技術(RAT)のものである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の方法(500)。

  10. 前記第一および第二の周波数レイヤーは同一の無線アクセス技術(RAT)のものである、請求項1ないし8のいずれか一項に記載の方法(500)。

  11. 無線通信ネットワーク(20)において動作している間に二つ以上の周波数レイヤーに関してインター周波数測定を実行するように構成されている無線デバイス(22)であって、
    前記通信ネットワーク(20)へ信号を送信し、前記通信ネットワーク(20)から信号を受信するように構成された通信装置(52)と、
    前記通信装置(52)と関連して動作する一つ以上の処理回路(60)であって、
    前記無線通信ネットワーク(20)におけるノード(80)から、第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件を示し、かつ、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための、異なる第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を受信し、
    前記第一および第二の性能要件にそれぞれ基づいて第一および第二の測定レートを決定し、
    前記第一および第二の測定レートにそれぞれ比例して、前記第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための測定ギャップを割り当て、
    前記割り当てられたそれぞれの測定ギャップにおいて前記第一および第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行する、ように構成された一つ以上の処理回路(60)と、を有する、無線デバイス(22)。

  12. 前記第一の性能要件は前記第二の性能要件よりも厳しく、前記一つ以上の処理回路(60)は、前記第二の周波数レイヤーと比較して前記第一の周波数レイヤーにおいてより多くインター周波数測定が実行されるよう前記第二の測定レートよりも高く前記第一の測定レートを設定するように構成されている、請求項11に記載の無線デバイス(22)。

  13. 前記第一および第二の性能要件はそれぞれ第一および第二のセル検出時間を定義しているか、あるいは、前記第一および第二のセル検出時間をそれぞれから導出可能な第一および第二のセル検出強度を定義している、請求項11または12に記載の無線デバイス(22)。

  14. 事前に定義された性能要件のいくつかは前記無線デバイス(22)に既知であり、前記一つ以上の処理回路(60)は、前記測定コンフィギュレーション情報によって搬送された一つ以上のインジケータに基づいて前記第一および第二の性能要件として使用される事前に定義された性能要件がどれであるかを決定するように構成されている、請求項11ないし13のいずれか一項に記載の無線デバイス(22)。

  15. 前記一つ以上の処理回路(60)は、前記第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために、設定された複数の測定ギャップのうちから第一のパーセンテージの測定ギャップを割り当て、前記第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために、前記設定された複数の測定ギャップのうちから第二のパーセンテージの測定ギャップを割り当てるように構成されており、前記第一および第二のパーセンテージは前記第一および第二の測定レートに比例している、請求項11ないし14のいずれか一項に記載の無線デバイス(22)。

  16. 前記一つ以上の処理回路(60)は、前記第一および第二の性能要件を含むいくつかの異なる性能要件にしたがって、前記第一および第二の周波数レイヤーを含むいくつかの周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するように構成されており、前記一つ以上の処理回路(60)は、各周波数レイヤーについて示されている対応する性能要件に基づいて当該各周波数レイヤーについて使用される前記測定レートを決定するように構成されている、請求項11ないし15のいずれか一項に記載の無線デバイス(22)。

  17. 前記一つ以上の処理回路(60)は同一の性能要件を有する周波数レイヤーについて同一の測定レートを使用するように構成されている、請求項16に記載の無線デバイス(22)。

  18. 前記一つ以上の処理回路(60)は、隣接または近接した周波数バンドにおける周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化されるか、または、同一の無線アクセス技術(RAT)における周波数レイヤーについてのインター周波数測定が一緒にグループ化されるように、周波数値とRATとの少なくとも一つによってインター周波数測定をグループ化するように構成されている、請求項16に記載の無線デバイス(22)。

  19. 前記第一および第二の周波数レイヤーはそれぞれ異なる無線アクセス技術(RAT)のものである、請求項11ないし18のいずれか一項に記載の無線デバイス(22)。

  20. 前記第一および第二の周波数レイヤーは同一の無線アクセス技術(RAT)のものである、請求項11ないし18のいずれか一項に記載の無線デバイス(22)。

  21. 無線通信ネットワーク(20)において動作するように構成されたネットワークノード(80)における方法(700)であって、
    第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを決定すること(702)と、
    前記第一および第二の周波数レイヤーのための前記第一および第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を生成すること(704)と、
    前記無線通信ネットワークにおいて動作しているターゲットとなる無線デバイス(22)を、前記第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために前記第一の性能要件を使用し、前記第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために前記第二の性能要件を使用するよう設定するために、前記無線デバイス(22)に測定コンフィギュレーション情報を送信すること(706)と、を有する、方法(700)。

  22. 前記第一および第二の性能要件を決定すること(702)は、前記第一の周波数レイヤーがカバレッジ関連のものである搬送波に関連付けられており、前記第二の周波数レイヤーがキャパシティ関連のものである搬送波に関連付けられていることに基づき、前記第一の周波数レイヤーについてより厳しい性能要件を設定または選択し、前記第二の周波数レイヤーについてより厳しくない性能要件を設定または選択することを有する、請求項21に記載の方法(700)。

  23. インター周波数測定を実行するよう前記ターゲットなる無線デバイス(22)をトリガーすることをさらに有する、請求項21または22に記載の方法(700)。

  24. 前記ターゲットなる無線デバイス(22)に対して前記測定コンフィギュレーション情報を送信することは、前記第一および第二周波数レイヤーについての前記第一および第二の性能要件を示す一つ以上のインジケータを含む測定コンフィギュレーションメッセージを前記ターゲットとなる無線デバイス(22)に対して送信することを有する、請求項21ないし23のいずれか一項に記載の方法(700)。

  25. 前記測定コンフィギュレーション情報は、いくつかの事前に定義された性能要件に対する既知のマッピングを有する一つ以上のインジケータを搬送することによって前記第一および第二の性能要件を示す、請求項21ないし24のいずれか一項に記載の方法(700)。

  26. 前記測定コンフィギュレーション情報は、前記第一および第二の周波数レイヤーを含み、前記ターゲットとなる無線デバイス(22)がインター周波数測定を実行することになるいくつかの周波数レイヤーを前記ターゲットとなる無線デバイス(22)に示すとともに、そのような周波数レイヤーのそれぞれでインター周波数測定を実行するために前記ターゲットとなる無線デバイス(22)によって使用される対応する性能要件を示す、請求項21ないし25のいずれか一項に記載の方法(700)。

  27. 無線通信ネットワーク(20)において動作するように構成されたネットワークノード(80)であって、
    ターゲットとなる無線デバイス(22)に対してシグナリングを送信するための通信インタフェース(82)と、
    前記通信インタフェース(82)と関連して動作する一つ以上の処理回路(84)であって、
    第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第一の性能要件と、第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するための第二の性能要件とを決定し
    前記第一および第二の周波数レイヤーのための前記第一および第二の性能要件を示す測定コンフィギュレーション情報を生成し、
    前記無線通信ネットワーク(20)において動作しているターゲットとなる無線デバイス(22)を、前記第一の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために前記第一の性能要件を使用し、前記第二の周波数レイヤー上でインター周波数測定を実行するために前記第二の性能要件を使用するよう設定するために、前記無線デバイス(22)に前記測定コンフィギュレーション情報を送信する、ように構成されている一つ以上の処理回路(84)と、を有する、ネットワークノード(80)。

  28. 前記一つ以上の処理回路(84)は、前記第一の周波数レイヤーがカバレッジ関連の搬送波に関連付けられており、前記第二の周波数レイヤーがキャパシティ関連の搬送波に関連付けられていることに基づき、前記第一の周波数レイヤーについてより厳しい性能要件を設定または選択し、前記第二の周波数レイヤーについてより厳しくない性能要件を設定または選択するように構成されることに基づいて、前記第一および第二の性能要件を決定するように構成されている、請求項27に記載のネットワークノード(80)。

  29. 前記一つ以上の処理回路(84)はインター周波数測定を実行するよう前記ターゲットなる無線デバイス(22)をトリガーするように構成されている、請求項27または28に記載のネットワークノード(80)。

  30. 前記一つ以上の処理回路(84)は、前記第一および第二周波数レイヤーについての前記第一および第二の性能要件を示す一つ以上のインジケータを含む測定コンフィギュレーションメッセージを前記ターゲットとなる無線デバイス(22)に対して送信するように構成されていることに基づき、前記ターゲットなる無線デバイス(22)に対して前記測定コンフィギュレーション情報を送信するように構成されている、請求項27ないし29のいずれか一項に記載のネットワークノード(80)。

  31. 前記測定コンフィギュレーション情報は、いくつかの事前に定義された性能要件に対する既知のマッピングを有する一つ以上のインジケータを搬送することによって前記第一および第二の性能要件を示す、請求項27ないし30のいずれか一項に記載のネットワークノード(80)。

  32. 前記測定コンフィギュレーション情報は、前記第一および第二の周波数レイヤーを含み、前記ターゲットとなる無線デバイス(22)がインター周波数測定を実行することになるいくつかの周波数レイヤーを前記ターゲットとなる無線デバイス(22)に示すとともに、そのような周波数レイヤーのそれぞれでインター周波数測定を実行するために前記ターゲットとなる無線デバイス(22)によって使用される対応する性能要件を示す、請求項27ないし31のいずれか一項に記載のネットワークノード(80)。

 

 

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ストリーミングデータを受信するためのデバイスが、第2のサービスを介してストリーミングデータを受信するように構成されたブロードキャストまたはマルチキャストミドルウェアユニットと、ミドルウェアユニットとクライアントアプリケーションとの間に配置されるように構成されたプロキシユニットであって、ストリーミングデータが第1のサービスを介して受信されるべきかまたは第2のサービスを介して受信されるべきかの指示を受信すること、指示がストリーミングデータが第1のサービスを介して受信されるべきであることを示すとき、ミドルウェアユニットを無効化すること、および第1のサービスを介してストリーミングデータを受信すること、ならびに指示がストリーミングデータが第2のサービスを介して受信されるべきであることを示すとき、第2のサービスを介してストリーミングデータを受信するためにミドルウェアユニットをアクティブ化することであって、第2のサービスが、ブロードキャストサービスまたはマルチキャストサービスのうちの少なくとも1つを含む、アクティブ化すること、およびミドルウェアユニットからストリーミングデータを受信することを行うようにさらに構成される、プロキシユニットとを含む。
無線通信システムにおける、パラメータの第1の組を使用してシステムの一次ノードおよび二次ノードとデュアル接続されたユーザ機器の間で無線構成パラメータを同期させるための方法であって、二次ノードからUEへと無線構成パラメータの組を送信するステップと、ユーザ機器から二次ノードへとアップデートされたパラメータの組についての同期化要求を送信するステップと、もしあればアップデートされたパラメータの組を適用するステップとを含む方法。
第1の無線アクセスネットワークにアタッチしているユーザ装置(UE)からのデータフローの負荷分散を第1の無線アクセスネットワークと第2の無線アクセスネットワークとの間で行う方法であって、選好データを第1の無線アクセスネットワークからUE代表無線関連パラメータに提供するステップと、UEのアクセスネットワーク発見および選択機能(ANDSF)の有無を決定するステップと、UEにおいて、ANDSFが存在する場合はこのANDSFの使用を含め、選好データを評価し、データフローを第2の無線アクセスネットワークにオフロード可能であるか否かを決定するステップと、評価に基づいて、UEのデータフローを第1の無線アクセスネットワークからオフロードするステップと、を含む方法である。
本発明の実施形態は、データ送信方法および装置を開示する。本発明の実施形態は、第1の端末によって、第1の通信リンクを使用することによって、第2の端末へのデータ送信を行うステップと、第1の端末によって、データ送信のレートを検出するステップと、第1の端末によって、データ送信のレートに基づいて、事前に設定されたレート条件が満たされているかどうか判定するステップと、データ送信のレートが事前に設定されたレート条件を満たす場合、第1の端末によって、第2の端末に、第2の通信リンクを使用することによって、第1の端末へのデータ送信を行うように命令するステップと、第1の端末によって、第2の通信リンクを使用することによって、第2の端末へのデータ送信を行うステップとを含む。本発明の実施形態で提供されるデータ送信方法に基づくと、ブルートゥースを使用することによって、第1の端末によって第2の端末へのデータ送信を行うことと、wifiを使用することによって、第1の端末によって第2の端末へのデータ送信を行うこととの間の切替の問題が解決される。
ワイヤレス通信のための方法、装置、およびコンピュータプログラム製品が提供される。この装置は、第1のネットワークを使用して音声呼を開始し、条件が存在することを決定し、および当該条件が存在するという決定の後に、その音声呼を第1のネットワークから第2のネットワークへ切り換えるように構成される少なくとも1つのプロセッサを含み得る。第1のネットワークは、パケット交換ネットワークであり得、第2のネットワークは回線交換ネットワークであり得、当該条件は、パケット交換ネットワークが粗悪なカバレッジ品質を有することであり得る。代替的に、第1のネットワークは回線交換ネットワークであり得、第2のネットワークはパケット交換ネットワークであり得、当該条件は、パケット交換ネットワークが改善されたカバレッジ品質を有することであり得る。オプションで、ユーザは切り換えを実行するように促され得、ユーザは切り換えを実行するために入力を提供し得る。切り換えは、SRVCCまたはRRCシグナリングを使用して実行され得る。
【選択図】図1
本発明の実施形態は、ネットワーク通信方法、装置、およびシステムを提供する。方法は、ueによって、アクセスネットワークのrncによって送られた命令情報を受信するステップであって、命令情報は、ueに、マクロ基地局とのアップリンクおよびダウンリンクのサービス送信を実行し、第1の領域においてマイクロ基地局とのアップリンクサービス送信を実行し、かつ/またはマイクロ基地局とのアップリンクおよびダウンリンクのサービス送信を実行し、第2の領域においてマクロ基地局とのダウンリンクサービス送信を実行するステップと、ueによって、命令情報によりサービス送信を実行するステップとを含む。本発明の実施形態によって提供されるネットワーク通信方法、装置、およびシステムは、ueによって第1の領域においてマイクロ基地局に引き起こされるアップリンク干渉を最小限にし、マクロ基地局によって第2の領域においてマイクロ基地局に引き起こされるダウンリンク干渉を最小限にすることができ、さらに、マイクロ基地局のアップリンク有効範囲およびマクロ基地局のダウンリンク有効範囲は、完全に利用され得、これにより、hetnetのエッジ領域において送信のスループットレートおよび信頼性が改善される。
複数のノードを含む多インターフェース低電力および高損失ネットワークにおいて、低送信電力および中送信電力トポロジーが、ネットワークのために定義され、チャネルホッピングスケジュールが、各トポロジーにおいて動作するデバイスのために定義される。送信側は、データが低送信電力トポロジー上のリンクを介して送信され得ると判定する。送信側は、低送信電力トポロジー上のリンクを介したデータの送信のための送信パラメータを決定し、データの送信のための低送信電力チャネルを決定する。送信側は、決定されたチャネルおよび送信パラメータを受信側に送信する。送信側は、低送信電力トポロジーにおいて決定されたチャネルを介してデータを送信する。
異なる無線アクセス技術(RAT)の多数のワイヤレスシステムとの同時通信をサポートするワイヤレスデバイスが開示される。例証的な設計において、装置は、異なるRATのワイヤレスシステムからの同時信号受信をサポートする第1および第2の受信機を含む。第1の受信機は、第1のRATの第1のワイヤレスシステムから第1のダウンリンク信号を受信する。第2の受信機は、第2のRATの第2のワイヤレスシステムから第2のダウンリンク信号を受信し、第2のRATは、第1のRATとは異なる。第1および第2の受信機は、同時に動作しうる。第2の受信機は、ブロードバンドでありうる、および/または、キャリアアグリゲーションをサポートしうる。装置はさらに、電圧制御発振器(VCO)プリングを緩和するために異なる分割器比に基づいて、それぞれ、第1および第2の受信機に対して局部発振器(LO)信号を生成するための第1および第2のLO生成器を含みうる。
【選択図】図2
モード切り替え方法及び装置を提供する。該方法は、第1の基地局がモード切り替え情報を含むメッセージを第1のユーザ機器UEに送信し、前記第1のUEが前記モード切り替え情報に持つモードの指示情報に基づいてモード切り替えを行うようにトリガーすることを含む。本発明によると、既存技術においてモードを融通性よく切り替えすることができないのでサービスの連続性が悪い問題を解決し、システム全体の処理量を向上させる効果を実現する。
本発明は、チャネル干渉を回避するための回路、方法、および関連装置を開示する。本回路は、無線ローカル・エリア・ネットワーク(wi-fi)チップと少なくとも1つの第1の単極多投スイッチとを含み、第1の単極多投スイッチの可動端がwi-fiチップの信号送信ピンに接続され、第1の単極多投スイッチは少なくとも2つの非可動端を含み、少なくとも2つの非可動端のうちの第1の非可動端が第1の信号送信トリビュタリに接続され、少なくとも2つの非可動端のうちの第2の非可動端が第2の信号送信トリビュタリに接続され、第2の信号送信トリビュタリは電力減衰器を含み、電力減衰器の入力端が第1の単極多投スイッチの第2の非可動端に接続され、第1のチャネルと第2のチャネルが相互に干渉するとwi-fiチップが判定する場合に、第1の単極多投スイッチの可動端は第1の単極多投スイッチの第2の非可動端に接続するように制御され、第1のチャネルは無線ローカル・エリア・ネットワーク・チャネルであり、第2のチャネルは無線ローカル・エリア・ネットワーク・チャネルと異なる。
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